Scalaってどんな言語?ScalaでできることからJavaとの関係性まで、分かりやすく解説します。

皆さんScalaというプログラム言語をご存知でしょうか。サービスを開発するために多くの言語が使用されていますが、最近Scalaという言語の人気が出ており注目を浴びています。本記事ではScalaという言語の特徴やJavaとの関係性、開発しているサービスなど幅広く解説します。出来るだけ分かりやすく解説しますので是非チェックしてみてください。

 

Scala

 

Scalaとは?

 

 

Scalaはオブジェクト指向と関数型プログラミングを融合させた言語で、Javaの開発を行なっていたマーティン・オーダスキー氏によって設計されました。そのためかScalaにはJavaで出来る事が全て出来ると言う特徴が有り、幅広い開発領域で使用する事ができる言語としてじわじわと人気が出てきています。

オブジェクト指向と関数型プログラミングという少々難しい単語も出てきましたが、 Scalaの優位性を知る上でこの2つは理解する必要があるのでそれぞれを次の項目で説明します。

 

オブジェクト指向とは?

 

 

オブジェクト指向について詳しく書くと、それだけで本が一冊書けてしまいますのでここでは出来るだけ分かりやすく簡潔に説明します。

例えば車を操作する際に利用者はなぜ車が動くのかということを理解しなくてもエンジンをかけてサイドブレーキを下ろし、アクセルを踏めば車が走るということを理解しています。

車がどのように動くかは製作者が知っておけば良いですよね。更にいえば、タイヤはどのように動くのか、エンジンはどのように動くのかはパーツを製作する人が理解しておけば良く、車の開発はそれぞれの担当が同時に製作し、後でパーツを合体させることで車を作る事ができます。

つまり車という規格を考え、それに準じたパーツを作成することで車の開発者が車の製作工程を全て把握する必要がなく、部分部分を皆で共同制作ができるような理念の元開発されたものをオブジェクト指向と呼びます。

更に簡単にいうと、大型開発の際にミスを減らし、手間を減らし、共同作業の利便性を上げるための指向方です。

 

 

関数型プログラミングとは?

 

 

関数型プログラミングは、問題を関数の組み合わせで記述するプログラミング方法です。

関数は数学で言うと例えば y=2xなどが関数です。xが2ならばyは4になりますし、xが4ならyは8になります。

関数型プログラミングとは、この関数の方式をプログラミングに落とし込み、xの部分を何で入れるかによってyの表示結果を決定しようと言う方式です。

関数型を使用しない場合は命令型のプログラミング手法を使用しますが、命令型の場合、状態を変化させながら繰り返し処理を行う方式を取るのですが、関数型の場合は、状態を扱うことなく再起処理を行います。

上記の説明では分かりにくいと言う方は、自販機を想像してみてください。お金を入れるとその金額の商品が出てきますよね。このお金がxで自販機が=、商品がyです。

 

ScalaとJavaの関係

 

 

ScalaはJVM(Java Virtual Machine )と呼ばれるJava仮想マシン上で動作する事ができます。これについては次の特徴で説明しますが、これによってScalaはJavaのライブラリーをほぼ全てスムーズに使用する事ができます。

ライブラリーとは開発においてよく利用される関数や機能などをまとめて記述したファイルです。

上記の点からJavaで行う膨大な処理を簡単に記述できるようにしたものがScalaであると思って良いでしょう。

 

Scalaの特徴

 

JVM上で動く

 

 

先ほどJavaとの関係性でも話しましたが、ScalaはJVM上で動作させる事ができます。

JVMとは、Javaで記述したソースコードをパソコンで読みとってもらうための通訳機能です。Javaで記述されたソースコードはJVMで処理され、JVMがMac、Windows、Linuxなど様々なOSとやり取りしてくれます。

そのため、JVMを使用すればコンピューターの規格を考慮せず、JVMで動作する環境さえ整えれば良いと言う優れものです。

ScalaはこのJVM上で動かす事ができるため、OSを気にしたプログラミング処理を行う必要がありません。また、誕生から20年以上蓄積されてきたJavaの膨大なライブラリーを好きに使用出来るわけですから、他の言語と比較しても大きな有用性が有ります。

 

オブジェクト指向でも関数型プログラミングでも好きな方を選択出来る

 

 

章の最初でオブジェクト指向と関数型プログラミングについて触れましたが、Scalaでは、どちらかを使ってプログラミングしてくださいと言ったルールが存在しません。そのため開発者はオブジェクト指向の記述が適しているところはオブジェクト指向で、関数型プログラミングが適しているところは関数型プログラミングで好きに記述する事が出来ます

 

他のエンジニアと比較して年収の中央値が高い

 

 

2017年にビズリーチが行なった国内のプログラミング言語別の平均年収ランキングによると、Scalaは626万円と一番高水準に位置している事が分かりました。

これは、世界的にもScalaを使用した開発を推奨している企業が増えているのに対して、コードを書けるエンジニアが少ない事が原因のようです。

高収入を狙いたいエンジニアの方はScalaを勉強してみると言うのも一つの手だと思います。

 

Geekly Media ライター

とげみ

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