SIerランキング!大手、中堅企業の年収・売上|優良企業の選び方も解説
「大手SIerの年収と売上ランキングを知りたい」IT業界の転職先として人気が高いSIerの年収・売上ランキングを一覧で紹介します。優良企業の選び方も解説しますので、ホワイト企業への転職を検討している方や業界や企業の理解を深めたい方はぜひご参考ください。
目次
大手SIerの年収ランキング
1位 株式会社野村総合研究所 1,242万円
SIerの平均年収ランキング1位は、平均1,242万円を誇る野村総合研究所(NRI)です。
事業紹介
野村総合研究所(NRI)は、経営のコンサルティングなどを手掛け、事業戦略の立案や業務改革のソリューション提案などを行っているSIerです。
また、金融ITソリューションとして、銀行や保険会社といった金融業界の受託システム開発・運用も行っています。
他にも、産業ITソリューションやIT基盤サービスなども行っており、多様な事業展開を行っているのが特徴です。
売上高は国内5位ですが、利益率が17.4%と他社を圧倒しているため、平均年収は1位となっています。
導入事例
・三菱東京UFJ銀行:金融リスク管理パッケージソフトウェア「Oracle Financial Services Analytical Applications」
・auじぶん銀行:勘定系システム、インターネットバンキングシステム
2位 株式会社電通総研 1,128万円
SIerの平均年収ランキング2位は、平均1,128万円を誇る電通国際情報サービス(ISID)です。
事業紹介
電通国際情報サービス(ISID)は、金融・製造・電通グループ各社との協業を軸に、様々な業界にコンサルティングや業務アプリケーション、IT基盤の構築・運用などのソリューションを提案しているSIerです。
また、グローバル化も積極的に行っており、ニューヨーク、ロンドン、香港、上海、シンガポールに拠点を展開しています。
導入事例
・本田技研工業:AI人材育成ソリューション
・ソフトバンク:SAP ERPをMicrosoft Azureに移行
3位 株式会社SRAホールディングス 1,125万円
SIerの平均年収ランキング3位は、平均1,125万円を誇るSRAホールディングスです。
事業紹介
SRAホールディングスは、企業の経営を支える基幹システムから、最先端のデジタル製品に至るまで、多種多様なITサービスを展開しているSIerです。
現在では、金融ITを始め、組込みIT、文教IT、業務ITまで、幅広い分野にて展開されています。
導入事例
・国立大学法人 宮崎大学:DB-Spiral ~大学情報データベースシステム~
4位 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 1,028万円
SIerの平均年収ランキング4位は、平均1,028万円を誇る伊藤忠テクノソリューションズ株式会社です。
事業紹介
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、通信・金融・製造・流通・運輸・官公庁などさまざまなクライアントに対してITシステムのコンサルティングから開発、運用保守までトータルにサービスを提供するSIerです。
また、科学・工学技術とITを融合した解析シミュレーションをはじめ、土木、建築、原子力、気象など多岐に渡る領域に向けたソリューションを展開しています。
導入事例
・カプコン:Oracle Cloud Infrastructure(OCI)、マルチクラウドマネージドサービス(MCMS)
・トヨタ:OutSystems
5位 株式会社三菱総合研究所 1,024万円
SIerの年収ランキング2位は、平均1,024万円を誇る三菱総合研究所(MRI)です。
事業紹介
三菱総合研究所は、企業経営、社会インフラ整備、教育、医療・福祉、環境、資源・エネルギー、安全防災、先端科学技術、ITなどの多種多様な領域において、総合的なコンサルティング・ICTソリューションを提供しているSIerです。
導入事例
・キリンホールディングス:醸造匠(たくみ)AI
年収アップできるSIerで働きたい
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- ご年齢:30代
- ご経歴:プロジェクトマネージャー⇒アプリエンジニア
- 勤務地:西日本⇒東京へ転職
- 転職期間:2週間以内に転職成功
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【あわせて読みたい】転職で年収アップに成功した事例はこちら⇓
「IT人材年収診断」ご利用の流れ
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大手SIer 売上高ランキング
1位 株式会社NTTデータ 3兆4,901億円
SIerの売上ランキング1位は、3兆4,901億円の売り上げを誇る「NTTデータ」です。
官公庁のシステムを中心にITサービスを提供しており、日本を代表するSIerとして名をはせています。
好調の要因
NTTデータの好調の要因は、最先端テクノロジーを活用した新技術の提供です。ビッグデータやAI、IoTの分野において、非常に高い功績を収めています。
またグローバル化も積極的に行っており、世界200都市以上に市場を拡大しています。
今後の戦略
今後も金融や官公庁自治体はもちろん、医療ヘルスケア食費農業の分野においても事業の拡大を図る方針です。最先端のテクノロジーを用いて、さらに細かく企業のニーズを把握し、解決していく企業として注目を集めています。
2位 NEC(日本電気株式会社) 3兆3,130億円
SIerの売上ランキング2位は、3兆3,130億円の売り上げを誇る「NEC」です。
製造業や流通業、金融業界を対象としたSI事業とサーバーやネットワーク関連のハードウェア製品の組み合わせが主な売り上げとなっています。
好調の要因
NECの好調の要因は、なんといってもその技術力の高さにあります。
顔認証システムや生体認証システムの分野で高い実績を収めており、 国内外問わず注目を集めています。
今後の戦略
今後は働き方改革への取り組みのサポートや、サイバーセキュリティなど、需要が拡大している分野により力を入れて開発していく予定です。
また、製造業や金融業小売業を中心とした企業と産業のDX化、 脱炭素や安全防災ヘルスケアを中心とした社会と暮らしのDX化も注目されています。
3位 富士通株式会社 3兆1,765億円
SIerの売上高ランキング3位は3兆1,765億円の売上を誇る「富士通」です。
富士通は、業界最大規模の大手SIerとして有名で、ITサービス市場にて国内1位、世界5位を獲得しています。
好調の要因
富士通の好調の要因は、スーパーコンピューター「富岳」を筆頭に、高品質なサーバー製品の提供にあります。
また富士通の技術と信頼を生かし、製造業を始め、金融業、流通業など、幅広い業界にサービスを提供しているのも強みです。
今後の戦略
今後は 、様々な業界が抱える多様な価値を大手SIer富士通ならではの信頼でつなぎ、誰もが課題解決に向かって前進できるサステナブルな世界を実現できるよう取り組んでいく予定です。
スーパーコンピューターの開発はもちろん、高度なブロックチェーン技術やAI技術などが注目を集めています。
4位 株式会社日立製作所 2兆2,179億円
SIerの売上ランキング4位は、2兆2,179億円の売り上げを誇る「日立製作所」です。
日立製作所は、日本最大級の総合電機メーカーかつSIerでもあります。
好調の要因
日立製作所の好調の要因は、なんといってもその事業領域の広さにあります。
データアナリティクスや人工知能などを中心としたサービス・プラットフォーム事業や、金融業界や官公庁などのインフラを中心としたフロントビジネスなどが特徴です。
今後の戦略
今後は独自のデジタルプラットフォーム「Lumada」の拡大をメインに、「エネルギー」、「インダストリー」、「モビリティ」、「ライフ」といった様々な企業の課題を解決に導いていく予定です。
5位 株式会社野村総合研究所 6,460億円
SIerの売上ランキング5位は、6,460億円の売り上げを誇る「野村総合研究所」です。
野村證券から独立して設立され、野村ホールディングス全体の売上に大きく貢献する企業となっています。
好調の要因
野村総合研究所の好調の要因は、コンサルティング、金融ITソリューション、産業ITソリューション、IT基盤サービスの4分野における専門性の高さと信頼の高さです。
高いリサーチ力と分析力が企業の課題解決に繋がり、多くの企業から信頼を集めています。
今後の戦略
今後は、5Gやマルチクラウド、xTechなど、昨今需要が高まりつつある先進的なテクノロジーを活用したサービスの提供にさらに力をいれる予定です。
(参照: 業界動向サーチ『IT業界 売上高ランキング』)
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ユーザー系SIerランキング
ユーザー系SIer年収ランキングは以下です。
- ・1位 野村総合研究所 1,232万円
- ・2位 三菱総合研究所 1,111万円
- ・3位 電通国際情報サービス 1,057万円
- ・4位 伊藤忠テクノソリューションズ 941万円
- ・5位 NTTデータ 852万円
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- ご経歴:システムエンジニア⇒バックエンドエンジニア
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【あわせて読みたい】第一志望の企業への転職に成功した事例はこちら⇓
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外資系SIerランキング
外資系SIer年収ランキングは以下です。
- ・1位 日本オラクル 1,069万円
- ・2位 KPMGコンサルティング 948万円
- ・3位 SAPジャパン 883万円
- ・4位 PwCコンサルティング 864万円
- ・5位 デロイト・トーマツ・コンサルティング 861万円
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メーカー系SIerランキング
メーカー系SIer年収ランキングは以下です。
- ・1位 日立製作所 897万円
- ・2位 都築電気 889万円
- ・3位 富士通 859万円
- ・4位 NEC 814万円
- ・5位 NECネッツエスアイ 805万円
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独立系SIerランキング
独立系SIer年収ランキングは以下です。
- ・1位 SRAホールディングス 1,080万円
- ・2位 オービック 959万円
- ・3位 ネットワンシステムズ 869万円
- ・4位 大塚商会 823万円
- ・5位 BIPROGY 810万円
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商社系SIerランキング
商社系SIer年収ランキングは以下です。
- ・1位 伊藤忠テクノソリューションズ 941万円
- ・2位 丸紅情報システムズ 833万円
- ・3位 兼松エレクトロニクス 785万円
- ・4位 インフォコム 778万円
- ・5位 SCSK 752万円
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SIerの種類と将来性
SIerとは?
SIer(エスアイヤー)とは、システムインテグレーター(System Integrator)の略で、金融機関や医療機関官公庁といった非IT企業のITシステムのコンサルティングや設計、開発などを請け負う企業のことを指します。
SIer企業は、事業の内容によって大きく以下の4つに分類することが可能です。
【あわせて読みたい】SIer(エスアイヤー)の種類やSESの違いについてはこちら⇓
SIerの種類
外資系SIer
外資系SIerは、日本だけにとどまらず世界規模に展開するグローバルなマーケットをターゲットにシステムインテグレーションを提供しているSIerです。
代表的な外資系SIerには、日本オラクルやIBM、日本HPなどが挙げられます。
【あわせて読みたい】外資系系SIerの年収・売り上げランキングはこちら⇓
ユーザー系SIer
ユーザー系SIerは、銀行や保険会社といった大企業の情報システムが独立し、他社の情報システムの開発を請け負うようになったSIerです。
代表的なユーザー系SIerには、野村総合研究所やNTTデータなどが挙げられます。
【あわせて読みたい】ユーザー系SIerの年収・売り上げランキングはこちら⇓
【あわせて読みたい】ユーザー系SIerの「金融系SIer」の年収・売り上げランキングはこちら⇓
メーカー系SIer
メーカー系SIerは、PC やネットワーク機器など主にハードウェアを製造しているメーカーが運営するSIerです。代表的なメーカー系SIerには、富士通や日立製作所、NECなどが挙げられます。
【あわせて読みたい】メーカー系SIerの年収・売り上げランキングはこちら⇓
独立系SIer
独立系SIerは、メーカー系ユーザー系のように特定の親会社を持たないSIerです。
メーカーやベンダーに縛られないことで、より自由なシステムインテグレーション開発が行えます。
代表的な独立系SIerには、大塚商会、TISなどが挙げられます。
【あわせて読みたい】独立系SIerの年収・売り上げランキングはこちら⇓
SIerの市場規模と将来性
市場規模
総務省の2021年情報通信業基本調査によると、SIerが属する「情報サービス業」の2020年の市場規模は、18兆7,928億円でした。
内訳は、SIerがメインで行う「受託開発ソフトウェア業」が8兆7,673億円と約半分を占め、次いで「情報処理サービス業」が4兆5,805億円となっています。
今後も、AI技術などを用いた最先端のITテクノロジーが活用されたり、DX化の 促進を進める企業の増加などにより、さらにSIerの市場規模は拡大していく予想です。
参考:総務省『情報通信業基本調査結果』
将来性
一定の市場規模の拡大を見せる一方、世間ではSIerに対して「不要である」「将来性がない」といった意見も寄せられています。
その理由として最も多いのが、下請けITエンジニアの待遇が悪く、より高待遇のWeb系企業へと転職してしまうことです。
しかし、SIerの需要は年々高まっており、大規模システムの開発実績も豊富に経験できることからも、将来性があるのは確かです。
企業が店舗の無人化やサービスのオンライン化、業務のオンライン化を進めるためには、SIerの存在は欠かせません。
【あわせて読みたい】SI業界の構造や市場規模についてはこちら⇓
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【希望別】ホワイトなSIerの選び方
SIerの企業選びに悩んだ際は、冒頭で紹介した4つの分類の特徴を理解することから始めるのが大切です。
このトピックでは、SIerの特徴ごとの選び方を説明します。
経営が安定したSIerで働きたい
外資系・メーカー系・ユーザー系SIerは、親会社の信頼度が高く、安定して案件を獲得できるのが特徴です。
ただし、自社製品や自社サービスを提供するのがメインになるため、業務にやや制限が設けられます。
エンジニアとしての技術向上や開発経験ができるSIerで働きたい
独立系SIerは、プログラミング言語やサーバー、フレームワークなどが特定のメーカーに縛られないため、自由度が高く、好みの開発環境で開発・運用できるのが特徴です。
親会社が存在しないため、他の分類のSIerよりも経営が不安定な傾向にあります。
【あわせて読みたい】SIer(エスアイヤー)の仕事内容・工程ごとの業務内容についてはこちら⇓
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【職種別】SIerで描けるキャリアパス
SIerとして描けるキャリアパスは、主に以下の2つに分かれます。
- ・エンジニアとしてのキャリアパス
- ・営業としてのキャリアパス
それぞれの道に進んだ際、どのようなキャリアが考えられるのかについて詳しく説明していきます。
エンジニアとしてのキャリアパス
まずはエンジニアとしてのキャリアパスについて解説します。
SIerのエンジニアとして技術力を高めていけば、より高度なIT知識を身につけることができ、のちに開発運用に携わることができるでしょう。
具体的なキャリアは以下の3つです。
- ・PM
- ・ITコンサルタント
- ・フルスタックエンジニア
PM(プロジェクトマネージャー)
SIerとして仕事をする上で、様々なプロジェクトを実施するのは必要不可欠です。プロジェクトの品質や価格、納期を管理するプロジェクトマネージャー(PM)は、SIerの代表的なキャリアパスです。
特に、大手SIerになるほど大規模なプロジェクトが実施されるケースが多く、 多大な経験と知識を得られます。
PMから管理職に出世する方も非常に多く、社内でより高みを目指せるキャリアと言えるでしょう。
しかし現状、優秀なPMは数が少なく常に需要があります。SIerのエンジニアから管理職などに向けてキャリアアップしていきたいと考えている方は PMを目指すのがおすすめです。
【あわせて読みたい】PM(プロジェクトマネージャー)の職種解説はこちら⇓
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ITコンサルタント
ITコンサルタントとは、顧客の課題解決に向けて最適な製品を選択し提供する役割を担う仕事です。
どれだけ顧客との信頼関係を築けるかによって業績が変化するため、高いコミュニケーション能力が求められると同時に、インフラからアプリケーションまで幅広いIT知識が必要となります。
また、顧客のニーズを理解する必要があるため、ITに関しての豊富な知識が必要です。そのため、最新のIT知識や最新製品の情報を逃さずキャッチする能力も求められます。
プロジェクトマネージャーなどの上流の技術職から、ITコンサルタントを目指すことができます。
【あわせて読みたい】ITコンサルタントの職種解説はこちら⇓
フルスタックエンジニア
SIerのエンジニアとしてキャリアアップを目指すなら、フルスタックエンジニアもおすすめです。
インフラ開発やアプリケーション開発など多分野にわたって開発を行うフルスタックエンジニアは、より高度な知識や技術が求められる立場です。
求められるレベルが高い役割である分、得られる経験や知識、達成感は非常に高く、Sier エンジニアとしてモチベーションの向上に繋がるでしょう。
【あわせて読みたい】フルスタックエンジニアの職種解説はこちら⇓
営業としてのキャリアパス
次に営業としてのキャリアパスについて解説します。
エンジニアとしての活動を通して、より専門的な知識を身に付けることで、営業部内でのキャリアアップを目指すことが可能です。
管理職
SIerの営業で成績を上げ続ければ、管理職として出世することも可能です。営業部内のリーダーや課長、部長などへのキャリアアップが見込めます。
管理職としてのキャリアアップを目指すなら、社内でも積極的にコミュニケーションをとり、業務を円滑に遂行できることが大切です。
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SIerへの転職が多い企業
同業界からの転職
SIer企業への転職は、同業界のSIer企業からというケースが多いです。
より上流工程に携わりたい、規模の大きな企業で実績を積みたい、安定した環境で働きたいと考えるエンジニアにとっては、これまでの経験やスキルを活かして転職することで、年収アップも狙いやすい点がメリットでしょう。
メーカーからの転職
メーカーで、開発やクリエイティブに関する職種を経験してからSIerに転職することで、業界知識を活かせることもあります。
また、営業職などの経験を保有している場合であれば、顧客折衝力やマネジメント経験などがSIer企業で評価されることもあるでしょう。
コンサルティング業界からの転職
開発経験がない場合でも、コンサルティング業界での経験があればSIer企業への転職を有利に進めやすいです。
SIer企業でも顧客へのコンサルティング業務が必要であり、IT業界の知識を幅広く身につけ、顧客の業務への理解を深めることで経験を活かして活躍できるでしょう。
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SIerに転職するメリット
未経験でも比較的転職しやすい
SIerは、未経験からでも転職しやすい傾向があります。
ヒアリング力や伝える力といったコミュニケーションスキル、ITの知識、マネジメント経験などがあれば積極的にアピールすることで評価されやすくなるでしょう。
ITの知識やマネジメントスキルは、関連資格を取得することで、より具体的にレベルを伝えることができます。
幅広いプロジェクトで経験を積める
SIer企業は幅広い業界に顧客をもつため、多様なプロジェクトを経験することができます。
業界知識を広げることにもつながるため、その後のキャリア形成に対する視野を広くもてるようになるでしょう。
プロジェクトごとに新しい人脈を形成でき、新しい技術に触れる機会を得ることができる点はSIer企業の大きなメリットです。
専門性の高いスキルが身に付く
システム開発において、専門性の高いスキルを身につけることができる点もSIer企業の魅力です。
特定の業務経験を積むことで、スペシャリストとしてのキャリアパスも選択できるようになる可能性もあります。
また、同時にIT業界やそれ以外でも役立つ汎用的なスキルを身につけることができる点もメリットです。
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SIerへの理解を深め、転職しよう
本記事ではSIerの業界についてより理解を深めるために、SIerの定義や分類、年収ランキングなどを紹介しました。
一部、将来性について疑いの声も見受けられるSIerですが、DX化の促進や店舗の無人化、サービスのオンライン化が進む現在、需要が拡大しています。
IT業界の中心とも言える市場規模を確立していることからも、将来性のある業界です。
「今よりも年収を上げたい!」
「もっとモダンな環境で働きたい!」
「SIer企業で上流工程に携わりたい!」
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