【アンケート調査】IT人材の夏のボーナスはどのくらい?
弊社ギークリーでは、24年7月にGeekly(ギークリー)のサービスをご利用いただいたエンジニア、クリエイター、ゲーム人材の方を対象に「IT人材の夏のボーナス事情」についてアンケート調査を実施しました。IT業界におけるボーナス支給額や、IT人材がボーナスに対してどのような考えを持っているかについて、年代別、職種別に解説します。
アンケート方法概要
「IT人材の夏のボーナス事情」についてアンケートを実施。
【調査対象】弊社をご利用いただいた転職希望のIT人材
【対象人数】867名(有効回答のみ)
【調査期間】2024年7月1日~2024年7月22日
【調査方法】Web上のアンケートフォームへの入力
【質問項目】
1. 今夏のボーナスの状況について教えてください。
2. 今夏のボーナス支給額について教えてください。
3. 今夏のボーナスの金額に納得していますか?
4. ボーナスへの納得感を得られる要素はどれですか?(複数回答可)
【全体】アンケート集計結果
「今夏、昨年のボーナスなし」が4割を占める結果に
アンケートにご回答いただいたIT人材の方の傾向を見てみると、「今夏も昨年もボーナスがなかった」という回答が4割近くを占める結果になりました。
次いで「昨年と今夏のボーナスは同額」、「昨年より今夏のボーナスが増額」という回答が多くなっています。
そこでIT業界に限らない民間企業の2024年夏のボーナス支給額を見ると、民間企業の一人当たりのボーナス支給額は、前年比+2.9%の40万8,770円となっています。
非製造業に関して、38万281円、前年比+3.0%と2024年の夏ボーナスの支給額は上昇傾向にあります。
1人当たり支給額(円) | 前年比(%) | |
民間企業 | 408,770 | 2.9 |
製造業 | 550,952 | 2.9 |
非製造業 | 380,281 | 3.0 |
参考:三菱UFJリサーチ&コンサルティングの「2024年夏のボーナス見通し」
しかし令和4年の厚生労働省の調査によると、企業規模の小さい中小企業(従業員数5〜99人と定義)に関しては約25%の企業がボーナスを支給していないという結果が出ています。
今夏についても企業規模によってはボーナス支給が無い可能性もあるため、ボーナスが欲しい場合は求人情報などから企業規模を確認しておくことをおすすめします。
今夏のボーナス支給額を公開!100万越えも
ここからは、当社をご利用いただいた転職希望のIT人材の方の今夏のボーナス支給額について解説します。
今夏のボーナス支給額についての質問では、「ボーナスはない」、次いで「20万円~29万円」が多い結果となりました。
そこで、同じユーザーを対象に今夏のボーナス金額に納得しているかをアンケートしたところ、「どちらとも言えない」が46%、「納得していない」が35%となりました。
少額やボーナスがない状況を受け入れてはいるものの、自分が行った業務の成果に見合ったボーナスが欲しいと感じている方が多いことが推測できます。
IT人材は成果に見合ったボーナスを求めている
ボーナスへの納得感を得られる要素についての質問では、「成果に見合ったボーナスが支給されること」が35%で1位、「評価制度が明瞭であること」が28%で2位となりました。
IT人材はボーナスに対し、自身の成果をしっかり反映してほしいと感じており、対照的に年功序列に基づかないことや一律の金額ではないことについては特に注視していないことが推測できます。
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年代別の結果
年代別に見る今夏のボーナス状況
本アンケートの年代比率は上記のグラフの通りです。ここからは年代別にボーナス事情について細かく見ていきましょう。
年代別で見ても「今夏も昨年もボーナスがなかった」割合が最も高くなっています。
また「今夏のボーナスが昨年より増額した」方に注目すると、若年層ほど割合が多くなっています。年代が上がるほどボーナス額も上昇するため、上がり幅が狭くなる可能性があります。
20代、30代の場合は今よりもボーナスを増額できる可能性があるため、転職市場における自分の市場価値を知りたい方は、以下のボタンから無料診断してみることもおすすめです。
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ボーナスがない企業に勤めるIT人材は多い
全体結果と同じく「ボーナスはない」という回答が最も多いですが、20代でも90万円~100万円以上のボーナスを支給されている方もいます。企業によっては年齢に関係なくボーナス支給額が高くなる可能性もあるでしょう。
続いて年代別にボーナス支給額への納得感を調査すると、特に20代の方が「納得していない」という回答が多くなりました。
20代、30代の比較的若い年代の方は特に、自分が想定しているボーナス額を貰えていないと感じている傾向にあります。
マイナビによる夏のボーナスに関する調査によると、「賞与の少なさが転職に起因するか」についての質問では若年層ほどボーナスの少なさを理由に転職していることが分かります。
企業の業績や規定にもよりますが、現在ボーナスが少ない、もしくは全くもらえていない場合は、ボーナスが支給される企業に転職することで年収が大幅にアップする可能性があります。
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ボーナスや年収について少しでも悩みがある方は、お気軽にご相談ください。
どの年代でも成果に見合ったボーナスを求めている
ボーナスへの納得感を得られる要素を年代別に見ると、「成果に見合ったボーナスが支給されること」という回答が目立ちます。
唯一40代の方のみ「評価方法が明瞭であること」が1%高くなっていますが、ほぼ共通して成果に見合ったボーナスの支給を求めていることが分かります。
ボーナスの支給額に対する納得感と、納得する要素の2つの結果を踏まえると、自分の成果に対して正当な評価を得られていないと感じている方が多いことが分かります。
IT業界には、エンジニアやクリエイターなど専門的な職に就いている方が多いため、自己研鑽を行い業務に活用する前のめりな姿勢を持っている方も少なくありません。
その場合、他の従業員と一律で同じ金額の報酬を貰うよりも、自分が出した成果に対して正当な評価を受け、自身の働きに見合った報酬を求めていると推測できます。
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職種別の結果
ゲーム職種はボーナス支給が少ない結果に
本アンケートの職種比率は上記のグラフの通りです。上記図ではエンジニアの割合が多くなっていますが、ここからは職種別に今夏のボーナス事情について見ていきましょう。
職種別にボーナス状況を見ると、特にゲーム職種が「今夏も昨年もボーナスがなかった」という回答が多く7割近くを占めています。
エンジニア、営業職種に注目すると「ボーナスが昨年より増加した」と回答している方が多くなっており、職種によってボーナス金額や支給状況が大きく異なることが分かります。
クリエイターのボーナス支給額が比較的低い傾向に
さらにボーナス支給額について細かく見ると以下の結果となっています。
「ボーナスはない」回答を除くとエンジニア、ゲーム、営業職種は「30万円~50万円未満」が一番多く、クリエイター職種は「10万円~30万円未満」が一番多い結果となりました。
また、今夏のボーナス金額に納得しているかを聞いたところ以下の結果となりました。
全職種共通して「納得している」と回答した方は少なく、「納得していない」「どちらともいえない」という回答が多くなっています。
ゲーム職種について、今夏のボーナスが無いと回答した割合が一番多いにも関わらず「納得していない」という回答が全職種の中で最も少ない結果でした。
どの職種でも成果に対する正当な評価を求めている
そこで今夏のボーナスへの納得感を得られる要素について調査したところ、ゲーム職種で一番多かった回答が「成果に見合ったボーナスが支給されること」でした。
また、「成果に見合ったボーナスの支給」については全職種で割合が高く、次いで「評価方法が明瞭であること」も高い割合を占めています。
唯一「業績と連動してボーナスが変化すること」の回答が多かったのが営業職種です。営業で獲得した契約によって業績が大きく左右されるケースもあるため、ボーナスと業績をセットで考える方が多い可能性があります。
昇進や社内交渉などによりボーナスの金額をアップさせることは可能ですが、今よりも大幅に年収を上げたい場合は転職を検討することも有効です。
IT業界の転職に強みを持つGeeklyでは、年収・ボーナスアップのための転職支援も無料で行っていますので、まずはお気軽にご相談ください。
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ボーナス含む年収アップは転職エージェントを活用しよう
今回のアンケートでは、IT人材の今夏のボーナスの状況について調査しました。
全体結果では「今夏も昨年もボーナスがなかった」という回答が4割近くを占める結果となり、IT人材の多くはボーナスがない状況であることが分かりました。
IT人材の多くはそういった状況に対し、少額やボーナスがない状況を受け入れてはいるものの、業務に対しての成果としてボーナスは欲しいと感じている方が多い可能性があります。
年代別で見ると「今夏のボーナスが昨年より増額した」という回答が20代、30代の方に多く見られました。20代の方でも90万円~100万円以上のボーナスを支給されている方もおり、現在ボーナスが少ない、もしくは全くもらえていない場合は、ボーナスが支給される企業に転職することで年収が大幅にアップする可能性があります。
職種別の結果では特にゲーム職種が「今夏も昨年もボーナスがなかった」という回答が多く7割近くを占めているのに対し、エンジニア、営業職種はボーナス額が増加しており、職種によってボーナスの状況の違いが出ていました。
またボーナスへの納得感を得られる要素では「成果に見合ったボーナスが支給されること」「評価方法が明瞭であること」が多く、IT人材の多くは自分の業務に対して正当な評価・ボーナスの支給を望んでいる可能性が高いことが分かります。
評価制度や賃金規定については企業によって異なるため、今よりもボーナスや年収金額を上げたい方は転職するのも有効な手段です。
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