1. HOME
  2. Geekly Media
  3. 内定後の返事の仕方から保留の伝え方、入社までのフローまで徹底解説!

内定後の返事の仕方から保留の伝え方、入社までのフローまで徹底解説!

転職を考えている人の中には、転職活動の中で効率よく条件に合った会社に内定がもらえるかというところに注目しており、内定が出た後の動き方を知らないという方も多いのではないでしょうか?しかし、企業探しから始まり、選考して内定をもらい入社するまでが転職です。内定後の動き方次第では、転職に失敗することもあるので注意しましょう。

内定後のスケジュール

   

転職活動の目的は、希望する企業から内定をもらい入社をする事です。

なので、内定をもらったことをゴールとしてしまい、その後の対応をおろそかにしてしまっている方や対応の仕方が分からないという方は多いと思います。

対応の仕方によっては内定取り消しになってしまう場合やもっといい条件で働くことができたのに低条件で働くということになってしまうこともあります。

自分にとっていい転職にするためにも内定をもらった後の対応を学んでおきましょう。

それではまず内定をもらってからのフローを紹介していきます。

 

内定の連絡を頂く

 

内定の連絡は、最終面接のその場で内定を言い渡される場合、後日メールや書面にて連絡される場合があります。

 

最終面接から1週間以内に連絡をいただける場合がほとんどですが、郵送にて内定連絡をもらう場合は配送状況によって少し遅れる場合があります。

行き違いの連絡をしてしまう事で印象を悪くするというのはもったいないので、最終面接の際にどれくらいで連絡いただけるか、どうやって連絡いただけるか確認しておくといいでしょう。

直接やメールで内定を連絡していただいた場合も併せて正式な書類として、郵送で書面を送ってくれる企業もあります。

 

条件確認

 

内定の連絡を頂いて初めにすることは条件の確認です。

直接内定を言い渡される場合やメールする場合は、雇用条件などが明記されていないことが多いです。

そのため、安易に内定に返答して思っていたのと違う条件で雇用契約を結ぶことになってしまいます。

正社員のつもりが契約社員だった、希望年収は伝えていたが希望通りではなかったなんて事は、普通にあり得ます。

内定通知は、この条件だったら内定を出すことができるという会社の意思表示みたいなものです。

しっかりと条件を確認してから返答をしましょう。

 

返答

 

条件を確認したら返答です。

納得いく条件であれば入社意思を返答、納得いかなければ辞退・保留・条件交渉といった形の返答をします。

 

退社

 

転職が決まったら現職の退社手続きをして、入社をしてやっと転職活動が終わりです。

 

 

\ IT転職のプロが無料でサポート! /

キャリア相談をしてみる

 

 

内定通知に対しての返答

   

内定から入社までの流れが一通り分かったところで、実際にはどのように対応していけばいいのかについて具体的に紹介してきます。

 

返答のタイミング

 

内定への返答は、内定通知を受け取ってから1週間以内にするというのが一般的です。

一番印象が良いのはすぐに返答するというのは間違いありませんが、条件もしっかり確認せずに返答するのは危険ですし、他にも受けている志望度の会社があるなら結果を受け取ってから条件を比較して決めた方が後悔のない転職にできます

しかしあまり待たせすぎるのは失礼にあたりますし、内定を辞退したと判断されかねないので注意が必要です。

返答が遅くなりそうな場合は保留の意思を伝えるようにしましょう。

これは面接で直接内定を言い渡された時も同様です。

直接言われると内定に対して保留するとは言いにくいとは思いますが、勢いで返答するのは危険です。

難しい決断ですが、その場で返答をしないといけない状況に立たされて保留したいのにできない場合は縁がなかったと割り切る事も必要です。

 

 

保留する場合は明確に

 

さて保留の意思を伝える場合ですが、ここではなぜ保留をするのか、いつまで待ってほしいのかを明確に伝える必要があります。

理由もなしに保留を受け入れている企業はあまりありません。

他社の選考があるから等は伝えにくいとは思いますが、企業側も他社を受けているのは分かっていることなのでそこまで悪い印象になることはありません。

 

しかし志望度が低いとみられてしまう可能性はあるので、入社したい意思はあるのですが他社の条件がまだ明確に出てないのでお答えしにくいなど行きたい気持ちはあるというところを伝えましょう。

 

条件交渉はこのタイミングで

 

先ほどから話している通り、このポイントがどんな条件で働くかの最終決定を下す場です。

内定を頂いた会社にはいきたい、けど条件があまりよくないという事であればここで交渉をしてみましょう。

内定を出しているという事はあなたをある程度評価してくれており、興味があるという事なので、交渉次第では条件の改善を測れるかもしれません。

 

 

 

\ 簡単3分で適正年収が分かる! /

年収診断をしてみる

 

 

返答方法

   

返答方法に関しては指定された方法で返答しましょう。

指定がない場合は、電話で返答するのが一番丁寧ではありますが電話番号が分からない場合や忙しい方の場合は迷惑になる場合もあるので、メールで返答するというのもありです。

ここでは具体的な例を紹介していくので、参考にしてください。

 

電話での返答例

 

直接企業に電話で報告する場合には、以下のようなフローで入社意思をお伝えするとよいかと思います。

 

—————————-

自分「お忙しいところ失礼致します。私は○○と申しまして、先日御社の○○職の面接に参加させて頂いたものなのですが、○○部の○○様はお手すきでいらっしゃいますでしょうか」

受付「少々お待ちくださいませ」

担当「変わりました」

 

自分「お世話になっております。先日○○職の面接に参加させて頂きました○○です。

先日はお忙しい中お時間を頂きありがとうございました。」

担当「こちらこそお時間を頂きありがとうございます」

自分「先日頂いた内定の事でご連絡をさせて頂いたのですが、是非御社で働かせて頂きたいです」

—————————-

 

上記のように返答するのがいいでしょう。

もちろん相手の対応次第で話すことは変わってきますが、面接のお礼と内定への返答を忘れないようにしておけば大きな問題はありません。

 

メールでの返答例

 

メールで返答する場合には以下のようなテンプレートを用いるのが良いでしょう。

 

—————————-

件名:内定通知への返答の件

○○株式会社

○○部 ○○担当 ○○様

お世話になっております。

先日貴社の○○職募集にて面接に伺わせていただきました○○と申します。

お忙し中お時間を作っていただきありがとうございました。

 

頂いた内定通知の件ですが、是非貴社で働かせて頂きたいです。

つきましては今後の流れについてご教授いただきたいです。

お忙しいところ恐縮ですが、ご返信いただければ幸いです。

 

○○

—————————-

 

上記のように、入社意思と今後の流れについての質問を投げかけるようにしましょう。

 

エージェント経由での返答例

 

転職の方法としてエージェントを経由するというものもあります。

その場合は企業担当者に直接連絡をするのではなく、担当のエージェントに入社意思を報告をするといった流れになります。

連絡の仕方は基本的に直接企業にする場合と変わりません。

エージェント経由で応募する際の良い点として、内定が出た後の企業への対応をエージェントの担当者がしてくれているのでスムーズに進めやすいです。

また頂いた内定では条件面が合わなかったり返答の期間を延ばしたいという場合に、担当者経由で交渉してもらうこともできるので納得いく転職をしやすいです。

 

 

入社に必要な書類

   

新しい会社に入社するに際して必要な資料というのがあります。

それは新しい会社で勤めているという事を国に報告するためであったり、前職を退社しているか等経歴についての確認書類です。

選考中は必要なくても、入社のタイミングまでには揃えておかないといけないという書類もあるのでチェックしておきましょう。

 

多くの会社で必要な書類

 

まずは多くの会社で提出をお願いされる書類を紹介します。

 

・年金手帳

・雇用保険被保険者証

・源泉徴収票

・扶養控除等申告書

・健康保険扶養者異動届

・給与振込先の届書

 

これらが多くの場合提出を求められるものです。

年金や税金などの手続きに必要であるものや雇用保険に入るために必要な書類になるのです。

絶対に必要な書類になるのでしっかり用意をしておきましょう。

 

会社によって必要な書類

 

次に会社によっては提出が必要な書類です。

 

・入社誓約書

・雇用契約書

・住民票記載事項証明書

・身元保証書

・健康診断書

・従業員調書

・卒業証明書

・免許・資格関連の証明

 

こちらは手続きに必要というよりは、経歴を詐称していないか、ちゃんと入社をしてくれるか等を確かめるために必要な書類です。

こちらも入社までに用意しないといけないので、事前に必要なものを担当者に聞いておきましょう。

 

退職準備

   

内定がもらえて、転職のめどが立ったからすぐに退職ができるかというとそういうわけではありません。

退職には会社ごとに規定がありますし、退職する際になるべく迷惑をかけないようにするのが礼儀です。

「立つ鳥跡を濁さず」

気分よく新しい生活を始めましょう。

 

引継ぎを忘れずに

 

ほとんどの場合退職するとなった場合に発生する業務。

それが引継ぎです。

 

あなたがやっていた仕事はあなたが辞めたらなくなるという事はほとんどなく、誰かにその仕事が引き継がれます。

そのため、あなたがいなくてもしっかり仕事を回していけるように取引先への紹介や仕事の仕方などを後任の方に伝える必要があるのです。

引継ぎには最低でも1ヶ月はかかると考えておいたほうがいいでしょう。

入社日を決めるときは、引継ぎも考慮に入れて慎重に決めて下さい。

 

有休を消化しよう

 

どうせ退職をするなら有休をしっかり消化してから退社したいですよね。

しかし、新しい会社への入社日を早めにしてしまうと引継ぎに時間がとられて、有休を消化することができないなんてことになりかねません。

基本的に有休をお金に変換するという事もNGです。

せっかく頂いた権利なので、入社日に余裕を持たせて有休を消化しましょう。

 

最後に

   

転職は新しい会社に入社することがゴールです。

内定をもらった時点で安心してしまって、対応をおろそかにしてしまうといい結果にはなりません。

後悔しない転職を実現するためには最初から最後まで全力で取り組みましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

\ IT転職のプロが無料でサポート! /

キャリア相談をしてみる

この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

この記事が気に入ったらSNSでシェアをお願いします

あわせて読みたい関連記事

この記事を読んでいる人におすすめの記事