まずは自己紹介をお願いします。
2018年4月に新卒でギークリーに入社いたしました山崎凌平と申します。
入社後は2018年末までリクルーティングアドバイザー(以下RA)チームとして主に企業とのコミュニケーションや新規開拓業務に携わっていました。2019年1月からはマーケティング(以下MA)に異動し、集客業務に携わっていました。そこからCAに異動し、現在はセクションマネージャーとして従事しています。
どのような大学時代を過ごし、就活活動をされていたのですか?
実は大学に入るまでは何かを頑張ってきたというタイプではありませんでした。どちらかというと要領が良いタイプだったので、のらりくらりと過ごしていました。そんな私が大学で選んだゼミは全国大会に出るような所謂「がちゼミ」でした。このゼミに所属したことをきっかけに、環境が変わり、自分が変わりました。この経験が、就活の軸に大きく影響しています。
ゼミでの経験から、本気で仕事を頑張れるような環境に身を置きたいと考えるようになりました。また、組織心理学を学ぶ中で、人の意思決定は必ずしも合理的ではないということを学び、第三者をアシストできるような仕事ができればやりがいや介在価値を感じられるのではないかと考えるようになりました。
就職活動を通して色々な企業の方と話をする中で、ある日ふと、内定をとることを目的としており本音でぶつかっていない自分がいることに気が付きました。「このままだとまずい‥」と思い、思考を整理しました。
「合理的な意思決定ができない場面はどういうときだろう?」と考えたときに、それは個人で意思決定をしなければいけない場面で、結婚や家の購入・転職といった人生におけるターニングポイントだという考えに至りました。その中で、一番自分自身が介在価値を感じられる仕事は人材業界だと思ったため、人材業界に軸を絞って就職活動をリスタートしました。
色々な人材会社がありますが、その中でもギークリーを選んだ決め手は何だったのでしょうか?
大手企業を含め、様々な人材会社を見ていました。各社アイデンティティがあるなと感じましたし、本当に素晴らしい企業様ばかりでした。ただ、経営層だけでなくメンバーにまで企業のアイデンティティが浸透しているかという観点で企業を見たときに、そういう企業ばかりではないなと感じるようになりました。
上述の通り、ゼミでの経験から、環境を変えることで自分自身も変われるという成功体験があった為、どういう環境で働くかは最も重視していました。働くのであれば経営層からメンバーにまで文化が浸透している会社がファーストキャリアとしては適しているなと思っており、そのような企業を探していたところ当社に出会いました。4名の社員と会う機会をいただいたのですが、誰に会っても同じ空気感・仕事への熱量・会社愛を感じ、この会社であれば自分自身も同じ熱量で頑張れそうだ!と思い入社を決めました。
入社後はどのようにキャリアを歩んでいきましたか?
入社後はRA業務からスタートしました。現在とはオペレーションが異なり、新規開拓からのスタートでした。入社後半年でMAに部署異動し、アウトバウンドとインバウンドの両方を行い、その後、MAのチームマネージャーに昇格しました。MAとして決定率を上げる為に様々な施策を検討していく中で、現在の書類回収チームを立ち上げるにいたりました。チーム発足直後は上手くいかないことばかりでしたが、諦めずに粘り強くPDCAをまわし続ける中でセンターピンを見つけ、目標達成が当たり前のチームにまで成長させることができました。そして、その実績を認めていただき、CAのチームマネージャーとして異動をし、その後二度の昇格を経て現在に至ります。
現在のCA組織と山崎さんが考える課題について教えてください。
専門性を高めノウハウを会社に蓄積していくという目的で、CAは職種別にチームを分けています。直近採用が好調ということもあり、メンバー層が増えてきましたので、今後はマネージャー層を増やしていきたいと考えています。メンバーが一気に増えたこともあり、兼務をお願いしているマネージャーが多くなってきたことは現在の課題だと感じているため、人数バランスを最適化し、メンバーとマネージャーがそれぞれの業務に集中し、顧客への価値提供に集中できる環境を作っていきたいです。
CAで活躍している人はどんな方だとお考えですか?
「当事者意識が高い人」です。会社・組織・メンバーに対してどうしていきたいかという意思がをしっかりと持てていたり、こだわりや関心が強い方は活躍しているなと思っています。貪欲に知見を吸収したいという意欲であったり、課題に対して何とか解決したいという源泉が自分の中に無いと暖簾に腕押しになってしまうと考えています。
もともと私は当事者意識が高い人間だったかというとそうではなく、入社してから当事者意識を身に着けることができました。私が就職活動時に抱いた感情は、入社後の今現在も変わりはなく、役員陣をはじめ先輩方は本当に仕事が好きで仕事への熱量が高く、背中で見せてくれる方々ばかりです。その方々と一緒に働く中で、「カッコいいな・負けてられないな・先輩たちのようになりたいな」という気持ちが芽生え、少しずつ意識が変わっていき、私自身も当事者意識をもって仕事に打ち込めるようになりました。
仕事への向き合い方を変える期間は大変なこともありましたが、その期間が私の成長に繋がりましたし、自分から自発的にやり始めたことだからこそ得られる成長実感は大きかったです。私自身が身をもって成長できたからこそ、「当事者意識をもって仕事に取り組めるかどうか」は非常に重要だと思っています。
CAパーパス2024は「御用聞きではなくプランナーであれ」ですが、どのような意味が込められているのか、当社のCAが大切にしている価値観を是非教えてください。
まずパーパスがCAにとってどういう存在なのかからご説明します。パーパスは行動指針ではなく「心構えに近いもの」だと捉えています。つまり仕事をするうえで、臨機応変に取るべきスタンスですね。「自分たちのサービスがお客様にとって本当に価値があるものなのか?」という点を常に考えられるようにあるものがパーパスです。このCAパーパスはかなり浸透しており、日常会話でもよく出てくるワードです。
お客様は転職活動には不慣れな方が多いです。大学受験で例えるのであれば、多くの方が大学受験において滑り止め受験をするにも関わらず転職活動においてはしない、ということはよくある事例です。人材ビジネスは私達CAがきちんと軸を持っていないと、お客様の言動に流されてしまうサービスでもあると思っています。御用聞きに流れてしまいやすいビジネスだからこそ、御用聞きではなくプランナーであることを大切にしています。
ご支援の進め方としては、パーパスの通り、お客様から注文された求人を用意するというスタンスではなく、お客様の潜在ニーズを拾ってプランニングし、提案をし、承認を得てご支援する、という流れで進めています。自分自身がプランニングをしたことがきっかけで内定につながった、というような手触り感をもって仕事を進めることができる点も、当社でCAになる魅力点だと感じています。
真の貢献とは、寄り添ってあげることでも夢を見させてあげることでもなく、お客様が内定を獲得できるよう支援をし人生の選択肢を用意してあげられることだと考えています。1つの選択肢しかなければ、その選択が本当に正しいものか、不安になってしまうと思います。我々が人生のプランナーとして価値を発揮するには、内定という複数の選択肢をテーブルに並べ、ベストな選択をしていただくことが重要だと思っているので、ここに共感できる方はマッチしているのではないかなと思います。
お客様の転職支援ができていない状態とは、お客様に価値提供ができていない状態と同義だと考えています。その為、「成果を出すこと」は大前提重要だと考えています。もし、お客様に少し嫌われてしまうようなことがあったとしても、「お客様に転職成功という結果をお渡しし喜んでもらう」という点に着眼点を置いて、転職支援に励んでいるのが当社のCAです。
最後に、候補者様へのメッセージをお願いします。
今回はやや尖った話もあったかもしれませんが、この話を読んでいただき「実体験から共感できる」「現職がぬるい環境であわないな…変えたい!」と感じた方は絶対にギークリーが合っていると思いますし、居心地が良いなと感じていただけると思います。
あえて私からリアルなところも伝えておくと、自分自身を変えたいと思っている人はもちろん大歓迎ですが、自分自身を変えるだけの覚悟感は忘れないでほしいなと思います。私自身、幾多の壁を乗り越えてきたからこそ今の立場があると思っています。厳しいことを伝えたかもしれませんが、リアルをしっかりお伝えしました。共感いただける方はぜひご応募、お待ちしています。