シングルページアプリケーション(SPA)を徹底解説!導入メリットやUXとの関係は?

Webサイトと一口に言っても、ページの画面遷移やクリック挙動は多岐に渡ります。中でもシングルページアプリケーションは、ページに一度アクセスすれば、その後大きなページ遷移もなく、ストレスのないサイト閲覧が可能な技術です。今回は、シングルアプリケーションについて、導入のメリットやUXとの関係性について徹底解説します。

 

シングルページアプリケーション(SPA)とは

 

 

シングルアプリケーションとは、Single Page Applicationと表記し「SPA」と略されます

SPAは、Webページにおいて1ページ内を各オブジェクトで構成することで、ページ全体を何度も読み込むことなく、対象のコンテンツのみを遷移させます。

ページ内で変化させる必要のない部分は据え置く(再読み込みをしない)ことで、表示の速度や全体のパフォーマンスを向上させることができるのです。

一般的なWebページでは、例えばユーザーが「次のページ」というリンクをクリックすると、アクションはサーバーへ要求され、サーバー側で「次のページ」のデータで1ページ分を作り、クライアントがページ全体を表示させます。

しかしSPAでは、ページ内にある一つのコンテンツをクリックすると、そのコンテンツ部分に必要な情報のみをサーバーへ要求し、必要なデータを使って差分のみを表示するのです。

これにより、ユーザーが認識する変化はページの一部であり、一瞬もページ遷移(ページ全体が白くなるなど)を意識することがなくなります。

 

SPAの例

 

SPAが導入されている代表的なページとしては、グループメッセンジャーとしても人気のあるSlack(スラック)のWebページや、FacebookメッセンジャーのWebページなどです。

SPAをすぐに体験してみたい場合には、Slackのアカウントを作成し、Webブラウザーにて利用してみることをお勧めします。

また、グーグル社の地図コンテンツであるGoogleMapでもSPAが利用されていることも有名ですね。

画面全体を再読み込みすることなくマップのデータのみが読み込まれるため、目的地を表示するたびに画面全体が途切れる(一瞬白くなるなど)ということがありません。

 

SPA導入のメリットとデメリット

 

徐々に人気を集めるSPAですが、そこにはメリットとデメリットが存在しますので、しっかりとチェックしておきましょう。

 

メリット①ユーザーのページ遷移のストレスがない

 

 

SPAで期待されることは、何よりページ遷移でのユーザーストレスを軽減することです。一度読み込んだページは、その後必要な部分のコンテンツのみを遷移させるため、画面全体が再描画されるストレスがなくなります。

 

メリット②開発者のHTMLコーディングが減る

 

Webページを開発するエンジニアにとっては、SPAを導入することで、HTMLのコーディングを減らすことができます。必要なコンテンツ部分のデータを要求して処理を行うので、ページ全体の描写は必要なくなります。

 

デメリット①初期ページの読み込みに時間がかかる

 

SPAのページ遷移や表示が早い理由は、初期の読み込み段階で、必要な画面とコンテンツを一気にダウンロードするからです。

ですので、初期のページ表示には比較的時間がかかってしまいます

 

デメリット②古いブラウザでは処理が重くなる

 

SPAでは、ページにある各コンテンツのデータをクライアントが受け取り、ブラウザが処理をするのですが、ブラウザのバージョンなどが古い場合、とても動作が重くなってしまい、SPA導入の意味が全くなくなってしまいます。

SPAに興味を持つ顧客がいた場合にも、それを使う環境を配慮しておかなければなりません。SPA導入で想定するパフォーマンスを出す場合には、クライアント側のスペックも考慮する必要があるということですね。

 

デメリット③SPA開発者が少ない

 

SPAは現在、開発者が圧倒的に少ない分野でもあります。例えば、独自のサイトをSPAへ移行しても、逆に表示が遅くなったという例もあり、しっかりとした設計とUXに明るい技術者が求められます。

つまり、期待通りに動作するSPAを開発できる技術者にとっては、需要があるという意味でメリットになりますが、依頼する側からすれば少ない技術者の取り合いになる(単価が高くなる)デメリットにもなるのです。

 

CMS(コンテンツ管理システム)とは!導入によるメリットから具体的なサービスまで、わかりやすく解説!

多くのメディアやWebサイト運用で用いられているCMS。コストの削減やコンテンツの更新頻度の向上、さらにはより自由度の高いデザインを実現できるなど、これからメディアなどを運営する人にとってはまさに必需品です。今回はそんなコンテンツ管理システム、通称CMSについて、わかりやすく丁寧に解説していきます。

 

CMSってどんなもの?

 

コンテンツ管理システムのこと

 

 

私達が普段閲覧しているブログやメディアは、常に誰かの手によって運用されています。もちろんそれは会社で運用していることもあれば、個人で運用しているということもあります。そのWebサイトの管理や運用で用いられているシステムCMSです。CMSはコンテンツ管理システムの略称であり、基本的にはCMSという言葉が使われています。

CMSはその名のとおり、ブログやメディアの記事をはじめとするコンテンツを管理するためのシステムです。現在公開されているWebサイトの多くは、このCMSによって管理しています。では、一体なぜこれほどまでにCMSが広がったのでしょうか。

 

現在のWebサイト運営には必須アイテム

 

 

一昔前まではFTP、ファイルトランスファープロトコルというものを使ってサーバーにアクセスしなければ更新できませんでした。そしてその際用いるファイルについても、HTMLなどのプログラミング言語で構成されたファイルしか使うことができませんでした。そのためWebサイトを更新するとなると、かなり手間がかかってしまいました

CMSはそのような面倒なことを限りなくなくし、HTMLなどの専門的なプログラミング言語を知らなくてもコンテンツを作ることができるようになっています。もちろんコンテンツを更新するときも簡単であり、特にブログなどの更新頻度が重要になるオウンドメディアの場合、高い更新頻度を実現することができます。

 

CMSのメリット

 

運用コストを大幅削減

 

多くの企業やWebサイト設計者がCMSを使うようになった理由はいくつかあります。その中でも特に多い理由として、導入や運用に関するコストを大幅に削減することができるという理由です。一昔前まではコンテンツの更新に時間がかかることはもちろん、コストもかなりかかりました。特にWebサイトの更新のたびにWeb制作会社に委託している場合は、かなり費用がかかりました

CMSの場合、特別な知識がなくても簡単に更新できるため、運用コストを大幅に削減することができます。さらにCMSの導入にかかるコストもかなり低いため、これから自社でメディアなどを運用しようとなった場合でも、気軽に導入することが可能です。

 

Webサイトの管理運用が簡単

 

 

Webサイトで最も大変なことは、完成したWebサイトの管理運用です。ただコンテンツを更新すれば良いわけではありません。毎日どのくらいの人がサイトに訪れるか、どのくらいの人がコンテンツ内のリンクに進んでくれているか、という部分もサイト運営においてはかなり重要です。

CMSの中にははコンテンツ管理はもちろん、サイトのアクセス数などの細かい部分の管理も可能です。アクセス数などが分かれば、どのようなものが今人気なのかがわかります。その上でどのような内容のコンテンツを展開すべきか、そしてどのような商品を紹介すべきかもわかります。さらに、サイトにアクセスする権限の管理も簡単です。外注でライターを雇っているなど、複数人でサイト運営をしている場合、CMSはかなり便利です。

 

CMSでできることは?

 

ホームページなどの構築と管理

 

 

通常Webサイトというのは、HTMLというプログラミング言語で構成されたファイルをサーバーに送信することで、自分が作成したWebサイトが公開されます。当然ファイルを作る場合は、別のソフトなどが必要になるなど、いろいろなものを準備する必要があります。

しかしCMSは、サーバーとドメインさえ別に用意するだけで大丈夫です。理由としては、ホームページ作成などに必要なものが揃っているためです。予めサイトのデザインなどをCMSで構築し、あとはサーバーやドメインの設定でサイト管理に用いるCMSと連携させるだけで、すぐにサイト運営を始めることができます。

 

アクセス権限の管理

 

ブログやメディアというのは、基本的にだれでも自由に書き足したりすることができません。そうしてしまうと、せっかく自分たちで作ったコンテンツが第三者によっておかしくなってしまいます。そのようなことを防ぐために、CMSではサイトにアクセスする人ごとに権限を割り振ることが可能となっています。

権限を割り振ることによって、複数人でメディアなどを運営するときの効率がかなり良くなります。メディアの編集長やライターなど、役割や担当に合わせて権限を付与することで、サイトの安全性は大幅に向上します。もちろんコンテンツの更新の際も、安心して実行することができます。

 

最低限知っておきたい超有名CMS

 

無料CMSでは最強!WordPress

 

 

CMSといっても、現在では様々な種類があります。有料のCMSがある一方で、無料で使用することができるCMSもあります。そんな無料のCMSの中でも絶対的な人気を誇るCMSが、WordPressです。無料のCMSとしての知名度も高く、個人でのサイト運営から企業のメディア運営まで、幅広いところで使われています

WordPressの特徴は、なんといってもその拡張性の高さです。プラグインが数多く用意されており、自分好みにカスタマイズすれば、使い勝手もかなり良くなります。また、ブログなどのメディア向けにテンプレートも用意されており、こちらも数多くのラインナップが用意されています。

 

Webで天下を取るならCloudCMO

 

無料のCMSの場合サポートが基本的にないため、いろいろなものを自分で準備しなければいけないというデメリットがあります。一方で有料のCMSの場合、サーバーなども予め用意されていることが多いため、企業が運営するメディアの多くは有料のCMSを用いていることが多いです。その有料CMSの中でも多機能なものが、CloudCMOです。

通常のCMSと同じくコンテンツの作成や管理などの基本的な機能はもちろん、アクセス解析などのマーケティングに関する機能もセットになっています。自社の商品を宣伝したいという場合や、マーケティングのことも考えたメディアを運営したいという人におすすめです。

 

【パッケージシステム】導入のメリット・デメリットを徹底解説!

仕事や生活を便利にしてくれている様々なシステム。そのシステムの中には『パッケージシステム』と呼ばれるものがあるのは、ご存知ですか?「そんなの知っているよ!」という方も多いと思いますが、本当に理解されていますか?今回は「今さら聞けない!」というパッケージシステムについて、徹底的に解説していきます。

 

パッケージシステムとは

 

すでにできているシステム

 

 

既にご存じの方も多いと思いますが、改めて再度『パッケージシステム』について確認をしたいと思います。

『パッケージシステム』とは、既に出来上がっているシステムのことを言います。既製品のことですね。

 

例えば、洋服です。

量販店で洋服を買うときには、既に出来上がっている洋服が店舗に並んでいます。

店舗にある、既に出来上がった洋服の中から、自分が気に入った洋服を買うと思います。

上記の例だと、既に出来上がっている洋服(製品)を購入します。

 

これをソフトウェアに当てはめると、既に出来上がっているシステム(ソフトウェア)を導入するということになります。

『パッケージシステム』とは、既製品ということになります。

 

独自開発システムとは

 

オーダーメイドで『0』から構築するシステム

 

 

『パッケージシステム』の対になるものが『独自開発システム』です。

これは、『パッケージシステム』とは違い、『0』からシステムを開発して、導入していくというシステムになります。

 

先ほどの洋服の例にしますと、『オーダーメイド』になります。

スーツをオーダーメイドするとしましょう。

まずは体に合ったものを作るための採寸をして、素材となる布を選びます。

スーツの型を決め、詳細を決めていきます。

その後。いよいよ制作します。

一点ものを作るので、職人の手作業になり、時間がかかります。

このようにして作られたスーツは、オーダーした人にピッタリのものとなります。

 

システムも同様に、完全オーダーメイドで、需要に合ったシステムを構築、導入することができます。

『独自開発システム』とは、需要に合わせて『0』からシステムを構築、導入していくオーダーメイドシステムのことです。

 

『パッケージ』と『独自開発』はどっちを導入すべき?

 

 

『パッケージシステム』と『独自開発システム』については、ご理解いただけたと思います。

双方のシステムに違いがあります。

実際に導入する際には、どちらのシステムを導入すると良いのでしょうか?

この項目では、その比較をしていきます。

 

簡単に比較はできない

 

 

『パッケージシステム』と、『独自開発システム』のどちらを導入すべきかは、簡単に答えは出ません。

なぜなら、どちらにも導入するにあたってのメリット、デメリットがあるからです。

『パッケージシステム』のメリット、デメリットについては、後の項目にて紹介していきます。

この項目においては、『独自開発システム』のメリット、デメリットについて紹介することで、どちらのシステムを導入すべきかが、簡単に答えが出せないということを解説していきます。

 

『独自開発システム』の最大のメリットは、必要に応じて自由にシステムを構築することができるという点です。

業務系システムでは、会社の業務に合わせたシステムを自由に構築することができます。

余分な機能がなかったり、必要な機能を使い勝手の良いインターフェイスで構築することができる点は、大きなメリットです。

 

AWSについて徹底解説!導入によるメリット・デメリット含めて分かりやすく解説します!

AWSでは多くの幅広いサービスを提供しているため、大まかなイメージすら掴みにくいという声をよく耳にします。便利そうだけど何から始めて良いか分からない、と言うのが正直なところでしょう。そこで今回は、AWSの概要を交えながら、導入によるメリットとデメリットを含めて分かりやすく解説します。

 

AWSの概要

 

AWSとは「Amazon Web Services」の略称で、Amazonが提供するクラウドコンピューティングサービスです。AWSには、利用できるサービスだけでも19ものカテゴリーに分かれており、それらサービスを世界190カ国以上で展開しています。

基本的には、各サービスのインフラだけを提供していますので、利用する際にはユーザー自らが構築・運用・保守を行う必要があります

とはいえ、クラウドコンピューティングに必要なリソースは全てAWSが提供してくれますので、ユーザーはサービスに必要な機能を選択するだけで、効率的なシステム構築が実現できるのです。

 

イメージしやすいAWSの活用シーン

 

Webサイトの作成

 

 

クラウドコンピューティングで最もイメージしやすいのがWebサイトです。Webサイト構築サービスを提供するレンタルサーバーは多く存在しますが、そのほとんどは月額料金によるリソースのレンタルです。また、初期費用が必要な場合も多く、Webサイト運用後のアクセス数などをあらかじめ予測し、プランを選択する必要があります。

しかしAWSでは、利用開始後のアクセス数や負荷に応じてリソースを調整することができ、月の利用料金は従量課金制ですので、リソースをそれほど使わない利用開始直後の時期に高額の固定料金を支払う必要はありません。

また、AWSは初期費用も不要ですので、使わなければ基本的にコストがほぼかかりません

 

クラウドストレージ

 

 

近年、社内ファイルサーバーなどのストレージもクラウド化が主流となっています。利用されるサービスは様々ですが、もちろんAWSでもクラウドストレージサービスが存在します。

ストレージを利用する人数やファイルサイズによっては、月額プランのクラウドストレージサービスではオーバースペックになるケースが多くみられます。

AWSの従量課金による拡張性は、クラウドストレージの利用が一番イメージしやすいかもしれません。

利用人数や保存ファイルサイズが増加すると、ストレージの残容量を気にしなければなりませんが、AWSのクラウドストレージサービスであればそのような心配は皆無です。

また、セキュリティ認証においても信頼性のあるプラットフォームを実現していますし、データの複製(バックアップ)を自動で行い分散管理することで、万が一災害が起こった場合のデータに対する耐久性を確保しています。

 

開発環境

 

 

AWSでは、ソフトウェア開発環境も提供しています。本来、サーバーなどのハードウェアから準備をしなければいけませんが、AWSを利用することでそれらの準備は必要なく、更に以下のような様々なOS環境も自由に構築することが可能です。

 

・Redhat Enterprise Linux

・SUSE Linux

・Amazon Linux

・Windows

・CentOS

 

など。

サーバー機器のハードウェア購入や機器納品までの期間を気にすることなく、必要な開発環境を効率的に構築することが可能なのです。

 

運用管理支援

 

 

AWSではマネージドクラウドポータルとして、情報システムの管理機能をクラウドサービスとして提供しています。AWSが提供するサービスならば、情報システム担当者(社内インフラ担当者)も管理・運用が効率的に行えるということですね。

また、バックアップも自動化されているので、いざという時のロールバックにも手間取ることはないでしょう。

 

AWSを導入するメリット

 

用途や利用タイミングの自由度が高い

 

 

AWSでは、多くの用途に合わせたクラウドコンピューティングを提供しています。また、サービスを導入したいタイミングですぐに利用開始できるというメリットがあります。

例えば、ファイルサーバー利用に対する要求がある場合、通常はハードウェアの選定・購入・納品・設定といった工程を要しますが、AWSならばアカウント登録をして、必要なサービスをGUIによって選択するだけで運用を開始できます。

これまで導入から運用までに時間を要していたITサービス全般について、時間やコスト面を含め効率的に導入することができるのです。

 

費用は利用したリソースへの従量課金

 

 

AWSが提供するほとんどのサービスが従量課金制となっているため、コストは基本的には利用したリソース分のみです。ですので、新しく導入するITサービスに対して、大幅なコストカットが見込めるということです。

 

ERPを徹底解説!導入するとどんなメリットがある?今更聞けない基礎知識!

ITシステムの一つERP。よく耳にするシステムの一つだとは思いますが、皆さんERPのこと説明できますか?「基幹システムの一つだということは理解しているけど…。」という方は多いのではないでしょうか?今更恥ずかしくて聞くことができないという方のために、基礎知識と導入のメリットを紹介します。

 

基幹システムと業務システムの違い

 

 

ERPのことを理解するために、まずは業務システムや基幹システムについて理解していますか?

業務システムや基幹システムと深いつながりがあるため、知っていないとERPについて知ることが大変になります。

というわけで、ERPのことを説明する前に、業務システムと基幹システムについて理解していただきたいと思います。

それでは業務システムとはなにか、基幹システムとはなにか、説明していきます。

 

業務システムとは

 

簡単に言うと、顧客管理システムや在庫管理システムなどのことです。

人が業務を行うときにその業務を効率的に行うためのシステムのことを業務システムといいます。

もちろんその他にも、販売管理や生産管理などのシステムも含まれます。

一例です。

営業担当者は顧客の情報を管理するのに、会社で挿入されている顧客管理システムを使うことで、社内の人間が一元管理することができます。

営業担当者が外出中に顧客から急なトラブルがあり、助けてほしいと連絡がきたとき、社内の人間がその顧客のことを知らずに、その対応ができないとなってしまったら顧客は怒りますよね。

単なる外出であればまだ対応できるかもしれませんが、その営業担当者がインフルエンザになってしまった場合は全く対応ができません。

その他の社内の人間が顧客の情報を理解して、代理で対応をすることが企業の業務を効率的に行うことで、業務をサポートしてくれます。

このように、業務をサポートしてくれるシステムのことを業務システムといいます。

 

基幹システムとは

 

では基幹システムとはどういったものなのでしょうか。

基幹システムとは様々な業務システムを一元管理しているシステムのことです。

もっと詳しく言うと、顧客管理、在庫管理、生産管理、財務管理、購買管理、販売管理など、企業の業務における基幹となる部分を一つのシステムで管理しているシステムです。

基幹システムが出る前は、各部署が各々業務に必要なシステムを導入して、個々に管理をしていました。

しかし、業務には様々な部署の連携が必要になってきます。

そのたびに、各々のシステムに同じような項目を入力しなければならないという手間がかかっていました。

また、人の手で入力する機会が増えてしまうことで、人的ミスも多くなってきていました。

そういった問題を解決するために開発されたのが、業務システムを一元管理できる基幹システムというものになります。

基幹システムは業務システムの一つの種類であり、業務システムを包括しているシステムです。

 

ERPとは何?

 

 

業務システムと基幹システムについては理解していただけたと思います。

ERPとはいったい何なのか。

まず、業務システムの中の一つのシステムが基幹システムであり、その基幹システムの中の一つのシステムだと思ってください。

 

ERPは経営を手助けする考え方のこと

 

 

ERPは、『Enterprise Resources Planning』の略です。

企業の経営には『ヒト・モノ・カネ』がなくては成り立たないとされています。

企業の資源と言われているものです。

その資源を有効に活用する計画を立てることを『Enterprise Resources Planning』、略してERPといいます。

簡単に言うと企業経営を効率的に行うための考え方のことを言います。

ただ、ERPが浸透した現在においては基幹システム=ERPという考えは間違っていませんが、システムのことを指すというよりは、概念的なものだと理解してください。

 

こんな福利厚生もあるの!?企業が導入するユニークな福利厚生を徹底解説!

少子高齢化や転職市場の活性化に伴い、「人材不足」に頭を抱える企業は年々増えています。そのため優秀な社員をいかに自社に留めておくかは、もはや経営課題。そこで注目されているのが福利厚生です。今回は他社と差を付けるユニークな福利厚生を導入している企業を紹介します。社員流出を止めたい経営者の方は必見ですよ!

 

福利厚生のメリット

 

 

最大のメリットは「従業員のモチベーション向上」

 

福利厚生と言っても様々な導入目的がありますが、最大の目的は「従業員のモチベーション向上」と言えるでしょう。

やはり人間、快適な職場環境で働くとやる気はアップするもの。

逆に劣悪な環境だと、どんなに優秀な社員であってもそのパフォーマンスは下がってしまいます。

社内の環境、と言う点で福利厚生が果たす役割は計り知れません。

無料のコーヒースペースがあるだけで仕事中の息抜きにもなりますし、他の社員と気兼ねない会話をすることで疲れた頭をリフレッシュすることができます。

「働き方改革」がそこかしこで叫ばれていますが、その目的は「生産性を上げること」。

日本人は働きすぎにも関わらず生産性が低いことから、いかにして生産性を上げるかが日本の至上命題です。

そこで注目を浴びているのが、「息抜き」。

働き詰めでは頭の回転が遅くなることから、適度なリフレッシュを挟みつつ仕事をすることが推奨されてきています。

 

優秀な社員の流出を抑制する役割も

 

大企業と言えど安心できる環境とは言えなくなっている昨今、より安定した企業を求めて転職する人が増えています。

そこで彼らが気にするのが福利厚生の充実度。

仕事だけではなく、私生活も充実させたいと考える方が増えていることがその背景にあります。

ワークライフバランスの充実を求める社員の増加に伴い、福利厚生の充実度が社員満足度に大きく関係してきました。

そのため社員の流出を食い止めたい企業は、こぞって福利厚生の改革に乗り出しています。

 

福利厚生は採用でアピールする材料に

 

 

採用活動で福利厚生をアピールする企業が増えています。

今や学生の注目は「働きやすさ」。

ブラック企業に関するニュースが世間を騒がしていますが、快適な環境で働きたいと考える若手は多いものです。

そこで企業の新卒採用担当者はこぞって自社の福利厚生の充実度をアピールしています。

中途採用のホームページにも福利厚生の文字が並びます。

今は企業の評価サイトなどでそこで実際に働く社員の社員満足度が簡単に分かる時代。

転職者も働きやすい職場を求めています。

そこで重要になるのが福利厚生の充実度。

福利厚生の満足度がイコール社員満足度に繋がる面もあり、企業の中途採用担当者も福利厚生のアピールに必死になっています。

 

福利厚生のデメリット

 

 

導入コストがかかる

 

福利厚生の導入にはコストが発生します。

設備の拡充には投資費用が発生しますし、福利厚生担当者を専任で置いた場合には人件費も乗っかってきます。

更に社員により福利厚生への満足度に差があるため、効果を検証できないという側面も

福利厚生費が年間の予算で最後に承認されるという企業も多いのではないでしょうか?

特に一度導入した福利厚生が社員に支持されずに廃止することは、導入費用をペイできなくなることから避けたいところ。

そこで実施前には必ず従業員にヒアリングをしたりアンケートを取るようにしましょう。

従業員の生の声を聴くことで、効果的な福利厚生の導入が可能になります。

 

実は福利厚生の管理は骨が折れる業務

 

福利厚生導入のデメリットとして次に挙げられるのが、その管理がとても煩雑なこと。

従業員に制度を周知徹底し、年ごと、時には月ごとの利用者数を集計。

そして利用率が少ないものに関してはその原因分析や、時には廃止の検討をすることもあります。

福利厚生はどうしても社内業務の優先度としては低くなってしまうため、大企業であっても福利厚生担当が1人というところも珍しくありません。

そのため必然的に1人にかかる業務量が増えてしまいます。

そこで検討したいのが福利厚生のアウトソーシング。

専門の業者が社員アンケートの実施から社員への周知、また利用率の分析まで行ってくれる便利なサービスです。

他の企業がどのような福利厚生施策をしているのかというリアルタイムの情報が入る点も魅力。

福利厚生担当がそもそもいない、または少人数で回しているという場合には検討してみることをおすすめします。

 

福利厚生の種類

 

 

福利厚生は「法定福利制度」と「法定外福利厚生」に分けられます。

前者は健康保険や労働保険など法律で企業に義務付けられているもの。

後者は法的な義務はなく、企業が自由に設計できるものを指します。

一般的に福利厚生は後者の「法定外福利厚生」に該当し、「ソフト施策」と「ハード施策」に分けられます。

 

一般的な福利厚生(ソフト施策)

 

ソフトな福利厚生の例として挙げられるのが、住宅手当や家賃補助といった制度。

給与・賞与以外に別途支払われるものであり、企業によっては支給されないところもあります。

出産祝いや慶弔見舞金などの制度を導入している企業は多いですよね。

また社内サークルや部活動が盛んな企業は、その活動費が福利厚生費として支給される場合もあります。

 

一般的な福利厚生(ハード施策)

 

ハードな側面としては社宅や保養所の設置、また社員食堂などが挙げられます。

社員の余暇の充実や休息を目的に導入されることが多いですね。

しかし維持費用がかかるなど、近年ではこれらを廃止する企業も増加しています。

また最近は従業員のメンタルヘルス対策の重要性が叫ばれており、その対策として産業医や心理カウンセラーを常駐させる企業も出てきています。

 

ユニークな福利厚生導入例(Chatwork)

 

 

業務効率化と会社の成長を目的にしたサービスを次々と送り出す「Chatwork(チャットワーク)」。

導入企業数が20万社を超えた主力サービス「Chatwork」を利用している方も多いのではないでしょうか?

業務効率化を掲げている企業なだけあり、福利厚生も業務効率を上げるユニークなものが並びます。

 

ゴーグローバル制度

 

社員の知見を広げるために、海外旅行の費用を支援する制度。

1人につき14,000円まで会社が補助してくれます。

世界進出を目指している企業ゆえに、社員がグローバルな視点を持って働いてくれることは会社としても大きなメリット。

福利厚生施策ではありながら、社員に対して会社の方針をメッセージングしている点でも好例と言えます。

 

社員同士で食事をとる時に4,000円を支給

 

社員同士のコミュニケーションを活性化させることを目的に導入された制度。

社員同士のランチに4,000円が会社から支給されます。

これまで以上に不透明になる世の中を企業がサバイブしていくためには、社員同士のこれまで以上の連携が不可欠。

ランチで息抜きをしてほしいという会社の想いと、情報交換を活発化してほしいという願いが込められています。

 

チャット保健室

 

チャットで専門機関に医学相談ができるサービスです。

健康不安やメンタル不調などの際に、社員がすぐに相談できる場所があるのは嬉しいところ。

「健康経営」が叫ばれて久しいですが、社員が健康に働いてくれることは会社の健全な成長に繋がります。

 

ユニークな福利厚生導入例(ウェディングパーク)

 

 

式場探しの口コミサイトとして有名な「ウェディングパーク」を始め、ウェディングに関する様々なサービスを展開。

2018年に「働きがいのある会社」ランキングにノミネートされ、新入社員定着率が9割を超える社員満足度の非常に高い企業として知られています。

 

8活(はちかつ)

 

朝の時間を有効活用するために導入された制度。

朝早く出勤した社員には無償で朝食が振る舞わられます。

この制度を導入することで必然的に退勤時間を早めることができ、仕事終わりのプライベートな時間を充実させることができるというメリットも。

8活」というネーミングも、社員が呼びやすいフレンドリーな名前になるように工夫されています。