【知っておきたい!】クラウドゲームを徹底解説!!その特徴から流行りの理由、将来性も含めて分かりやすく解説します。

「STADIA」や「G-cluster」などのクラウドゲームが最近話題になっています。クラウドゲームは、従来の据え置き型ゲーム機を使用したゲームよりも気軽に始められるとあって、興味のある人も多いでしょう。そこでこの記事では、クラウドゲームの特徴や流行りになっている理由、そしてクラウドゲームの将来性について紹介します。

 

クラウドゲームとは

 

クラウドゲームの特徴

 

 

クラウドゲームとは、ゲームをストリーミング方式で受信しプレイするゲームです。ストリーミングとは、インターネットを通じて音や映像などのデジタルコンテンツをダウンロードしながら再生する技術のこと。

ゲームの処理・実行は全てサーバー側で行い、私たちは手元の端末でゲームデータをストリーミングしながらプレイするので、従来のようなゲームを処理・実行するためのゲーム機や高性能なパソコンは必要ありません。

クラウドゲームと聞くと、簡単なトランプゲームやパズルなどしかできないのでは?と思う人もいるでしょう。

しかし、Googleのクラウドゲームサービス「STADIA」では『ファイナルファンタジーXV』や『トゥームレイダー』など従来ではハイスペックなゲーム機やパソコンが必要だったゲームもプレイできます。

 

クラウドゲームの仕組み

 

クラウドゲームの処理や実行はゲームサーバーが行います。ユーザー側の端末には、ゲームをプレイするためのソフトやアプリをダウンロードするだけです。そして、ゲームを構成するのに重要となる映像や音声データはゲームサーバーからユーザーの端末へ送信されます。

ユーザーは受信したゲーム映像を観ながら手元のコントローラーで操作し、ユーザーの操作内容はゲームサーバーへ送信されます。そして、ユーザーの操作に従いゲームサーバーからデータが配信され、ゲームが進行していく仕組みです。

 

クラウドゲームが流行る理由

 

ゲーム機・ソフトが必要ない

 

 

クラウドゲームが世界中で流行っている理由は、やはりプレイの手軽さ。クラウドゲームは「プレイステーション4」や「Xbox」のような据え置き型ゲーム機をわざわざ購入する必要がないので、ゲームをやりたい時にすぐプレイできます。

従来のゲームのように遊びたいゲームがあった時に家電量販店やネット通販で毎回ソフトを購入する手間もなく、インストールやアップデート作業もする必要はありません。

 

従来のゲームよりお金がかからない

 

クラウドゲームはゲームデータをすべてインターネット上で配信できるため、企業は従来の据え置き型ゲーム機やソフトのように製造のための材料や店舗に並べるための製品を輸送するコストがかかりません。

ゲームを販売するための輸送コストが必要ない分、私たちは低価格でゲームをプレイできます。例えば先ほどの「STADIA」なら月額約1,000円でフリープレイのゲームが遊びたい放題です。

 

高性能な端末が必要ない

 

 

サーバー側でゲームの処理や実行が完結するので、私たちの手元にゲーム機やハイスペックパソコンが必要ありません。そのため、ストリーミングできるパソコンさえあれば気軽にゲームを始められます。

新しいゲームが配信されたら、すぐにプレイできるのがクラウドゲームの大きなメリット。さらに電力をたくさん消費するゲーム機やハイスペックパソコンなしでゲームをプレイできるので従来のゲームよりも電気代を気にしなくてよいのも人気の理由です。

 

クラウドゲームサービス

 

Googleのクラウドゲームサービス「STADIA

 

 

Googleのクラウドゲームサービス「STADIA」は残念ながら日本での配信は未定ですが、2019年11月から14ヵ国でサービス開始します。このサービスをテレビで利用するには、専用のコントローラーとテレビにゲームを映すための「Chromecast Ultra」の2点が必要です。

専用コントローラーは、サーバーから配信されるゲームデータを自宅のWi-Fiを使って受信します。そして、「Chromecast Ultra」でテレビにゲーム画面を映し出します。近い将来、パソコンやスマートフォンでもプレイできるようになる予定です。

 

G-cluster(ジークラスタ)

 

G-cluster(ジークラスタ)は現在、日本でもプレイできるクラウドゲームサービスです。専用ゲーム機やG-clusterを搭載したテレビで遊べます。スマートフォンよりもサイズの小さい専用ゲーム機(本体重量45g)を使うと、家にあるテレビで簡単にゲームが始められるのが魅力です。

また、ゲームの操作には動作確認済みのゲームパッドやスマートフォンをコントローラーとして使用できます。複数のゲームコントローラーを用意すると家族や友達とワイワイプレイできるのも人気の理由です。

 

Sansan株式会社 ~ビジネスにおける「出会いの証」、名刺からイノベーションを生み出す~

「名刺からイノベーションを生み出す?」と思われる方も多いと思います。Sansanが提供しているのは、「Sansan」と「Eight」という法人向け・個人向けの2つのプロダクト。これらのサービスは、「ビジネスの出会い」、つまり名刺を正確にデータ化し、そのデータを起点とした様々な機能を活用できるクラウドサービスです。そんなSansanで得られる経験や働く環境、採用事情まで、幅広くご紹介します!

 

 

金 明正さん

入社前は業務委託としてSansanの中途採用に携わっており、ご縁があって、2018年9月中途採用マネージャーとして正式入社。2019年8月からは、新卒採用マネージャーも兼務。Sansanの採用部門全体のマネジメントを行い、組織強化・採用力強化に取り組んでいらっしゃいます。

 

 

Sansanが手掛けるビジネスの全貌

 

 

名刺でなくていい。市場はこれから作り出していく

 

本多

御社は、年間約22億枚交換されると言われている「名刺」を切り口としたソリューションをベースとした事業展開をされています。今後この市場は伸びていくのでしょうか?

 

金さん

実は、我々は「紙の名刺を単にデータ化すること」のみを行なっているわけではありません。我々は、名刺交換、すなわち「ビジネスの出会い」のデータとテクノロジーを掛けあわせることで、顧客の企業活動を横断的に後押しし、ビジネスそのものの成長を促進させることを目指しています。名刺をデータ化してビジネスに活用することに本気で取り組んだのは、手前味噌ではありますが、我々が世界で初めてと言えるくらいではないかと思っています。そういった観点から、「市場規模がどのぐらいあるから」という話ではなくて、そもそもそういった市場を我々が一から作ってきた、という意識でいます。

 

本多

名刺管理市場におけるシェアは80%以上、契約件数は6,000件以上(注)と、圧倒的な存在感ですね。

 

金さん

「世界のビジネスシーンにSansanがイノベーションを起こす」という観点からすると、世の中を変える程のインパクトは、まだ何も与えられていないと考えています。日本国内だけでも400万社近い企業があると言われていますので、その数字から見てもまだまだ大きな余地があります。また、すでに導入して頂いているクライアント様に対しても、もっとSansanを効果的・効率的に活用いただき、ビジネス成長に繋げていただくことができると思っています。まだまだ課題だらけですが、それが弊社の成長可能性だと考えています。

先日のインタビュー記事で、弊社社長の寺田が、Sansanは「フェーズ3」に入ったと話しています。創業から最初の5年がフェーズ1。積極的な投資を行い広告宣伝で露出が増えると共に、お客様が増えて、成長が加速してきたフェーズ2。そして、それを基盤として多角的に事業を成長させていく新たなフェーズ、それが現状のフェーズ3です。

 

(注)クラウド名刺管理サービス「Sansan」および名刺アプリ「Eight」の企業向けサービス「Eight 企業向けプレミアム」をご利用いただいている契約数の合計。

 

「出会い」からイノベーションを生み出す

 

本多

御社のミッションは「出会いからイノベーションを生み出す」です。ここについて、詳しくお話頂けますでしょうか?

 

金さん

いつの時代も、世の中を変えてきたのは人と人との「出会い」です。テクノロジーの力で出会いの可能性を最大化し、ビジネスにイノベーションを起こしたい、ひいては名刺からはじまる出会いそのものを変えていきたい、という思いを表しています。

ビジネスにおける「出会い」の際に交換する「名刺」を正確にデータ化することで、資産として活用できるようにする。名刺をデータ化し管理する方法は、もちろんSansanができる以前にもありましたが、共有し、さらに様々な企業活動へ応用させようという発想はこれまでになく、先ほどお伝えしたように前例のない挑戦ということになります。

現在、法人向けのSansanは、「名刺管理から、ビジネスがはじまる」というコンセプトのもと、動画を見る時はまずYouTubeを見る、買い物をする時はまずAmazonを見るといったように、「ビジネスを始める時にはまずSansanを見る」という、ビジネスパーソンにとって欠かせないプラットフォームとしての価値を確立するための機能拡充を行なっています。

 

カスタマーサクセスという役割

 

 

本多

続いて、「カスタマーサクセス」について教えてください。御社のビジネスモデルにおいて、とても重要な役割を担っていると思いますが、具体的にどのようなことを行なっているのでしょうか?

 

金さん

そうですね。導入支援を皮切りに、実際の運用についてのコンサルティングを行います。その会社の事業課題・営業課題を、Sansanというプロダクトを活用することでいかに解決するかを提案することも役割の一つです。「こういう状況だと、Sansanが役に立ちます」「営業先に訪問する前に、必ずSansanの情報を見ておくといいです」など、Sansan導入後にお客様と並走し、Sansanの利用メリットを実感していただくための様々な提案をさせていただきます。

潜在化した課題を顕在化し、それをいかにSansanというプロダクトを活用して解決するかを提案することができるか、ということも求められるので、難易度はかなり高いと思います。Sansanで名刺情報を共有することで「便利だな」と思って頂けても、それ以上の価値を見いだすことは、最初はなかなか難しいでしょう。そこに踏み込んでしっかりと並走することで、Sansanというプロダクトの価値を100%理解いただくことが役割になっています。

 

「名刺のデータ化」の根幹を担うDSOC

 

本多

「DSOC」は、御社のビジネスにおいてどのような役割を担っているのでしょうか?

 

金さん

DSOCには、画像処理やAI、データサイエンスなど、多様な分野の研究スペシャリストが在籍しており、データ化業務の自動化・精度向上、サービス向上のためのデータ分析・活用を担っています。ほとんどを人力で行なっていた名刺のデータ化を独自にシステム化することで、より大量のデータを低コストで処理できることを実現しました。そして、そのように正確に処理されたデータを分析し、どのようにサービスに活用できるかを日々研究しています。

 

本多

今では、名刺のデータ化は、すべて自動化されているのでしょうか?

 

金さん

手入力と画像認識技術の組み合わせで、99.9%の正確さをキープしています。手入力に委ねる割合が大きくなるとそれだけコストが高くなってしまうので、いかに自動化の割合を高めていくかがポイントになってきます。

このように、技術力が試されるDSOCは、エンジニアにとってはとても刺激的な環境ですし、Sansanのビジネスを支えている、根幹といえる部門です。

 

【知っておきたい!】クラウドストリーミングって何?!できることから安全性、将来性まで徹底解説!

最近では、クラウド(インターネット上)に保存されている音楽や動画、ゲームを楽しめるサービスが増えてきています。しかし、このようなクラウドストリーミングを利用したサービスをまだ利用したことのない人も多いでしょう。そこでこの記事では、クラウドストリーミングでできることや気になる安全性、そして将来性について解説します。

 

クラウドストリーミングとは

 

 

Microsoftの「OneDrive」や「Googleドライブ」などのクラウドストレージサービスを利用している人は多いですよね。これらのクラウドストレージサービスはデータをクラウドに保存し、インターネットを介してデータを手持ちの端末で利用します。

クラウドストリーミングもクラウドストレージサービスと同様にクラウドにあるデータを利用します。そして、インターネットを利用して私たちのパソコンやスマートフォンに音楽や動画、ゲームをストリーミング再生します。

ここで、ストリーミングとは音楽や動画などのコンテンツを手持ちの端末にダウンロードしながら同時に再生することです。今話題のクラウドゲームもストリーミングを利用しています。

 

クラウドストリーミングのメリット

 

 

クラウドストリーミングの大きなメリットは、手持ちの端末に容量が十分になくてもコンテンツを利用できる点です。ストリーミングするデータは全てクラウド(インターネット上)に保存されているので、パソコンやスマートフォンのデータ容量を心配する必要がありません。

例えばクラウドゲームは、ゲームに必要なグラフィック・音などのデータはサーバーに保存されています。そのため、インターネットさえ繋がっていればユーザーはゲームデータをストリーミングしながらゲームを楽しめます。

ゲームの処理もサーバー側で完結できるので、ユーザーはゲームをするためにハイスペックなパソコンやスマートフォンをわざわざ購入する必要はありません。

 

クラウドストリーミングのデメリット

 

 

ストリーミングによってユーザーが手軽に動画・音楽、ゲームを楽しめる一方で、クラウドストリーミングにはデメリットもあります。

ストリーミングはインターネットの通信速度に依存するため、自宅のインターネット速度が遅ければストリーミングに遅延が生じてしまいます。ストリーミングが遅延してしまうとユーザーはスムーズにコンテンツが楽しめません。

また、サーバーへのアクセスが集中した場合もサーバーの負担が増加してしまいストリーミングが上手くいかない場合もあります。動画やゲームを楽しんでいる途中に「再生エラーが発生しました」というエラーメッセージと共に動画やゲームが停止してしまったら嫌ですよね。

 

クラウドストリーミングでできること

 

音楽を楽しむ

 

 

音楽はあまり容量が大きくないので、遅延は滅多になくスムーズにストリーミング再生できます。自宅や通勤途中に「Google Play Music」や「iTunes Match」で音楽を聴いている人もいるでしょう。これらはお気に入りの音楽をクラウドに保存しておくと、どこでもストリーミング再生で音楽が楽しめるサービスです。

クラウドストリーミングを利用すれば、パソコンやスマートフォンの容量を気にせず音楽を保存し、アカウント共通の複数の端末から音楽を再生できます。ちなみに「Google Play Music」では1曲につき最大300MBまで、「iTunes Match」では1曲につき最大200MBまで楽曲を登録できます。

 

動画を楽しむ

 

「Googleドライブ」は画像や文書データなどを保存できるクラウドサービスで、仕事やプライベートで使用されている人もいるでしょう。「Googleドライブ」では動画を保存しストリーミング再生できます。

従来では動画を楽しもうと思った時、動画を保存した端末からでしか再生できませんでした。クラウドストリーミングを活用するとタブレットやスマートフォンなど様々な端末から動画を楽しめ、友人・知人と共有できるメリットもあります。

 

ゲームを楽しむ

 

 

クラウドゲームはこれから盛り上がりを見せてくれるサービスです。2019年11月にはGoogleの「STADIA」が14ヵ国でサービス開始します。残念ながら日本へのサービス提供はまだ先ですが、「STADIA」や他のクラウドゲームが普及すると今までのゲームの常識が変わるでしょう。

クラウドゲームではサーバーからゲームデータがユーザーの端末へストリーミングされるので、ハイクオリティなゲームでもタブレットやスマートフォンでプレイできるようになります。

 

クラウドストリーミングの安全性

 

クラウドストリーミングのリスク

 

 

クラウドストリーミングで心配なことといえば、データをクラウドに保存することではないでしょうか。データがクラウドにあることで、ユーザーは好きな場所で手持ちの端末から気軽にコンテンツが楽しめます。

一方で、世界中の色んな人から自分のコンテンツが見られてしまうリスクもあるわけです。しかし、当然ながら各クラウドサービスは様々な安全対策を施しています。例えば「Googleドライブ」は安全なデータセンターに保管されています。

ユーザー自身がGoogleアカウントのセキュリティを強化していれば、不正アクセスされるリスクはかなり少ないです。とはいえ、ユーザー自身がマルウェアへの感染に十分注意してデータを取り扱いましょう。

 

クラウドのデータ保護のためにするべきこと

 

クラウドに絶対失いたくないデータがあるなら、必ず手持ちのハードディスクにバックアップを作成しておきます。趣味で楽しむ映画や音楽は万が一消えてしまっても購入サイトから再びダウンロードできますが、仕事で使用する研修動画やPR動画などは失うと致命的なので、定期的にバックアップを取っておきましょう。

クラウドストリーミングを複数人で共有して利用する場合は、ユーザー全員がクラウドのリスクについて把握しておく必要があります。クラウドデータの取り扱いに関するマニュアルを作成するなどして、クラウドサービスを利用するメリット・デメリットをきちんと理解しておきましょう。

 

クラウドストリーミングの将来性

 

便利さから普及が見込める

 

 

クラウドストリーミングの大きなメリットは、端末に依存せず、好きな時に手持ちの端末で動画・音楽・ゲームを楽しめる点です。スマートフォンやタブレットのデータ容量を気にせず、たくさんの動画・音楽を保存できるのも良いですよね。

特に動画はデータ容量が大きいので、長時間あるいは複数の高品質な動画をスマートフォンに保存しておくのは難しいでしょう。クラウドに保存して必要な時にストリーミング再生できれば、端末の容量を気にする必要はありません。

 

5G到来でストリーミングの需要が拡大する

 

また、超高速で遅延のほぼないインターネット「5Gが普及すれば、ますますクラウドストリーミングの需要が拡大します。

現在は使用しているインターネット通信速度の遅さからストリーミング再生を利用していない人も、5Gで高速インターネットが可能になれば、ストリーミング再生がより便利に活用できるようになるでしょう。

 

クラウドゲームの誕生

 

クラウドゲームと聞くと、簡単なトランプゲームやパズルができる程度と考えている人が多いですよね。しかし、現時点でも「ファイナルファンタジーXV」などのハイクオリティなゲームがストリーミングによってプレイできます。

近い将来は、従来の据え置き型ゲーム機でプレイしている以上の高品質なゲームがストリーミングによってプレイできるようになるでしょう。

 

最後に~クラウドストリーミングは私たちの身近に~

 

 

総務省「平成28年版 情報通信白書」によると、世界のクラウドサービス市場は急速に拡大しています。2014年に604億ドルだった市場規模は2019年には2,420億ドルにまで拡大しました。

一方、音楽関連のデータを集計している「Border City Media」は、ストリーミング配信された音楽の回数が2017年から2018年で41.8%増加したと発表しました。

さらに今後は、高速インターネット通信を実現する5Gの普及により、どこでも好きな時にクラウドに保存した音楽や動画、ゲームを楽しめるようになります。インターネットを活用したクラウドストリーミングはますます私たちの身近になってくるでしょう。

プロビジョニングとは!言葉の意味から種類、クラウドとの関係性まで、基礎から徹底解説!

昨今のIT業界で使われているプロビジョニング。聞いたことはあるものの意味などはまったくわからないという人も多いはずです。しかし、徐々に普及しているクラウドなどと深い関係にあります。今回は、これからのITにおいて重要なものとなるプロビジョニングとはどういうものかについて、徹底的に解説していきます。

 

プロビジョニングって何?

 

必要に応じてネットワークなどの設備を予測し準備する

 

 

ITの流行り廃りのサイクルは、他の業界と比べるとかなり早いです。特にここ最近は、そのサイクルがさらに早くなっています。そんな目まぐるしく変わるIT業界において、必要なときに応じてネットワークやコンピュータなどの設備を予測し、需要に合わせて事前に用意することプロビジョニングと言います。

プロビジョンというのは設備や供給という意味があります。どのくらいの需要があるかを予め予測し、その予測を元に事前に用意するというのが、プロビジョニングの基本的なスタンスとなっています。

 

通信の分野ではすでに用いられている

 

最近プロビジョニングという言葉が使われるようになっていますが、実は通信の分野ではすでに用いられています。インターネットが普及しはじめて間もない頃、通信というのはかなり重要なものでした。新たなる時代に乗り遅れないために、プロビジョニングというものが誕生しました。

やがてプロビジョニングはいくつかの種類に分かれ、そして現在ではIT業界全体にプロビジョニングが広まっています。ではプロビジョニングにはどのようなものがあるのか、これについては次の部分で説明します。

 

プロビジョニングの種類

 

サーバープロビジョニング

 

 

プロビジョニングといっても、その種類は様々です。その一つであるサーバープロビジョニングというのは、その名の通りサーバーを需要に合わせて設定を変更して供給することです。基本的に利用可能なサーバーを選出し、その上で需要のある企業などに合わせて設定を変更し、利用可能な状態にするまでがサーバープロビジョニングの役割です。

このサーバープロビジョニングは、インターネットサービスプロバイダホスティングサービスが主に利用しており、IBMなどからはその需要に合わせた設定変更を自動で行うソフトウェアを販売しています。

 

サービスプロビジョニング

 

 

サービスプロビジョニングも、プロビジョニングの一つです。一見難しい言葉のように聞こえますが、実は私達の生活と関係があります。例えばインターネット回線を契約した後に送られるパスワードや電子メールのアドレスは、サービスプロビジョニングの一環でもあります。

サービスプロビジョニングというのは、プロバイダが利用者に電子メールアドレスやDNSの設定などをすることです。自らサイト運営などをしているという場合は、DNSの設定などは運営者で行うことが多いのですが、インターネット回線の場合はプロバイダ側で行うことが多いです。

 

ユーザプロビジョニング

 

サイトやアプリの中には、会員登録をした上で利用するアプリなどがあります。その会員登録時に入力した情報を元にアカウントを生成したり、保守したりすることユーザープロビジョニングと言います。電子メールはもちろん、会員登録をした上で利用するアプリやサイトの多くはユーザープロビジョニングとされています。

ユーザプロビジョニングには2種類存在し、一つは完全に自動化されたものそうでないものに分かれています。とはいえ、基本的な流れについては自動化されていてもそうでないものでも同じです。このように普段何気なく使用しているものにもプロビジョニングというのは用いられているのです。

 

プロビジョニングとIT

 

最近ではITの世界にも進出

 

 

先程少し触れましたが、プロビジョニングというのはITの世界にも広がっています。そしてITの世界に広がるに連れて、プロビジョニングの種類も増えています。特に最近は、スマートフォンの普及もあり、モバイルに関連するプロビジョニングが増えています。

例えばモバイルサブスクライバープロビジョニングというのは、スマートフォンをはじめとする携帯電話に特化したプロビジョニングであり、MMSなどの携帯電話ならではの機能を供給しています。

 

日々進化するプロビジョニング

 

プロビジョニングというのは最初はネットワークやコンピュータなどの設備や環境を供給することから始まりました。それから時代とともに供給するものも増えてきて、今では数多くの種類のプロビジョニングが存在します。

そして現在、プロビジョニングは新たなステージへと進もうとしています。このようにプロビジョニングというのは、時代の流れとともに変わるニーズに合わせて、様々なものを提供できるものへと日々進化しているのです。

 

シン・プロビジョニングとは

 

ストレージ仮想化技術

 

 

突然ですが、皆さんはクラウドストレージを利用したことがありますか。ストレージは記憶領域のことであり、大切な写真や音楽などのデータはそこに格納されています。基本的にスマートフォンそれぞれにストレージというものがありますが、それでも足りない場合に利用するのが、iCloudをはじめとするオンラインストレージなどのクラウドです。

シン・プロビジョニングというのは、主にストレージ仮想化技術を用いてストレージを供給するプロビジョニングです。ここ最近出てきているオンラインストレージなどの多くは、このシン・プロビジョニングにあたります。

 

2つのストレージのリスクを解消

 

 

ストレージというのは言うなれば記憶できる量です。とはいえ、人によってストレージの使用量は異なります。あまり写真などを撮影したりしないという人もいれば、逆に音楽などが好きで多くのストレージが必要だという人もいます。それは企業も一緒です。

シン・プロビジョニングというのは、ストレージにおいて厄介な2つのリスクを回避するにはうってつけなのです。時代の流れとともに情報量というのは変わります。情報量が多ければストレージが逼迫し、逆に少なければ多くのストレージが余剰となります。シン・プロビジョニングはストレージを常に多すぎず少なすぎないちょうどよい容量を確保することが可能です。

 

【徹底比較!】仮想化 vs クラウド!両者の違いからこれからまで分かりやすく解説します!

皆さんはクラウドサービスを利用したことがありますか。世の中には多くのクラウドサービスがありますが、それらのサービスを実現するためには仮想化という手法が採用されています。本記事では、仮想化とクラウドの違いやそれぞれの特徴、実際にビジネスとして採用されている例などをまじえて分かりやすく説明します。

 

仮想化

 

仮想化とは

 

 

仮想化とは、物理的なリソースを複数に分割したり、それを統合したりして使用できるテクノロジーの事を指しています。

例えば一台の物理的なサーバーは安価なものでも高性能な物が多く、どんなに利用しても10~30%程度しか使わず残りの70%はアイドル状態で使用されていないケースが殆どです。

そういった場合に一台の物理的なサーバーを分割して複数の仮想サーバーを作成する事で、資源の無駄を省こうというものです。

 

仮想化の特徴

 

 

仮想化を行うことで、下に記載されている3つの利便性を実現することが出来ます。

 

・システムの無駄をなくす

仮想化についての冒頭部分でも説明しましたが、多くの物理サーバーはその性能の数十%しか使用していません。仮想化の発想が始まる前は一つのアプリケーションに対して一つの物理サーバーを用意することが一般的でしたが、サーバーの性能をフルに使っている企業は少なくシステムリソースの無駄を指摘されていました。

仮想化を行うことで残りのサーバー性能を分散し、別のサービスで利用することでシステムリソースを無駄なく使用することが可能になり、コストの削減にも繋がります。

 

・システムを自由に分割・統合出来る。

仮想化の大きな特徴として、システムリソースを複数に分けるだけでなく、統合することも可能になりました。これにより、複数の物理サーバーの一部を結合し、仮想のサーバーを作成することで拡張性を高めることが出来るようになります。

 

・リスクを分散することが出来る。

複数台のシステムを分割して仮想のサーバーを作ることでシステムのダウンリスクを低減させることが出来るようになります。

例えば一台のサーバーでアプリケーションを動かしていた場合にサーバーが何らかの故障や不具合でダウンしてしまうとサービス全体に影響が出てしまいます。しかし、10台のシステムを複合した仮想サーバーを使用している場合、一つのサーバーがダウンしてもその影響は10%程度と限定的になります。

 

仮想化の種類

 

 

仮想化について主にサーバーをメインに話をしてきましたが、サーバー以外にもストレージやネットワーク、アプリケーションといったリソースを仮想化する事もできます。ここではそれぞれの仮想化について簡単に説明します。

 

・サーバーの仮想化

サーバーの仮想化は、一台の物理サーバーを分割し複数の仮想サーバーを作成することができます。

 

・ストレージの仮想化

ストレージの仮想化は、一台の物理ストレージディスクを分割し複数の論理ディスクを作成することができます。

 

・ネットワークの仮想化

ネットワークの仮想化は、一つのネットワーク回線や機器を仮想化することで複数のネットワークを構築することができます。

 

・アプリケーションの仮想化

アプリケーション仮想化は一つのアプリケーションを仮想化することで複数のサーバーで使用することが出来ます。

 

クラウド

 

クラウドとは

 

クラウドはユーザーがストレージやソフトウェアを用意しなくても、インターネットに繋げるだけでサービスを必要な時に必要な分だけ利用することができるサービスです。

これによりユーザーは、サービスを動かしているコンピューターや接続方法などを意識しなくても簡単にサービスを利用することが出来るようになりました。

 

 

クラウドの特徴(メリット)

 

クラウドサービスを導入するメリットとして、以下の様な利便性を実現することができます。

 

・サーバーを用意する必要がない

クラウドが誕生するまでは、ユーザーがサービスのソフトウェアを購入し自分のサーバーにインストールして使用する必要がありましたが、クラウドサービスの場合は提供しているサービス元がサーバーを用意しており、ユーザーは自社でサーバーを用意しなくてもインターネットに接続するだけでサービスを利用できる様になりました。

 

・メンテナンスが不要

ソフトウェアのアップデートや不具合に対するメンテナンスなどは全てサービスの提供元が行ってくれるためユーザーは更新作業を行う必要がありません。

 

・どこでも利用できる

インターネットに接続する環境さえあればどこでもサービス使用することが出来るため、端末や場所を選ばずどこでも利用することが可能になります。

 

【ITSM】ITSMって何?いまさら聞けないITSMのキホンから徹底解説!クラウドとの関連は?

サービスにおけるIT化が進んだ現代、ITサービスを円滑に行うにはインシデント管理が欠かせません。それは、資産管理をはじめ業務のあらゆるプロセス管理に必要なマネジメントでもあります。そこで活躍するのがITSMなのです。
そこで今回は、ITSMがどのようなシーンで活用されているのかを交えながら、ITSMのキホンを徹底解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

ITSMとは

 

ITSMって何?

 

 

ITSMとは「IT Service Management」の略称であり、ITによるサービスを効率的に、また円滑に提供するための管理を指します。

また、バックオフィスにおける資産管理や、組織全体の業務管理を、ITシステムによって効率化を図る目的としても導入されているツールです。

そして、これらは全て「インシデント管理」の基本となるのです。

 

ITSMの基本的な役割

 

 

ITSMの基本的な役割には、次のようなものがあります。

・業務全体の流れを、それに関わる人はもちろん管理者が把握しやすくなる

・状況に関わらず、どのような角度からも引き継ぐことができるようになる

・現在の資産状況などが瞬時に把握でき、そこにいたるプロセスを容易にトレースできる

・サービスに対するユーザーの要求を整理することができる

・サービスにおけるインシデント管理を主な目的とする

 

一言で表現すれば「サービス提供からその管理までを円滑に行う」ための管理方法ということになりますね。

そして、これらのバランスを保つことがインシデント管理へと繋がります

※インシデント管理については後述します。

 

ITSMの具体的な活用シーン

 

ITSMの具体的な活用シーンとしてイメージしやすいものとしては、「資産管理」「プロセス管理」「サービス管理」そして「インシデント管理」が挙げられます。

 

資産管理

 

 

ITSMの導入目的に多いものとして「資産管理」があります。

社内で保有するPCやネットワーク機器、大きなものになるとサーバ自体を所有する企業などもありますね。

その他、ソフトウェアなども含め保有する資産を管理するツールとしてエクセルで管理している企業も多いと思います。

社内インフラを経験したことがあるとイメージしやすいのですが、エクセルでの資産管理は非常に効率が悪いものです。

資産の確認作業は忘れた頃にやってきます。

エクセルファイルを共有フォルダなどで管理するやり方では、ある程度の整理しかできません。

これら資産管理にITSMツールを導入することで、アクセス権限はもちろん、必要な時に必要な場所からアクセスできたり、その資産を購入した経緯などもすぐに把握でき、購入から運用までのプロセスを管理することが可能になります。

資産管理におけるインシデント管理は、機器のトラブルを防ぐのはもちろん、突然の税務調査でもしっかりと対応できる備えとなるのです。

 

プロセス管理

 

 

プロセス管理は、業務全体の経緯を全て管理するということです。

プロセスを把握することは、インシデント管理に繋がります。

トラブルに発展する可能性があったプロセスを把握することで、根本をコントロールすることができるのです。

また、プロセスを細かに把握する、あるいは共有することは、業務において途中参加でも経緯を把握しやすく、比較的迅速に対応できるということでもあります。