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【キャリアプランが思いつかない!】キャリアプランを見つけ、”理想の姿”に近づくには○○○が近道らしい

弊社ギークリーでは、1月から2月にかけてサービスをご利用いただいたエンジニア、クリエイター、ゲーム人材の方を対象に「IT人材のキャリアプランへの意識」についてアンケート調査を実施しました。
自身の持ち合わせるスキルが将来のキャリアにも活きやすいIT・Web・ゲーム業界では、将来のキャリアプランを意識して働いている方はどのくらいいるのか、キャリアプランを叶えるためにどのようなことを行っているのか実態に迫ります。

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アンケート概要

 

 

「IT人材のキャリアプランへの意識」についてアンケート調査を実施。

【調査対象】弊社を利用されたエンジニア・クリエイター・ゲーム業界への転職希望者
【対象人数】553名(有効回答のみ)
【調査期間】2023年1月19日~2022年2月16日
【調査方法】Web上のアンケートフォームへの入力もしくは、アンケート用紙への記入
【質問項目】

1 .積み上げたい経験や、なりたい姿など将来のキャリアプランを立てていますか?
2 .キャリプランを立てている(いない)理由を教えてください(※複数回答可)
3 .キャリアプランを叶えるために行っている(いた)ことを教えてください。(※複数回答可)

 

 

アンケート集計結果

 

将来のキャリアプランを立てているIT人材は約6割

 

 

エンジニア・クリエイター・ゲーム業界への転職希望者に、「将来のキャリアプランを立てていますか」と聞いたところ、全体の6割の方がキャリアプランを立てていると回答しました。

 

 

キャリアプランを立てていると回答した方の理由を見てみると、将来的に年収を上げていきたいという理由でプラン設計をしている方が約40%と最も多く、次いでキャリアプランを立てて、キャリア形成することが仕事のモチベーションに繋がっているという理由が多くなりました。

 

 

本アンケートでは、キャリアプランを立てている方とは対照的に、キャリアプランを立てていないと回答した方が約4割いることが判明しています。

 

その4割の方の属性を見てみると、下流工程に携わるシステムエンジニア、テクニカルサポートの方が多く、更に理由を見てみると、現状のスキルではキャリアについて不透明という回答が最も多く、次いでキャリアプランの立て方がわからないという回答が多くなりました。

”依頼された仕事”を受けていく下流エンジニアやテクニカルサポートの職種柄、習得しているスキルがキャリアにどう活かせるのかイメージしにくいため、キャリアプランを上手く立てられていないと推測することができます。

 

では、エンジニア・クリエイター・ゲーム業界への転職を希望しているIT人材は、キャリアプランを叶えるためにどのようなことを行っているのか見てみましょう。

 

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キャリアプランを叶える一番の近道は転職活動か

 

 

本アンケートにて、キャリアプランを叶えるために行っている(いた)ことを聞いたところ、書籍やオンライン教材での学習、資格習得、セミナーや勉強会に参加など自己研鑽をするよりも、転職活動でキャリアを叶えていく方が多いことが明らかになりました。

 

転職活動と回答した方の属性を見てみると、キャリアプランを立てていないと回答した方の属性(職種)と同様、下流工程に携わるエンジニア、テクニカルサポートの方が多い結果になりました。

上述したように、”依頼された仕事”を受けていく下流エンジニアやテクニカルサポートの職種柄、習得しているスキルがキャリアにどう活かせるのかイメージしにくいため、転職エージェントでの転職活動を通して、第三者に相談しながら次のキャリアを見つけていく傾向があると考えられます。

 

実際に、キャリアアドバイザーとの面談では、求職者の今後のキャリアについて話し合いながら応募する求人を取捨選択していくため、次のキャリアをどう選択してよいか悩んだ場合、ひとまず転職エージェントに相談してみることもひとつの手段かもしれません。

 

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年代別結果

 

同じ”ミドル世代”でも年代によって差が出る結果に

 

 

 

年代別でIT人材がキャリアプランを立てているか調査したところ、ミドル世代と言われる40代から50代の世代でも、年代によってキャリアプランを立てている方と立てていない方の差が大きく出る結果になりました。

 

 

キャリアプランを立てているという回答が最も多かった50代の方の属性を見てみると、
上流工程に携わるシステムエンジニアの方が多く、理由を見てみるとキャリア形成が仕事のモチベーションになっていたり、将来的な異動などのキャリア選択のためなど、年収を上げるためというよりも将来のキャリア形成に意識が向いていることが明らかになりました。

 

50代のミドル層はすでに役職や、責任ある立場に就いている可能性が高いです。

そのため、年収を上げる、昇進するなどのキャリアアップを想定したキャリアプランニングよりも、すでに歩んできたキャリアを活かして”引退”までの次のキャリアを考える方が多くなる傾向にあるため、年収よりもキャリア形成を重要視していると推測できます。

 

 

キャリアプランを立てていないという回答が最も多かった40代の方の属性を見てみると、50代の方と同様に上流工程に携わるシステムエンジニアの方が多いことが明らかになりました。

一方で、今のスキルからはキャリアがイメージできないという理由やキャリアプランの立て方がわからないといった回答が多く、50代の方よりも将来のキャリアに迷いが出ていると推測できます。

 

40代~50代と同じミドル世代でも40代は、年功序列文化の企業であれば、管理職の話が上がったり、自ら志望しなくても管理職に就くチャンスが巡ってきやすくなるため、キャリアプランを考えない方が多いと考えられます。

しかし、転職をするとなると改めて自身のキャリアプランに向き合わなければならないため、上述したように迷いがでていると考えられます。

 

50代はキャリア形成のために自己研鑽に比重を置く

 

 

年代別でキャリアプランを叶えるために行っている(いた)ことを調査したところ、どの年代も転職活動が最も多い結果になりました。

一方で、50代の回答を見てみると、転職活動よりも資格取得、書籍やオンライン教材での学習、スクールに通学、セミナーや勉強会に参加するなどスキルアップや知識習得のための”自己研鑽”に比重を置いていることが明らかになりました。

50代は多くの企業で55歳頃に役職定年があったり、役職を降りた後処遇が下がったりと、キャリアの転換期と言える時期です。

そのため、引退までできるだけ長くプレイヤーとして働くために、得意としているスキルを磨いたり、新しいスキルや知識を身に着けるために自己研鑽を重ねていると考えられます。

 

 

職種別結果

 

Webデザイナーなどのクリエイティブ職はキャリアプランを立てている傾向に

 

 

職種別で将来のキャリアプランを立てているか否か調査したところ、どの職種よりもWebデザイナーやWebプロデューサー・ディレクターなどのクリエイティブ職の方がキャリアプランを立てている比率が高いことが明らかになりました。

 

 

クリエイティブ職の方がキャリアプランを立てている傾向にある理由として、年収を上げるためと回答した方も多いですが、どの職種よりも昇進や異動などのキャリア選択の機会を見極めるためと考える方が多くいることが明らかになりました。

WebデザイナーやWebプロデューサー・ディレクターなどのクリエイティブ職は、プロジェクト単位で仕事を進めていくため、携わるプロジェクトの規模によって個人の裁量も大きくなり、昇進などのキャリアプランにも影響するケースが多いことから、上述した理由が多いと推測できます。

 

 

職種別全体回答で、ゲームプランナーやゲームディレクターなどのゲーム職種の方は、キャリアプランを立てていないと回答した比率が最も高い傾向にありました。

上記の理由を見てみると、どの職種よりもキャリアプランを立てずに働きたいという方が多くいることがわかります。

また、キャリアプランを立てていると回答したゲーム職種の方を見てみると、どの職種の方よりも想定したキャリアプラン通りのキャリアが歩めていると回答した方が多いことがわかりました。

本アンケートに回答したゲーム職種の方は、想定したキャリアプラン通りのキャリアを歩めている方が多く、今後のキャリアプランを立てずに、仕事をしていきたいと考えていると推測できます。

 

スキルがキャリアに直結する職種ほど自己研鑽を重要視している

 

 

職種別でキャリアプランを叶えるために実践したことを調査したところ、どの職種でも全体的に転職活動よりも資格習得、教材での学習など自己研鑽に比重を置いていることが明らかになりました。

特にエンジニアやゲーム、マーケティング職などの習得しているスキルが将来のキャリアに結びつく職種ほど自己研鑽を重要視していることが分かりました。

なかでも、エンジニア職種はキャリアプランを叶えるために、資格取得をしているという回答が多いことから、自身のスキルを伸ばすことでキャリアの幅を広げようと、転職活動よりも自己学習に取り組んでいると考えられます。

 

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キャリア設計はひとりで悩まず、転職のプロに是非ご相談ください

 

 

今回のアンケート調査では、IT・Web・ゲーム業界で働く方々の「IT人材のキャリアプランへの意識」について調査しました。

 

アンケートの全体結果からは、エンジニアなどIT人材の約6割が、キャリアプランを立てていることが分かりました。

また、 キャリアプランを叶えるために行っている(いた)こととして、書籍やオンライン教材での学習、資格習得、セミナーや勉強会に参加など自己研鑽をするよりも、転職活動で叶えていく方が多いことも明らかになっています。

 

キャリアプランを立てていないという方の理由として、現状のスキルではキャリアについて不透明という回答が多くなっていましたが、キャリアプランで迷った場合や、現状のスキルが将来のキャリアにどう活かせるかイメージできないという方は、転職エージェントに相談してみることもひとつの手段です。

転職のプロに相談することで、今までのキャリアの振り返りができたり、現状のスキルから挑戦できるポジション・職種の紹介を受けられる可能性があるため、ひとりで悩むよりも早く解決できるかもしれません。

今後のキャリアについて悩んでいるという方は、是非お気軽にご相談ください。

 

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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