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【知っておきたい】「就活ルール廃止」に伴う影響とは?!メリット・デメリット含めて徹底解説!

今まで経団連が制定していた就活ルールが、この度廃止となりました。これについて現在様々な懸念がされていますが、そもそも就活ルールとはどういうものなのか、そして就活ルール廃止によってどのように変化するのかが注目されています。今回は就活ルール廃止のメリットやデメリットなどについて徹底解説していきます。

 

そもそも就活ルールってどんなもの?

 

内定日や面接日などが決まっていること

 

 

昨年10月、経団連会長である中西宏明氏就活ルールの廃止を発表しました。この発表は多くの企業はもちろん、就活を控える大学生にとっても大きな影響を与えました。そもそも就活ルールというのはどういうものなのでしょうか。

就活ルールというのは、経団連の会員となっている企業に対して、経団連が定めた内定日や面接日、解禁日などを元に就活を進めるというルールです。大学生の就活というのはこの就活ルールを元に就活をし、企業はこの就活ルールを元に新卒を一括で採用しています。

 

罰則とかある?

 

 

就活ルールという名前になっていますが、万が一そのルールを破ってしまったらどうなるのでしょうか。実はこの就活ルールというのは、必ず守らなければいけないというわけではありません。あくまで対象となっているのは経団連に加盟している企業であり、逆に加盟していない企業についてはルールは遵守しなくても良いということになっています。

また会員として加盟している企業でも、あくまで内定日などは決まっていても、それ以外の日程などについては会社独自で決めても問題ありません。あくまで企業団体として、新卒の大学生を一括で募集するための一環として企業間の足並みを揃えるためのルール、という表現が正しいです。

 

なぜ就活ルール廃止となったのか

 

若者が少ない

 

 

経団連が就活ルールを制定してから60年以上たった現在、この就活ルールそのものを廃止することとなりました。ではなぜ廃止となったのか気になる人も多いはずです。いくつか原因はあげられますが、最も多いものとしては若者の人口が少ないという理由です。

ここ数年で日本は少子高齢化が進んでおり、高齢者が増えていく一方で若者の人口というのは年々減少しています。そのため就活ルールを元に新卒を一括採用するとなっても、そのタイミングで入社してくる若者が年々少なくなっている、というのが一番の原因です。

 

外資企業の日本進出

 

就活ルールが廃止となった原因は、決して若者が少なくなったからというわけでもありません。外国企業がどんどん日本に進出しているというのも理由の一つです。アマゾンGoogleをはじめとする外資系企業の多くは、経団連が定めた就活ルールに関係なく、独自のスケジュールで採用をしています。

その結果早い段階で外資系企業が新卒の学生などを取り込んでしまい、結果的に就活シーズンに入社する学生がさらに少なくなっている、という事態になっています。就活ルールというのは、外資系企業が日本進出し始めた時点ですでに機能していなかった、ということになるのです。

 

就活ルール廃止のメリット

 

通年採用が可能に?

 

 

では就活ルールが廃止となった場合、どのようなメリットが出てくるのかということについてここでは解説します。就活ルールが定められていた今までは、どのような企業でも採用時期というのは決まっていました。しかし就活ルールが廃止されることにより、企業によっては通年採用をする企業も出てくるのではないかと言われています。

通年採用するということは、それだけ好きなタイミングで面接を受けたりすることが可能になるということです。そのため、就活シーズンのピークが過ぎてしまったという人や、早い段階で内定がほしいという人にとっては大きなチャンスとなります。

 

自由な採用活動ができる

 

先程の通年採用になるということに関連していますが、就活ルール廃止によって、企業独自の採用活動をすることが可能となっています。内定日はもちろん、採用開始時期や面接日も企業で決めることができるため、企業にとってはより有利に採用活動を進めることができます。

また、外資系企業に多いインターンシップということも容易にできます。実際に働きながらその人の仕事ぶりなどを見て、その上で採用するかどうかを決めるインターンシップは、世界的な企業の採用活動ではスタンダードとなっています。

 

 

就活ルール廃止のデメリット

 

就職活動の期間が長くなる

 

 

逆に就活ルール廃止によるデメリットってあるのか、ということを多くの人は考えるはずです。結論から言いますとあります。今までは就活ルールというもののおかげである程度就職活動の期間というのは決まっていました。しかしその就活ルールがなくなるということは、人によってはその就職活動の期間が長くなってしまうということになります。

人によっては最初の企業で見事内定をもらうことができたということがありますが、全ての人がそうであるとは限りません。場合によっては何社も応募して不採用となってしまう人もいます。就活ルール廃止となった場合、この不採用となってしまった人の活動期間が長期化されてしまうのではないか、という懸念がされています。

 

場合によっては学生に負担が

 

 

就活ルールの廃止は、学生生活にも影響を及ぼします。就職活動の期間が長くなればなるほど、それだけ学生生活に支障をきたしてしまいます。いくら就活が大事とはいえ、単位を取得できなければ卒業することができません

また、就活ルールによって早期に内定をもらうということは可能になります。内定をもらうというのは良いことですが、その分人生の選択肢が狭められてしまうということもあります。精神的な負担もそれなりに大きくなるため、就活ルールの廃止が良いとは一概に言えないものです。

 

就活ルール廃止について学生はどう思う

 

自由を取るか将来を取るか

 

 

今回の就活ルール、果たして当事者である学生たちはどう考えているのか、気になる人も少なくありません。これについては学生の間でも意見が分かれています。就活ルール廃止によって好きな企業に応募できると考えている人も入れば、自分の時間が少なくなると嘆く人もいます。

就活ルール廃止により、学生には自由を取るか将来を取るかという選択が迫られています。すでに自分自身でどのような企業に勤めたいか決まっている場合であれば問題ありませんが、特に将来のことも考えていないという人にとっては、非常に悩ましいものです。

 

就活はかなり有利に

 

就活ルール廃止は学生に何のメリットもないのでは、と考える人も少なくありません。確かにそう考えてしまうのもわかります。しかし今回の就活ルールは、学生にとってかなり有利なものです。単純に就活する際の企業の選択肢が増えたということもありますが、どのように就活を進めるかという部分でも自由になりました。

早めに内定をもらって自由に過ごしてもよし、海外留学をしてそれから就職をしてもよし、自分なりのスタイルで就活を進めることができるようになったというのは、学生にとってかなり良いことです。

 

就活ルール廃止は大学生活を大きく変える

 

今回は大学生や企業に大きな影響を与えた就活ルール廃止について、メリットとデメリットを含めて徹底的に解説しました。

 

押し寄せる多様化の波


 

働き方改革、少子高齢化、これらは今の日本の常識を根底から覆すほど影響のあるものです。企業としても若い人の人口が少なくなってきている現在、とにかく高齢者でも良いから人がほしいという企業が増えています。今回の就活ルール廃止もその企業の悲鳴がきっかけで決まりました。

現在の日本では、様々な部分で多様化が進んでいます。そしてその波はついに大学生の就活にも影響を及ぼすようになりました。今回の就活ルール廃止は大学生や企業はもちろん、雇用という大元の部分に大きな影響を与えたのは言うまでもありません。

 

改めて考えさせられる大学生活

 

大学生の中には、留学したり将来のために動いている人も入れば、ダラダラとした大学生活を送っている学生もいます。決して大学生活に対して物申すということはしませんが、今回の就活ルール廃止によって大学生活を改めて考え直す必要が出てきました。

人間というのは年を重ねるごとに1年がすぎるスピードが速くなります。就活ルール廃止となるこれからの日本でだらけた大学生活を送り続けると、卒業後の進路が決まっていない状態で卒業することになります。いま大学生活を満喫している学生や、これから大学進学を考えている高校生の皆さんは、今一度大学生活について改めて考えてみるのはいかがでしょうか。

どーばー

Geekly Media
ライター

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