【プログラミング言語】PHPってどんな言語?その仕様から将来性まで徹底解説!

プログラミング言語の中でも学びやすく、日常生活で最も触れるプログラミング言語のひとつがPHPです。あらゆるWebサイトに使われていますので、サイトで調べ物をする時も、ネットショップで買い物をする時もPHPを利用しているのです。そこで今回は、PHPとはどんな言語なのか、その将来性までを徹底解説します。

 

PHPとは

 

 

PHPとは、プログラミング言語のひとつです。主にクライアントであるWebサイト画面で発生するアクションを、サーバー側で処理して返すという機能を提供します。PHPが動作するのはサーバーサイドなのです。

日常生活に例えるならば、オートロックインターフォンをイメージしてください。あなたの家にAさんが訪ねて来たとします。Aさんはオートロックインターフォンを押してあなたを呼びます。

あなたは家の中で応答し、Aさんであることを確かめてオートロックを解除します。この時、Aさんが押すオートロックインターフォンがWeb画面のボタンです。

呼び出しに応答してオートロックを解除したあなたがPHPの役割を果たしています。Aさん側から見ると、Weボタンを押すとレスポンスとして返ってきた結果が“オートロックが解除されたこと”になるのです。

PHPはサーバーサイドで動くプログラミング言語ですが、非常に理解しやすい言語でもあります。独学でも学べるPHPは、プログラミングの学習を始めるには適している言語の一つです。

 

PHPの仕様

 

 

ここではPHPの動作を、上述の“オートロックインターフォン”の例を、もう少し細かく細分化して見ていきましょう。

 

PHPはサーバーでリクエストを受け取る

 

PHPはWeb画面にある“ボタン”や“テキストボックス”といったオブジェクトから、ユーザーが行ったリクエストをサーバーで受け取ります

これは、Aさんがオートロックインターフォン(Web画面)のボタンを押したことを、あなたが(PHPが)家の中で知る(サーバーの中で受け取る)というイメージと置き換えることができます。

あなたがインターフォンの音を聞くのは家の中ですよね。PHPがWebサーバーのボタンが押されたことを知るのはサーバーの中です。

このように、PHPはサーバーの中でユーザーのリクエストを受け取ります。

 

PHPはクライアントへレスポンスする

 

PHPは、サーバーでユーザーのリクエストを受けとると、プログラミングされたルール通りに、Web画面へ結果をレスポンスします。

これは、家の中で(サーバーで)、Aさんがオートロックインターフォンの音を聞く(ユーザーのリクエストを受けとる)と、オートロックを解除(ルール通りに結果をレスポンス)することに置き換えて考えることができます。

サーバーの中でPHPは、リクエスト通りの作業を行い、その結果をユーザーへ伝えるわけです。これが、PHPの大まかな役割と、主に動作する場所となります。

 

PHPのメリットとデメリット

 

PHPは非常に学びやすいプログラミング言語ですが、やはりメリットとデメリットがあります。

ここでは、PHPをプログラミング言語として学習するという観点から見ていきましょう。

 

メリット

 

 

PHPのメリットとしては以下の2点が挙げられます。

 

・情報が多い

・需要がある

 

情報が多い

 

PHPをプログラミングできるエンジニアは非常に多く、その分参考書やインターネット上の情報も多数存在ます。情報が多いという事実は、非常に学習がしやすい環境であることを示しているのです。

初級者から上級者までが、インターネット上で十分な情報を得られるほどの豊富な情報と、参考になるソースサンプルや、学習する上で加工せずに使えるソースもすぐに見つけることができるでしょう。

プログラミング言語において、情報が豊富に存在することは最大のメリットです。プログラムの設計段階やコーディングにおいても、実現したい機能の参考ソースがいつもで参照できるのです。

 

需要がある

 

インターネットが普及し、分からないことがあればネットで調べる時代、Webサイトは必要不可欠なコンテンツとなりました。個人や企業を問わず、情報を提供する窓口はWebサイトです。

また、生活必需品ですらECショップなどで購入する現代は、その入り口となるECサイトの構築やリニューアルも日々行われています。

インターネット上で見るこれらのWebサイトには、ほとんどの場合PHPが使われており、PHPが使えるエンジニアの需要がなくなることは今のところ考えられません。

需要があるということは、PHPを学習することにメリットがあるということです。その他の言語を学習するとしても、Web系のサイト構築をするならばPHPは外せないプログラミング言語なのです。

 

不動産techを解説!IT×不動産で出来ることとは!具体例とともにわかりやすく紹介します!

活動とテクノロジーを掛け合わせることで、世の中の活動はより関わりやすく、効率的な業務が行えるようになりました。聞き慣れたものにはフィンテックがあります。そして数年前から「不動産tech」という言葉が飛び交うようになりました。そこで今回は、不動産techとは何なのか、出来ることや具体例を交えながらわかりやすく解説します。

 

不動産techとは

 

 

近年、世の中のあらゆる“活動”がテクノロジーとの組み合わせにより、非常に便利になりました。特に金融とテクノロジーが融合したFintech(フィンテック)は、今や世界中で様々なサービスが生み出されています。仮想通貨やブロックチェーン技術といったフィンテックのワードを耳にした人も多いのではないでしょうか。

ITの導入が遅れていたと言われる不動産業界では、「不動産tech」が急速に進んでいます。

 

不動産tech(不動産テック)とは、不動産とITを組み合わせたサービスや技術を表す言葉です。明確に定義された言葉ではありませんが、元となるのは米国で先行して進んでいる「Real Estate×Technology」です。

日本国内では今、加速度的に進む不動産techが進んでいます。私たちユーザーが身近に触れる不動産techとしては、スマートフォンやPCで賃貸物件や家賃相場を調べられるポータルサイトもそのひとつです。

不動産とテクノロジーの融合は更に様々なカテゴリが存在し、今もその種類は増え続けています。

 

IT×不動産でできること

 

 

ITと不動産との組み合わせでは、現在以下のようなことができるようになりました。

 

・インターネットによる物件情報確認

・VRによる体験

・物件売買におけるマッチング

などです。

 

インターネットによる物件情報

 

 

私たちが引越しを考える時、最初に情報を集めるのが不動産のポータルサイトです。大手不動産サービス企業はテレビCMなどでも宣伝しており、スマートフォンアプリを使えば手軽に物件探しができますね。

地域や家賃を選択することで、住みたい街の周辺にある物件のほとんどの情報が入手出来る上に、アプリ内で内見予約も可能です。

競合となる不動産企業でも情報を共有しているため、以前のように足を運んで物件を選ぶよりも競争率が高くなっています。物件のオーナーにとっては、効率が良くなったと言えるでしょう。

 

VRによる体験

 

 

不動産物件を探すユーザーが最も最先端技術だと実感できる不動産techがVR技術を利用した“体験”です。

VRとは「Virtual Reality(バーチャルリアリティ)」の略称で、日本語では「仮想現実」と訳されます。VRは、コンピューターによって作られた“そこには無い”現実を、映像や音響の効果を利用してまるで本物であるかのように錯覚させる技術です。

不動産techではVRを導入することで、退去前の物件を事前に内見することが可能になりました。ユーザーはVRを利用することで、部屋の中を自由に見て回ることができ、物件イメージの誤差を狭めることができます。

また企業側としては、VRを使った内見を導入することでキャンセル率が軽減したり、店舗への来店が増えたことで顧客の獲得に繋げられます。

 

物件売買におけるマッチング

 

 

不動産の物件はもちろん賃貸だけではありません。投資を目的とした不動産取引も行われます。取引において重要なのはユーザーと物件のマッチングです。

不動産techのひとつとして、不動産取引におけるマッチングサービスも増えているのです。

マッチングサイトでは、例えばユーザーの“家を買う”というニーズと、不動産会社の“家を売る”というニーズをマッチングさせます。マッチングサイトを利用するユーザーは、まず物件を探しますが、同時に不動産会社や担当者といった細かな条件もマッチングさせることが可能です。

また、“家を売りたい”というユーザーには、どこの業者にどのような値段で売れるのか、より高額での買取価格でマッチングさせるなどのサービスも存在します。

 

不動産techの具体的なカテゴリー

 

 

不動産techは現在、様々なニーズに対応するためにITと不動産を掛け合わせたサービスがどんどん増えています。

不動産業界の業務は多岐に渡るため、多くのカテゴリーがあるにも関わらず、そのどれにも該当しない業務というものが存在するのです。

また、不動産に関連する新しいサービスも次々と生まれているため、そのカテゴリーも含めて増加を続けています。

※以下、カオスマップ(第4版:2018年11月更新)参照

 

ローン・保証

 

不動産を所有するには必ず様々な保証が必要ですし、ほとんどの場合ローンを組むことになります。その時に利用する仲介業者を比較・検討できるサービスのカテゴリーです。

 

クラウドファンディング

 

近年様々な分野で行われている、個人による投資家からの資金調達ですが、不動産への融資をインターネットを通して行うサービスが始まっています。

 

価格可視化・査定

 

不動産では比較的大きな金額が動きますが、これまでは不透明な部分の多い分野でした。価格可視化・査定カテゴリーは、ITを使って不動産価格や賃料を可視化し、透明性を持たせるサービスのカテゴリーです。

 

VR・AR

 

IT業界の中でも比較的新しい技術であるVRやARを利用することで、物件に入ることなく内見を行なったり、部屋の家具配置などをデータによって再現するサービスのカテゴリーです。

 

仲介業務支援

 

不動産の取引や賃貸仲介の業務はアナログな部分が多く残っていましたが、ITを導入することでそれら業務をスムーズにします。

 

不動産情報

 

ユーザーに対する物件情報ではなく、不動産会社に向けた物件登録や掲載管理など、不動産データの扱いを効率化するサービスです。

 

物件情報・メディア

 

ユーザーに最も身近な物件データや物件広告などを扱うサービスで、例えば賃貸情報をスマートフォンで検索するプラットフォームなどのカテゴリーです。

 

IoT

 

近年加速するIoT(Internet of Things)を、不動産へ適用したサービスです。家具や家電の全てがインターネットに接続されることで、居住者は快適な生活をのぞむことができ、セキュリティ会社との連携によるサービスも提供します。

これらインターネットに接続された家電から収集したデータを解析するサービスを指すカテゴリーです。

 

管理業務支援

 

管理業務支援カテゴリーは、不動産業界における見積もり・契約分析やマンション設備分析、工事履歴分析などのあらゆる業務を効率化させるサービスのカテゴリーです。

 

マッチング

 

マッチングカテゴリーでは、物件を探すユーザーと物件の所有者のマッチングはもちろん、不動産業界における人員と業務のマッチングを指します。

 

リフォーム・リノベーション

 

不動産におけるリフォームやリノベーションにおいて、リフォーム業者とのマッチングなどを提供するサービスのカテゴリーです。

スペースシェアリング

 

スペースシェアリングカテゴリーは、空き物件などを中長期でのシェアをマッチングするサービスを指します。民泊サービスなどもスペースシェアリングカテゴリーに属します。

 

不動産techは増え続ける

 

 

不動産とテクノロジーを融合させたサービスは、各カテゴリーに属するサービスはもちろん、カテゴライズが難しい新たなサービスもリリースされています。

不動産techには、不動産業界におけるニーズはもちろん、生活基盤となる不動産を必要とするユーザーの細かなニーズに対応すべく、無数のサービスが提供されています。

カテゴライズされているとはいえ、いくつかのカテゴリーを包括するサービスも存在するため、非常にわかりにくいことも事実です。

 

不動産techに期待出来ること

 

不動産techは今後も様々なテクノロジー(AIやロボットなどのテクノロジー)を取り入れることでIT化が進んでいきます。

 

AIによる不動産tech

 

今後の不動産techに期待できる一つの技術として「AI」が挙げられます。特にAIによる物件価格の予測が進むと、不動産投資に大きな影響をもたらします。

またAIの進化により、顧客対応の範囲としてより的確なマッチングも行うことができるでしょう。入居後のユーザーはAIのサポートを受けることで、24時間のトラブル対応はもちろん、トラブルの事前予測なども期待できます。

 

まとめ

 

 

不動産とテクノロジーを融合した不動産techは、これから加速度的に広がりを見せます。不動産の売り方や管理の仕方、そして投資方法も含め、それはユーザーと不動産会社双方に大きな影響を与えることになるでしょう。

また、不動産techが加速するにつれて、不動産業務と先端技術を兼ね備えたIT技術者の需要も増えていくことが考えられます。

スポーツ×ITで何ができる?市場規模から具体的な事例まで徹底解説します!

ITが人々の生活を支えているのは皆さん既にご存知のはずです。しかし最近、そのITがスポーツの分野で活用されていることをご存知でしょうか。人々に感動を与えるスポーツをより楽しく便利なものにするために、ITとスポーツを組み合わせた取り組みが行われています。今回はスポーツとITで何ができるか徹底解説していきます。

 

今スポーツ×ITが熱い!

 

市場規模は15兆円へ?

 

 

ITによって私たちの仕事や生活は大きく変わり、より豊かで多様性溢れる社会へと変化しました。それでもITの進化は止まらず、活用される場所はさらに広がっています。そしてその波はついにスポーツの世界にも到来しています。

日本でもついに、2025年までにスポーツITビジネスの市場規模を15兆円にまで拡大させるべく、さまざまな取り組みがされています。選手のトレーニング管理や戦術管理はもちろん、スポーツ観戦やフィットネスなどの分野でもさまざまな取り組みが行われており、今スポーツの世界では革命が起こっています

 

世界では既に広まっている

 

ここ最近日本のスポーツ業界でITによる革命が行われていますが、実は世界では既に広まっています。特にアスリートの健康管理や戦術管理は、もはやITを取り入れることそのものが常識となっています。サッカーやバレーボールなどの、チームワークが重要となるスポーツにおいて、ITはかなり強力な武器となります。

そのほかにもAIを駆使して過去の試合などを解析し、選手のすごさを分析するというユニークなことをしています。例えば、かつてNBAで絶大な人気を誇ったプレイヤーであるマイケル・ジョーダン氏の過去の試合映像をAIで解析し、それをもとに現在のスタープレイヤーと比較をする、ということも行われています。このように、AIをはじめとするITの技術でスポーツの面白さはさらに向上しているのです。

 

スポーツ×ITでできること:トレーニング編

 

市場規模が拡大しつつあるスポーツITビジネス。とはいえ具体的にどんなものがあるのかはあまり知られていません。ここからはスポーツに深く関係している4つの分野において、ITがどのように活用されているのか解説していきます。

 

疲れは数値に表れる時代

 

 

スポーツに限らず、人間というのは疲れるものです。肉体的な疲れはもちろん、精神的な疲れというのもあります。当然疲れというのは目に見えるものではなく、その人の行動などによってようやくわかるものです。しかし最近は、その疲れが数値として表されるようになっているのです。

最近ではアスリートの身体データ遺伝子情報ビッグデータとして保管し、そのデータを基にアスリートの疲労度などを数値化するという活用法が広まっています。疲労度などが数値としてわかれば、選手を適切に休ませることが可能になり、結果的にアスリートの怪我を防止することも可能となります。

 

筋トレをより効率よく

 

 

ITの活用によって得られるものは、決して怪我の防止だけではありません。効率よく筋トレをすることも可能になります。人間は鍛えることによって筋肉がつきますが、筋肉量やどのくらいのスピードで筋肉が付くかは人それぞれです。しかし最近は、遺伝子情報によってそれが数値として現れるようになっています。

東北の社会人サッカーチームであるいわきFCでは、選手の遺伝子情報を怪我の予防や改善に用いています。そして、選手もその遺伝子情報などを選手も見ることができるようになっており、これにより効率よく筋力を最大にするためのトレーニングをすることができます。ITによって怪我の早期改善や予防はもちろん、選手を効率よく成長させることも可能なのです。

 

スポーツ×ITでできること:戦術編

 

経験と勘は時代遅れ

 

 

今までのスポーツというのは、基本的に自分の経験とそれに基づいたがすべてでした。しかしITが普及した現在、その自分の経験と勘だけでは太刀打ちできないことが多いです。そのため、戦術に関しては早い段階からITが取り入れられました

とはいえITが取り入れられた当時は、選手のパフォーマンスをデータ化させたものをプロの分析家が分析するというのが一般的でした。しかしITの進歩によって、監督はもちろん選手でも気軽に見ることができるようになりました。これにより、実戦を戦う選手の意見も取り入れやすくなりました。

 

これからのスポーツは実戦+情報戦

 

 

選手のパフォーマンスなどの情報を選手自身が見られるようになるということは、自分のパフォーマンスも客観的に見られるようになるということです。これにより自分の課題などを見つけやすくなり、その課題を克服するためにトレーニングメニューなどを考えることも容易になります。

また、実戦を戦う選手の意見を取り入れやすくなることで、より相手の攻略が容易になります。このように、今までは自分の経験と勘がすべてだと言われたスポーツも、ITによってより詳しいことまでわかるようになり、戦略においてもより効果的な戦略を編み出すことができるようになるのです。

 

スポーツ×ITでできること:観戦編

 

放送時間とはおさらば

 

 

スポーツ観戦をする方法といえば、一昔前まではテレビ放送が主流でした。しかしテレビ放送には大きなデメリットがあります。それは放送時間です。よく野球中継でもかなりいいところであるにもかかわらず、放送時間の関係で中継が終わってしまうということがあります。

しかし最近、そんな問題を解決するサービスが増えています。特に最近は、スポーツ中継に特化した動画サービスや、スポーツに特化したチャンネルが開設されているなど、放送時間に縛られないで最後まで試合の模様を見られることが増えています。

 

データ放送と映像革命でよりエキサイティングに

 

そして最近では、スポーツ中継そのものが変わりつつあります。例えばAmazonではスポーツ観戦にAIを取り入れ、リアルタイムでサッカーなどのプレー成功率を予測するという面白い取り組みが行われています。さらに現在、ライブビューイングもITによって大きく変わっています。

日本のバスケットボールのリーグであるBリーグは、今年の1月にライブビューイングを開催しました。そのライブビューイングもただ映像を見るものではなく、8K映像臨場感溢れる要素を積極的に取り入れており、そこにもITの技術が用いられています。

 

【プログラミング言語】Javaってどんな言語?その仕様からC言語との違いまで徹底解説!

Javaというプログラミング言語はよく聞きますがC言語とどう違うのかハッキリしていない方って多いと思います。実はJavaには大きな特徴があり、他にも有名な言語であるC言語とは違う魅力があるのです。今回はJavaとC言語の違いを中心にどんな仕事があるのかも紹介します。もし、何の言語を学ぼうか迷っているのであれば一読してください

 

Javaとはどんな言語なのか?

 

 

Javaは1995年に公開されオブジェクト指向プログラミングの代表例として紹介されることも多いです。ちなみにですがJavaScriptという言語もありますが、こちらはJavaとは似ても似つかないものです。JavaがメロンだったらJavaScriptはメロンパンくらいの違いがあります。話がそれてしまいましたがJavaの特徴はどのようなものがあるのか見ていきましょう。

 

Write Once, Run Anywhere

 

Javaを語る上で欠かせないのが「Write Once, Run Anywhere(一度書けば、ずっと実行される)」です。JavaはOSに依存せずにプログラミングを実行できるのが最大の特徴です。ですので一度コードを書けばWindowsでもLinuxでも対応されているOSならすべて実行できます。C言語ではこのようにいきません。

 

コンパイラ言語である

 

プログラム言語には大きく分けると2つあり、コンパイラ言語とインタプリタ言語があります。コンパイラ言語はコードを書いた後にコンパイルという機械語に変換する作業をして、機械語に変換された実行ファイルでプログラムが実行されます。インタプリタ言語は機械語の変換と実行を同時に行います。

それぞれにメリットがあり代表的な例としてはコンパイラ言語は実行スピードが速いこと、インタプリタ言語はコンパイル作業がいらないこと、すぐに実行できることが挙げられます。ちなみにJavaもCもコンパイラ言語です。

 

C言語との違いは?

 

 

Javaについて簡単に概要をC言語との違いも見ていきましょう。

 

文法が違う

 

JavaとC言語は似ている部分もありますが文法が少し違います。特に大きな違いはクラスという概念がJavaにあることでしょう。後述するオブジェクト指向にもつながるのですが、まずはシンプルなコードで見てみましょう。どちらも結果としてはコンソール画面にCount回数を表示するプログラムとなっています。

 

–Javaのコード–

import java.util.*;

import java.lang.*;

import java.io.*;

 

class Test

{

public static void main (String[] args){

for(int i = 0; i < 10; i++){

System.out.println(“Count” + i);

}

}

}

 

–C言語のコード–

#include <stdio.h>

 

int main(void) {

for(int i = 0; i < 10; i++){

printf(“Count%d\n”, i);

}

 

return 0;

}

 

両方を見比べるとC言語のほうがコードが短いこと、また似たような書き方をしている部分もあるのが見てとれます。細かい解説は今回は省略しますが何となくわかるのではないでしょうか?実際にC言語をある程度習得している人であればJavaへの移行は比較的スムーズに行えます。

 

Javaはオブジェクト指向であること

 

 

JavaとC言語の違いの最も大きな部分がオブジェクト指向であるかないかです。Javaはオブジェクト指向であり、C言語はそうでないと覚えておくといいでしょう。それではオブジェクト指向とは何か?を簡単にではありますが説明します。

オブジェクト指向とはモノに着目しそのモノの操作や属性を抽出してコーディングすることを指します。操作とは振る舞い(実際の行動)を指し、属性は持っている情報と考えると比較的わかりやすいのではないでしょうか。

例えば銀行の処理をプログラミングで表したいとします。銀行の操作はお金を引き出すこと、預けることがあり、属性は顧客データなどがあります。顧客データを元にお金を引き出すことができるのかなどをコーディングします。

少し難しい話になりましたが他にもカプセル化や継承、ポリモーフィズムという概念がオブジェクト指向にあり、C言語よりもより複雑な考えをしなければならないことは明白です。

 

【プログラミング言語】COBOLってどんな言語?できることからオープン系との違いまで幅広くご紹介します!

現在利用されているプログラミング言語には多様な種類があります。その中でもCOBOLは古くから使われているプログラミング言語ですが、エンジニアの数も非常に少ないという現状もあります。そこで今回は、COBOLとはどんな言語なのかを確認しながら、オープン系との違いを交えて幅広く紹介します。

 

COBOLとは

 

 

COBOLとは、1959年に開発された古くからあるプログラミング言語です。事務処理に最適な言語として開発され、国際的な標準化がおこなわれているプログラミング言語でもあります。現在、COBOL技術者は非常に少なく、その人材は貴重な技術者でもあるのです。

COBOLが開発される以前、事務処理を行うコンピューターの言語は、機器を開発するメーカーによって異なっていました。この自体を受けてアメリカ国防省が共通言語として提案し、開発されたのがプログラミング言語のCOBOLです。

COBOLのソースは、英語に近い記述コードでプログラミングすることができ、その他のプログラミング言語よりも比較的“読みやすい”ことも特徴の一つです。

COBOLは少しずつ拡張を続けており、COBOLのソースコードをC言語に変換するコンパイラ「OpenCOBOL」も登場しています。

 

COBOLでできること

 

事務処理

 

 

COBOLはもともと、事務処理用として開発された言語です。ですので、COBOLで開発されるシステムも事務処理用のプログラムがメインなのです。

金融や政府機関においても、COBOLは基幹系システムとして今でも現役で稼働してます。

 

計算処理

 

 

事務処理にも影響する特徴ですが、COBOLは計算処理にも向いています

COBOLでは10進数演算を定義することができるので、四則演算などの計算をわかりやすいく扱うことができるのです。

 

帳票

 

 

COBOLでは、事務処理にはつきものである帳票の出力も容易です。

帳票の項目についてもCOBOLで定義することができます。印刷時に調整する右寄せや空白などを自動的に行えるようプログラミングできるのです。

 

COBOLが使われる業界

 

金融業界

 

 

金融はもちろん、現在のコンピューター言語が登場するよりも前から存在している業界です。

私たちの物の価値を左右する業界でもありますね。ですので、処理の自動化をコンピューターに置き換えるという流れは比較的早く行われました。

現在でも、金融ではメインフレーム(汎用機と呼ばれる)はCOBOLが使用されているのです。

 

銀行業界

 

 

金融業界に含まれますが、銀行業界でもメインフレームがCOBOLで利用されています。

メインフレームで求められる処理速度では、COBOL Compilerでの高速処理が適しています。バッチ処理などは、やはりCOBOLに勝てないという事情があるのです。

 

COBOLとオープン系の違い

 

COBOLという言語では、よく汎用系とオープン系の比較が話題になります。そこで、COBOLとオープン系の違いを確認しておきましょう。

 

COBOLは汎用系(ホスト系)

 

 

COBOLを代表する汎用系を制御する言語は、基幹系システムなどに使われます。イメージするならば、大規模コンピューターですね。

これら汎用系(ホスト系)と呼ばれるコンピューターは、今現在でも金融をはじめとして政府機関でも広く使われるシステムで動いています

理由としては、並行処理やバッチ処理、帳票出力に向いているからです。

 

 

【徹底比較!】ICT vs IoT!どう違うの?その内容から今後の動きまで分かりやすくご紹介します!

ICT(情報通信技術)とIoT(モノのインターネット)という言葉は近年よく耳にするワードですが、意味の違いが分からないという人もいるでしょう。今回は、インターネット社会になくてはならないICTとIoTのそれぞれの意味と両者の違いを解説します。そして、ICT・IoTの内容や今後の動きを分かりやすく紹介します。

 

ICT(情報通信技術)とは

 

ICTのおかげで私たちはネットを楽しめる

 

ICTとは「通信技術を使って人間が情報を送ったり受け取ったりする技術」のことで、「Information and Communication Technology」の略です。「Information」は情報のこと、「Communication Technology」は通信技術のことなので、日本語では「情報通信技術」といいます。

私たちが普段何気なく使っているメールやソーシャルメディア、通信販売などは、実はICTの発展のおかげです。ICTの活用により、情報伝達が容易になっているので私たちはインターネットを利用した生活を楽しめています。

 

教育分野でもICTは活用されている

 

子供たちの情報活用能力を育成するためや、各教科の学習を促進するために、教育分野においてもICTは活用されています。従来の教科書を使用した教育に加えて、先生がパソコンやタブレットを利用して子供たちに視覚的・聴覚的に指導を行います。

例えば、算数で立体図を平面図に展開する場合、教科書で図を見てもイメージがわかない人も多いでしょう。そこでICTが大活躍します。パソコンやタブレットで立体図を展開する様子を動画で観られたら、視覚的に分かりやすいのではないでしょうか。

 

実際に文部科学省による「教育の情報化の推進に資する研究(ICTを活用した指導の効果の調査)」によると、ICTを活用しなかった授業を受けたときのテストの平均点が82.1点だったのに対し、ICTを活用した授業を受けた後のテストの平均点は86.8点でした。

同様の結果が社会・理科でも見受けられました。また、中学校・高等学校のテスト結果も同様だったのです。この結果から、ICTの活用が教育現場においてもいかに重要かが分かるでしょう。

 

IoT(モノのインターネット)とは

 

IoTとは色んなモノがインターネットに繋がること

 

 

IoTとは、モノがインターネットに繋がっていて通信を行うことをいい、「Internet of Things」の略です。日本語では、モノのインターネットと言われています。

数年前まではインターネットに接続されている機器はパソコンやサーバーなどがメインでした。しかし現在ではスマートフォンを始め、工場の設備や家庭のスマートスピーカーなど、多くのモノがインターネットに接続され通信が行われています。

 

例えば、工場の設備にセンサーを取り付けて、センサーが集めたデータをインターネット上に収集します。すると、センサーから蓄積されたデータを基に設備が故障する兆候を発見したり、設備や製品の異常を発見したりできるようになるのです。

 

家電のIoT化で私たちの生活が便利になる

 

 

在ではスマートスピーカーが家にある人も多いでしょう。スマートスピーカーは自宅のWi-Fiを利用してインターネットに接続されています。そのため、「今日のニュースを教えて」「明日の天気は何?」などと質問すると、インターネット上から最新の情報を集めてくれるのです。

また、IoT化されたオーブンレンジも多くの人に愛用されています。毎日の献立に迷う主婦(主夫)に対してオーブンレンジが献立を提案してくれて、調理方法も教えてくれる強者。さらに家族の食の好みまで把握してバランスの良いレシピを家庭ごとに提案してくれるのも嬉しい機能です。

 

ICTの今後の動き

 

医療・介護分野でのICT活用

 

 

超高齢社会の日本では、医療・介護分野へのICT活用が期待されています。例えば現在では、多くの病院で会計時に「処方箋」が手渡されます。私たちは紙の処方箋を持って近くの薬局へ行き、薬を処方してもらうのが主流です。

しかしICTを活用することで、病院と薬局がネットワーク化され、病院からの処方箋の情報が薬局にも共有されます。すると私たちが薬局へ到着する頃には薬はすでに袋に入れられており、すぐに受け取れるでしょう。

 

同様に、病院・介護施設でもICTを活用することで患者の病気の情報や診察状況が共有され、どこの病院へ行っても状況が把握された状態で診察を受けられるようになります。このように、病院・薬局・介護施設などがネットワーク上で繋がることで、私たちはより質の高い医療・介護が受けられるようになるでしょう。

 

キャッシュレス決済がアツい!日本国内での普及度は?注目のサービスも紹介します!

キャッシュレス決済は日本政府が推進していることでもあり、現在多くの企業がサービスを展開しています。日本ではなかなかキャッシュレスの文化はないのですが便利であり、お得に買い物できるサービスが多いので注目してみるといいでしょう。今回はその中でも注目のサービスを紹介します。

 

日本のキャッシュレス決済の進捗率は?

 

 

経済産業省がまとめたデータキャッシュレスビジョン」によると日本のキャッシュレス決済比率は約18%(2015年)という結果です。つまり5人に1人ほどしかキャッシュレス決済を行っていないということになります。ここでいうキャッシュレスとはクレジットカードも含まれており、スマホ決済や電子マネー決済はこの数字よりも更に低い結果になることがわかります。

 

日本はキャッシュレス文化がないのはなぜ?

 

 

キャッシュレス決済比率は韓国で約89%、中国約60%、アメリカ約45%という結果になり日本よりも大きく進んでいる印象があります。日本も先進国の一つであるにもかかわらず、なぜキャッシュレス文化がないのでしょうか?その理由を項目ごとに見ていきましょう。

 

現金主義だから

 

 

クレジットカード決済自体が嫌いという理由で現金を使わない層が一定いることが大きな要因です。その理由として「お金を使っている感覚がないから」や「使いすぎてしまう」という声が多く挙げられています。一時期のドラマでもクレジットカードを使いすぎてしまい、破産してしまうなどの内容がありました。その影響があるのかどうかは不明ですが、クレジットカード=使いすぎてしまうというイメージから脱却できていないのかもしれません

 

セキュリティに関する懸念

 

 

クレジットカードやスマホなどを利用したキャッシュレス決済は一部でセキュリティに関する懸念もささやかれています。今の時代は個人情報が流れやすく、簡単に自身の情報が見知らぬ相手に伝わることも多くあります。たとえば自身の携帯番号やメールアドレスも知らないうちに第三者に知られて迷惑メールという形で来た方は多くいるのではないでしょうか?

どこで誰に何が漏れているのかわからないのであれば、クレジットカードやスマホで決済をするのはコワイと思っても仕方のないことかもしれません

 

決済手段が多すぎる

 

キャッシュレス決済はクレジットカード、電子マネー、スマホなど多岐にわたる決済方法があります。消費者からすればどれを使えばいいのかわからないと言うのが本音でしょう。結局は複数に自身のお金が分散してしまい、どこに何があるのかわからなくなるという声も出てきています。

 

電気が使えないときにピンチになる

 

キャッシュレス決済の多くは電気を使うことが前提とされています。大規模な停電や災害が起きた場合は決済ができなくなるのでピンチになる可能性も考えられます。そういう意味ではある程度の現金はいくらか持っていた方が確かではあるでしょう。ただし、ATMも電気で動いていますので、あくまでも手待ちにいくらか持っているのが前提となります。

 

キャッシュレス決済のメリット

 

 

キャッシュレス決済は主に4つのメリットがあります。

 

お金を持たなくてもいい

 

お金を持たなくていいと言うのは非常にスマートです。小銭は多く持つと財布を圧迫しますし、重くなります。お札も多く入れれば財布としての見た目も良くありません。お金をおろすために銀行やコンビニに寄ることもなくなるので便利です。

 

支払いがスムーズになる

 

支払い時に財布を取り出して、金額を見ながら数えて支払うのも面倒です。キャッシュレス決済を利用すれば、カード1枚もしくはスマホだけで決済できます。スムーズな決済はレジの遅延を解消できますし、店側にしても消費者側にしても大きいメリットです。

 

決済ミスがない

 

お店側のメリットになりますが、これほど大きいメリットはないでしょう。人間は注意していてもミスをしてしまうものです。お釣りを渡す時に計算を間違えてしまう、間違って効果を余分もしくは少ない金額分を手渡ししてしまうことも十分に考えられます。消費者側としても、決済ミスがないほうがいいに決まっています。

 

実は管理しやすい

 

何を購入したのかを履歴として残せるのがキャッシュレス決済のいいところです。現金でもレシート管理すれば問題ないかもしれませんが、レシート自体はかさばりますし管理も面倒です。キャッシュレス決済でデータとして持っている方がお金をどう使ったのかわかりやすいのです。しかも、アプリによってはキャッシュレス決済したデータをそのまま家計簿にしてくれるものもあるので注目してみるといいでしょう。

 

『IoTセキュリティ』を徹底解説!その実際の課題から公式のガイドラインまで幅広くご紹介します!

従来のパソコンやスマートフォンに加えて、近年ではあらゆるモノがインターネットに接続されるようになりました。必要な情報が何時でもどこでもインターネットを介して取得できることは便利ではありますが、一方でセキュリティ面の課題も存在します。そこで今回は、IoTセキュリティについて、課題と公式のガイドラインを紹介します。

 

IoTセキュリティの課題

 

①IoT機器の増加

 

 

以前はインターネットに接続されている機器といえば、パソコンやサーバーがメインでした。しかし現在では、冷蔵庫や電子レンジなど一般家庭で使われる家電もIoT化が進んでおり、世界のIoT機器台数は急速に増加しています。

総務省・経済産業省の「IoT セキュリティガイドラインver 1.0」によると、2020年にはIoT機器が530億個にまで達すると予想されています。しかし、インターネットに接続されている機器が増えるということは、それだけサイバー攻撃の対象となる機器が多数存在することになってしまいます。

 

②長期間使用できるIoT機器

 

現在IoT化されている機器の中には、工場の制御装置など一度設置すると10~20年使い続けるものが多くあります。また、近年IoT化が進んでいる家庭用の冷蔵庫や電子レンジなどの家電も10年程度は使い続ける人が多いでしょう。

長期間使い続ける家電などは、セキュリティ対策も不十分になりがちです。そのため、セキュリティに弱点のあるIoT機器にウィルスやマルウェアが入り込み、数年間感染し続けてしまうリスクも考えられます。

 

③異常に気づきにくい

 

パソコンやスマートフォンであれば、ウィルスソフトが異常を検知した場合、ディスプレイにその旨が表示されます。しかし、冷蔵庫や電子レンジなどの家電では故障などの異常は表示されても、ウィルスやマルウェアの感染まではユーザーが気づくことは難しいでしょう。

また、工場の制御装置も内部にIoT機器が組み込まれていることも多く、人間による監視は十分に行き届きません。誰も気づかないまま数十年もウィルスやマルウェアに感染し続けていた、ということも起き得るわけです。

 

IoTセキュリティに関する公式ガイドライン

 

 

総務省および経済産業省では、IoTセキュリティに関するガイドライン「IoT セキュリティガイドラインver 1.0」を策定しています。IoTは近年急速に発展していますが、同時にインターネットを介したモノへのサイバー攻撃の脅威も増大します。

「IoT セキュリティガイドラインver 1.0」では、IoTの性質と課題を踏まえてセキュリティ対策を行うための取り組みを解説。具体的にセキュリティ対策方法が記載されているものではなく、IoT機器を取り扱う人がリスクを踏まえて適切なセキュリティ対策の認識を促すものです。

ガイドラインにはIoTセキュリティ対策の5つの指針が示され、開発段階からIoTサービスを提供するまでの注意点とポイントが記載されています。法令や規則も踏まえて対策例も挙げられているので、これからIoTセキュリティ対策を検討する人は目を通しましょう。

 

IoTセキュリティ対策の方針・分析・設計

 

指針①IoTの性質を考慮する

 

 

IoT機器は、家電や工場設備だけではなく、ヘルスケア・医療分野でも活用されます。そのため、IoT機器に危害が及ぶと人の命に係わる事態も起こり得るのです。そこで、経営者自身がサイバーセキュリティに関するガイドラインを踏まえて、リスクの認知と問題解決のための人材育成を行う必要があります。

しかし、外部からの攻撃への対策だけでは不十分ということも理解しておかなければなりません。なぜなら、悪意の有無に関わらず内部からIoT機器をウィルス感染させてしまうリスクもあるからです。例え内部からのミスが起きた場合でも、安全を維持するための対策が必要となります。

 

プロビジョニングとは!言葉の意味から種類、クラウドとの関係性まで、基礎から徹底解説!

昨今のIT業界で使われているプロビジョニング。聞いたことはあるものの意味などはまったくわからないという人も多いはずです。しかし、徐々に普及しているクラウドなどと深い関係にあります。今回は、これからのITにおいて重要なものとなるプロビジョニングとはどういうものかについて、徹底的に解説していきます。

 

プロビジョニングって何?

 

必要に応じてネットワークなどの設備を予測し準備する

 

 

ITの流行り廃りのサイクルは、他の業界と比べるとかなり早いです。特にここ最近は、そのサイクルがさらに早くなっています。そんな目まぐるしく変わるIT業界において、必要なときに応じてネットワークやコンピュータなどの設備を予測し、需要に合わせて事前に用意することプロビジョニングと言います。

プロビジョンというのは設備や供給という意味があります。どのくらいの需要があるかを予め予測し、その予測を元に事前に用意するというのが、プロビジョニングの基本的なスタンスとなっています。

 

通信の分野ではすでに用いられている

 

最近プロビジョニングという言葉が使われるようになっていますが、実は通信の分野ではすでに用いられています。インターネットが普及しはじめて間もない頃、通信というのはかなり重要なものでした。新たなる時代に乗り遅れないために、プロビジョニングというものが誕生しました。

やがてプロビジョニングはいくつかの種類に分かれ、そして現在ではIT業界全体にプロビジョニングが広まっています。ではプロビジョニングにはどのようなものがあるのか、これについては次の部分で説明します。

 

プロビジョニングの種類

 

サーバープロビジョニング

 

 

プロビジョニングといっても、その種類は様々です。その一つであるサーバープロビジョニングというのは、その名の通りサーバーを需要に合わせて設定を変更して供給することです。基本的に利用可能なサーバーを選出し、その上で需要のある企業などに合わせて設定を変更し、利用可能な状態にするまでがサーバープロビジョニングの役割です。

このサーバープロビジョニングは、インターネットサービスプロバイダホスティングサービスが主に利用しており、IBMなどからはその需要に合わせた設定変更を自動で行うソフトウェアを販売しています。

 

サービスプロビジョニング

 

 

サービスプロビジョニングも、プロビジョニングの一つです。一見難しい言葉のように聞こえますが、実は私達の生活と関係があります。例えばインターネット回線を契約した後に送られるパスワードや電子メールのアドレスは、サービスプロビジョニングの一環でもあります。

サービスプロビジョニングというのは、プロバイダが利用者に電子メールアドレスやDNSの設定などをすることです。自らサイト運営などをしているという場合は、DNSの設定などは運営者で行うことが多いのですが、インターネット回線の場合はプロバイダ側で行うことが多いです。

 

ユーザプロビジョニング

 

サイトやアプリの中には、会員登録をした上で利用するアプリなどがあります。その会員登録時に入力した情報を元にアカウントを生成したり、保守したりすることユーザープロビジョニングと言います。電子メールはもちろん、会員登録をした上で利用するアプリやサイトの多くはユーザープロビジョニングとされています。

ユーザプロビジョニングには2種類存在し、一つは完全に自動化されたものそうでないものに分かれています。とはいえ、基本的な流れについては自動化されていてもそうでないものでも同じです。このように普段何気なく使用しているものにもプロビジョニングというのは用いられているのです。

 

プロビジョニングとIT

 

最近ではITの世界にも進出

 

 

先程少し触れましたが、プロビジョニングというのはITの世界にも広がっています。そしてITの世界に広がるに連れて、プロビジョニングの種類も増えています。特に最近は、スマートフォンの普及もあり、モバイルに関連するプロビジョニングが増えています。

例えばモバイルサブスクライバープロビジョニングというのは、スマートフォンをはじめとする携帯電話に特化したプロビジョニングであり、MMSなどの携帯電話ならではの機能を供給しています。

 

日々進化するプロビジョニング

 

プロビジョニングというのは最初はネットワークやコンピュータなどの設備や環境を供給することから始まりました。それから時代とともに供給するものも増えてきて、今では数多くの種類のプロビジョニングが存在します。

そして現在、プロビジョニングは新たなステージへと進もうとしています。このようにプロビジョニングというのは、時代の流れとともに変わるニーズに合わせて、様々なものを提供できるものへと日々進化しているのです。

 

シン・プロビジョニングとは

 

ストレージ仮想化技術

 

 

突然ですが、皆さんはクラウドストレージを利用したことがありますか。ストレージは記憶領域のことであり、大切な写真や音楽などのデータはそこに格納されています。基本的にスマートフォンそれぞれにストレージというものがありますが、それでも足りない場合に利用するのが、iCloudをはじめとするオンラインストレージなどのクラウドです。

シン・プロビジョニングというのは、主にストレージ仮想化技術を用いてストレージを供給するプロビジョニングです。ここ最近出てきているオンラインストレージなどの多くは、このシン・プロビジョニングにあたります。

 

2つのストレージのリスクを解消

 

 

ストレージというのは言うなれば記憶できる量です。とはいえ、人によってストレージの使用量は異なります。あまり写真などを撮影したりしないという人もいれば、逆に音楽などが好きで多くのストレージが必要だという人もいます。それは企業も一緒です。

シン・プロビジョニングというのは、ストレージにおいて厄介な2つのリスクを回避するにはうってつけなのです。時代の流れとともに情報量というのは変わります。情報量が多ければストレージが逼迫し、逆に少なければ多くのストレージが余剰となります。シン・プロビジョニングはストレージを常に多すぎず少なすぎないちょうどよい容量を確保することが可能です。

 

ライブラリについて解説!メリットから使い方まで、わかりやすくご紹介します

プログラムを利用して何かを開発する上で今や必須と言えるのがライブラリです。ライブラリを正しく使いこなせるようになるだけで作業効率を高めより良い物を作り出しやすくなります。今回はライブラリとはそもそもどんな物なのかという話から利用するメリットから実際に使う場合の導入方法まで分かりやすく解説していきます。

 

そもそもライブラリとは?

 

 

ライブラリとはアプリ開発などを行う上で多くの人が作成する事になる汎用的に使うプログラムだけ取り出してまとめた物を指します。

ライブラリの特徴としてはライブラリ単体ではプログラムとして作動せず、ライブラリを読み込んだプログラムを作る上で実行するプログラムを作って初めて動作するようになります。

ライブラリの語源は英語で図書館を指す「Library」であり、図書館と同様にそれぞれのプログラムが羅列されているだけのものなのでその中から利用する物を探し出して利用する事になります。

 

ライブラリによって提供方法は様々で、ソースコード、オブジェクトコードで配布される他、専用の形式になっている場合もあります。

多くの場合ライブラリは公式に配布されるものではありませんが、開発環境を整える段階で最低限のプログラムが標準ライブラリとして配布される場合もあります。

 

利用する言語によってライブラリは異なる

 

 

ライブラリはあくまでもそれぞれのプログラムを補ってくれる既に完成されたプログラムの一種なのでその中身もまたプログラムでしかありません。

当然、基本的には開発に適したライブラリを選択する必要があり、既に開発の現場で使用する言語が決まっているならその言語向けのライブラリを利用する必要があります。

プログラム言語によっては元々組み合わせる事を前提とした言語もありライブラリがそれらの言語で作られている場合はありますが、どんな言語にも対応した万能なライブラリが存在するわけではありません。

 

ライブラリを利用するメリット

 

開発効率が飛躍的に向上する

 

 

ライブラリを利用する事の最大のメリットは開発効率が飛躍的に向上する事にあります。毎回1からプログラムを打つ必要がなくなる事、ライブラリとして公開されているという事は最低限間違った使い方をしなければ動作してくれるものがあるという保証にも繋がります。

実際にプログラムを打つ時間はもちろん、動作を確認する段階においてもライブラリ部分については確認する必要がないので結果としてかなりの時間短縮に繋がります。

導入段階では多少作業も増えますがその段階を超えればライブラリは開発の強い味方になってくれます。

 

プログラムも軽くなる

 

 

どれだけ優れたアプリであっても動作が重くなってしまっては使ってもらえません。動作が重くなる原因の1つとなりえるプログラムの複雑さもライブラリなら改善出来ます。

ライブラリはそれぞれの機能が凝縮されているプログラムの集まりであるという性質上、プログラムがコンパクトになりやすく、結果として動作が軽くなる場合も多いです。

 

ライブラリの使い方

 

使用するライブラリを決定する

 

 

ライブラリを使う段階で最も大変なのが最初のライブラリを探す段階です。ライブラリは基本的に個人、一企業単位で配布を行っている物が大半で、それらのライブラリの大半をまとめたまとめサイトなどは存在しません。

一応、GitHubやBitbucketなどそれらを行おうとする動き自体はありますが全てを網羅出来ているとは言えない現状でまだ個人ページで配布されているものも多くあります。

それらの中から開発に使いやすい最適なライブラリを探す事が出来ればライブラリの使い方は半分出来たようなものです。

 

マニュアルを読んでライブラリを組み込む

 

 

ライブラリもプログラムである事に違いはないので正しく使いこなす必要があります。多くのライブラリにはそれらを使う為のマニュアルが搭載されているのでそれらを読みながら動作させてみる必要があります。

最初からいきなり開発予定のプログラムに組み込むわけにはいかないので最低限の実行環境だけを整えつつ、ライブラリについて学習する必要があります。

使い始めて初めて使いやすいかどうかが見えてくる場合もあるのでもしこの段階でより良いライブラリを見つける事が出来ればそちらに切り替える事を検討してもいいでしょう。

 

動作の確認が出来た場合、後は実際に開発環境に組み込むだけです。

 

ライブラリを使う際の注意点

 

 

ライブラリは非常に便利なものですが、もちろん闇雲に使えば良いというものではありません。ライブラリを使う上で特に大切なのがライセンスの確認です。

ライブラリによっては使い方を厳密に定めているようなものも当然存在します。特に仕事でライブラリを利用する場合、ライセンスの確認はかなり重要な作業です。

どれだけ使いやすいライブラリであってもライセンスが上手く確認出来ないようなライブラリは仕事で使う事は出来ないです。

 

またライブラリもプログラムである事に変わりはありませんから決して万能ではないという点も留意する必要があります。

使い方によってはバグが見つかる場合もあります。ライブラリは個人レベルで配布している場合が多いのでバグの報告をしてもそれに対して反応があるかはその配布者次第ですし、バグが修正されるかどうかも配布者次第です。

 

ライブラリを探す段階でそういった更新が頻繁に行われているか、またレビューに対しての反応があるかなども確認しておく事をおすすめします。