《2019年》VRの今。VRの現状とこれからまで分かりやすく解説します!

VRは現在、ゲームやアトラクションなどのエンターテインメント分野で私たちの生活を楽しませてくれています。さらに、企業研修でもVRの活用が進んでおり、社員が現場まで出向かなくてもVRの中で教育が受けられるようになりました。今回は、発展が止まらないVRの現状とこれからを分かりやすく解説します。

 

VRの現状

 

 

総務省「VR/ARを活用するサービス・コンテンツの活性化に関する調査研究」によると、海外におけるVR関連特許数は、2006年には51件だったのに対し、2015年には475件に増加しています。2010年まではほぼ横ばいだったVR関連特許は、2011年から増加傾向にあります。

また、2010年頃まではVR関連特許は日本企業が大部分を占めていましたが、2011年以降は海外企業の特許出願が増加しています。具体的には2006年は日系企業が34件、外資系企業が2件でしたが、2015年には日系企業12件、外資系企業21件、個人5件の特許数となっています。

特許数の推移から、日本企業のVR市場がやや衰退しているように見受けられます。では、なぜ日本では海外ほどVR市場が広がらないのでしょうか。

実は、世界規模のVRブームはエンターテイメント分野が主流です。そして、エンターテイメントの中でも、PC・ゲーム機接続型のヘッドマウントディスプレイが盛り上がりを見せています。

 

しかし日本では、PCゲームやゲーム機よりもスマートフォンゲームの方が発展したため、VRは海外ほど広まってはいません。

とはいえ外資系企業の影響もあり、近年ではエンターテイメント分野をはじめ、ビジネス分野でもVRの開発が進んでいます。日本でも色々なシーンで当たり前のようにVRを活用する時代は近いといえるでしょう。

 

VRのこれから

 

現在、VRを活用したコンテンツやサービスの開発が各国で進められています。世界各国のコンテンツ・サービスやデバイスのこれからについて紹介します。

 

VRコンテンツ・サービス

 

 

アメリカでは医療分野に重点を置き、VRの体験・訓練への活用を目指しています。例えば医療分野では、VRを患者につけてもらうことで患者の痛みを緩和・コントロールできる可能性が見出されました。

実際に小児科病棟での予防接種時に、子供にVRを装着して映像を流すという事例があります。子供が映像に夢中になっている間に予防接種を行うので、痛みに気付かないまま注射を終えられるのです。

 

また、フランスはエンタメ・アート分野に重点を置き、アミューズメントへのVR活用を進めています。MK2というフランスの映画会社はVRコンテンツ制作企業と提携し、MK2が運営する映画館や施設へのVR導入に力を入れています。

MKは「MK2 VR Pod」というVR体験設備を開発しました。「MK2 VR Pod」は、モニターやプレイエリアを作るためのフレームなどがセットになっています。映画館や図書館、アーケード施設などでの活用が期待されています。

 

VRデバイス

 

中国ではVR産業の発展を支援するためのVRタウンの開発が進められています。VRタウンには約50社が集結し、年間総数150万個のVR対応ハードウェア機器の生産を目標としています。

VRタウンでは、VRの研究・開発・製造に必要なインフラを全て取り揃えており、中国におけるVRの発展が期待できます。

 

最後に~VRはこれからさらに発展していく~

 

 

今回は、VRの今とこれからについて紹介しました。VRは現在でも、エンターテイメント分野・ビジネス分野を中心として活用されています。そして、世界各国でVRの研究・開発は進んでおり、今後ますます多くの分野でVRが役立つようになるでしょう。

 

Geekly Media ライター

やまりえ

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