【学歴/転職】転職でも学歴は関係ある？エンジニアの場合は？転職エージェント視点でわかりやすく解説します！

新卒採用における学歴

 

 

企業が選考する際に学歴で選考すること

 

企業が新しい人を採用する際、様々な基準で採用するかどうか決めています。

その基準はいくつかありますが、ほとんどの企業で使われる基準の一つが学歴です。

大企業などで新卒採用をする際はいわゆる「学歴フィルター」によって選考している企業も多くあります。

新卒採用の場合、基本的には実績の有無よりもポテンシャルを重視するため、どうしても学歴で良い大学を卒業している人を選びがちです。

そんな企業の動きが広まり、いつしか「学歴フィルター」と言われるようになりました。

 

同じ大卒でも影響あり？

 

時代の流れとともに、企業の新卒採用において大卒を最低条件とする企業が増えてきました。

その影響を受けて大学に進学する人も時代とともに増加しました。

結果として、同じ大卒でも学歴によって不採用となることが増えたのです。

企業は大学ごとの偏差値も見ています。

偏差値が高い大学に出ているとそれだけ優秀だというイメージがついてくるため、就活シーズンにおいては有利に働くのです。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

転職における学歴

 

 

中途採用でも学歴はみられる？

 

では新卒ではなく、転職などによる中途採用の場合はどうなのでしょうか。

中途採用で転職するメリットは社会人としての経験という大きなアドバンテージがあるところです。

とはいえ学歴もある程度は見るため、中途採用でも学歴の影響は大きいのではないかと心配する人も少なくありません。

結論から言いますと、中途採用でも学歴みられますが、必ずしも重視されているわけではありません。

基本的に中途採用でみられる学歴は、募集要項に書かれている程度です。

募集要項で学歴について書かれていない場合、学歴はあまり重要視していないことが多い傾向にあります。

 

学歴に関して募集要項で記載されている職種も

 

中途採用では学歴は必ずしも重要視されるわけではないということを説明しました。

しかし、法律や会社の存亡を左右する重要な役職の場合、中小企業でも新卒採用と同程度に厳しく学歴を重視している傾向にあります。

転職先を探す際は学歴はあまり気にする必要はありませんが、そのような場合もあるということを覚えておきましょう。

 

学歴を重視する傾向にある業界・職種は？

金融・保険・教育・総合商社は学歴や人柄なども採用に際して判断基準とされることが多いです。

また近年ではコンサルティングやリサーチ・分析関連の職種など数学の素養が必須とされる職種でもが学歴が重視される傾向にあるようです。

 

学歴が見られるのは30歳まで？

 

転職者であっても学歴が見られる年齢はだいたい30歳までと言われています。

30歳を過ぎると、企業は経歴や実績をより重視する傾向にあるからです。

そうなると、明確な定義はないものの一般的に25歳程度までとされている第二新卒の方が、より学歴を重視されるのではと考えるのではないでしょうか。

第二新卒は中途者よりは経験が少ない事から、比較的学歴を見られる傾向にはあるようです。

30歳を過ぎての転職であれば、次の項目で学歴以上に重視されるポイントを押さえておきましょう。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

中途採用で見られる学歴以外のポイント

 

 

学歴よりも経験重視

 

新卒採用はポテンシャル重視だということを冒頭で述べましたが、中途採用の場合はどのような部分を重要視するのでしょうか。

これについては年齢によって大きく異なります。

しかしいずれの場合も、中途採用の場合は学歴よりも経験が重視されることがほとんどです。

20代で転職をする人の場合は第二新卒と呼ばれており、実務経験が少なくてもポテンシャルで採用されるというケースも多いため、比較的有利とされています。

一方30代以上になると、企業としては即戦力を重視するようになります。

その結果実務経験をどのくらい積んでいるかが大きなポイントとなるのです。

 

【あわせて読みたい】企業が第二新卒に期待するポイント一覧はこちらから⇓

 

資格でカバーせよ

 

転職をしたいけど実務経験がないという人も少なくありません。

職種によっては実務経験が必須となる職種も多くありますが、だからといって実務経験がない＝転職が難しいわけではないのです。

実務経験がない場合は、資格でカバーするというのも一つの方法です。

職種によっては資格がないと仕事ができない職種もありますが、資格というのはその人がその分野についての知識を持っているという証明にもなります。

たとえ実務経験がない場合でも、その分野に関する資格を持っているだけで、企業にとっては良いアピールとなることもあるため、積極的にアピールしましょう。

 

求められる人物像は「積極的」で「柔軟」

 

企業は転職者に「積極性」と「柔軟性」を強く求めています。

自社になじもうとする柔軟な姿勢、受け身ではなく自ら企業の利益に貢献しようとする積極性があるかどうかは、学歴よりも大事だと考えられているのです。

企業がどのような人物を自社にふさわしいと考えるかを正しく読み取り理解する力は、実務経験で培われる部分があります。

決められた仕事をこなすだけでなく、組織目標を達成するために何をやるべきかを考え実行に移せるヒューマンスキルをアピールする事で、高学歴以上の価値を見出してもらいやすいはずです。

 

コミュニケーション能力も重要

 

どんな職種であっても、実務においてコミュニケーションスキルは欠かせません。

仕事を受ける・進める・完了するといったどの工程においても他者との関わりは発生しますし、円滑なやり取りは仕事の生産性を左右します。

相手に伝えようという意思は、例えば面接での話し方や礼儀・マナーだけではなく書類上からも伝わるものです。

実務経験者だからこそ、学歴では推しはかる事のできないスキルをアピールしましょう。

特にコミュニケーション能力に長けた人物が重宝されやすいIT業界では、転職における学歴はどのように扱われているのでしょうか。

 

エンジニアの中途採用でも学歴は関係ない？

 

 

エンジニアは基本スキルベース

 

深刻な人手不足が続いているエンジニアの求人は多く、現在でもその数は増加傾向にあります。

エンジニアの場合は学歴よりもスキルが重要視されるため、スキルベースとなっています。

エンジニアという職種がどちらかというと専門職であるため、専門的な知識や経験が何よりも必要になってきます。

そのためエンジニアの場合、いくら良い大学を卒業していたとしても、スキルがなければその時点で門前払いとなる可能性があるのです。

 

学歴の影響を受けにくい転職方法

 

前職と同じ業界・職種への転職の場合、学歴の影響を受けにくいといえるでしょう。

すでに業界知識や最低限のスキルが身についている人材は、企業とっては学歴以上に高評価となる可能性があります。

また現在のスキルレベルを明確にアピールできる点、自己研鑽に励むべき方向性が自身でも把握でき、努力をアピールしやすい点も求職者にとってはメリットといえるでしょう。

即戦力として評価してもらいやすい同業界・同職種への転職によって、より規模の大きな企業への転職が実現するケースもあります。

 

未経験者歓迎に騙されるな

 

エンジニアやプログラマーの求人を見ると、未経験者歓迎と書かれている求人が多くあります。

未経験者歓迎となると、エンジニアに憧れているけどその分野に知識がない人でも安心できるものです。

しかし、この未経験者歓迎という謳い文句に騙されてはいけません。

確かに未経験者歓迎の企業は研修などもしっかりとしています。

とはいえ、その研修を受けるにも最低限知識を備えておく必要があります。

そのため未経験者歓迎と言いつつも、全く経験したことがない人の場合は不採用となるケースもあるのです。

もしも今後エンジニアに転職することを考えている場合、最低限の知識は備えておきましょう。

 

学歴不問が意味するところは？

 

企業が「学歴不問」を打ち出すには「経験やスキルを重視する」という意図があります。

学歴が仕事の出来に直接関係しないと考え、ポテンシャルを重視する企業は多いのです。

一方で「未経験者OK」と同様に、一旦採用の間口を広げておきたいという意図がある場合に使われる文言でもあるので注意が必要です。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

転職において学歴を気にしていた方へ

 

 

学歴は気にせず探しましょう

 

昔は良い大学を出ればそれだけ良い企業に就職できるという時代でした。

しかし現在は良い大学を出たとしても良い会社に入れるとは限りません。

大学を出たにも関わらず良い職に巡り会えないという人もいます。

学歴を重要視しているところが良い会社とも限らないため、自分の最終学歴にとらわれず、自分がやりたいことを貫くのがおすすめです。

 

スキルを積み上げよう

 

職種によってはスキルや実務経験が重要となる職業もあります。

特にエンジニア界隈はスキルベースであるため、実務経験を積んでいるだけで有利になります。

では別の仕事をしている合間にスキルを積むことができるのかという疑問が生まれますが、これは問題なくできます。

最近では政府が副業を解禁させたこともあり、副業をする人が増えています。

企業によってはむしろ副業を推進している会社もあるほどです。

今の仕事でお金をためつつ副業でやりたい仕事に関するスキルを積むことこそが、スムーズな転職につながるのです。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

中途採用は学歴よりもスキルが重要

 

 

今回は中途採用に学歴がみられるかどうかについて解説し、併せてエンジニアの中途採用についても解説しました。

 

大卒以外でも大企業に転職することはできる

 

多くの人が知っている大企業は基本的に新卒採用で多く社員を確保しています。

そのような大企業に入社することができるのは大卒以上だと考える人も、かなり多いものです。

しかし決してそうとは限りません。大企業だから大卒以上でなければ採用しないということはありません。

世界的な大企業でも中途採用している企業は多くあります。

そしてその場合の多くは学歴よりもスキルや経験を重視している場合がほとんどです。

実用的なスキルや経験を積んでいれば、大企業に転職するということも可能なのです。

 

学歴が応募条件に満たなくても応募していい？

 

学歴が応募条件を満たしていない求人に応募する場合には、履歴書や職務経歴書が大きなポイントとなります。

スキルや実績を確実に伝える事で、採用担当者から評価を得る事ができれば、書類選考を通過する可能性は十分にあります。

募集職種にふさわしいスキルや経験、資格を保有しており、企業が求める人材である事をアピールしましょう。

 

【あわせて読みたい】履歴書・職務経歴書の書き方はこちらから⇓

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

まとめ

 

 

エンジニアはスキルベースであることを説明しました。

確かにエンジニアは基本スキルベースですが、同じエンジニアでも作成するものによって、求められるスキルは大きく異なります。

スキルベースであるエンジニアになるために有効な方法は、ブログを運営することです。

ブログはライティングスキルをはじめ、プログラミングやデザインなど総合力が求められます。

自分で1からサイト設計などをしている場合、エンジニアとしての素質は十分あると認められます。

スキルベースであるエンジニアを目指すのであれば、まずブログを始めることから始めましょう。

 

IT・Web・ゲーム業界の転職に強い転職エージェントのGeekly（ギークリー）では、学歴不問の職種や企業の情報を多数保有しています。

スキルを重視してもらえる仕事に興味がある方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。