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若手層とベテラン層のAI・機械学習エンジニアの採用に成功 | 大手電気メーカーの新規事業をリードする人材の採用に貢献
- 事業会社
- IT系人材の応募が少ない
アルプスアルパイン株式会社
設立:1948年11月1日
従業員数:29,926人(2023年3月末現在 ※グローバル)
事業内容:コンポーネント事業 ・センサ・コミュニケーション事業 ・モジュール・システム事業 ・その他
お話を伺った方
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- 人事部採用課 経験者採用チームリーダー
- 野崎 弘毅 様
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- 採用における課題
- ・求めるIT人材が多く集まるプラットフォームに到達できておらず、競合他社も多かったため母集団形成に苦戦
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- ギークリーを利用して良かったポイント
- ・紹介人数が圧倒的に増えた。IT系エンジニアの紹介人数は常に一番多く、先ほど話した3ヵ月で50名ペースを維持している。
IT業界特化型エージェントの
ギークリーにお気軽にご相談ください
【H2】人と地球に喜ばれる新たな価値を創造する、グローバルな電子部品・車載情報機器メーカー
”ハードだけでなくソフトも”ソリューションビジネスを新たに展開し、介在価値を発揮
―まずは貴社の事業や、手掛けているプロダクトについて教えてください。
弊社は「人と地球に喜ばれる新たな価値を創造します」を企業理念として、電子部品、車載情報機器などの開発を通じてソリューションを提供しています。
元々、家電製品やゲーム機器、産業機器の中に入っている電子部品を主に供給していたほか、車載部品やカーナビ・カーオーディオも強みとしていました。
現在は、カーナビ・カーオーディオで培ったソフトウェア技術を応用し、電気回路や機構の設計などハードの様々な固有技術をベースに、これらITを取り入れた新しいソリューションサービス事業に一歩踏み出したところになります。
最新技術に明るいAI・機械学習エンジニアの採用に苦戦 | アルプスアルパインが抱えていた採用課題
組織や事業にシナジーをもたらすハイスキル人材の採用に対し、母集団形成や競合他社とのバッティングが課題だった
―新たな事業展開のために、AIや機械学習に強いエンジニアのニーズが高まったとのことですが、詳細について教えてください。
当社はセンサー等での計測技術、Bluetooth(R)や5Gなどの通信技術を多数保有しています。
これらの技術を組み合わせ、大規模なデータをより使いやすい形で提供することを目指す新規事業を立ち上げ、社会に新たな価値を提供すべく様々な挑戦をしている段階です。
モビリティの新事業領域では今後は更に、自動運転や無人搬送車 (英: Automatic Guided Vehicle,AGV)で使われる画像処理技術はじめ、位置情報技術などをさらに深めるほか、データ活用での技術の幅を広げていく必要があります。
当社で保有している技術を使って”価値あるもの”を社会に提供しようと考える中で、現状は、部品業界以外での経験や技術を保有しているエンジニアが大変重要になっており、人財の強化が必要だと考えています。
AI・機械学習領域においては、実業界での歴史が浅く、社内にはこの知見を持ったエンジニアが不足しています。画像処理アルゴリズムに長けたエンジニアも同様です。
他にも、ビッグデータを活用する新規事業においてデータ収集が困難な場合、データの欠損を適切に処理するスキルを持つ方も必要だと感じており、データサイエンティスト、アナリストも求めています。
若手から中堅層で最新技術に深く携わっているエンジニアの方に、是非新しい風を持ち込んで欲しいと考えています。
ソフトウェアとハードウェアを組み合わせ、シナジーを生み出せるよう、メンバーと協力・擦り合わせをしながらモノづくりを楽しめるような方に来ていただきたいです。
―最新技術に深く触れているエンジニアの方の採用で課題や困難なことはありましたか。
エージェントは以前から活用していましたが、各社の人材プールの中で母集団となり得る人材が少ないうえに、競合が多く応募者が少ない状況が続いていました。
また、開発拠点である宮城県・福島県で募集をかけても集まらなかったため、東京の開発拠点での採用に絞り込みましたが、状況は良くなりませんでした。
さらに当社は製造業で、ソフトウェアやビッグデータを多く扱う会社には見えないことから、応募の段階から候補に上がらず、さらに応募いただいても競合が多く入社にまで至らないことが課題でした。
―母集団形成に課題感を感じていらっしゃったのですね。ギークリーのサービスを利用してから、採用課題は解決されましたか。
ギークリーを利用してから倍以上の紹介数になり、3ヵ月間で50~60名の紹介をいただきました。
IT系に特化しているため豊富なデータベースをお持ちで、今まで候補者を見つけることが難しかったのですが、「母集団は確実にある」と確信を持つことができました。
また、IT系の人材をベースに支援されているため、当社の要望をお伝えした際にも、すり合わせの解像度がとても高く、”欲しい人材”をしっかり押さえて提案してくださるので、採用課題の解決に貢献頂いていることを実感しています。
アルプスアルパインがギークリーを利用し、採用に成功したワケとは
最新技術に明るい若手エンジニアと、即戦力や知見を兼ね備えたベテランエンジニアの採用に成功
―ギークリーから若手層とベテラン層の方についてご支援させていただきました。どのような点が採用の決め手だったのでしょうか。
まず若手の方については、業務経験が浅かったものの大学院の頃からAI機械学習に携わられていたので、当社も発展途上の中で一緒にやっていこうと方向性が合いました。
機械学習でのブラックボックスになる仕組みをきちんと勉強されていて、当社での業務でも知識を活かすことができますし、若手ならではの新しい視点や技術を持ち込んでくれると思いお仕事を一緒にしたいとオファーを決めました。
ベテランの方については、元々他社で経験豊富なエンジニアとしてご活躍されていて、評価技術も含めた画像処理関係の技術もお持ちでしたが、前職であまり関われていなかった開発案件に携わることができる環境を探されていました。
そこで当社に応募いただき、使っているツールや環境、技術領域が近いことが分かり、これまでの知見や、そこから得られる洞察力や分析力を是非当社の開発現場に持ち込んで活かしていただきたいと思いオファーを決めました。
―お二人の採用に対し、ギークリーが貢献できた点はありましたか。
他社の状況、スケジュール感を踏まえながら面談を設定するなど、候補者の意向や状況を共有していただきながら採用活動を進められたことが良かったです。
また内定後のフォロー面談を通して、候補者が気にされている部分を解消できたり、実際の当社の雰囲気などを提示できた状態で内定承諾をいただけました。
お二方とも転職活動において慎重に企業比較されていたのですが、ギークリーのご担当者のサポートもあり、双方納得のいく形で採用活動を終えられたと思います。
実際にご入社されて1、2ヵ月経ちますが、既存の社員とコミュニケーションを取りながら少しずつ慣れてきている様子で、大きなミスマッチもなく安心しています。
―ほかにも、ギークリーのサービスを利用して感じたメリットはありますか。
やはり紹介いただける人数が圧倒的に増えたことが大きいです。
ギークリーのサービスを利用し始めてから、IT系エンジニアの紹介人数は常に一番多く、先ほど話した3ヵ月で50名ペースを維持しています。
選考通過数は3,4人に1名程でしたが、今回の採用活動の結果は多数の紹介を頂けたことが大きかったと実感しています。
IT業界に特化しているからこそ、エンジニアのリアルな動向や、豊富なデータを基にした意見など、手厳しい指摘も含めて情報共有をしていただけたことは、これまでの採用活動の認識を改めるきっかけになりました。
当社のように、「理想のエンジニアはどこにいるんだろう」と模索しながらなかなか人材の“鉱脈”に辿りつけない企業は、一度ギークリーに相談してみても良いと感じています。
開発拠点や組織の拡大に伴い、事業をリードするIT人材の採用を引き続き強化したい
ハードウェア×ソフトウェアの技術で「感動」「安全」「環境」価値を創出する”革新的T型企業”を目指したい
―貴社事業や組織の今後の展望について教えてください。
まず事業の柱としてソリューション事業を太く育てていくこと、そのために社内カンパニー「データソリューションカンパニー」を組織するなど、特に注力しています。
全社での2027年までの中期目標として、「ITC101」を掲げています。
ITCとはInnovative T-Shaped Company=革新的T型企業という意味で、横に広くカバーする横のI型と専門性を深める縦のI型が合わさったT型の革新的な企業を目指そうという意味になります。
ROE10%、営業利益1000億円の目標を立て、CASEやSociety5.0に向けた開発活動に拍車をかけて事業拡大を目指すとともに、このための採用活動やメンバーのリスキリングも進めています。
新規事業はスタートしたばかりであり、事業化にあたってのスキルを保有する人財の他にも、先々のプロジェクトマネジメントができる人財を増やしていきたいとも考えています。
―ありがとうございます。貴社の展望を実現するために、ギークリーに期待したいことはありますか。
ソフトウェアの人材や、データ関係のエンジニアも増やしていく必要があるので、ギークリーにはソフトウェア開発技術・システム化技術領域において人財材増強の一翼を担っていただきたいと考えています。
そのためには、スピードの速い転職市場でよい人財を採用するため、よりコミュニケーションを密に取りつつ、ベストタイミングで候補者と接点を持てるようにサポートいただきたいと感じています。
さらに当社は、開発拠点として東京の規模拡大も検討していますが、加えて、今年の4月に宮城の開発拠点が建て替えを完了し、エンジニアの創造性の発揮やコミュニケーションの活性化、多様性への対応などを主眼とした働きやすい環境が整えられているため、その点も是非候補者にアピールしていただけたら嬉しいです。
―貴社事業をさらに発展させるIT人材の方の採用に向け、引き続きご支援させていただきます。本日は貴重なお話をありがとうございました。