アセンブラプログラミングを徹底解説!その特徴から役割、C言語との関係性まで分かりやすく解説します。

アセンブラプログラミングを調べると「アセンブラ」や「アセンブル」など似通った名前も多く検索されます。同時にC言語についても比較される形で登場しますが、専門用語の多い記事を読んだだけではいまいち理解できないという人も多いでしょう。今回は、アセンブラプログラミングやC言語の関係性を初めて読む人でも分かりやすく解説します。

 

アセンブラプログラミングの特徴

 

アセンブラプログラミングの特徴は、その他の高級言語だけでは実現できない“機械語に近い命令”を利用できるところです。

アセンブラプログラミングを学習することで、コンピューターの動きを詳しく理解できるという特徴もありますが、ここではプログラミングの実質的な特徴を見ていきます。

 

C言語にインラインで組み込む関係性

 

 

アセンブリ言語は、ソースコードが機械語と1対1に対応しています。ですので、CPUの細かい動作を制御することができるのです。

C言語では、CPUの細かな命令を書くために、C言語のソースの中に、アセンブリ言語を入れ込むインラインアセンブラという使い方もあります。

 

CPUの種類で言語も違う

 

 

パソコンやサーバー機、またはスマートフォンなどさまざまな機器がありますが、それぞれのCPUには種類の違いがあります。

CPUが異なれば、対応している言語も違うのです。主にニーモニック(動作や命令のニックネーム)が異なるのです。これは、同じ動作でも言語によって異なるのと同じですね。

 

アセンブリ言語の例

 

 

ここでは、実際のアセンブリ言語のコードを見てみましょう。

アセンブリのコード形式は、1行につき一つの命令が基本です。代表的なニーモニックには以下のようなものがあります。

 

・MOV(move):コピーする

・LD(load):メモリからロードする

・ST(store):レジスタからメモリへコピーする

・ADD(add):加算

・SUB(subtract):減算

 

などです。

これらが、CPUへの動作命令で、その後にはレジスタ名やパラメータを指定します。

例えば、「10+20」のプログラムは以下のようになります。

STORE 10, 20

STORE 11, 30

READ 10

ADD 11

OUT

END

 

アセンブリ言語とC言語の違い

 

 

アセンブリ言語とC言語の大きな違いは、低水準言語か高水準言語かということです。

アセンブリ言語は低水準言語という、機械語に近い言語です。一方、C言語は、理解しやすく汎用性が高いことから高水準言語と呼ばれます。

 

アセンブリ言語とC言語の比較

 

それでは、実際のコードでアセンブリ言語とC語の違いを比較してみましょう。

例えば、先ほどの「20+30」の加算結果を表示するプログラムを見てみましょう。

アセンブリ言語の場合は以下です。

STORE 10, 20

STORE 11, 30

READ 10

ADD 11

OUT

END

C言語の場合は、数値を決めている状態(入力させるようなプログラムではない)場合、出力するまでを書いたとしても、1行で終わります。

printf(20+30)

C言語は非常に分かりやすく、1行で済むプログラムでも、機械語に近いアセンブリ言語で表現するとこれだけの処理をしていることが分かりますね。

 

まとめ

 

 

アセンブラプログラミングは、機械語に最も近いプログラミングです。

コンピューターがどのように動くのか、またレジスタやメモリーの使い方などを深く理解するためには、アセンブリ言語を学ぶことが近道です。

プログラマーとして、またはITエンジニアとしてもコンピューター内の動きを知っておくことは、自身のスキルの強い基盤となるはずです。

C言語を使いながら、アセンブリ言語をインラインアセンブリとしての利用もありますので、知っておくことだけでも大きな力となります。

Geekly Media ライター

佐久森

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