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【採用担当150名に聞いた】応募書類で重視するポイントとは?

職務経歴書において、経歴要約以外に特にみられている点はどこか。IT・Web・ゲーム業界やIT人材を募集する企業の採用担当にアンケート調査を行いました。より充実した職務経歴書を提出することで書類選考の通過率は向上します。ぜひ今回の記事を参考に職務経歴書の作成をしていただければと思います。

応募書類で重視するポイントは?

 

書類選考の中で、職務要約や職務経歴の概要については書くべき項目として多くの方がもれなく記載をしていると思います。

しかし、職務経歴以外にも重視される項目があるということは理解している方は少ないでしょう。

重視されるということは、自身の経歴を書類上でアピールできるポイントになります。

 

今回の調査で、採用担当者様は職務経歴書を見る際に、職務経歴以外のどの部分を重視するのかを明らかにしました。

 

アンケート概要

 

【期間】:2021年12月16日~2021年12月24日
【調査対象】:弊社からご利用いただいている各企業の採用担当者様
【調査方法】:メールによるアンケートフォーム配信
【対象人数】:157名
【調査内容】:下記3つについてアンケートを取りました。

1.職務経歴書において最も重視しているポイントを教えてください。(職務内容を除く)
2.応募書類のうち、最も記載が足りていないと感じるものを教えてください。
3.応募書類のうち、記載が充実していた方が望ましいものを1つ教えてください。

 

 

職務経歴書において最も重視しているポイントを教えてください

 

 

最も多いのは「スキル・使用可能ツールを重視」

 

回答数が最も多かったのは「スキル・使用可能ツール」でした。

次いで、「得意分野・活かせる経験」が多くなっております。

 

即戦力を求める傾向にある転職市場では、自社で活躍できるかどうかを見る上で上記のような項目を参考にしていると考えられます。

 

「スキル・使用可能ツール」については、実務経験以外でも自己学習で身につけたスキルや、個人として行っていた取り組みで身につけたスキルなども記載することができます。

自身で身につけたスキル・使用可能ツールなどがある場合は、もれなく記載することで自己アピールにつながる可能性が高いと考えられます。

 

IT企業の半数以上が「スキル・使用可能ツールを重視」と回答

採用担当者様全体で、「スキル・使用可能ツールを重視」と回答した割合は48.4%でした。

対して、SIer・SaaS系、ベンダー企業などのIT企業の採用担当者様の55.2%が「スキル・使用可能ツールを重視」と回答しています。

このことからも、IT企業ではスキル・使用可能ツールを重視している傾向が強いことがわかります。

 

得意分野・活かせる経験は記載がないことが多い

 

「スキル・使用可能ツール」に次いで重視するという回答が多かった「得意分野・活かせる経験」について、採用担当者様へのアンケート調査の中で、職務経歴書で最も不足が多い項目でもあることがわかりました。

 

採用担当者様が重視しているにもかかわらず、採用候補者の中で十分に記載できている方は少ないということです。

「スキル・使用可能ツール」と同様に自己アピールにつながる項目であるため、もれなく記載することがまず重要です。

 

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応募書類全体で記載が足りていない項目

 

 

「退職理由」が最も足りていない

 

応募書類全体を通して、記載が足りないという回答が最も多かったのは「退職理由」でした。

退職理由については面接で間違いなく面接担当から質問される項目でもあります。

さらには深堀されることも多いため、しっかりと答えられるようにしておく必要があります。

 

応募書類で不足している内容でもありますが、書類選考後にもほぼ確実に回答を求められる内容でもありますので、応募書類を作成する段階からしっかりと用意をし、記載しておきましょう。

 

退職理由からキャリアの志向性を知る

 

退職理由では、どのようなキャリアを形成していきたいのかといった志向性の部分を伝えることができます。

実際にアンケートでは、
記載が足りていない項目として「退職理由」を上げている採用担当者様の多くが、キャリアの志向性についても「退職理由」から知りたいと考えていることがわかりました。

 

退職理由が自社で払拭できるものであるかも重要であることはもちろんですが、どのようなキャリアを歩んでいきたいと考えているか、それは自社で実現できるのかといったことはその後の選考においてとても重要になります。

 

また、退職理由とキャリアの志向性が一致していれば、より説得力のある退職理由となります。

「退職理由」を記入する際は、キャリアの志向性についても絡めて作成しましょう。

 

ポイントや実際の例はこちら

 

 

記載が充実していた方が望ましい内容

 

 

最も多かった回答は「希望する職務内容・待遇」でした。

「希望する職務内容・待遇」を事前に知ることは、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながります。

 

そもそも希望する職務内容と実際にその企業で担当できる職務内容がずれていた場合、採用担当者様からすると、その後の選考に進める意味がなくなってしまいます。

待遇についても同様です。

 

採用担当者様の多くはそのミスマッチを書類選考の段階で防ぎたいと考えています。

このミスマッチについては、選考に進む採用候補者にとってもマイナスであり、未然に防ぐ必要があります。

そのためにも、「希望する職務内容・待遇」についてはしっかり記載をしましょう。

 

 

書類選考の通過率を上げるために

 

採用担当者様の多くは、転職市場で即戦力を求めています。

そのために自社で活躍できるスキルや、経験があるかということは先の選考に進める上で重要な判断材料となります。

 

職務経歴には、基本的に実務経験の記載のみですが、実務経験以外で得たスキルなども十分に記載することでより、ご自身のアピールにつながります。

活かせる経験などを明確に記載することも同様です。

 

あとはご自身のキャリアの志向性を「退職理由」などと絡めて記載をして、採用担当者様にしっかりと書類上でも伝わるようにしましょう。

 

書き方がわからない場合

 

上述した「スキル・使用可能ツール」、「得意分野・活かせる経験」については書類選考におけるアピールの場として重要です。

書かないという選択肢はないと考えましょう。

しかし、「書くべき内容」や「そもそもの書き方」などが明確にわからない方も多くいらっしゃると思います。

そういった場合は、転職エージェントの応募書類の添削や代行作成サービスをご利用ください。

 

 

時間短縮の面では代行作成サービスをお勧めしますが、ご自身のキャリアの棚卸を含めて応募書類の作成を行いたい場合はぜひキャリアアドバイザーに依頼をしましょう。

 

転職エージェントである株式会社ギークリーでも応募書類の作成、代行作成サービスを含めて転職活動のご支援をおこなっております。

ご相談ベースからも承っておりますので、是非お気軽にご相談ください。

 

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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