『週休2日制』と『完全週休2日制』の違いとは?企業選びで抑えておきたいポイント!

週休二日と完全週休二日の違いについてご存知ですか?
名前は酷似していますが、実は全くの別物なんです。知らないと痛い目を見るこの二つの違いについて徹底解説していきます!休日出勤したはずなのに残業代が増えている、などのよくありがちな悩みの正体を、元人事部勤務の筆者が徹底解説します!

 

週休二日と完全週休二日は全くの別物!

 

 

週休二日っていうくらいなんだから、週に二回休みがあるんでしょう?

そんな風に考えている方はいませんか?

実は週休二日と完全週休二日は全くの別物。プリンとプリン体くらい違います。プリンがもらえたら嬉しいけど、プリン体は全然嬉しくないですよね。

的はずれな比喩はさらっと流して、まずは週休二日とはどういうものなのか、見ていきましょう。

 

週休二日ってどういうもの?

 

 

週休二日は、「一ヶ月のうち最低一週は休みが二回ある週が存在している」ことを意味します。つまり休みが一日しかない週が三回続いても、一週だけ二日の休みが取れれば週休二日制と名乗っていいわけです。

なんて紛らわしいんでしょう。実質月に五回しか休めていなくても週休二日制と名乗れてしまうんです。

次に完全週休二日制を見てみましょう。

 

完全週休二日ってどういうもの?

 

 

完全、という名の通り、週二日の休みが完全に確保されているのが完全週休二日制です。

四週間のうち一週でも休みが二回とれなかった場合は、完全週休二日制と名乗ることができなくなります。選ばれし労働条件なんですね。

ところで、休日は二種類存在しているってご存知でしたか?

完全週休二日と、週休二日を理解しただけではまだまだ序の口。

休日マスターになるためには法定休日と所定休日の違いまで完璧に理解しておく必要があります。

というのは冗談ですが、真面目な話、企業選びの基準や残業代の未払いを防ぐためにも休日の種類を知っておくとかなりためになりますので、あわせてこの機会に知っておきましょう。

 

法定休日と所定休日の違いって?

 

 

実は労働者に認められている休日は月四日しかありません。知っていましたか?

四日×十二ヶ月で、年間四十八日の休みしか取らせなくても、法律上なんの問題もありません。これはかなり極端な例ですが。

そしてこの月四回の休みは法定休日と言います。もう一つの休日は所定休日、企業が独自に定めた休日のことです。

それぞれどういった休日なのか、解説していきます。

 

法定休日は法律で定められた労働者の権利

 

 

労働基準法では月四回の法定休日を設けることを定めています。

これを勝手に減らすことは認められていませんし、月四回の休みを取らせずに働かせることは歴とした犯罪行為です。

しかし、実は四回の休みを取らせずに働かせる裏技も存在します。

その裏技については後ほど詳述します。

ひとまず、最低限月四回の休みが法律で定められている、ということを理解しておいてくださいね。

 

所定休日は会社が独自に定めた休暇のこと

 

 

法定休日以上に設けられている休日は全て企業が独自に定めた休日になります。

これを所定休日といい、あとから勝手に増減させることはできません。

例えば年間休日が百二十日あるというアナウンスを聞いて入社したのに、実は百日を切っていた、という状況は明らかな詐称になります。

会社が用意したカレンダー通りの休みが取得できなかった場合、会社は割増賃金を支払わなくてはなりません。

いわゆる残業代や、休日出勤手当などです。

どうしてこんな紛らわしい休日の話なんぞをはじめたのかというと、休日の種類を知らないとこうした割増賃金の計算方法が絶対に分からないからです。

 

労働者が最低限身につけておくべき基礎知識ですので、もう少しだけお付き合いください。

 

休日出勤なのに残業扱い?給与計算のワナとは!

 

 

先ほど法定休日の話をしましたが、覚えていますか?

法律によって定められた、月四回の休日のことでしたね。この休日を削ることは許されていません、基本的には。

しかし、基本給を時給換算し、その時給に一.三五をかけた割増賃金を支払うことで法定休日を削っての出勤を命じることができるのです。

この説明を見て、中には「そういえばこのあいだ休日出勤したのに、休日出勤が付いていなかった、イカサマだ!」と憤っている方もいらっしゃるでしょう。実はそこに給与計算のカラクリがあります。

 

Geekly Media ライター

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