採用担当者に聞いた!ギークリーで転職を成功させた人は本当に活躍してるの??
行きたい企業から内定を掴み取り、転職を成功させた方は世の中に沢山います。それなりの時間と労力を割いて新たな道に進む決意をしたのに入社後ミスマッチ、なんてことは避けたいですよね?では実際、転職成功者は新しい環境でどのくらい活躍できているのでしょうか?今回は弊社クライアントの採用担当者にアンケートを配信し、求職者のその後を追いました!
調査概要
調査対象:弊社のエージェントサービスを介して転職先が決定し2019/3~2019/8に入社した求職者
人数:292名(総配信数の内、回答があったもののみを対象としています)
調査内容:入社半年後決定先企業の採用担当者宛てにアンケートを配信し、回答があった約300名のアンケート結果をもとに求職者の入社後の活躍を調査しています。
採用担当者の声~活躍度合を調査!~
まずはアンケート結果から入社後の活躍度合を見ていきましょう。
Q1.期待する成果をあげられていますか?
Q2. 貴社内で活躍されていると思いますか?
Q3. Q2のように回答した要因となる項目にYes/Noで回答して下さい
図を見ると分かる通り、今回調査対象となった292名のうち、8割以上の方が転職先の企業で活躍し成果をあげているようです。
また企業の採用担当から見て「活躍している」「成果をあげている」と言える人は、自ら知識や技術を身につけようという「学習意欲」が高く、新しい環境への「適応能力」がある人、という傾向が伺えます。
では、求職者の経験職種別で見ていくと、どのような結果になるのでしょうか?
職種別活躍度
活躍している方の経験職種の中で圧倒的に多かったのがエンジニア職です。
特に「オープン系SE・PG」だった人は、「とても活躍している」「活躍している」と回答があった261人のうち32人と10%以上を占めており、転職後は「Web系SE・PG」やソーシャル・オンライン系の「ゲームプログラマ」にキャリアチェンジしているケースが多く見られました。
受託開発から自社製品の開発へ。企業の大規模システムの開発からWebサイトやゲームなど身近なサービスの開発へ。そんな風に、開発対象が全く異なる職種に仕事を変えてスキルの幅を広げたり新しい技術に挑戦したりしている人は、周りから見ても成長が感じられやすいのかもしれません。
一方でクリエイターは、「Webプロデューサー/ディレクター」「Web編集・コンテンツ企画」の人が多く、転職前後でキャリアチェンジした人はほとんどいませんでした。
同じ職種を継続することで、技術力を上げたり制作物やサービスの質に拘ったりしながら仕事の幅を広げていき、リーダーやマネージャーとしてプロジェクトの統括や新人の育成において活躍している人が多いのかもしれません。
また、ゲーム職種ではあまり差が見られず、クリエイターと同じく転職前後で職種を変えない人が大多数を占めていました。
ただし、「ゲームプログラマ」の経験者の中には、「Web系SE・PG」や「制御・組込系エンジニア」などエンジニア職種にキャリアチェンジしている方もおり、使用する言語などで親和性が高い別のサービスに携われる仕事や環境に転職することで、自分のスキルを大いに生かし活躍していることも考えられます。
採用担当者の声~組織への貢献エピソード~
ここまでは転職成功者の活躍度合を見てきました。では、具体的にどのような人が「活躍している」と評価されているのでしょうか。採用担当者の声をもとに貢献エピソードをいくつかピックアップしてみました。
活躍している人
「入社後早急に業務内容をキャッチアップし、他部署との連携も円滑に進められています。学習意欲や挑戦意欲が非常に高く、最新の学術論文を常にチェックし周囲へ発信するなど積極的な姿勢で仕事に取り組んでいます。比較的難しい業務についても期日までに成果を出しており、社内の上位層や若手に良い刺激を与えることが出来る、中核ともいえる存在です。」
「どんな仕事も選り好みせず対応してくれています。業務外の時間でも自主制作に取り組むなど、スキルアップへの意識が高く、現在プレイヤーとして業務をしていますが、実力的にはADとしても活躍できる能力があると感じています。」
「メンバーからサブリーダーへステップアップし、プレイングリーダーとして着実に実績を出しています。新人育成など組織への貢献度も高く、安定したアウトプットができる人材です。」
転職後に活躍している人の共通点は、
〇学習意欲が高く、能動的に仕事に取り組める
〇積極的かつ円滑にコミュニケーションを取り、いち早く社内の環境に馴染める
この2点に集約されます。
最新の技術や情報を自ら調べて勉強したり、足りない技術を補うためにセミナーに参加したりと、積極的に知識やスキルを身に着けようと努力する姿が見られる人は、成長スピードも速く、社内でも「活躍している」「成果をあげている」と評価されます。
特に多かったのは、「勉強会に参加」したり「勉強会を企画」したりして学んだことを「社内に向けて発信」している、という声です。
言われたことをやるだけではなく、任された仕事に責任を持ってインプットとアウトプットを習慣づけられる人は、周囲へ良い影響を与えることができるのです。
また、新しい会社で既存の社員と積極的にコミュニケーションをはかり良好な人間関係を築こうとする姿勢が見られる人は、早い段階で社風にも順応でき、信頼を得て新しい仕事やポジションを任せて貰えます。
活躍できていない人
「組織やプロジェクトのルールを自分に都合の良いように解釈する傾向があります。できない理由から考えたり、進捗が芳しくない際に正当化するための理屈を並べることがあり、あまり意欲が感じられません。」
「組織活動に進んで参加したり、社内の人間とコミュニケーションを取ったりする積極性があまり感じられません。未知の分野や新しい技術に対し調べながらやり遂げる姿勢は見られるものの、受動的で、自ら範囲を広げたり、探求心を持って能動的に学ぶ姿勢は見られません。」
「会議への出席率は良いが、報連相が少ないため状況把握に苦労しています。自信が担当するサービスへの知識向上に対して、やっている事のアピールやアウトプットが少ないため、学ぶ意欲が感じられません。また、売上目標や仕事に対する責任感が感じられず、期待する仕事の成果はあげられていないと考えています。」
一方、新しい会社で「あまり活躍できていない」「成果を出せていない」と評価されてしまった人には、
〇言い訳や屁理屈が多く仕事に対して責任感がない
〇コミュニケーションが希薄で、任された仕事をただこなすだけになっている
などの共通点があげられます。
会社に遅刻して来たり、空気が読めず自分勝手な行動をとっていたりと、周囲のことを顧みず一人歩きしてしまうような人は、もちろん印象が悪いですし新たな環境に溶け込むのにも時間がかかるでしょう。
コミュニケーションが消極的で、提案や質問など自発的な発言は愚か仕事の進捗などの報告さえできないと、管理する側は状況が分からず、「この人に仕事を任せても、、」と信頼を失いかねません。
新しい仕事を貰うチャンスを自分で狭めることになり、益々ネガティブな印象が植え付けられてしまうのです。
最後に~入社後活躍するには~
今回の調査で、弊社でご支援させていただいた求職者の方の多くが、転職後もご活躍されていることが分かりました。とはいえ、新しい環境で活躍できるか否かは、この記事を読んで下さった方ならお分かりの通り、その人の意識や行動次第です。
自分で手に入れた「行きたい企業からの内定」を、新たな人生、そして活躍のチャンスとして最大限活かせる人。転職前に叶わなかったキャリアを叶えようとしたり、そのために必要な知識やスキルを積極的にインプットしたりできる人。周りの人を巻き込んでどんどん未知の領域にチャレンジし、新しい仕事を任せたいと思って貰える人。
このような主体的かつ能動的に仕事に取り組める人は、転職先の企業で大活躍できるでしょう。
一方、できないことを環境のせいにしたり、周りを顧みず独りよがりの行動をとる人は他人から信頼を得ることはできません。社会人としてのマナーがなっていない人や、最低限のコミュニケーションさえまともに取れない人は、至極当然のことですが社内で良い人間関係を築くこともできないでしょう。
もちろん、採用側の受け入れ体制が悪いこともあり得ますし、入社してみて「思ってたのと違う」「話が違うじゃないか」という場面に遭遇することもあるかもしれません。
そのような負の連鎖に陥らず、「活躍して会社に貢献したい!」と心の底から思いながら日々の仕事に取り組めるような転職先を見つけるためにも、自己分析や企業分析などの準備を入念に行いミスマッチを避けることが重要です。
転職エージェントはそれを実現するために存在します。求職者の方の本音と企業の採用担当の本音を受け止め、「合わないなら合わない」「合うなら合う」と正直な気持ちをきちんと伝えることで質の高いマッチングを叶えることができるのです。
本当に入りたい、そこで入社後活躍したいと思う企業に出会いたい方は、是非転職エージェントを頼ってみてくださいね。
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