はじめての転職活動、スタートアップへの挑戦|最先端のAIでより多くの課題にソリューションを提供したい
ギークリーの転職支援サービスを利用して転職された方へインタビューを実施し、転職活動の体験談をお届けする本企画。第4回はRPAの導入支援を経験された後、顧客のより幅広い課題を解決したいという想いからAIスタートアップへ転職した安達琢朗さんです。大手コンサルからの内定もあった安達さんがなぜスタートアップへ飛び込んだのか、筋の通った転職活動について話を伺いました。
26歳 AIソリューション営業(2022年4月時点)
大学卒業後、RPAの導入支援をご経験。大手自動車メーカーにて全社展開企画の立案・推進といった業務を担当された後、ご転職。現在は、東京大学発のAIスタートアップとして最先端技術の最速実装、大衆化を目指す株式会社Lightblue Technologyにて営業職に従事していらっしゃいます。
AIの可能性に惹かれて始まった転職活動
―まずは安達さんの前職について教えてください。
安達様: 前職ではRPAの導入支援を行っていました。プリセールスのような立場で、企業がRPAを導入するための提案から導入サポートのデリバリーを行うまでが担当です。
新卒1年目の終わり頃からは大手自動車メーカー様に常駐し、RPAの展開支援を行っていました。ユーザー向け研修の講師や全社展開企画の立案・推進といった業務に2年半ほど携わってきました。
―転職活動を始めた理由はなんだったのでしょうか。
理由としては、社会のより幅広い課題を解決できるソリューションに携わりたいという想いが強くなったことです。
RPAはルール化された定型業務を自動化するにはとても便利なツールです。ただし、例えば工場の現場で人が何かを目で見て、頭を働かせる業務の自動化はRPAにはできません。あくまで事務的な手の動きに代わるツールであり、改善の範囲がPCの中だけで完結する定型業務にとどまってしまう点に限界を感じていました。
その一方で、AIであれば人の目や脳の動きまでも代替でき、より幅広い場面に導入することができます。より多くの課題を解決できるAIの可能性に魅力を感じ、関心を持ち始めていました。
―ギークリーは2度ご利用いただきましたよね。
1度目は自分の市場価値を知るために、2度目は本格的に転職活動を始めるために相談させていただきました。正直、相談前は転職エージェントを利用すると勢いでガンガン求人に応募させられるイメージがありました(笑)
ただ、実際に話してみたらそんなことはなかったので、本格的に転職活動を始めるときもご相談しました。
―簡単に面談の感想を教えてください。
まず、「無理に活動しなくていい」という前置きをしたうえで話を進めてくださいました。求人も私の希望に沿ったものを提案理由も込みで紹介いただけたので、負担に感じることがありませんでした。
社会人の先輩に「人対人」として話を聞いてもらったうえでアドバイスをいただけた感覚で、とても好印象でした。家族や友達にもギークリーを紹介したくらいです。
ギークリーの利用で転職活動に一本の軸ができた
―転職活動の話に移ります。はじめての活動は不安も大きかったのではないでしょうか。
不安はありましたね。やはり一番は面接でした。自分のなかでは喋ることに苦手意識があったので(笑)
ただギークリーの担当の方から、「面接ではどういう話を求められているのか」という基本的な考え方を教わったんです。そのおかげで、不安だった面接もなんとかなりました。
―具体的にはどんな話がありましたか。
面接は大きく3部構成にするのが良いというお話をいただきました。
「過去何をしてきたのか」「現在何をしているのか」「将来はどうなりたいか」、その3つを踏まえて「だから転職するんです」という結論を話すことを教わりました。基本的なことなのかもしれませんが、初めての転職だった自分にはあまり理解できていなかったので、改めて説明いただけてとても良かったと思っています。
あとは、「話は1本筋を通して、同じことだけを言えばいい」というお話もありました。企業に話を合わせる必要はないと教わって、転職活動に対する考え方が変わりましたね。
―どのように変わったのか教えてください。
それまで、選考に落ちるのは自分の能力不足だけが原因だと思っていたのですが、私の志向と企業のカルチャーの相性も一因なのだということがわかりました。
面接で話す内容が一貫し、自分の軸がぶれなくなったことで、同じ話を伝えても共感してくれる会社とそうでない会社があることに気づけたんです。落ちた会社は自分とは合わない会社だし、受かった会社は向こうも迎えたいと思ってくれているのだと自信を持って考えられるようになったので、余計な迷いがなくなりましたね。
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大手コンサルファームか、設立4年のスタートアップか
―最終的には2社から内定を獲得されましたよね。
自分で受けていた大手コンサルティングファームと、ギークリーで紹介いただいたスタートアップ企業とで、2社内定を獲得できました。
どちらを選ぶか悩んでいたところ、担当のコンサルタントがギークリー経由ではないコンサルティングファームの方を勧めてくれたんですよ。
―そんなやり取りがあったんですね。
私がコンサルティングファームを選べばギークリーには1円も入らないのになぜ?と思いました(笑)
そうしたら、担当の方自身がギークリーに入社した当時の話をしてくれたんです。当時まだ創業期だったギークリーを選んだ理由や、その後の創業期ならではの苦労を伺いました。
それらを踏まえて、安定感のある大手コンサルティングファームがおすすめだけど、最終的な判断は安達さんに任せますと仰っていただいて…
。その時改めて、私の転職活動や人生そのものを真摯に支援してくれているなと感じました。本当にいい会社に転職相談したな、と。
―最終的に逆の決断をされたわけですが、何が決め手だったのでしょうか。
決め手は、事業の先進性と会社のフェーズです。
Lightblue Technologyなら大企業ですら取り扱っていない先進的な技術に関わり、それを社会に実装する経験を積むことができます。Lightblue TechnologyはAIの文脈で語られる技術はほぼ全て扱える技術力の高さが強みで、誇張ではなく世界最先端の技術をもったエンジニアが揃っています。
非常に先進的かつチャレンジングな企業で、まだ発展段階にあるAI技術を発展させる当事者になれる点がとても魅力的でした。自分の年齢的にも、スタートアップにチャレンジするにはとても良いタイミングだったと感じています。
最先端のAIスタートアップでビジネスのダイナミクスを体感
―現職についても教えてください。現在はどんな業務をされていますか。
現在はAIの営業をしています。スタートアップなので入社当初は顧客の窓口となる専任の担当者が私しかおらず、マーケティングからクロージングまであらゆるフェーズを担当していました。
経営陣との距離も近く、エンジニアリングの責任者である代表とビジネスの責任者である私の上長、2人に挟まれ良い意味でヒーヒー言いながら仕事をしています(笑)
―スタートアップならではの経験ですね。やりがいとしてはどうですか。
やりがいはとてもありますね。一括りにAIの営業といってもあらゆる業種、業態のお客様と話をするので、多くの業界の知識を得ることができています。そのうえで、新しい技術を世に出していく手伝いができることに非常にやりがいを感じています。
また、私が顧客を見つけ、その課題を解消する提案を行う一方で、デリバリーを担当してくれるエンジニアチームとも協力しながら顧客に貢献していくという、ビジネスのダイナミクスのようなものを肌で体感できているのもとても面白いです。
―最後に今後の意気込みを教えてください。
ビジネスマンとして一人前になっていきたいです。
まずはエンジニアリング以外の部分を、すべて1人で対応可能になることが直近の目標です。
同時に、AIをはじめとする先端技術への知見を深めていくことも目標にしています。次の新しい技術が出てきた時にも活躍できるような人材になれるように努力していきます。
―貴重なお話をありがとうございました!
担当コンサルタントより
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