シェアリングエコノミーの有名企業4選!シェアリングの5分類や代表企業もご紹介
シェアリングエコノミーという言葉は聞いたことのある人が多いのではないでしょうか。現在、学生や社会人、高齢者など幅広い世代でシェアリングサービスが普及しています。今回はこのシェアリングエコノミーを形成しているサービスをご紹介します。著名な企業をおさえて、キャリアの選択肢を広げておきましょう。
目次
シェアリングエコノミーとは?
シェアリングエコノミーは、消費者が持っているモノや場所、スキルを必要な人に提供したり共有したりするサービスや生活形態のことを指します。
特徴として、多くのシェアリングサービスは個人間のやり取りがメインになっており、サービスを提供する企業はあくまでプラットフォームを提供するまでになっています。
インターネットやSNSが発展したことにより、多くの人がこのシェアリングエコノミーを利用しており、「シェアエコ」と略されたり「共有型経済」とも呼ばれます。
シェアリングエコノミーサービスの有名企業4選!
Airbnb, Inc.
Airbnbは様々な国で展開されている著名な空間シェアサービスです。自分の空き部屋をお客さんに貸し出しすることができます。
また、宿泊サービス以外にも、例えば陶芸教室といった体験のシェアリングサービスも行っています。
パーク24株式会社(タイムズカーシェア)
タイムズカーシェアは車を使いたい時にいつでも車を借りることができるカーシェアサービスです。
これはマンションや企業などの車に設備を整えることで、資産価値の向上にもつなげることが可能です。
こちらも利用したことのある方が多いサービスではないでしょうか。
株式会社クラウドワークス
国内トップクラスのクラウドソーシングサイトです。
インターネットを使い、仕事を発注することができるスキルシェアのサービスとなります。
会員登録は無料で行うことができ、ライティングやデザイン制作、アプリの開発、データ入力、編集、HPの制作など、様々な仕事を行うことが可能です。
副業としてやっている人もいれば、フリーランスで仕事としてやっている人もいます。
収益を得るためにこのようなシェアリングエコノミーサービスを利用することも1つの手です。
株式会社ココナラ
「得意を売り買い」のキャッチフレーズで有名なココナラも、スキルシェアサービスの1つです。
サービスマーケットプレイスとして、イラストやライティングなどの「制作系」、ビジネスなどの「サポート・代行」、美容やキャリアなどの「相談系」まで多彩なサービスを売り買いすることができます。
現在士業向けのサービスも展開しており、「困ったらココナラでなんでも解決できる」という世界観を目指しています。
シェアリングエコノミーサービスの種類と事例一覧
スキルのシェア
スキルのシェアは、育児や家事やITなどに関するスキルを使って、人の役に立つサービスを提供します。
先述の「ココナラ」以外にも次のようなサービスが人気です。
ビザスク
ビザスクはプロに相談できる日本最大級のスポットコンサルです。株式会社三菱総合研究所と「シェアリングエコノミー分科会」を発足しセミナーの運営やワークショップ開催を手掛けます。
タイムチケット
自分のスキルと時間を気軽に30分単位で売り買いできるのがタイムチケットです。空き時間を有効活用したい副業希望者に人気です。
ドッグハギー
旅行や出張に出かける時、大事なペットを預かってくれるサービスです。ペット版のAirbnbと呼ばれています。
エニタイムズ
買い物を代わりにしてくれたり、食事の用意や洗濯、電球交換もしてくれる「エニタイムズ」もスキルシェアに含まれます。
移動のシェア
移動とは、自転車やバイク、車など貸し出してシェアするサービスを指します。車や自転車を持っている個人や事業者が、持っていない人に貸し出すカーシェアやシェアサイクル、相乗りを指すライドシェアが主なサービス内容です。
Uber
世界でも展開されている有名な移動シェアサービスがUberです。アメリカ発祥で、日本では2020年の7月から東京で「Uber Taxi」として配車サービスをスタートさせました。
ノッテコ
アディッシュプラス株式会社が提供するノッテコという自転車の移動シェアサービスでは、なんと無料で自転車を使用することができます。 (自転車の貸し出しは、物のシェアにも含まれます。)
mobby(モビー)
自転車の他にも、電動キックボードがシェアされているのが株式会社mobby rideのモビーです。福岡市を中心に事業拡大を予定しています。
Hi! MOVE
トラックの空きスペースをシェアするHi! MOVE(株式会社グライド) などもあります。荷物の写真を撮るだけで見積もりが出せる便利さに加え、家具シェアサービス「airRoom」との提携によって引っ越し業界を革新しました。
空間のシェア
空間のシェアは、空き部屋や家、駐車場などを貸し出すシェアサービスを指します。
海外でも空間を使ったシェアサービスが非常に多く、代表的なものでは「Airbnb(エアビーアンドビー)」のようなサービスです。
OYO Hotels & Homes
「OYO Hotels & Homes(オヨ ホテルズアンドホームズ)」はインド発、世界2位を誇るホテルチェーンです。「Quality living spaceの提供」をモットーに、日本では2019年から本格ローンチを開始しています。
スペースマーケット
イベントの活動場所をシェアするスペースマーケット(株式会社スペースマーケット)は、日本の空間のシェアで有名なサービスです。
akippa(あきっぱ)
あきっぱはベンチャー企業akippa株式会社が運営する駐車場シェアサービスです。借りる側、貸す側の双方にメリットがあるサービスとして有名です。
モノオク
モノオク株式会社は、物置きシェアサービスのモノオクを運営しています。スペースを持て余す人と荷物の置き場所に困る人を結びます。
シェア畑
畑を共にシェアすることができシェア畑も存在しています。農業特化の人材サービス「あぐりナビ」を展開する株式会社アグリメディアの事業です。
サーブコープ
サーブコープジャパン株式会社は、レンタルオフィス、コワーキングスペースなどのオフィスサービスを提供する企業です。本社はオーストラリアです。
WeWork
WeWorkもオフィスやワークスペースをシャアする企業です。ニューヨークに本社を置きます。
ADDress(アドレス)
住居の貸し出しサービスは、アドレスが有名です。ADDressは、定額制の全国住み放題多拠点居住サービスです。
モノのシェア
モノのシェアは、インテリアやファッション、本、ゲームなどの持ち物を貸し出したり、交換や売買することができるサービスです。
メルカリ
物の売買で有名どころといえばメルカリ です。株式会社メルカリは、「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」をミッションに掲げています。
ラクマ
フリマアプリのラクマも知られています。楽天グループ株式会社が運営します。
Laxus(ラクサス)
ラクサス・テクノロジーズ株式会社が運営するLaxusは、月額を支払ってブランドバッグを交換無制限でシェアできます。また、使わないハンドバッグを貸し出すことも可能です。
エアークロゼット
洋服専門であるエアークロゼット(株式会社エアークローゼッ)では、服の貸し出しのサービスを行っています。
お金のシェア
お金のシェアでは「クラウドファンディング」が最も代表的なものになります。
「クラウドファンディング」とは新しいサービスが具現化したり、面白いアイデアを商品化したりしたい人へ、サービス展開を援助したいと思う人がお金を提供するサービスです。
クラウドファンディングは以下のような3種類のジャンル分けがなされています。
・サービスや商品を提供する権利を買うことで援助する「購入型」
・お金のリターンを伴う「投資型」
・お金のリターンがない「寄付型」
また、個人から資金を収集して企業に融資する「ソーシャルレンディング」も、お金のシェアリングに 含まれます。
CAMP FIRE
代表的なサービスにはCAMP FIRE(キャンプファイヤー)があります。誰でも無料でカンタンに資金調達に挑戦できる国内最大のクラウドファンディングです。
Makuake(マクアケ)
もうひとつ、クラウドファンディングで有名なサービスにMakuakeがあります。2016年に大ヒットしたアニメ映画「この世界の片隅に」で広く知られることとなりました。
シェアリングエコノミーはお互いの評価によって信頼が蓄積される
シェアリングエコノミーは見知らぬ誰かと取引をしていきます。
つまり、信頼性に欠けるのではないかという懸念も大きいのです。
シェアリングエコノミーはサービスを通して様々な人とシェアすることで、安心や信頼を確保することができます。
「相互評価」という方法でお互いに評価をします。
その評価が高ければ高いほど安心や信頼が得られる仕組みとなっています。
まとめ
シェアリングエコノミーとは、保有するものを自由にシェアするサービスです。
個人単位でビジネスを行うことが可能になってきています。
今後、このようにちょっとしたシェアサービスが流行ってくることで、新しいビジネスが生まれてくるかもしれません。
利用したことが無い方は使ってみるのはいかがでしょうか。
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