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ISP(インターネットサービスプロバイダ)とは!基礎知識からわかりやすく解説!

今や生活には欠かせない存在となっているインターネット。そのインターネット接続の窓口的存在となっているのがISPです。プロバイダなどと呼ばれることもありますが、そもそもどんなことをしているのか、気になる人も多いはずです。今回はインターネット接続に必要不可欠なISPについて、基礎から解説していきます。

ISPとはどんなもの?

 

インターネット接続というサービスを提供している会社

 

 

今や人々の生活のすべてを支えているインターネット。一昔前と比べるとその普及率は大幅に上昇しており、引っ越しや新生活の際にライフラインの一つとして契約する人もかなり多いです。そんなインターネットを契約する際に出てくるものが、ISPです。

ISPとはインターネットサービスプロバイダの略称であり、その名の通りインターネット接続を提供している会社などのことです。普段なにげにインターネットに接続できているのも、回線を管理している回線業者とプロバイダのおかげなのです。

 

実は意外にも多いプロバイダ会社

 

突然ですが、皆さんはインターネットサービスプロバイダと呼ばれる会社をいくつご存知でしょうか。おそらく多くの人はあまり多く答えることはできないはずです。中にはこの会社よく聞くけどISPなのか、と迷ってしまう会社もあるはずです。

実はプロバイダは、およそ100社以上あるのです。全国的に広まっているものもあれば、逆に一部地域でしか知られていない会社もあります。当然会社によってサービスなども異なり、さらにはネット回線の通信方法も会社によっては異なることもあります。

 

そもそもネット回線ってどうやって開設される?

 

 

回線契約とプロバイダ契約は基本別々

 

これから春が近づくにつれて、新生活の準備を始めている人も少なくありません。特にこれから大学生になる人や新社会人になる人の中には、新しく一人暮らしを始めるという人も少なくありません。初体験が多い新生活の準備ですが、ネット回線の契約も初体験だという人がほとんどのはずです。

ISPはインターネットを提供している会社ですが、新しく回線を開設するには回線会社との契約も必要なのです。つまり本来ネット回線を開通させるには、回線会社とプロバイダ2つの会社と契約する必要があるのです。一見大変そうに聞こえてしまいますが、最近はそこまで面倒でもありません。

 

最近ではセットで行うところも

 

なぜそこまで面倒ではないと言えるのか、それは多くのプロバイダではまとめて行うためなのです。つまりインターネット回線を開設させるためにプロバイダと契約するのですが、その際に回線業者との契約もまとめてできるのです。特に大手通信キャリア会社となると、ネット回線の開通工事やプロバイダ業務をすべて一つの会社で行うのが主流となっています。

さらに最近ではアパートなどの部屋によって、無料でインターネットを利用できる部屋というのも存在します。プロバイダや回線の種類などは選択できませんが、その分自分でプロバイダ契約をする必要がなくなるため、新生活準備の手間も大幅に省くことが可能です。

 

ISPの役割について知ろう

 

本来はインターネット接続の提供

 

インターネット回線を開設するには回線会社とプロバイダ両方契約する必要があることを先程は述べました。確かにネットを使うときは回線が必要だから回線会社は必要だけど、プロバイダってあまりやることがないのではないか、と考えている人も少なくないはずです。しかし、プロバイダの役割こそ重要なものなのです。

回線会社が道路などのインフラを整備している会社だとすると、ISPはその流れをスムーズにする、いわば交通整理のような役割があるのです。多くの人が快適にインターネットを使えるようにしたり、もしものことがあったとしてもインターネットを提供できるように、プロバイダは日々頑張っているのです。

 

なぜ電子メールなどのサービスもあるのか

 

最初の部分でも書きましたが、現在ISPは100社ほど存在しています。しかし肝心のネット回線の使用料については、多少の違いはありますがどの会社もほぼ同じぐらいです。ではなぜこれほど多くのプロバイダが存在しているのか、それぞれのISPの違いは一体何なのか、気になる人も多いはずです。

違いと言っても様々ありますが、最も大きな違いはサービスです。例えば電子メールのサービスやIP電話のサービスも、ISP同士の競争において差別化を図るための戦略なのです。プロバイダで用意されている電子メールなどのサービスは利用者の満足度を上げるためのサービスである一方、他の会社と差をつけるための戦略の一手でもあるのです。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

そんなこともしてくれるの?ISPのサービス

 

ウィルス対策もプロバイダに任せていいの?

 

 

時代の流れとともに、ISPが提供するサービスも多種多様になりました。今までは電子メールやIP電話などのサービスが主流でしたが、最近ではウィルス対策通信機器が破損したときの保証などに力を入れている会社が多いです。

特にウィルス対策などはかなり多くの会社でサービスとして提供しているところが多いです。ウィルス対策ソフトは多くの種類が売られていますが、いざ自分で導入するとなると設定などがかなり面倒です。しかしISPが提供しているサービスであれば、設定などもプロバイダに任せられるため、かんたんにウィルスに備えることが可能です。

 

全国展開の企業にとって欠かせないVPN

 

プロバイダが提供しているサービスは、私達消費者向けばかりではありません。企業などの法人向けのサービスも用意しているISPもあります。その法人向けサービスとして定番なものが、VPNです。通常のネット回線とは違い、同じ会社の間でしか使われない言わば専用回線のことをVPNといいます。

全国展開している企業となると、遠く離れた場所とテレビ電話で会議することもあります。その際VPNを用いることで、回線が混み合うこともないためスムーズに会議などができます。そんなVPNの導入も、プロバイダに任せておけば大丈夫です。

 

失敗しないプロバイダの選び方

 

何を重要視するかを決めよう

 

100社もISPがあるとなると、どの会社を選べば良いかわからないという人も出てくるはずです。特にこれから新生活を始める人の場合、どのようなものが必要になるか決まっていないため、かなり迷うものです。プロバイダ選びで大事なことは、何を重要視するかです。

例えば休日は大好きな映画などを思いっきり楽しみたいという人は、映像配信に関するサービスが用意されているISPを選ぶのがおすすめです。また、サービスとかよりも生活費を安く抑えたいという人は、使用料が比較的安いところを選ぶと良いでしょう。

 

使用環境などもプロバイダ選びにおいては重要

 

 

インターネットの通信速度というのは、通信環境によって速度が落ちてしまうことが多いです。特にパソコンやスマートフォンの他にゲーム機などもネット回線に接続するとなると、必然的に速い回線速度の回線が必要になってきます。

最近では光回線が通信方法としては定番となっていますが、ISPによってその速度というのは少し異なっています。もしも今後複数台の機器をネット接続することを考えている人は、この部分に注目してプロバイダを選ぶのも良いでしょう。ネット回線が安定していれば、それだけ生活もしやすくなります。

 

ISPはインターネットの世界の入場口

 

今回はISPとはどういうものか、どのような役割があるかについて解説しました。

 

多種多様だからこそ見極めるべし

 

インターネットサービスプロバイダはもちろん、最近では携帯通信会社も格安SIM会社によって多種多様なものとなりました。様々なニーズに対応できる一方で、選択肢が多すぎて迷うことも多くなっています。しかし逆に言うと、それだけ自分にとっての理想の生活を実現しやすいということなのです。

多種多様だからこそ、自分が今後どのような生活をしたいのか、どのようなことをしたいのかを考え、そしてその夢を実現できるための選択肢をすれば良いのです。ISPを選ぶ上で大事なことは、どのような生活をしたいのかをしっかりと決めて、それをもとに見極めることです。

 

まとめ

 

 

ここ最近盛り上がっているeSports。特にFPSのゲームが盛り上がっています。

FPSのゲームにおいて遅延というのは命取りです。一瞬の遅延で勝敗が左右されることは日常茶飯事です。そのため回線速度が速く、遅延が少ないプロバイダが求められます。

ご自身がインターネットをどのように使うか一度考えた上でISPを決めましょう。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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