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テクニカルアーティストを徹底解説!将来性ってあるの?仕事内容から必要なスキル、そのなり方まで徹底解説!

テクニカルアーティストは今やなくてはならない存在として、私たちの生活や趣向を支えています。日常的に利用するスマートフォンですら高いクオリティのグラフィックスが求められるのです。今回は、テクニカルアーティストとは何なのか、その将来性や仕事内容、必要なスキル交えながらテクニカルアーティストのなり方までを徹底解説します。

 

テクニカルアーティストとは

 

 

デザインとプログラムという、両極に見える技術を繋ぐために誕生した職種が「テクニカルアーティスト」です。メディアでは「デザイナーとプログラマーの橋渡し」と表現されることが多いようです。

コンピューターの進化に伴い、デザインとプログラムは密接な関係になりました。ユーザーが利用する機器は、スマートフォンですら一昔前のPCを超える能力を持ちます。ハードウェアのスペックが上がるにつれて、再生されるグラフィックスは高いクオリティを求められるのです。

分かりやすいのは据え置きゲーム機器やスマートフォンのゲームデザインです。昔では考えられないほどの圧倒的な映像で、ユーザーを魅了します。

もちろん、ハードウェアの進化やデザインツールの多様化が支えるクオリティでもありますが、そこには優れたデザインを生み出し、コンピューターで再現するという二つの技術を融合させる「テクニカルアーティスト」の存在があります。

企業によっても担う範囲は様々ですが、プロジェクト内で起こる問題や各分野に別れたチームの相談役としても活躍します。

テクニカルアーティストはプロジェクトの中で、デザイナー、プログラマー、ディレクターなどが実現したい“アート”を生み出すために、ツールの選定や検証、データ仕様などあらゆる“生産管理”を行うポジションなのです。

 

 

テクニカルアーティストの仕事内容とスキル

 

 

テクニカルアーティストの仕事内容は多岐に渡ります。しかし、総合して担う役割は、プロジェクト内で様々な専門分野を持つチームを円滑にサポートし、生産管理を行うことです。

 

仕事内容は生産管理と通訳


 

テクニカルアーティストは、デザイナーやプログラマーの仕事効率化を目指します。自ら新しいツールを検証する作業から、ハードウェアとクオリティのバランスを調整する作業など、幅広いものです。

プロジェクトが進むにつれてデータ量も増えていきます。コンテンツの高いクオリティを実現するため、デザイナーおよびプログラマーと連携したハードウェアの負荷対処も必要です。

新しいプロジェクトメンバーがスムーズに作業を行うには、ツールのオペレーションも含めた効率的な手順を作成しておく必要もあります。

例えばアーティスト側から良い提案があれば、どのように実現するかを考え、プログラマーへ落とし込むのもテクニカルアーティストの重要な役割です。

このような広い範囲を担うテクニカルアーティストは、いわばプロジェクトの生産管理を行うポジションだと言っても過言ではないでしょう。

また、デザイナーとプログラマーでは同じ認識でも言葉にすると専門用語に違いがあります。デザイナーとプログラマーの会話がズレてしまえば効率が悪いどころか、プロジェクトのゴールがずれてしまいます。

ここで通訳を果たすこともテクニカルアーティストの役割です。少しの認識のズレは、後に発覚した場合修正の難易度は上がります。テクニカルアーティストはデザイナーとプログラマーの違いを十分に理解し、お互いの意思を的確にかつ簡素に伝えることが重要です。

 

 

必要なスキル

 

 

テクニカルアーティストは、最低限デザイナースキルとプログラミングスキルの両方が必要です。双方を理解しておかなければ、その調整役は務まりません。それは両側面からの見解を理解する必要があるからです。

また、その他にも以下のようなスキルが必須となります。

 

デザインツールの理解とオペレーション

 

デザインは主にコンピューターによって処理をします。表現したいデザインは全てデータ化され、実現できる最適なツールを使用して実装します。

その際に使われるツールの導入も、テクニカルアーティストの仕事です。検証を重ねることで導入を決定し、詳細なオペレーションを指導します。

 

コミュニケーションスキル

 

絶対的に必要なスキルはもちろんコミュニケーションスキルです。「デザイナーとプログラマーの橋渡し」といわれるポジションでもありますし、プロジェクト全体を効率的に進めるためには不可欠なスキルです。

お互いの意図を汲み取り、言葉にして伝えることが重要な役割ですので、“話す”能力の中でも”簡素に説明する“能力も問われます。

また、専門用語の違いなどを加味して”何をしたら良いのか“を的確に明示する必要がありますし、コミュニケーションスキルはテクニカルアーティストとしても最も重要なスキルのひとつです。

 

 

 

 

テクニカルアーティストの求人と年収

 

 

ハードウェアで表現するデザインのクオリティが上がるにつれて、テクニカルアーティストの需要も増えています。ここでは、求人内容と年収についてみていきましょう。

 

テクニカルアーティストの求人内容

 

テクニカルアーティストの求人内容には、ゲームソフト開発に関わる事業での募集が目立ちます。その多くは、3Dモデルの仕様の検証デザインデータ検証エンジニアからデザイナーへのデータ戻しなどです。

企業規模によって担当する範囲はかなりの違いがありますが、正社員や業務委託といった雇用スタイルによっても求められる技術は違います。

 

テクニカルアーティストの年収は500万円〜800万円

 

年代や就業場所によってもバラツキがありますが、平均すると600万円ほどです。経験値やスキルによっては高額な年収も期待できますが、その他のITエンジニアと飛び抜けて大きな違いはありません。

 

 

テクニカルアーティストの将来性


 

特にゲーム分野では、一昔前のような据え置き型の機器だけが対象ではなく、1人一台所有するスマートフォンをメインとしたゲームアプリ開発目立ちます。

手軽に遊べるスマートフォンアプリのゲームでも高いクオリティが求められる現状では、テクニカルアーティストの将来性はかなり明るいと言えるでしょう。

これからハードウェアのスペックも上がり、VRなどが日常的に取り入れられると、テクニカルアーティストのポジションは更に重要なものになります。

 

テクニカルアーティストのなり方

 

 

テクニカルアーティストのなり方としては、大きく2つの入り口に分けられます。それは「デザイナーからテクニカルアーティスト」への道と、「プログラマーからテクニカルアーティスト」への道です。

 

デザイナーからテクニカルアーティストへ

 

3D・CGデザイナーとしてキャリアを進めた場合には、ハードウェアやデータの知識よりも、デザイナー視点でのテクニカルアーティストとして活躍できます。

主にゲームやVR技術、映像クリエーターなどといった入り口がありますが、最初からテクニカルアーティストを目指してデザイナーを始めるならば、求人数も考慮してスマホゲームなどのゲームアプリ開発に携わるのも一つの選択肢です。

 

プログラマーからテクニカルアーティストへ

 

プログラマーからのキャリアとしても、ゲーム業界という要素は意識しておくと良いでしょう。特にスマートフォンアプリ開発では高いクオリティのデザインを求められますので、デザイン知識も同時に垣間見ることができるはずです。

また、プログラマーはデータ処理に加えて、ハードウェアに対する負荷なども意識したスキルも必要ですので、サーバーエンジニアの知識も加味したスキルアップを目指しましょう。

 

 

まとめ

 

 

テクニカルアーティストは、デザインを現代の高い技術で完成させる役割を担っています。高いクオリティのデザインをコンピューターで完成させるために、デザイナーとプログラマーの技術を最大限に引出し、プロジェクトを効率的に進め、そしてユーザーを魅了するコンテンツを完成させます。

それぞれの専門技術はテクニカルアーティストによって繋がれるのです。

デザインとプログラムという二つの技術を深く理解した上で、効率的なプロジェクト進行を常にサポートし続けるテクニカルアーティストは、まさに経験値とスキルが問われるポジションです。

今日明日でなれる職業ではありませんが、その将来性は非常に明るいものでしょう。

佐久森

Geekly Media
ライター

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