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株式会社エクサウィザーズのビジネスモデルを分析!ジンジラリティの魅力とは【HRTech企業への転職】

LinkedIn(リンクトイン)の「TOP STARTUPS」ランキングで2年連続でトップを獲得したAIスタートアップ、エクサウィザーズ。超高齢化社会を迎える日本が抱える課題をAI技術によって解決することを目指しています。この記事では、日本最高水準のAIエンジニア達が参画するエクサウィザーズの魅力に迫ります。

株式会社エクサウィザーズの概要

 

人工知能のイメージ

 

エクサウィザーズはAI(人工知能)技術によって社会課題を解決することをビジョンに2016年に創業しました。

日本が迎えようとしている超高齢化社会では、膨れ上がる医療費や不足する労働力など様々な課題を抱えることが予想されています。

エクサウィザーズはそれらの課題を解決すべく、AI技術を駆使して様々なソリューションを生み出しているスタートアップです。

今後AIを使ったソリューション開発を中核とする企業間の開発競争はますます激化していくでしょう。

そんな中、エクサウィザーズはLinkedIn(リンクトイン)の「TOP STARTUPS」ランキングで2019年・2020年と2年連続トップに立ちました。

エクサウィザーズは、日本国内のみならず世界のトップクラスの人材が門戸を叩く注目のスタートアップなのです。

 

株式会社エクサウィザーズのビジネスモデル

 

イノベーションのボード

 

AIソリューションの開発を行うスタートアップがひしめく中、エクサウィザーズと競合他社とを明確に差別化するポイントは何でしょうか。

 

分野横断的な人材の連携が生み出す課題発掘能力

 

ビジネスの場での合意

 

AIという言葉が注目を浴びるようになって久しいですが、実際には現場で本当に活用されているケースは少ないといわれています。

その原因は「解決しようとする課題が明確になっていない」こと。

そのポイントに着目したエクサウィザーズは、現場視点で解決する課題を発見するために多様な人材を集めました。

現在ではAIの専門家に加えて介護・人事・法律・政治・デザイナーなど様々な分野のエキスパートが活躍しています。

現場を知る様々なバックグラウンドの専門家達が連携して良質な社会課題を発掘し、現場で本当に活用できるAIの開発を可能にしました。

社名エクサウィザーズの「ウィザーズ(Wizards)」は魔法使いの集団、すなわちこの分野横断的なエキスパート達のことを指すのです。

 

多様な領域の掛け合わせで生み出すシナジー効果

 

シナジー

 

エクサウィザーズでは、Care Tech・Med Tech・Fin Tech・HR Tech・Robot Tech・Vision Techの6領域に渡ってビジネスを展開しています。

ある一つの基幹技術を開発し、それを各領域向けにカスタマイズすることで課題の掛け合わせによるシナジー効果を生み出す戦略です。

ここではこの6領域の内、HR Techのサービスに着目してみましょう。

 

人事×AIのジンジラリティを目指すHR Tech「HR君」

 

サイバーセキュリティとリクルート

 

AIが人間の知能を超える転換点といわれるシンギュラリティ(技術的特異点)。

エクサウィザーズは人事におけるシンギュラリティ、ジンジラリティを起こすことによって人事業務に改革を起こそうとしています。

HR君は、人事業務の効率化・高度化と働き手の成長・健康などの一元管理を実現する、AIを活用したクラウド型の人事支援サービスです。

HR君は主に下記の4つの機能を提供します。

 

1. HR君DIA

 

HR君DIAはDX人材の発掘・育成を支援するプロダクトです。

デジタル化の動きが進む昨今、デジタル技術を駆使してDX(デジタルイノベーション)を推進するDX人材は会社に不可欠な存在となりました。

HR君はそんなデジタルイノベーターに必要なスキル・資質を問う15分のオンライン診断から、社員のデジタルイノベーター度を判定します。

人事担当者は判定結果を元に社員の採用や育成などに活用することができるのです。

 

2. HR君haichi

 

HR君haichiは社員の希望や基本情報・人事評価を元に人材配置案を作成する人材最適化AIです。

社員の希望を最大限考慮するだけでなく部署間の人員調整も行い、全体最適化された配置案を提供します。

 

3. HR君パーソナルアシスタント

 

HR君パーソナルアシスタントは社員一人一人にパーソナルAIが付き、心と体の健康状態や業務効率などをサポートするプロダクトです。

社員の日々の勤怠データやメール・サーベイなどのデータを元に社員の各要素の具体的な改善案を提案します。

一方で人事の方でも社員のコンディションをリアルタイムで把握することができるのです。

 

4. HR君アナリティクス

 

HR君アナリティクスは履歴書・評価データ・勤怠データなどを元に採用合否予測やハイパフォーマー分析から退職者予測まで行うプロダクトです。

データはドラッグ&ドロップして読み込むことができるなど、データサイエンティストでなくとも簡単にAIを利用することができます。

 

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株式会社エクサウィザーズがHR Techによって解決する社会課題

 

子供達

 

エクサウィザーズが主に取り組もうとしている社会課題は少子高齢化です。

今後日本が迎えようとしている超高齢化社会が直面する介護・医療・労働力不足などの社会課題を、AI技術を用いて解決しようとしています。

その中でHR Techを通じて実現しようとしているのは、労働からの卒業仕事を通じた幸せ・天職との出会いの三点です。

AIが煩雑な作業を肩代わりすることで人事部の業務効率の向上を支援する一方で、社員には人の手では行き届かない細やかな支援を提供します。

 

株式会社エクサウィザーズのHR Techの今後の事業展開

 

アーキテクチャ

 

エクサウィザーズのHR Tech事業は今後どのように展開していくのでしょうか。

 

HR君1on1の開発

 

2020年5月より、上司と部下のコミュニケーションを定量的に分析するAIツール「HR君1on1」のトライアル提供が始まりました。

これは、上司と部下の間で行ったオンライン1on1の動画を表情・会話量・声から分析して問題点を指摘し、改善点を提案してくれるサービスです。

テレワーク化が進む中、企業の経営層や人事部からの要望から開発されました。

現在は企業数を限定して提供されていますが、今後はダッシュボード機能の実装などを経て本格的に提供が始まっていく見込みです。

 

ジンジラリティの完成

 

エクサウィザーズが掲げるジンジラリティの世界は未だ完成していません。

残るは「天職との出会いの提供」です。

2020年11月現在においては、AIを駆使することで広告に頼らず活躍人材を採用できるサービスの開発が進められているようです。

その一方で社内では業務効率化によって発生する余剰人員に再活躍の場を提供することを目指します。

 

AIカメラ ミルキューブの横展開

 

新型コロナウィルス感染防止の観点から、三密を避けるために混雑状況を把握するミルキューブというAIカメラが開発されました。

このミルキューブをHR領域に展開すると、小売店の販売員のパフォーマンス分析をすることが可能になるといわれています。

ハイパフォーマーの販売員の行動パターンを分析してロボットに学習させれば、やがて訪れる深刻な人手不足を補う手段にもなり得るでしょう。

 

株式会社エクサウィザーズの転職採用例

 

コヒーとパソコン

 

エクサウィザーズでは どのようなバックグラウンドのメンバーが活躍しているのでしょうか。

その一部をご紹介します。

 

事例1. 大手外資系金融のエンジニア→ソフトウェアエンジニアへ

 

前職ではエンジニアとしてFXシステムの開発・運用に携わった後、Webサービス開発・ローンチ・運用までを担当。

エクスウィザーズへ転職後はソフトウェアエンジニアとして活躍。

 

事例2. ロボティクスの研究員→ソフトウェアエンジニアへ

 

知能ロボティクスの博士号を取得後、研究員を経て月着陸船の搭載ソフトウェアの設計・開発リードなどに従事。

エクスウィザーズへ転職後はビジョン開発部にてソフトウェアエンジニアとしてAIカメラの開発に従事。

 

事例3. 3DCGアニメーションの研究員→AIエンジニアへ

 

先進理工学研究科で博士号を取得後、研究員として3DCGアニメーションの動作自動生成・操作性に関する研究に従事。

エクサウィザーズへ参画後はAIエンジニアとして活躍中。

 

株式会社エクサウィザーズで求められる人物像

 

課題発掘能力に長けており、自らの頭で考えられる人

 

ビジネスマン

 

エクサウィザーズの最大の強みの一つである「良質な問いを見つける力」。

これはウィザードである社員一人一人が意識を持って社会課題に気付き、アイデアを出していくことで生み出されています。

自ら発見した社会課題に対してどう解決すべきか、自分なりに答えを出そうとする人が向いているといえるでしょう。

 

チームで協力することができる人

 

良い課題とその解決策は、メンバー一人の力で生み出せるわけではありません。

社員達から出てきたアイデアを、皆で議論し結合させていくことで良い課題へと形作られていきます。

単独プレイではなく、社員同士で協力して良い課題を作り上げていく必要があるのです。

 

情熱を持ち、結果にコミットすることができる人

 

エクサウィザーズが生み出してきたプロダクトは、社員一人一人のこの課題をどうしても解決したいという情熱から生み出されています。

見つけ出した課題について情熱を持って取り組み、一つのプロダクトとして実現させていく力が求められていくでしょう。

 

社員が身につけている主なスキル

 

エクサウィザーズのエンジニアが身につけている主なスキルとして、Python、機械学習、Javaなどが挙げられます。

 

株式会社エクサウィザーズの社風

 

株式会社エクサウィザーズ

 

各分野のエキスパートが揃うエクサウィザーズ。その社風の特徴をご紹介しましょう。

 

様々なバックグラウンドを持つ優秀なメンバー

 

エクサウィザーズでは様々なバックグラウンドを持つ優秀なメンバーが活躍しています。

その出身も、GAFAMや外資系コンサルティングファームから国内メガテック・中華系テックなどの影響力の大きい企業が名を連ねているのです。

優秀なメンバー達とより良い社会の実現へ向けて難題に取り組んでいける環境が整っているといえるでしょう。

 

フラットな職場環境

 

年齢・経験・国籍がバラバラな社員達はお互いの経験やスキルをリスペクトし、協力し合って日々の課題に取り組むフラットな職場です。

新卒の社員と元ベンチャーのCEOが対等に議論するような場もあります。

【GeeklyReview】エクサウィザーズの口コミを見る

 

まとめ

 

ビルディング

 

AI技術の社会浸透が進む中で激化していくAIソリューション開発スタートアップの生き残り競争。

その中でも優秀な人材を惹きつけているエクサウィザーズの今後の成長から目が離せません。

また、日本がこれから迎える超高齢化社会による労働力不足を始めとした様々な課題を解決するHR Techの技術にも熱い期待が寄せられます。

 

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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