SESから自社開発へ転職できる?転職するメリットや向いている人を解説
SES企業で働くエンジニアの方が、受託開発から自社開発へ転職を目指すケースは珍しくありません。そこで本記事ではSESから自社開発企業へ転職する難易度やメリット・デメリット、転職を成功させるポイント、自社開発に向いている人の特徴を解説します。
目次
自社開発企業に転職する方法
キャリアの棚卸をして、活躍できそうな分野で求人を探す
- ・自分がこなしてきた業務について
- ・現在できる業務について
- ・これからやりたい業務について
転職市場における自身の市場価値を正確に把握し、転職でミスマッチを引き起こさないためにも、キャリアの棚卸は必須です。
また、自身の職能が目指している企業にマッチしているかを客観的に判断することも、満足できる転職を実現するために欠かせません。
自己分析をより充実させるためには、SESから実際に自社開発企業へ転職したという人のブログ、SNS、口コミ、企業の公式サイトなどから情報収集することも効果的でしょう。
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Geeklyを利用して転職成功された方の事例
- ご年齢:30代前半
- ご経歴:システムエンジニア⇒バックエンドエンジニア
- 転職期間:サービス登録から約2ヶ月でご転職
Sさんは”ものづくり”にご興味があり、業務改善Webアプリケーションの開発を手がける企業で、システムエンジニアとしてキャリアをスタートされました。
転職を考えたきっかけは、当時関わっていたサービスやプロダクトに共感できなくなっていった点、使用していた言語やフレームワークなどが古く、新しいものへのキャッチアップも困難だったという点でした。
SさんはGeeklyに登録してから約2か月で第一志望の企業から内定を獲得し、迷うことなく入社を決断しました。
また複数社から内定をいただいたのですが、現職の条件や環境が自分と一番合っていたので納得感があったそうです。
【あわせて読みたい】第一志望の企業への転職に成功した事例はこちら⇓
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SES(客先常駐)と自社開発の違い
SESとは
SESとは「System Engineering Service」の略であり、SES企業(ベンダー)からクライアント企業にエンジニアを派遣して技術力を提供する業務委託契約の一種です。
業務としてはクライアント企業に客先常駐し、システム開発や運用・保守などを行います。
SIerなどと違い、成果物の完成・納品により報酬を受け取るのではなく、労働の対価にとして報酬を受け取る仕組みです。
派遣契約と混同されがちですが、クライアント企業側に派遣された社員の指揮命令権がある派遣契約に対し、SES契約ではベンダー側、つまりSES企業側にエンジニアに対する指揮命令権があります。
自社開発とは
自社開発は、システムの企画・開発から運用・保守まで一貫して自社のシステム部門を担います。
多重下請けの仕組みがなく、中抜きのリスクが発生しない点が自社開発企業の特徴です。
また自社で開発業務にあたるため、周囲のスタッフと密接にコミュニケーションが取りやすいメリットがあります。
納期についてもクライアント企業とのすり合わせが不要であることから、柔軟にスケジュールを組むことができます。
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SESから自社開発企業に転職するメリット
年収が上がる
SESエンジニアはクライアント企業からの影響が強く、値下げを要求されるとSESエンジニアの給料も下がってしまいます。
一方、システム開発の全工程を担うことができる高い技術レベルをもつ人材を登用する必要がある自社開発では、高い年収を提示して優秀なエンジニアを募集する傾向にあります。
自社開発企業では、求められるスキルに応じて年収が高いうえにクライアント企業の意向による値下げもないため、SESから自社開発に転職する場合、年収が上がる可能性が高まるでしょう。
職場環境の変化が少ない
SESは、1つの案件が終わるとまた別の客先に常駐して業務を行うため、職場環境がよく変わります。
定期的に働く環境が変わり、人間関係の構築や文化に馴染むことが苦にならない場合はSESでの働き方を楽しめますが、負担に感じることもあるかもしれません。
自社開発は異動があったとしても配置転換が行われる程度で、大きな変化は起きにくい環境であるため、安定した環境を好む方にとっては自社開発企業にメリットを感じやすいでしょう。
社内でスキルアップ、キャリアアップを叶えられる
自社開発企業は、特定分野で飛躍している大手・有名企業が多いという特徴があります。
企業の主力事業である大きなプロジェクトに携わる機会も多いため、常駐先が変わるごとに業務内容も変わるSESと比較すると、特定分野のスキルを磨きやすい点がメリットです。
また、自社開発ではプロジェクトリーダーやマネージャーなどの役割を設置していることも多く、プロジェクトの進捗管理やスタッフ配置、勤怠管理などの経験を積む機会もあるでしょう。
マネジメント経験があると市場価値が高まるため、転職においても有利です。
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SESから自社開発企業に転職するデメリット
環境を変えたくても時間がかかる
同じ環境で長く働ける自社開発企業ですが、環境を変えて働きたいときはデメリットに感じるかもしれません。
1つの案件が完了するたびに職場が変わるSESのような大きな環境変化は、自社開発企業では稀です。
人間関係や業務内容への不満が理由で環境を変えたい場合や、環境を大きく変えて刺激がほしい場合であっても、自分1人の力では実現に時間がかかってしまいます。
人脈を広げにくい
自社開発企業では、仮に配置換えがあったとしても一部のスタッフの顔ぶれが変わるだけであり、共に働く人が大きく変わることはありません。
そのため、メンバーが大きく変わることがないまま業務にあたることが多く、新たな人脈を形成する機会は少ないでしょう。
エンジニアとして新しいスキルや経験、知識に触れる機会が不足していると感じたら、自己研鑽などで補うことが大事です。
給料の上がり幅が狭いことも
自社開発企業は年収の高い企業が多い一方で、転職後の給料が上がりにくいことがあります。
特にヒットしたサービスや製品1つを主力として、その範囲内での利益に依存している形態の企業では、大きな昇給が望めないかもしれません。
1つヒットを生みだしたものの、新サービスや商品を展開してもなかなか利益を拡大するにいたらず、過去のヒット作に頼るしかない状態の自社開発企業がこれに該当します。
一般的に、企業の業績が上がらなければ社員の給料が上がる見込みがないため、自社開発企業への転職の際は業界研究や企業研究を怠らないことや、業界知識が豊富なプロのアドバイスを参考にするのがおすすめです。
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自分に向いている仕事は「IT人材 仕事タイプ診断」で見つけてみよう
次のキャリアでどの職種を目指すか、マネージャーを目指すか、スペシャリストになるか悩んだり、転職したいけど自分の価値観に合う企業がわからない、次の職場選びで重視した方がいいことがわからないなど、職場選びで悩むことは多々ありますよね。
ギークリーの「IT人材 仕事タイプ診断」では、自分の適性だけではなく、自分に合う働き方、企業のタイプを知ることができるので、転職軸を決めるときや求人選びに役立ちます。
キャリアや仕事選びで悩んだら、一度ご自身の価値観に合う仕事のタイプや企業のタイプを調べてみませんか?自身の適性を知ることで、納得のいくキャリア選択や求人選びができるでしょう。
希望の職種に転職!診断利用から約1か月で転職成功した方の例
- ご年齢:30代前半
- ご経歴:システムエンジニア⇒システムエンジニア
- 転職期間:仕事タイプ診断利用から1ヶ月弱でご転職
Aさんは元々Salesforceエンジニアとして運用保守に従事されていましたが、案件が変わることが多く、知見を活かして働けない、個人よりも切磋琢磨できる仲間・チームで成長していきたいというご意向があり転職活動を始めておりました。
前職のご状況と、ご自身の価値観・志向にギャップを感じられていたAさんですが、「IT人材 仕事タイプ診断」によってご自身に合う価値観の企業タイプを見つけ、診断から1ヶ月弱で転職成功されました。
【あわせて読みたい】転職でキャリアアップに成功した事例はこちら⇓
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「IT人材 仕事タイプ診断」ご利用の流れ
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自社開発企業に向いている人の特徴
愛着を持ってサービス・プロダクト開発ができる人
自社開発企業に向いているのは、自社のサービス・プロダクト開発などに強い思い入れを持つことができる方です。
愛着を持つことで、業務に対するモチベーションを高く保つことができ、課題解決の効率も上がりやすいからです。
たとえばゲームの制作会社で開発業務に従事するのであれば、ゲーム自体への興味が薄い人よりも、自社のゲームをプレイしていた人の方が理解度が高く、もっと面白いゲームにするための施策を講じやすいでしょう。
自社開発では企画からリリースまで全てに関わるため、業務に対する興味が強まりやすく、システム開発に熱意を持っている方におすすめです。
チームで開発を行いたい人
自社開発企業では、チームに分かれて複数人で開発業務に当たります。
そのため、コミュニケーションスキルを活かしたい方や、周囲のメンバーと同じゴールを目指し達成感を共有することがモチベーションになる方は適性があります。
チーム内でのコミュニケーションが重要視されるため、多くの人と関わりながら経験を積み、業務を通して人間力も高めたい方にとっては、自社開発企業の環境が働きやすいでしょう。
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自社開発企業で求められるスキル
自社開発企業のエンジニアには、基本的なITスキルやプログラミングスキルに加えて、ユーザーのニーズを正確に把握しシステムに反映する力が求められるため、企画力や提案力、ビジネスモデルや市場の動向を日頃から情報収集する行動力があるとよいでしょう。
また、収集した情報を分析しシステム開発に活かすスキルは、要件定義や設計など上流工程で求められます。
SES企業から自社開発企業への転職を検討する際に、このような経験がないと難易度が高く感じられるため、積極的に上流工程に携わり経験を積むようにするのがおすすめです。
クライアントからの要求に基づいて開発業務を進めるわけではない自社開発企業では、自分たちで考えることが前提であるため、自発的に動くことが何より重要です。
自社開発企業への転職はIT業界特化の転職のプロに相談!
SESから自社開発企業への転職はメリットもデメリットもありますが、年収アップやキャリアアップの面から見るとやはり自社開発企業は魅力的です。
自社開発企業ではプロジェクトのスタートからゴールまで一貫して携わることができるため、スキルやキャリアも積みやすく、その結果、さらにハイクラスの転職まで目指せる可能性が高まります。
もしも現職への不安や不満、ライフスタイルの変化、キャリアプランを再考したいと考える方は、転職エージェントで情報収集を行うことから始めてみてもよいでしょう。
「自社開発企業に転職して年収を上げたい!」
「エンジニアとして上流工程に携わりたい」
「もっとキャリアパスが豊富な環境で働きたい!」
などのキャリアのお悩みは是非、「IT・Web業界の知見が豊富なキャリアアドバイザー」にご相談ください!
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