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GREEの”土台”を先人から継承。そして改変へ。GREE Platformを安定運用させる「ゲーム基盤開発チーム」で描けるキャリアとは

グリー株式会社は『インターネットを通じて、世界をより良くする。』をミッションに、インターネットが世の中に与える新たな可能性を実現するために挑戦をし続けています。
今回は、GREE Platform部の高峰さん、佐藤さんのお2人に、開発チームの仕事観や魅力、描けるキャリアについてお話いただきました。是非ご覧ください。

【グリー株式会社 インタビュイー】

高峰 健志様 / 開発本部 / GREE Platform部 / プラットフォーム開発グループ / ゲーム基盤開発チーム マネージャー

2011年、グリーにエンジニアとして入社。
GREE Developer Center チーム配属となり、現在はプラットフォーム事業のチームマネージャーとして全体監督を担当。

 

【グリー株式会社 インタビュイー】

佐藤 俊昭様 / 開発本部 / GREE Platform部 / プラットフォーム開発グループ / ゲーム基盤開発チーム シニアプロジェクトマネージャー

2012年、グリーにエンジニアとして入社。
GREEポータルサイトの開発チームに参画し、現在はプラットフォーム事業の各種開発プロジェクトのリード業務を担当。

 

 

GREE Platformを”守りと攻め”で躍進させる「ゲーム基盤開発チーム」の展望とは

 

 

―「GREE Platform」の具体的な事業内容とミッションについてお聞かせください。

高峰さん:「GREE Platform」はユーザー同士が繋がることができるSNSサービス「GREE」を起点に、ソーシャルゲームを提供するための必要な仕組みをユーザーやアプリ開発会社へ提供するシステムで、サービス開始から10年以上サービス無停止で運用を続けており、多くのユーザーから愛され続けています。

私達ゲーム基盤開発チームは、「インターネットを通じて、世界をより良くする。」というミッションのもとGREE Platformのシステム運用保守を行っています。

現在、Web開発とNative開発という2つのチームで構成されていて、サービスの開発業務を中心に、ユーザーやアプリ開発会社からいただくフィードバックの対応業務も行っており、常時2〜4つのプロジェクトを稼働させている状況です。

これからも、より多くの方々に喜びやワクワク体験を感じてもらい、その体験を多くの仲間と共有し集える場所(プラットホーム)であり続けるために日々挑戦を続けています。

 

―2024年、貴社サービスが20周年を迎えるにあたり、現在「GREE Platform」はどのような事業フェーズでしょうか。

高峰さん:現在は、大きくシステム構成の見直しを行っているフェーズです。

サービスが20周年を迎えるにあたって、システム面では基盤部分のクラウド化を進めています。
20周年という記念すべき年なので、ユーザー様に楽しんでもらえるようなイベント開催に向けてネタの植え付けや計画を立てているところです。

この先10年以上も末永くサービスを続けることを考えて、基盤部分の再構築を進めていくことが大きな課題だと感じています。

 

 

技術者それぞれの”武器”を活かし長期運営サービスを安定運用させる「ゲーム基盤開発チーム」の仕事観とは

 

 

―ゲーム基盤開発チームが大切にしている「仕事に対しての価値観」について教えてください。

高峰さん:チームでは、安定運用を大切にしています。サービスを止めることなく、ユーザー様にサービスを届け続けることを考えながら業務を進めています。

メンバーに関しては、社歴の長いメンバーが揃っているので、それぞれの得意分野を探しながら業務を進めてもらい、やりがいを持つことを大切にしてもらっています。

プロジェクトをリードして完了まで自分で見届けることができたことに、やりがいや喜びを感じたなど報告をもらった事例もありました。

 

佐藤さん:また、それぞれのエンジニアの長所を最大限に発揮してアウトプットに繋げられるところがゲーム基盤開発チームの特徴だと思っています。

 

―仕事を通して”グリーらしさ”を感じる瞬間はどのような時ですか。

高峰さん:大きいシステムを扱っているので、サービスの規模感を味わえることがグリーらしさの一つだと思います。

一つのシンプルなシステムではなく複数のシステムがいくつか積み重なってできていて、長年システム運営を行っていても新しい発見がありますし、またそこに新しい手を加えられることにも喜びを感じられます。

昔に構築したものなので、当時の方が残した様々なコードを読み解いていくこともエンジニアとして面白みを感じる部分の一つですね。

 

佐藤さん:プラットフォーム開発業務の、システムのカバー範囲は広いと思います。

一人のエンジニアが全てカバーすることは難しいですが、昔から足りないところを補い合ってプラットフォームを最大化する姿勢がグリーらしさかと思います。

教育体制にもその文化は反映されていて、チャットでその分野の技術に詳しい人に相談することは活発に行われています。普段から他部署間とのコミュニケーションも頻繁に行われています。

 

―「GREE Platform」を開発・運用を通して、組織やユーザーから求められていると感じることはなどありますか。

高峰さん:技術分野の視点の広さが求められていると感じます。
いくつかのシステムが積み重なっているため、1つを見て開発というより複数のシステムの調和性を保ちながらの開発になります。偏った知識というより、広い知識や視野を持ってプロジェクトを推進することが大切になると思っています。

弊社には勉強会もあり、チーム内と会社全体の2つのラインで知識の広がりを持てる仕組みになっています。

チーム内では主に業務直結の話題が中心となっており、直近では社内で運営しているチャットシステムの再構築について意見交換会をしました。

 

佐藤さん:さらに、それぞれのエンジニアが自分の得意分野を磨いていく姿勢が求められていると思います。

広く浅く色々な知識があることも良いと思いますが、何かしら得意分野を持っていることがグリーにおいては必要なことだと感じています。

個人が持っている特化技術をチーム内に広げて補い合う文化があるので、自分にしかない長所があると活躍していけると思います。

 

高峰さん:規模感が大きい会社なので、自信を持って仕事ができるスキルを持っていることや、自主性を持って業務を行うことは大切ですね。

 

 

GREEの”土台”を先人から継承。そして改変へ。「GREE Platform」の開発・運用で描ける技術者としてのキャリアとは

 

 

―お二人が感じる「GREE Platform」の開発・運用に携わることの魅力についてお聞かせください。

高峰さん:総合的にWebサービスを理解しつつ、ユーザー様へサービスを提供できるところは、分業化が進んでいる会社では経験できない魅力の一つだと思います。

 

佐藤さん:キャリアの部分では、自分の長所を活かした仕事ができて、それをキャリア形成に繋げることができるところが魅力ですね。
業務領域が広いので、その分長所を活かせる場が多くある環境だと思います。

また、高峰さんのお話と重なりますが、エンジニアとしては一つのサービスの中で複数のシステムを横断的に設計開発できるところが、他社では経験できない魅力かと思います。

 

高峰さん:コードの見直しをする際には、コードを書いた人にリスペクトを持って先人を超えていかなければいけない難しさがありますが、そこを超えて良いシステムを作り上げることができることはグリーの醍醐味で気持ち良さがある部分です。

今は土台部分を改変して将来へ繋げることをしていて、私たちが新しい歴史を組み上げていることになります。

今まで続いていた土台部分を崩さないように継承した形で、さらに長い期間運用していかなければならない使命感を一緒に感じて働いていけるメンバーが来てくれたら嬉しいです。

 

―エンジニアとしての長所を活かしながら、複数のシステムを横断的に開発できるとのことですが、どのようなときに開発者としてステップアップを感じられますか?

高峰さん:人によってステップアップの仕方は異なりますが、大きく2種類に分かれると思っています。

1つ目は、システム全体が見渡せるようになった時です。全体が見えることで、自分の得意分野や興味分野に合わせた仕事えらびができるようになり、成長感と共にさらに活躍の道筋を感じられるポイントかと思います。

2つ目は、自分の専門領域を1つ自分のものにした時です。支え合いが大事な職場なので、頼ってきた立場から頼られる立場(アプトプットを提供できる)に変わることで、自分の成長がチーム全体の成長に大きく影響を与えられていると感じられるからです。

佐藤さん:色々なタイプのエンジニアがチャット上で幅広い技術情報を流しているため、毎日何かしらの技術情報を吸収できる部分に小さなステップアップを感じます。大きなステップアップを感じる時は、設計開発が幅広く行われた時ですね。

 

高峰さん:また若手の方がステップアップできるよう常に考えております。

実際に、他の連携システムがリニューアルされて連携部の見直しを入れた時の話なのですが、バックエンドの仕組みが古いので全体的に再構築することになり、このプロジェクトを、若手の方がメインになってやり遂げてくれたケースがあります。

本人が検索エンジンの仕組みの部分に興味を持っていてやりたいということもあり、力不足の部分を佐藤さんにシニアプロジェクトマネージャーという立ち位置でサポートに入ってもらい、講習会を開いてプロジェクト管理やシステム設計等のノウハウ吸収してもらいながら行っていただきました。

 

佐藤さん:それぞれの長所となる部分を他の人にレクチャーしながらチーム全体のスキルアップを図っていくところがあるので、その形にはまったパターンだったと思います。

プロジェクトのリーディングに関わる部分も強みの一つだと思います。

 

―「ゲーム基盤開発チーム」で一目置かれる方はどのような特徴がありますか。

高峰さん:自主性があり自分に自信を持っている方、自分自身が見えている方は成長スピードが早いと感じます。

周りから色々な情報をもらえる環境で、自分がやりたい方向性を開示していると自然と情報が入ってくるので、自主性を持って仕事をしている人は成長が早い傾向にあると思います。

 

佐藤さん:自分の得意分野を持っている人は輝いていけると思いますね。

派手さがなくても「納期まで必ず間に合います」といった小さなことでも、何かしら一つ特徴や強みを持っていると色々なことに関わることができて輝ける人になっていけると思います。

 

 

最後に、プラットフォーム事業の開発や、貴社サービスに興味をお持ちの方へのメッセージをお願いします。

 

 

高峰さん:既存システムをクラウドに移行するにあたり、単なる移植ではなくシステムの再構築も行います。新しく入社いただく方には、システムの構成を把握していない段階でも新しい風を入れてもらいたいと考えています。特に、システムリニューアルの経験が豊富な方には最高の環境が整っていると思います。

是非一緒に愛され続けるサービスを提供できるシステムを刷新していきたいです。

 

佐藤さん:長期運用サービスであり、システム規模が大きい分、やりがいが大きく個々の長所を活かしやすい環境になっていると思います。

活躍できる場や、チームを通してエンジニアとしての成長の機会も沢山ありますので、ご応募お待ちしております。

 

 

 

この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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