C Channel株式会社 ~あなたはエンジニアリングの力で世界を変えたいですか?~
「人と技術の力で 笑顔を作り 世界を元気にする」というミッションを掲げ、インフルエンサー事業やエンターテインメント事業を手掛けるC Channel株式会社。直近でエンジニア採用に力をかける同社は、「エンジニアリングの力」で何を実現させたいのか?気になる採用フローや選考ポイントについても、詳細にお聞きしました!
2016年にC Channelにご入社され2年ほど業務委託として働き、その後2018年10月にCTOとしてC Channelに復帰されました。現在は『Lemon Square』と『CeVio』の開発組織を横断的にマネジメントされております。
事業内容とミッション/ビジョン
3領域を中心とした事業展開
女性向け動画メディアの『C Channel』や自分らしく生きるママを応援する動画メディア『mamatas』を中心とした「メディア事業」、マイクロ・ナノインフルエンサーが参画するマーケティングプラットフォーム『Lemon Square』を中心とした「インフルエンサーマーケティング事業」、そして未来のスターを応援するオーディションアプリとして歌やダンスなどのパフォーマンス動画を投稿する『mysta』を中心とした「エンターテインメント事業」の大きく3つに分かれています。
今後会社として特に注力されるプロダクトはどれですか?
『Lemon Square』は、我々が既存事業の延長線でマイクロインフルエンサーやナノインフルエンサーの可能性を見たんですね。それを2020年4月にリリースして、ポジティブな反響が見えたので注力プロダクトとして選定しました。
『CeVio』はどういったプロダクトですか?
マイクロ・ナノインフルエンサーなど、まだ有名ではないけど身近で好きだと感じるアイドルやタレント、スポーツ選手から、自分や大切な人へのオリジナルビデオメッセージを贈ることができるサービスです。
憧れのアイドルやタレント、スポーツ選手から自分の名前が呼ばれたり、「誕生日おめでとう」や「頑張って!」というメッセージが届いたらとても嬉しいですよね。そんなニーズを満たすサービスとして開発されたのが『CeVio』です。
人と技術の力で 笑顔を作り 世界を元気にする
ミッションやビジョンに共感してくれるメンバーと働きたいと聞きました。
C Channelのミッションとビジョンについて教えて下さい。
まずミッションは「人と技術の力で 笑顔を作り 世界を元気にする」です。
ここでの「技術」は、新しい技術をリサーチして研究開発することではなく、既に世の中で使われている技術を指していて、笑顔を作って世界を元気にするために、技術を活用していければと考えています。
そういった意味では、プロダクト開発はもちろんのこと、作業の効率化やデータ収集分析、サービスサポートまで、必要に応じてすべてやっていく意味合いです。
C Channelのビジョンについてはいかがでしょうか?
ビジョンは「誰もが自分らしく輝ける機会を創る」です。プラットフォームを利用するユーザーやインフルエンサーの皆さん、そして運営に関わっている皆さんなど、我々のサービスに関わるあらゆる方々の「輝ける機会」をエンジニアリングの力で提供していければと考えています。
ミッションとビジョンに関する、具体的なお話はありますか?
『Lemon Square』や『CeVio』を例に取ると、これらのサービスは、インフルエンサーを中心とした「供給」と、ユーザーを中心とした「需要」の両方が必要なツーサイドの事業です。供給サイドと需要サイドの目的やゴールはそれぞれ違ってきますので、そこを正確に読み取って、それぞれのニーズを満たすシステムを提供することが我々の使命の1つとなります。
もう1つでいうと、社内の運営チームも我々のお客さんです。「こんな作業で2時間も取られてしまった」「もっと大事な所に時間を使いたい」など、運営チームが困っていることも多いです。そんな時に、我々エンジニアの技術を活用して、2時間の作業が1分で終わるようになったり、あるいはインフルエンサーの皆さんとのコミュニケーションが円滑になる環境を整えたりすることで、ものすごく感謝もされますし、我々自身の達成感にも繋がっていますね。
大事なことは、我々の技術の力で、インフルエンサーやユーザーの皆さん、そして社内の運営メンバーを元気にさせていく「プロ意識」を持つことです。すべてがミッションとビジョンに繋がっていることがお分かりいただけると思います。
選考について
選考プロセス/求める人物像
御社の選考プロセスについて教えて下さい。
基本的に「書類選考→スキルチェック→1次面接(CTO)→人事面接→最終面接」という形になります。年齢、国籍、転職回数は特に問いません。
御社の「求める人物像」について教えて下さい。
ミッションやビジョンに共感してくれた上でですが、「自走力」を最重要視しています。
「1日暇なので、何か仕事をください」という受動的な姿勢ではなく、指示がなくても自分で課題を見つけて実行できる。自走力とは、意識の問題だと思っています。
書類選考~面接について
書類選考では、意識して見られる点はございますか?
書類選考の段階では、エンジニアとしてのスキルは問いません。
少しでもコーディングスキルや経験のある方であれば、基本的には書類通過しています。
書類選考の後はコーディングテストが入りますよね?
Zoomの録画機能を使ってコーディングスキルのお題を出します。
そのお題は「英語」なのですが、翻訳ツールやインターネットは自由に使っていただけるようにしています。
そのお題を解ける解けない以上に大切にしているのが、お題に対してどうやってアプローチして、解決したのか?というプロセスです。
「求める人物像」で言われていた「自走力」も関わりそうです。
はい。
お題に対するアプローチを見ることで、今までどういった課題に直面して、どう解決してきたのか?思考回路がお題への取り組みの仕方から見えてくるんですね。
面接では、意識して見られる点はございますか?
コーディングテストで合格された方は、CTO面接になります。CTO面接に来る方は、若手の方からベテランの方までいらっしゃいます。
若手の方に関しては、中学、高校、大学時代を重点的に遡って、どういう選択をしてきたのかを聞いていきます。そんな中で、高給料・高待遇の職業としてエンジニアをイメージしているのか。あるいは、エンジニアの力を身につけて、スキルアップしたり、世界を変えたいという意思を持っているのか。人それぞれ異なるポテンシャルが、エンジニアにどう向いているのかを見ていきます。
ベテランの方に関しては、今までの経験が長いので、自分なりに求めている条件を分かっている方が多いです。なので、自分なりに求めている条件が我々の提供できるものなのか?ここが合致しているかを見ていきます。
最後に
最後になりますが、C Channelに興味のある方に対して、C Channelでは何を提供できるかを教えて下さい。
どういうチームでどういう人と働けるか。ここが最も提供できる部分ではないかと思います。
私を例にとって話しますと、もともと私は中国出身で、日本語も分からないまま日本にやって来て、モバイルインターネットの前の時期である2007年ぐらいから開発に携わっていました。その後、VOYAGE GROUPや楽天、そしてフリーランスとしてスマートニュースでの経験を積んで、iOSアプリ開発、そしてEC関連で2度起業も経験し、今、C ChannelでCTOをやらせていただいているんです。
そんなことで、私自身がロールモデルですので、キャリアプランや技術について話せることは多くあると思うんです。また僕自身が中国出身でもあるので、日中米3者間の業界知識やトレンド、成長事例などはいっぱい語れますし、そういった関係のプロの知り合いもたくさんいます。若手の方に対してはそんなに悪くない先輩だと思うんですね笑
エンジニアはそもそも流動性が高いので、必ずしもC Channelで5年10年とか30年とか働かなくていいんですよ。でも、C Channelの中で働いたその時間が、後々振り返ってみて「Tonnyと出会ってよかったな」「C Channelで働けてよかったな」と思える時間になっていたら、僕の大成功かなと思います!
Tonnyさんの熱い想いが伝わってきました…!
素敵なインタビューをありがとうございました!
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