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【必見】ATSについて、700社の採用担当者に聞きました。おすすめのATSはこれだ!

応募者情報や面接スケジュールなど、採用に関する業務を一元管理できるシステムとして、多くの企業で取り入れられている『ATS』。より機能性の高いATSを探している企業人事も多いのではないでしょうか?そこで今回は、実際にATSを利用している企業700社の採用担当から聞いた生の声をもとに、是非活用していただきたいおすすめのATSをご紹介します!

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調査概要

 

 

期間:2020年2月5日~2020年2月25日

調査対象:弊社クライアントの中でATSを導入しているIT企業

調査方法:ATSご利用状況に関するアンケート配信により調査

社数:700社

調査内容:各企業様に対し、導入/利用しているATSの種類と使用上のメリット・デメリットをヒアリングしています。

 

IT企業各社のATS利用状況

 

 

※その他の中には約20種類のパッケージが含まれています。

 

上の図をご覧いただくと分かる通り、数あるATSの中で多くの企業に導入されているパッケージは「HRMOS」「Talentio」「ジョブスイート」「ジョブカン」「リクナビHRTech」の5つです。

中でも「HRMOS」は今回調査した700社の1/3にあたる231社で利用されており、IT企業各社で愛用されていることが想像できます。

 

▼HRMOS

株式会社ビズリーチが提供するATS。エイベックスなど有名企業への導入実績多数。

▼Talentio

株式会社タレンティオが運営するATS。スタートアップ企業への導入実績多数。

▼ジョブスイート

株式会社ステラスが運営するATS。IT業界の中途採用支援実績多数。

▼ジョブカン

株式会社Donutsが提供するATS。業界No.1の勤怠・シフト管理システム。

▼リクナビHRTech

リクルートグループが提供するATS。導入実績27000社の完全無料サービス。

 

では、実際にこれらのATSを導入しているIT企業の採用担当者は、それぞれを利用するメリット・デメリットをどのように考えているのでしょうか。今回のアンケート調査の結果、「HRMOS」「ジョブカン」「リクナビHRTech」を導入している企業から多くの回答を得ました。以下では、この3つのサービスに注目し、ユーザーの生の声をもとにそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。

 

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人気ATS ベスト3 生の声【メリット編】

 

 

HRMOS

 

冒頭でも述べたように、今回の調査で最も企業に導入されていたHRMOSですが、その人気の所以とは一体なんでしょう。HRMOSのメリットとしては「操作しやすい」「採用情報・データを一元管理しやすい」「社員同士で採用情報を共有しやすい」などの声が多く挙げられていました。

HRMOSでは、面接の日程調整や人材紹介会社とのやり取り、履歴書や面接の評価など、採用に関わる全ての情報を1つのシステム内に集約できます。さらにそれらをパスワード無しで管理できるため、面接官や組織内での情報共有が簡単という訳です。

ビズリーチによると、実際に、HRMOSを導入している企業では日々の採用業務工数が75%削減されたというデータもあり、その使いやすさを理由に採用担当者からの人気が高まっているようです。

 

ジョブカン

 

ジョブカンは、IT製品比較サイト『ITトレンド』の「勤怠管理・就業管理」部門で5年連続1位を獲得している業界No.1の勤怠管理システムです。

変形労働・フレックス・裁量労働など様々な勤務形態にあわせて細かい設定・運用ができたり、必要な機能だけを自由にピックアップして組み合わせることができるため、「操作しやすい」「費用を抑えられる」「データ分析がしやすい」などのメリットが多く挙げられていました。

また、電話・メール・チャットにて無料で問い合わせを受け付けており、「アフターサポートが充実している」との声もありました。丁寧なサポートによりストレスなく安心して使えることを理由に人気が高まっているようです。

 

リクナビHRTech

 

リクナビHRTechは独自開発したAIを用いてお薦めの候補者をレコメンドしたり、大量の候補者情報から求人ごとの分析を行ったりできるため、採用のノウハウがない企業でも安心のサービスです。

また、それらのサービスを無料で提供しているので、メリットとしては「費用を抑えられる」「採用情報・データを一元管理しやすい」「画面のUIが優れており簡単に採用ページを作れる」などの声が多く挙げられていました。

人材業界最大手のリクルートグループだからこその支援実績やノウハウがあり、さらに低コストで使えることを理由に人気が高まっているようです。

 

人気ATS ベスト3 生の声【デメリット編】

 

 

HRMOS

 

使いやすさが人気のHRMOSですが、その一方で「費用がかかる」「データ分析しにくい」などのデメリットが挙げられていました。大量のデータを一元管理することには長けているシステムですが、少々レポート機能が弱くエクスポートできる情報が限られているようです。

また、一部「中途採用では使いやすいが新卒採用には不向きだ」という意見や、「採用後の管理機能は乏しい印象を受ける」などの意見もあり、仕様上の向き・不向きやアフターサポートが気になるという採用担当者もいました。

 

ジョブカン

 

細かい設定や自由な組み合わせができるジョブカンは、様々な作業が1システムで完結する分「他のシステムとの連携度が低い」ことをデメリットに感じる採用担当者が多いようです。

自社のシステムとも上手く繋げられれば、より採用をスムーズに行えるのではないか?と改善を求める声が複数見られました。

 

リクナビHRTech

 

安価で信頼できるサービスに好評があるリクナビHRTechは、突出したデメリットはありませんでしたが、追加で欲しい機能として「面接で支払った交通費や採用フィーなど、採用にかかる経費まで算出できるとよい」という意見がいくつか見られました。

候補者の情報や求人の情報、従業員の出勤・退勤データを管理する機能は各サービス充実しているため、加えて採用コストも管理・計算できるようにすることで、より効率的に採用を進めたいと考えている採用担当者が多くいるようです。

 

ATSを導入/利用する際のポイント

 

 

今回は実際にATSを導入している企業の生の声を交え3つのパッケージをおすすめしてきましたが、もちろん会社によって合う合わないはあります。では、どのような点に注意してATSを選びそして導入すればよいのでしょうか。

 

▼企業規模やニーズとのマッチング

 

ATSを導入する際は、会社が今採用したいと考えている人数や中途採用・契約社員・アルバイトなどの雇用形態に合うものを選ぶことが重要です。ATSを利用する目的や採用活動の規模をしっかり見直すことで、必要以上にコストをかけずに十分効率化を図ることができるのです。

 

▼使いやすさ

 

採用業務を効率化するためにATSを導入する訳ですから、もちろん使い勝手の良し悪しはチェックしておくべきポイントでしょう。ATSの中には採用サイトを作成したり、応募者とのやり取りを必要とするものもあるため、「動きが遅い」「UIが悪い」と感じられると企業のイメージダウンに繋がってしまう可能性も大いにあります。

サービスによっては無料トライアル期間が設定されていることもあるので、実際に操作の仕方を確認したり、応募者視点で採用サイトの挙動や導線を見ておくとよいでしょう。

 

▼他サービス・システムとの連携可否

 

今回のアンケート調査でも「自社のシステムやサービスと連携できる機能」を求める声は多くありました。例えばチャットツールと連携させて応募者からの連絡にいち早く気づけるようになったり、カレンダーアプリと連携させることで面接の日時調整を簡単に進められるようになったりと、様々なメリットがあります。

より効率的に採用を進めるために、自社のサービスやシステムとの組み合わせを考えながらATSを選ぶことが重要です。

 

最後に

 

いかがでしょう。おすすめのATS、導入する際のポイントについてお分かりいただけましたか?

細々とした作業が多く発生する採用業務は、システムの導入によって大きく効率化が図れる分野であるが故にATSを導入する企業は増えています。

「過去のやりとりが見つからず、確認に時間を取られる」「できるだけ多くの応募者を集めたいのに、一人一人の対応に時間を割けない」など、本来注力したい点に時間を使うことができない企業にとって、ATSは導入メリットの多いサービスだと言えるでしょう。

もし導入を考えているのであれば、今回ご紹介したポイントを参考にしていただき、会社にとっても応募者にとっても最適なATSを探してみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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