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テクニカルサポートの職務経歴書の書き方を解説!作成のポイントや注意点は?見本を元にエージェントが紹介

転職活動において、最初の関門である職務経歴書。転職のチャンスをつかむために、書き方のポイントやコツを押さえておくことは必須です。この記事ではテクニカルサポートにフォーカスを当て解説していきます。

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テクニカルサポートとは

 

リモート

 

テクニカルサポートとは、技術的な質問への回答や対応を行う顧客対応窓口や、そのような業務を行う職種を指します。

例えば製品やサービスを購入した顧客から、製品の導入方法や使用方法、トラブルなど、技術的な問い合わせがあった際に直接回答する立場です。

また専用のソフトにて遠隔操作をし、顧客の画面上でサポートすることもあり、必要であれば顧客先へ訪問し製品の修理を行うこともあります。

 

職務経歴書とは

 

履歴書

 

職務経歴書とは、転職の採用試験の書類選考に必要となる書類で、エントリーシートや履歴書と一緒に提出します。

応募者が今までに経験してきた業務内容や、持っているスキルについて採用担当者が確認するために必要です。

具体的には、応募してきた人に実務能力があるか、自社が求めている人材とマッチしているかなどをチェックしています。

また、履歴書のような定型フォーマットはなく、自分でA4サイズ1、2枚分で作成するのが王道といえるでしょう。

履歴書やエントリーシートにも学歴や職歴を記入しますが、そこには書ききれない具体的な自分のキャリアを記載しアピールに用います。

 

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未経験の場合でも、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

 

職務経歴書の重要性

 

チェックリストf

 

転職活動の書類選考において、職務経歴書で自分の魅力・能力をアピールすることは非常に重要です。

企業側は、そこに何が記載されているかで面接すべき人材か、そうでない人材かを判断します。

そのため、入社するチャンスを貰えるか失うかはここにかかっているといえるでしょう。

また、企業側は職務経歴書を通して、仕事の丁寧さをみている場合もあります。

選考書類をきちんと丁寧に作成しているかどうかで、仕事一つ一つにおける姿勢も丁寧であるかを見極めるのです。

 

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テクニカルサポートの職務経歴書の書き方

 

書類

 

次にテクニカルサポートの職務経歴書の書き方をご説明します。

 

求められている人材・スキルを確認

 

まずは、応募する企業が欲しがっている人材はどのような人材かを、企業研究や募集要項などで事前に確認をします。

テクニカルサポートは会社と顧客の架け橋であるため、一般的なマナーや電話・メール対応ができていることが大前提です。

それに加えて、商品の知識・ITの専門知識などが必要となるため、自身の過去の経歴が生かせそうであればアピールポイントとして記載します。

また、応募する企業が管理職となる人材を欲している場合は、自身のマネジメント経験を具体的に記載することが有効です。

 

自身の経験・スキルをアピールする

 

同じ職種であっても、企業によって細かい業務内容は当然異なります。

そのため自身の担当業務では何を経験し、どのような成果を出し、どのようなスキルが身についたかなどを、正確かつ簡潔に明記します。

それを通して、応募した企業の担当者に自社で活躍してくれそうな人材だと思ってもらうことが大切です。

また、自身に得意分野があれば、そのスキルもアピールしましょう。

 

テクニカルサポートの資質も裏付ける

 

テクニカルサポートに欠かせない「人の役に立ちたい」という思いや、課題解決能力といった資質も採用担当者に伝えたいポイントです。

例えばクレームに対応する忍耐力、冷静な判断力、一貫性を持ち合わせている事などを、これまで仕事で活かした実体験と共にアピールします。

顧客満足度や評価のように適性を示せる裏付けがあれば職務経歴書に加えましょう。

ユーザーからの感謝の言葉が原動力になる人はテクニカルサポートに向いていますし、実際にもらった声をこのように活かしたなどの経験が評価されるケースもあるでしょう。

 

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職務経歴書の見本

 

シート

 

この項目では、テクニカルサポートの職務経歴書見本をご紹介します。

ポイントは西暦表記で統一する事、職歴は5W1Hを意識して箇条書きで簡潔にまとめる事、スキルや資格が多い場合は志望する企業にも関連するものを優先して記載する事です。

 

職務経歴

 

19xx年xx月~20xx年xx月 xxxx株式会社 (x年xヶ月在籍)

事業内容:一般ユーザー向け製品(xx機器)の製造販売

資本金:x億円

従業員:xx名

 

19xx年xx月にxxxx株式会社に入社し、xx製品の設計業務をx年間経験したのち、xx製品のカスタマーサポート業務にx年間従事。

ユーザxx名に対して、製品の操作方法や技術的トラブルの問い合わせに対応し、トラブル報告書の作成業務を遂行。

 

<サポート対象・環境>

xxxxソフト「xxxx」

OS:HP-UX、Solaris、Windows

言語:xxxx

 

20xx年xx月に同製品のテクニカルサポート業務をx年間担当し、x年前からはx人規模のチームリーダーを務める。

ここでは、カスタマーサポートから引き継いだトラブル報告書に基づき、原因を追及したうえで顧客説明を遂行。

 

<サポート対象・環境>

xxxxソフト「xxxx」

OS:HP-UX、Solaris、Windows

言語:xxxx

 

得られた経験・スキル

 

・製品開発

・CAE解析ソフト

・2D-CAD

・顧客対応

・マネジメントスキル

 

資格

 

普通自動車第一種運転免許  19xx年xx月取得

機械設計技術者x級 20xx年xx月取得

CAD利用技術者x級 20xx年xx月取得

 

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自己PRのポイント

 

 

テクニカルサポートの自己PRのポイントは、「人の役に立つ事が好き」という特性をどのように志望する企業への貢献度につなげる事ができるかという点です。

 

・他の社員をサポートする事にやりがいを感じる

・主体性をもって仕事に取り組める

・自社製品・サービスへの深い理解がある

・継続して能力アップする事ができる

 

上記のような点を意識して自己PRを作成しましょう。

 

自己PR例文

 

新製品のトラブルなど新しい課題が浮き彫りになった際でも、製品開発に携わっていた経験を活かし、不具合を早急に発見することが出来ます。

そして、新しい課題であっても他部門にも協力を要請しながら、自ら解決策を提案していくスキルをみにつけました。

顧客とのやり取りでは、顔が見えなくても顧客の現状を素早く的確に理解し、解決方法を伝えることが出来るため、即戦力となれます。

設計やサポートだけでなく製品のテスト工程にもかかわっていたため、品質保証・テスト報告書作成も可能です。

また、チームリーダーとしてxx人のチーム内進捗管理・メンバーの指導を経験し、コーチングについて学んできました。

そのため、業務が滞っているメンバーに対しても積極的にサポートに入ることができ、抱えている課題を解決し業務改善にも貢献しています。

 

 

 

職務経歴書作成時のポイント

 

指と矢印

 

次に、実際に職務経歴書を書く際のポイントについてご説明します。

 

業務内容は具体的かつ簡潔に

 

担当していた業務内容は案件ごとに分け、簡潔にわかりやすく記載しましょう。

また、扱っていた機器やツールも具体的に記載することで、エンジニアとしてのスキルが明確になり、即戦力であるアピールができます。

 

成果をあげた取り組みを記載する

 

チームワーク

 

実際に自分が成果をあげた経験は評価されるポイントとなるため、そのような経験がある場合は具体的に記載しましょう。

そうすることで、自分の入社後に活躍できるイメージを企業側に持たせることが出来ます。

また、数値が出せるものは積極的に盛り込むことで、自分の強みを分かりやすく伝えることが出来るでしょう。

 

活かせる経験を記載

 

テクニカルサポートは、業界や扱う製品によって業務内容が異なるため、実際に経験したことを具体的に伝えることが大切です。

そして、企業が求めている人材であることを伝えるため、求められているスキルを得た経験談を記載することがポイントです。

経験をアピールするためには数字を加えましょう。

例えば「A(商品名)のテクニカルサポート歴〇年」「B業界の勤務歴〇年」「リーダーとして〇年間マネジメントを行った」というように経験年数を添える事でより具体的に伝える事ができます。

 

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テクニカルサポートに求められるスキル

 

スキル

 

コミュニケーション能力

 

テクニカルサポートと聞くと、技術的知識があれば良いと思われがちですが、実はコミュニケーション能力も非常に重要です。

製品に対価を払ってくれた顧客に対応する業務であるため、真摯に顧客と向き合い、顧客の抱えている問題を把握する必要があります。

そして、クレームにならないようにその問題を解決するのが、テクニカルサポートの役目です。

また顧客は専門用語を知らない場合が多いため、分かりやすく説明する力が必要となります。

 

冷静さや忍耐力

 

テクニカルサポートは、さまざまな顧客から問い合わせが来るため、理不尽なクレームを受けることも考えられます。

そういった場合には冷静沈着でいて判断力が高く、顧客に対して丁寧に対応する力、忍耐力が求められています。

よって、これらのスキルにおいても、テクニカルサポートに必須のスキルであるといえます。

 

製品の知識

 

技術面で問題解決をするために、製品に対する深い知識が必要になります。

また、対象の製品だけではなく、関連知識がないと問題解決に至りません。

日頃より、自社が扱う製品に関連する情報をキャッチするよう努め、知識のアップデートを心がける必要があります。

 

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テクニカルサポートに役立つ資格

 

本

 

実際にテクニカルサポートをするにあたり必須となる資格はありませんが、実務に役立つ資格があります。

職務経歴書にも資格を記載できますので、ポイントアップにつながる資格をご紹介します。

 

ITパスポート

 

ITパスポートは経済産業省認定の国家資格です。

ITの知識を体系的に学ぶことができ、テクニカルサポートの業務に役立てることができます。

また、次のレベルの資格を取得する際の土台となるため、キャリアアップにつながる資格です。

そのため、取得しておいて損はない資格といえるでしょう。

 

基本情報処理技術者

 

基本情報処理技術者試験も国家資格で、テクニカルサポートの実務に役立ちます。

内容としては、プログラミングに関するものから、マネジメントに関することまで幅広く学習でき、ITパスポート試験よりも難易度は上です。

こちらも次のステップの足掛かりとなる資格で、徐々に難易度が高い資格に挑戦できます。

その中にはITストラテジストなどの難関資格があり、企業によっては資格手当が支給される場合があります。

 

ITIL® ファンデーション

 

この試験では、ITサービスの運用や管理に対して、最も効率のよい技法や手法、プロセスをまとめています。

これを学ぶことで、テクニカルサポートとしての運用改善スキルなどを身につけることができます。

よって、テクニカルサポートのチーム内のマネジメントにも役立つ資格です。

 

Microsoft認定資格

 

この資格は、Microsoft製品のITスキルを証明する資格です。

企業向けのシステムがサポート対象となる場合、多くの企業で導入しているMicrosoft製品の知識が必要となります。

また、企業によってはこの資格の取得者数を公式ホームページに掲載しており、重要な資格といえます。

そのため、この知識はテクニカルサポートとして評価されるポイントになります。

 

TOEIC・英語検定

 

テクニカルサポートの仕事では英語力を求められる事もあります。

日常会話レベル、ビジネスレベルなど企業によって基準が異なります。

TOEICや英検などの資格を持っているのであれば積極的に記載しましょう。

 

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職務経歴書を提出する前のチェックリスト

 

 

・職歴は5W1Hをおさえていますか?

職歴の書き方は5W1Hを用いて明確な内容になっているか確認してください。

  • ・When…いつ(在籍期間)
  • ・Where…どこで(在籍企業・所属部署・常駐先)
  • ・Who…誰に対して(ユーザー・社内外関係者)
  • ・What…何を(職務・業務・扱った商材)
  • ・Why…なぜ(目標数値)
  • ・How…どのように(手法・顧客の規模・人数・件数)

 

・PRできていますか?

最もアピールしたいポイントが先頭に来ているか、目立つ工夫がされているか確認しましょう。またそのポイントは採用担当者から見た魅力になっていますか?

成果や実績は数字で、得意分野や専門スキルは企業が求めるものを記載しましょう。レイアウトや端的な表現など読みやすい書き方で、アピールポイントが正確に伝わるよう工夫が必要です。

 

 

 

まとめ

 

プランニング

 

職務経歴書は、転職が成功するか否かを左右する大きな関門です。

そのため丁寧に書き上げ、応募した企業が求めている人材と自分がいかにマッチしているかをアピールすることが重要です。

具体的かつ簡潔に、自身が今まで成し遂げてきた成果や希望の職種に必要なスキルを、自分のスキルと照らし合わせて記載していきましょう。

 

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この記事の監修者

【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

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