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ブロードバンドとは??種類とその違いについて分かりやすく解説!

インターネットがつながるのは当たり前、そしてストレスなくコンテンツへアクセスできることすら当たり前になった現代。それを支えているのがブロードバンドです。ブロードバンドには種類があり、それぞれまったく別の回線を使っています。今回は、ブロードバンドの種類やその違いについて、分かりやすく解説します。

ブロードバンドとは

 

 

ブロードバンドとは、幅の広い通信帯域のことを指します。

帯域が広いほど、多くのデータを速くやり取りできるということです。

水を放出するホースのサイズをイメージしてください。

一般家庭が利用する細いホースよりも、消防車に搭載されている太いホースの方が、より多くの水を一度に配水することができますよね。

データ通信では、このホースのサイズを帯域で表します。狭い帯域よりも広い帯域で通信をした方が、大きなデータを一度に配信することができるのです。

 

ブロードバンドの種類

 

ブロードバンドには種類があります。2019年時点では、主なブロードバンドには以下が挙げられます。

・ADSL(エー・ディー・エス・エル)

・CATV(ケーブルテレビ)

・光回線

ブロードバンドの中でも、帯域幅が狭いものがADSL、帯域幅が広いものが光回線です。

 

ADSL

 

ADSLとは「Asymmetric Digital Subscriber Line」の略称です。

日本語では非対称デジタル加入者線といい、アナログ回線を利用して高速データ通信を提供するサービスです。

 

CATV

 

CATVとはケーブルテレビのことです。電話回線を使うADSLとは異なる仕組みです。

CATVもブロードバンドの一種で、テレビのほかにインターネットを利用できる広帯域の回線です。

 

光回線

 

光回線は、現在利用できるインターネット回線で最も高速なデータ通信ができるブロードバンドです。

光回線は今後、主要な社会インフラとして整備されていきます。NTTでは、2025年1月をめどに、ADSL設備から光回線の設備へ集約することを目指しています。

参考元:総務省

 

ブロードバンドへのあゆみ

 

ブロードバンドという用語は、インターネットが認知されはじめた2001年ごろにようやく登場した用語です。

それ以前は、帯域幅の非常に狭いナローバンドが使われていました。

 

インターネット初期のナローバンド

 

広い帯域を使ったインターネット回線をブロードバンドと呼ぶのに対し、それ以前に利用されていた狭い帯域の回線をナローバンドと呼びます。

インターネットが認知されはじめた当初、その通信速度は非常に遅く、ひとつの画像を取得するだけでも時間がかかっていました。

ナローバンドと呼ばれる回線には以下のようなものがありました。

・ダイヤルアップ回線

・ISDN

境目としては、ISDNまでがナローバンド、ADSLからがブロードバンドです。

 

帯域幅の広いブロードバンドへ

 

初めてブロードバンドと呼ばれたのがADSLでした。

ISDNの利用時には電話代がかかっていました。しかしADSLの利用時には電話代がかからず、インターネットが使い放題となったのです。

なにより、通信速度が速くなったという特徴を持っていました。

・ISDN:約128Kbps

・ADSL:約50Mbps

ブロードバンドのADSLになった当時、ホームページの画像コンテンツの表示に圧倒的な快適さを感じたはずです。

 

ブロードバンドは2001年の流行語

 

ブロードバンドという言葉は、2001年に流行語大賞のトップテンに選ばれました。

当時ADSLのモデムを無料で配っていた「Yahoo!BB」は、ブロードバンドの価格競争を激化させ、ブロードバンドという言葉を定着させました。

 

光回線でストレスのない動画視聴

 

デジタルカメラやPCスペックなどが急速に進化していく過程で、インターネットで提供されるコンテンツ容量は爆発的に大きくなりました。

帯域幅の狭いADSLなどのブロードバンドでも、コンテンツの表示(ダウンロード)に時間がかかりはじめたのです。

そんな中光回線が登場しました。

現代のスマホプランなどに登場する「ギガ」が、ようやく日本中の会社や家庭で利用できるようになった時です。

光回線は、これまでの回線に比べ圧倒的に広い帯域幅を持っています。

現在では当たり前のYouTube動画配信やNetflixなどの映画配信も、帯域幅が広いからこそ利用できるコンテンツなのです。

 

ADSLと光回線の違い

 

 

ADSLと光回線は、これまでの通信回線と比べて「帯域幅」と「物理回線」に違いがあります。

 

光回線は帯域幅が広い

 

光回線でのデータ通信は、それまでのADSLなどとは比べものにならないほど高速です。

ADSL:約200Mbps

光回線:約1Gbps

1秒間に転送可能なデータ通信量を「bps」で表しますが、ADSLが「メガ(M)」であるのに対し、光回線は「ギガ(G)」です。

非常に帯域幅が広く、一度にギガ単位のデータ(論理上)をやり取りすることができます。

 

そもそも回線の素材が違う

 

ナローバンドのISDNも、ブロードバンドのADSLも電話回線で使われるメタル回線、つまり「銅」でできた電話線を利用して通信します。

しかし、光回線は「光ファイバー」です。ガラスやプラスチック素材で作られた線が、データを光として伝えるのです。

ADSLから光回線への移行は、物理線そのものを取り替える必要があります。

 

ブロードバンドが実現したこと

 

 

 

ブロードバンドは、現在では当たり前となっているインターネット接続の常識を作り上げました。

 

常時インターネット接続

 

ナローバンドのダイヤルアップやISDNなどは、インターネットを利用時に毎回モデム接続をする必要がありました。

家庭でインターネットを使う場合、以下の手順が必要でした。

1.PCを立ち上げる

2.モデムを起動する

3.ソフトウェアを使って手動でインターネット接続

4.利用が終わったらインターネットを切断する

インターネットを利用するたびに、接続作業が必要だったのです。

しかし、ブロードバンドのADSLでは、インターネットへの常時接続が可能となりました。

ADSLのモデムは、常にインターネットに接続状態となっていますので、PCを立ち上げればインターネットにつながっているという状態を作り上げたのです。

手間をかけずにインターネットに常時接続できるという環境は、インターネットの普及を加速させました。

 

定額料金

 

ナローバンドのダイヤルアップやISDNの時代は、インターネット接続料金は従量課金制でした。つまり、インターネットへ接続している時間は、常に料金がかかっている状態だったのです。

通信の切断を忘れてしまえば、どんどん課金されていく状態ですね。ですので、インターネットの利用は必要最小限に抑えなければなりませんでした。(定額料金制のプランなども後に登場しました。)

しかし、ブロードバンドのADSLは、インターネット利用の定額料金を実現したのです。これにより、家庭での常時接続も可能となりました。

 

コンテンツクオリティの進化

 

ブロードバンドが光回線になって、データ量の多いコンテンツの視聴も可能になりました。それにともない、配信動画や映画コンテンツのクオリティもどんどん上がっていますよね。

インターネットに常時接続が可能になり、定額料金でインターネットが利用できるブロードバンドは、明らかに私たちの生活スタイルを変えたのです。

 

まとめ

 

ブロードバンドは広い帯域を利用する通信回線の総称です。その中には「ADSL」「CATV」「光回線」が含まれます。

帯域が広ければ広いほど、多くのデータ量を高速に通信可能です。2019年時点で最も高速なブロードバンドは光回線となります。

今後は、電話線を利用したADSLではなく、光回線を利用したインターネットが主流となり、ADSLで利用されていたメタル回線も徐々にその役割を終えていくでしょう。

佐久森

Geekly Media
ライター

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