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【面接マナー】これだけでも抑えておこう!正しい言葉遣いからマナーまで徹底解説!

自分の人生を左右する面接は、誰もが緊張します。また、面接を受ける際のマナーを調べると、沢山のマナーが紹介されていて、更に緊張をしてしまいますよね。しかし、実際には最低限の常識的なマナーを守り、相手に対して失礼がなければいいのです。そこで今回は、面接マナーとして最低限抑えておきたい正しい言葉遣いやマナーを徹底解説します。

面接マナーで抑えておくこと

 

 

面接マナーには、面接に行く服装や持ち物、面接場所に到着してから担当者に会うまでの準備の他にも、面接当日に失礼のないよう準備をしておくこと全てがマナーに含まれます。

 

・他社を訪問する際には「時間」「場所」「相手の名前」「相手の連絡先」を事前に確認しておく

・服装は、目につくシワなどの無いなど、相手が気になる”だらしなさ“がないこと

・相手を待たせないように、5分前には到着する

・訪問先では、名前と目的、訪問先相手の名前をしっかりと告げる

・相手と対面した際には、改めてしっかりと挨拶をする

・面接場所は相手の場所ですので、椅子に座る場合なども相手に合わせる

・話をする時は、適度に相手の目を見て話す

・質問されたら「はい」「いいえ」で終わることのないコミュニケーションを大切にする

・面接終わりや退室の際には、改めて挨拶をする

・努めて正しい言葉遣いを意識する

 

とは言っても、これは面接でなくとも、公の場で人に会う時に“失礼のないように“守るマナーであって、特別な心構えというわけではありません。

しかし、面接という特殊な緊張感が上乗せされることで、特殊なマナーだと思いがちです。この考え方を見直すことで、”失礼のないように“振る舞うことマナーであることが分かってきます。

普段からマナーを意識しているかどうかは、面接時でのぎこちなさにも現れてきますので、面接マナーで抑えておくことがあるとすれば、上記のようなマナーを普段から自然に身につけておくということです。

 

正しい言葉遣いと使ってしまいがちな言葉

 

 

正しい言葉遣いは、堅い言葉遣いとは違います。言葉の意味を理解した上で、誤解が生じないコミュニケーションをとるための言葉遣いであり、それは敬語であり尊敬語であり丁寧語です。

もちろん、普段の話し言葉を使うのは大人として失礼に当たりますよね。これは論外ですが、普段言葉の意味を間違って使っているものを直しておく必要があります。

例えば以下のような例があります。

 

・私:読み方は「わたし」や「わたくし」です。男女共に私と表現することが望ましいです

・参ります:「行きます」ではなく「参ります」を使いましょう

・存じ上げる:「知っている」ではなく「存じ上げる」を使いましょう

・伺う:「聞く」ではなく「伺う」を使いましょう

・拝見する:「見る」ではなく「拝見する」を使いましょう。

・おっしゃる:相手が言ったことに対しては「おっしゃる」を使いましょう

・後ほど:後で何かをする場合は「後で」ではなく「後ほど」を使いましょう

・問題ございません:大丈夫だと判断した場合は「問題ございません」を使いましょう

・では:「じゃあ」という言葉は使ってしまいがちですが「では」を使いましょう

・承知致しました:「了解しました」ではなく「承知致しました」を使いましょう

 

などです。

ある程度の敬語は意識しなくても使えるものですが、普段使いの言葉を口にしてしまいがちです。ですので、相手を目上の人であるという意識を持って接することが、基本的な心構えになります。

 

コロナ渦ではマスク着用が基本マナー

 

 

面接はマスク着用で問題なし

 

コロナ禍における面接は「マスクをつけたまま」が基本マナーと言えます。

企業によって対応は異なる部分もありますが、特別な指示が無い限りは面接中もマスク着用で臨むようにしましょう。

マスクによって顔が大きく隠れてしまうため、さらに髪がかかってしまう事のないよう気を付けます。

また、面接官が聞き取りやすい話し方ができているか、事前に動画を撮るなどして確認しておきましょう。

ただしオンライン面接に関しては、音声が聞き取りづらい、表情が見えないといった理由からマスクは着用しない方が良いです。

 

マスク着用を伝えるタイミング

 

仮に花粉症などコロナ対策以外の理由でマスクを着用しておきたい場合は、面接官に一言申し添えると良いでしょう。

椅子の横で名乗った際に「(〇〇のため)マスク着用でもよろしいでしょうか?」と伝え、了承を得ます。

 

マスクの色・タイプは?

 

マスクに明確なルールはないものの、清潔感やビジネスマナーの観点からファッションマスクは避けた方がベターです。

基本的には白の不織布マスクで、形は平型やプリーツ型、立体型などどのようなタイプでも問題ありません。

マスク着用で面接に臨む際は、予備のマスクは必ず持参しましょう。

 

マナー 〜訪問編〜

 

建物内では上着を脱いでおきましょう

 

 

面接を行う建物に到着したら、コートなどの上着は入り口で脱いでおきましょう。コートを羽織ったままというのもマナーとしては良くありませんし、コートを訪問先の備品に引っ掛けて壊してしまうなどの粗相を予め防がなければなりません。

 

リュックの場合は手に持ち替えておきましょう

 

 

近年では、ビジネス用リュックも流行っています。面接では基本的に手持ちのバッグが推奨されますが、もしビジネス用リュックを着用している場合には、リュックを下ろし手持ちに変えておきましょう。

これは、見た目やマナーはもちろんのこと、資料などをすぐに出せる体制を整え、相手を待たせないという配慮にもつながります。

 

携帯電話は音が出ないように設定しておきましょう

 

 

携帯電話に関しては、普段人と会う時のマナーと同じですね。スマートフォンなどはマナーモードもありますし、できれば携帯電話の電源は切っておいた方が良いでしょう。

不意に音が鳴ると、お互いに集中が途切れてしまいますし、何より相手に対して失礼にあたりますね。

 

受付では目的と名前をしっかりと伝えましょう

 

 

面接を行う企業や会場に着いたらまず、受付を行います。会場であれば受付を行う人がいるかもしれませんし、面接会場がオフィスであれば、受付に電話機だけが置いてあるだけのケースも多くあります。

どちらのケースでも、目的と名前、相手先の名前をしっかりと伝えましょう。

 

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マナー 〜面接会場編〜

 

入室時は丁寧を心がけましょう

 

 

面接をする場所は、応接室のような場所であったり、あるいはオフィスの一角という場合もあります。

特に、面接を行う部屋までに社内のオフィスを横切るような場合には、入室する際のドアの開け閉めや、フロアを横切る際の足音などに気をつけ、できる限り丁寧な所作を心がけてください。社内にある備品などに身体や持ち物が触れないように意識して行動しましょう。

 

入室の仕方

①ドアをノックする

ドアを3回ノックし、「どうぞ」という声が聞こえたら「失礼いたします」と言ってからドアを開けます。集団面接の場合は前の人に続いて「失礼いたします」と言って入室しましょう。

 

②入室後、ドアを閉める

部屋に入りドアを閉める際は、一度ドアの方へ向き直ります。後ろ手はNGです。

 

③お辞儀

面接官の方を向いて「よろしくお願いいたします」と述べてからお辞儀をします。角度は30度です。挨拶とお辞儀が同時にならないよう注意しましょう。

 

④椅子の横に立ち挨拶をする

お辞儀のあとに椅子の横まで歩き、隣に立ちます。部屋によってどの椅子か分からない場合は下座(相手が奥、自分が手前)と覚えておきましょう。名乗るよう言われたら、「○○と申します。どうぞよろしくお願いいたします。」と言い終えてから45度のお辞儀をします。

 

➄着席

着席を促されたら「失礼いたします」と言い15度のお辞儀をして座ります。

・バッグはいすの横に置くか、いすの脚に立てかける

・浅く腰掛け背筋を伸ばす(もたれない)

・男性は両膝を軽く開き、手は握ってひざに乗せる

・女性は両膝を閉じ、両手を重ねてひざに乗せる

これらのポイントに注意します。

 

挨拶は相手に聞こえる適度な声量にしましょう

 

 

面接相手と対面した時には、はっきりとした口調で挨拶をしてください。ただし、大きな声を出せばいいというわけではありません。社内では仕事をしている社員などが大勢いる場合もありますので、声の音量は大きすぎず、相手がはっきり聞き取れる適度な大きさを心がけましょう。

大きな声を出すということではなく、ハキハキと話すということですね。

 

マナー 〜面接編〜

 

改めて挨拶をしましょう

 

 

面接が始まる時には、面接のために時間を割いてくれた事に感謝をする気持ちで、改めて挨拶をしましょう。もちろん、面接終了後にも同じような挨拶をするかもしれませんが、まずはこの時間を与えてもらったことへの感謝を伝えることは、これから始まる面接の雰囲気にも影響します。

また、最初にしっかりと挨拶をすることで、多少の緊張を解く効果もありますので試してみてください。

 

落ち着いた態度を心がけましょう

 

 

面接では緊張するのが当然ですが、極力慌てず、落ち着いて行動しましょう。間違っても面接官よりも先に座ることがないように注意が必要です。

着席を促されたら「失礼します」という一言を忘れずに、姿勢良く着席してください。その一瞬の行動だけでも、人の印象は変わります。

 

適度に相手の目を見て話しましょう

 

 

面接で会話をする際には、相手の目を見て話すことが理想とされていますが、ずっと目を見続けて話すよりも、適度に目を見るという意識の方が良いでしょう。

もちろん、自分の意思を伝える場合にはしっかり相手の目を見て話すことで、その意思の強さを示すことができますが、ずっと目を見続けるというのは自分も相手も居心地の悪いものです。

ですので、“適度”に目線を外すこともまた、意思を伝える上での強弱をつける意味にもつながります。

 

面接終わりには挨拶と少しの笑顔を忘れずに

 

 

面接の終わりにも、しっかりと挨拶をしましょう。面接時間を割いてもらったことや、面接ができて良かったという意味を込めての挨拶ですね。

この時、面接開始時の挨拶よりも少し笑顔を見せても良いかもしれません。コミュニケーションを取った相手との別れ際ですので、その表情は印象に残るものです。

 

退室の仕方

 

面接を終えたら椅子から立ち上がり、「本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました」とお礼を述べてから45度のお辞儀をします。

この際もお辞儀とお礼が重ならないよう注意しましょう。

ドアの前で再度面接官へ向き直り「失礼いたします」と言って30〜45度の角度で丁寧にお辞儀をします。

この際、最後に面接官の目をしっかり見る事でも好印象を残せます。

ドアを閉めるまで気を抜かず、丁寧な対応を心がけましょう。

 

まとめ

 

 

面接マナーは、面接の時だけに気をつけるマナーではありません。社会人としてお客さんと接する時はもちろんですが、大人として人と接する際に必要ことでもあります。

ですので、普段から最低限のマナーを意識して身につけておけば、面接時に特別に練習するようなことはありません。

また、この行動はマナーとして正しいのだろうかと疑問に思った場合には、逆の立場を想像してみてください。面接に来た人やあなたに接する人がその行動を取った時に、あなたが“失礼だ”とか“非常識だ”と思うであろう行動は、大半の人が同じ印象を持ちます。

面接を受ける上でのマナーで最も意識すべきことは、相手に失礼な態度をとっていないかということです。この考え方を基本にして、面接マナーを再確認してみると、マナーを演じるというぎこちない行動にはならず、自然なマナーで面接を受けることができるはずです。

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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