まずは自己紹介をお願いします。

2020年4月に新卒でギークリーに入社し、現在RAのグループマネージャーを務めている武田清海と申します。マーケティングディビジョン(以下MA)からスタートし、2020年9月に企業の新規開拓部門の立ち上げメンバーとして初めての異動を経験。その後2021年1月にRAへ異動し、現在に至ります。プライベートでは、2023年に結婚し、2024年2月に第一子となる息子が生まれ、現在は一児の父親として仕事だけでなくプライベートにも全力投球しています。

新卒で入社されていますが、どのような軸で就職活動をされ、ギークリーへの入社を決められたのですか?

大学時代は理系の学部を専攻していましたが、特に理系に強いこだわりがあったというわけではなかったので、大学院への進学はせずに就職の道を選びました。理系の学部だったということもあり、周りの友人達は大手のコンサル会社やエンジニア職で就職活動を進めていました。その友人達に触発されて、私もエンジニアやITコンサル系の職種を中心に就職活動を進め、結果的には複数社から内定をいただくことができました。

ある日、なんとなくで就職先を決めてしまって後悔をしている先輩の話を聞く機会があり、「自分も先輩と同じ道を歩みそうだな…」「本当に周りと同じ既定路線を選ぶのが正解なのだろうか‥?」と焦りを感じました。焦りを感じた理由は、幼少期から特段大きな挫折を経験したことのない私が、社会人になってからも特に挫折経験を味わうことなく40代・50代になっていく姿を想像したときに、「この安易な選択ではだめだ」と思ったからです。そこから、再度就職活動をスタートしました。

改めて、これまでの人生において自分自身が頑張ることができた時や成長できた時はどういう環境だったのか?を振り返り、それは「成長意欲の高いメンバーと切磋琢磨している環境に身を置いていた時」だったという結論に至りました。もともと周りの環境に流されやすい性格だったこともあり、「周りに流されるのであれば、全員が成長したいという思いをもって仕事に本気で向き合っている環境のほうががいい」と思ったためです。

「自分自身が成長できる環境」「これから成長していく会社」と「成長」を軸に企業選定をしていたため、人材への特別なこだわりがあったというわけではないのですが、「成長しているIT領域に特化している×成果主義で成長環境がある」という環境に魅力を感じ、入社を決意しました。

続いて、入社してから現在までのご経歴を教えてください。

2020年に新卒で入社し、MAの配属となりました。2020年に入社した同期は約10名でした。コロナ真っ只中の入社でしたが、ありがたいことにしっかりと研修を受けさせていただくことができました。その研修の一環として、同期間で、ナレッジ共有プラットフォーム「GeekLabo(ギークラボ)」へのアウトプット数を競う対決をしていました。全員、必死になって1位を目指している状況でしたが、当時の私は「なんでこんなにも量をやらないといけないんだろう‥」「アウトプットの量にこだわらないといけないことはわかっているけど、でも、量だけでなく質も重要でしょ‥」とすれた考えをしてしまっていました。そして、もちろんですが結果は下から数えた方が早い順位でした。私自身は頑張ってやっているつもりだったのですが、同期は段違いに当たり前の基準が高く、入社時研修の時点で圧倒的な差がついてしまいました。
成長意欲の塊のような同期達はその後も活躍をし続け、MVPを受賞したり、実績を認められてキャリアアドバイザー(以下CA)に異動をしたり、チームマネージャーやグループマネージャーにどんどん昇格していきました。そんな同期の活躍を間近で見ていて「すごいな!」という思いはあったものの、実は焦りはあまりありませんでした。今思えば、焦っていなかったわけでは決してなく、「同期のようにはなれない」と半ば諦めてしまっている気持ちが大きかったのだと思います。

そんな私でしたが、成果にはこだわりをもって仕事には取り組んでおり実績も出していたので、2022年6月にチームマネージャーに昇格することができました。チームマネージャーはプレイングマネージャーという立場で、月間目標と四半期の目標を達成するために、とにかくパワープレーで頑張っていました。
チームマネージャーにはなったものの、スタンスとしては入社時から大きく変わることはなく、基準が低いままの私でした。私がチームマネージャーになり、やっと同期に追いついたと思った頃には、同期は次のステージであるグループマネージャーやセクションマネージャーに昇格していきました。「落ちこぼれだな‥」と落ち込むこともありましたが、「ここで何か一つでも絶対に成し遂げたい!」という思いで必死に食らいついていきました。

次の目標として、グループマネージャーを目指してはいたのですが、「いつかなれたらいいな」という思いはあったものの、「明確にいつまでになりたい」という強い意志がありませんでした。しかし、上長との1on1で、明確にいつまでにグループマネージャーになりたいと明確な目標を握ったことがきっかけとなり、成果への拘り方と組織への想いが変わりました。上長とはよく話をする間柄なのですが、上長はよく5年後にこういう組織にしたい・10年後にはこういう組織にしたい、と未来の話が多く、その話を聞いていくうちに私もそこに参画したい・創っていく側になりたいという思いが芽生え始め、半年後や一年後まで視野を広げて物事を考えられるようになりました。そして、2024年6月にグループマネージャーに昇格し、現在に至ります。

マネージャーとしてだけではなく一児の父親として仕事もプライベートも全力で取り組まれていますが、ライフステージの変化に応じて働き方の変化やマインドの変化はありましたか?

結婚したタイミングと子供が生まれたタイミングで「マインドの変化」はありました。

結婚するまでは「私自身が成長したい」という考えだけで、矢印は自分だけに向いていました。しかし、結婚し、特に子どもが生まれてからは、私自身が成長したいという思いは変わらずですが、その思いにプラスαで「自分自身が成長し結果を出すことで年収を上げて家族に還元したい」というマインドが生まれ、矢印が自分だけでなく家族にも向くようになりました。

皆さんが気になっているであろう働き方については、実は大きくは変わっていません。「“働き方”か”仕事のやりがい”はどちらかしか選べない」というのは思い込みですし、自身の努力次第でどうにかなると考えています。

子供が生まれたのが2024年2月で、その4か月後にグループマネージャー(管理監督者)に昇格したということもあるのですが、やはり昇格した今がまさに一番の頑張り時であると考えており、それを妻にも伝え理解・協力してもらっていることも大きいです。もちろん仕事が忙しいタイミングではありますが、妻と子供との時間は大切にしています。

ただ、仕事と家庭との時間をうまく工夫はしているものの、「仕事を頑張りたい」という私の意見と「子育てをもっと手伝ってほしい」という妻の意見が衝突することも正直言うとあります。だからこそ、日頃から妻としっかりと向き合って話し合う時間を設けることは大切にしています。

土日はどのように過ごされていますか?

父親になってからは、土日は子供に時間を全て投下しています。よくある1日だと、9時頃に起床し絵本を読んだりしながら一緒に子供と遊び、お昼前に子供と散歩に出かけます。公園に行ったり、夕飯の買い出しをしたりしていることが多いです。月1程度ですが、車でドライブに出かけたり、両親に顔を出しに行ったりもしています。平日は仕事に全力投球している分、土日は家族の時間とし、平日と土日でメリハリをつけるように工夫しています。
直近、社内でも子育て中の父親メンバーが増えてきました。私のチームメンバーにも二人いるのですが、父親としてはチームメンバーの方が先輩なので、どういうタイミングで歩き始めるのかや、子供とどこに遊びに行っているのか、ぐずってしまった時はどのように対応しているのか?など色々と教えてもらっています。

会社として、2024年6月に子育て世代の方向けの制度が拡充しましたが、どのように制度を活用されていますか?

まずは子育て世代向けの制度からご紹介させていただきます。

①育児応援リモートワーク
2歳までのお子様がいる方限定になりますが、週に2回のリモートワークができるようになりました。

②出産祝金
諸条件を満たした場合、出産祝金を支給していただける制度です。

③Kids Care System
認可外の保育園にお子様を預けていらっしゃる方を対象に、保育料の補助を支給する制度です。

こちらの制度は男性でも利用可能です。現在は妻が育休中のため、子育ては基本的にお任せしているのですが、妻が風邪をひいてしまった際にリモートワークが使える制度があるのはありがたいなと思いました。私のチームメンバーも、定期的に育児応援リモートワークを活用していますが、子育て世代にとってはありがたいよねという話をよくしています。

「育児応援リモートワーク」は2024年6月に新しくできた制度です。会社としては子育てをしながらでも長く働ける環境を整えてくれています。当社は若いメンバーが多く、これから父親/母親になる方々の方が多いので、未来の父親/母親になったメンバー達が制度を活用できるようにするためにも、率先して制度をうまく活用して仕事と子育ての両立を図っていきたいと考えています。

最後に、候補者様へのメッセージをお願いします。

「人材業界=ハードワーク」というイメージが先行し、これから結婚を考えていたり現在結婚をしていて転職を考えている方にとって、人材業界は働きにくい業界なのでは?という不安があるかもしれませんが、上述の通り当社としてはどんなライフステージの方でも長期的に働ける環境整備に努めている最中です。

「家庭も仕事も全力で頑張りたい!」と考えている方がいらっしゃれば是非一緒に働きましょう。お会いできる日を楽しみにしています。

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