社会人のSNSマナー5選を紹介!SNS利用リスクや投稿NGの内容は?転職時に注意したいポイントも解説
多くの人がコミュケーションツールや情報の共有に利用しているSNS。便利な反面、一歩間違えると取り返しのつかない事態になることもあります。今回は、そんな社会人のSNSマナーについて詳しく解説していきます。転職活動中に知っておきたい注意点やポイントも必見です。
目次
実はNGだった?社会人のSNSマナーに注意
コミュニケーションツールとして、SNSを使っているという人は多いのではないでしょうか。
SNSを使えば離れた人ともつながることができたり、簡単に情報の共有ができます。
しかし、一歩間違えると大きなリスクを背負うことになりかねません。
何気なくやっていたことが、実はNGだったということもあるのです。
SNSには情報が詰まっている
SNS利用は個人間のメッセージのやりとりをするだけ、という人もいれば発言や写真を投稿する人もいるでしょう。
あなたが投稿したその発言や写真の中には、情報が詰まっているということを知っていますか。
写真に写った景色やお店から、その人がどこに住んでいるのか、どのような行動を取っているのかが見えてきます。
Facebookは基本的に実名登録なので名前はもちろんのこと、出身地や職場といった個人情報も詰まっています。
しかし、個人情報が詰まっているのはFacebookだけではありません。
実名登録ではないTwitterやInstagramでも写真や発言から個人を特定することができてしまうのです。
SNSは誰でも見ることができる
個人情報が詰まったSNSですが、投稿の公開範囲を「友達」や「フォロワー」のみにしたら大丈夫では?と思う人もいるでしょう。
しかし、その友達やフォロワーが画面をスクリーンショットしたり、スマホ画面を他人に見せたらどうでしょうか。
見せないようにしているつもりでも、誰が見ているかわからないですね。
つまり、SNSは誰でも見ることができるということを理解して利用する必要があるのです。
会社を解雇される可能性も
社会人のSNSマナーで注意したいのが、最悪の場合会社を解雇されるリスクがあるということです。
SNSの投稿で会社に不利益を被ったり、会社の規則に反した場合がこれにあたります。
そのようなことにならないように、ぜひこの後ご紹介する社会人のSNSマナーへ読み進めていってくださいね。
社会人は、「知らなかった」では済まされません。自分で責任をもってSNSを上手く利用しましょう。
社会人のSNSマナー1.投稿内容や発言に注意する
SNSは、自分の意見を発信できるツールのひとつです。
投稿したコメントに誰かが共感してくれるだけでなく、反対意見を知ることもできます。
また、写真を投稿することで友達同士で共有できて便利ですね。
しかし、このコメントや写真の投稿も誰が見ているかわかりません。
「炎上」という言葉があるように、自分が発信したことが騒ぎになることがあるのです。
発信する前に「この発言は社会人として適切か?」「個人情報を発信していないか?」ということを確認してみてください。
また、自分の個人情報だけでなく他人のプライバシーについても考えてみてください。
友達と一緒に撮った写真を投稿するときは、必ず本人に確認してからにしましょう。
誰かを傷つけるような発言、差別的な発言、そして企業を批判するようなコメントにも注意が必要です。
SNSを見た人が気分を悪くするような内容は、社会人のSNSマナーとしてはNGです。
社会人のSNSマナー2.会社の規則があれば従う
社会人のSNSマナーが注目される現代では、会社で規則を設けていることがあります。
例えば社内で撮影した写真をSNSに投稿しない、社内で知り得た情報を発信しないというルールです。
プライベートな利用については、会社によって考えは様々でしょう。
LINEのようなSNSはコミュニケーションツールとして用いられることも多いので、全く利用しないというのは現実的ではありません。
そのため会社側がSNSマナーを規則として提示しているのです。
規則に反したSNS利用をしてしまうと、何らかの罰則が設けられている場合もあるので注意してください。
転職した際には、必ず転職先の規則を確認しましょう。
社会人のSNSマナー3.勤務時間内は投稿しない
社会人のSNSマナーとして、勤務時間内の投稿はやめましょう。
自分の意見を発信するのも、プライベートな写真の投稿も仕事中は避けてください。
自分の投稿だけでなく、「リツイート」や「いいね」も同じです。
SNSを見れば投稿した時間が明らかなので、勤務時間内にスマホを触っていたとすぐにバレてしまいます。
社会人のSNSマナー4.投稿する写真やタグ付けに注意
SNSマナーのひとつとして、写真の投稿やタグ付けにも注意する必要があります。
投稿しようとしている写真には、個人情報や会社の秘密は隠されていないでしょうか。
何気なく撮った写真には、拡散してはいけないものが写っていることもあるのです。
また一緒に写っている人がいるのなら、SNSにアップしてもいいか確認する必要があります。
勝手に写真を投稿したり、タグ付けするのはその人のプライバシーを侵害する可能性があるからです。
これは会社の中の人間関係でも、プライベートな関係でも同じことです。
社会人のSNSマナー5.友達申請やフォローは相手に確認してから
社会人はプライベートだけでなく、仕事の関係でも多くの人と知り合います。
仕事で出会った人をSNSで見つけることも。
Facebookなら、同じ会社の人を見つけやすいですからね。
TwitterやInstagramのようなSNSでも、共通の友人をたどれば知り合いを見つけることができます。
しかし、その人に勝手に友達申請やフォローをするのは社会人のSNSマナーとしてNGです。
仕事で関わっている人が、プライベートでも関わりたいと思っているとは限らないからです。
SNSはプライベートのみにしている社会人も多いのです。
そのため、勝手に友達申請やフォローをするのは失礼になる可能性があるでしょう。
転職の際には新たな出会いがあります。人間関係を作っていくのに積極的に関わりたいと思う人も多いのではないでしょうか。
そんな時でも、友達申請やフォローをするのは相手の許可を得てからにしてください。
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SNS利用にはリスクも!投稿NGの内容は?
ここまでは社会人のSNSマナーをご紹介してきました。
それでは、どのような内容がマナー違反になるのでしょうか。投稿NGな内容を見ていきましょう。
ある商品を批判したら取引先のものだった
プライベートなSNS利用では、買ったものや食べたものの評価を投稿する人もいるでしょう。
そこに、NGな内容が隠されていることもあるのです。
例えば「新商品の〇〇を食べてみたけど、全然おいしくなかった」という内容です。
この批判した商品が、実は取引先が扱う商品だった…ということもあるのです。
この場合、「A社のBさん」が商品の批判を拡散したということになる可能性があります。
仕事関係者が見たら、信用を失う事態になりかねません。
単なる愚痴のつもりが会社の悪評を拡散してしまった
自分の本音や悩み、ちょっとしたつぶやきをSNSに投稿するという人もいるのではないでしょうか。
その単なる愚痴と思っていた内容が、NGということもあるので注意が必要です。
「うちの会社本当にブラック」「毎日サービス残業で疲れた」
このような内容の投稿は、事実であったとしても会社の信用を落とす可能性がありますね。
「Cさんが会社の悪評を拡散している」と会社側が受け取ることもあるのです。
SNSで会社の人とつながっていないから大丈夫という訳ではありません。
SNSは誰がどこで見ているかわからないのです。
転職活動中も気をつけて!採用担当の人がSNSをチェックしていることも!
多くの人がSNSを利用している中、企業の採用担当の人がSNSをチェックしていることがあります。
なぜ採用担当の人が転職希望者のSNSをチェックしているのでしょうか?
採用担当者のSNSチェックについて確認していきましょう。
採用担当の人がSNSをチェックする理由
その人の情報が詰まっているSNS。そんなSNSをチェックすることで、その人の言動を見ることができます。
SNSを見ると、面接ではわからなかった部分を確認することができます。
そしてSNS利用によるリスク回避をするのも目的のひとつ。
投稿している内容は批判的・差別的ではないか、社会人としてのマナーを守っているかを見ているのです。
転職してから、SNSによるトラブルが起こるリスクがないかの確認の意味があるといえるでしょう。
プライベートもチェックされる?
転職の採用担当の人は、SNSでプライベートを確認する場合もあります。
プライベートは転職と関係ないのでは?と思う人もいるでしょう。
主に交友関係に問題はないか、ギャンブルにはまっていないかなどを確認することが多いです。
これは、プライベートなことで仕事に影響を及ぼす可能性がないかなどを見ているのです。
転職活動で注意したいSNSマナーとは?
転職の時に気を付けたいSNSマナーをご紹介します。
転職活動中だということを意識して、SNSマナーに注意してください。
転職の面接のことを投稿しない
転職活動をしていることや、転職の経過をSNSにアップするという人もいるのではないでしょうか?
その場合に注意が必要なのが、転職の面接でのことをSNSに投稿しないということです。
例えば「今日〇〇社の面接でした!面接で〇〇のことを聞かれて焦りました」というような、面接の内容です。
面接で見聞きしたことを投稿しない
他にも、面接の際に企業の中で見たものなどの投稿もNGですね。
中には企業の秘密があるかもしれないからです。
応募した企業を批判する内容を投稿しない
応募した企業を批判する内容の投稿もNGのひとつです。
転職を希望するくらいなので、わざと悪評をSNSに投稿する人はいないでしょう。
しかし、「面接を受けた会社、実はブラック企業らしい」「内定もらったけど年収低いから迷う」という内容はどうでしょうか。
その発言から、企業に対して悪い印象を持つ人もいるはず。
そのような投稿は企業を批判するものとなり、社会人のSNSマナーとしてNGなのです。
また、先ほどお伝えしたように転職の採用担当の人はSNSをチェックしていることもあります。
その場合は、面接を受けた企業をSNSで批判していると評価される可能性があるでしょう。
社会人のSNSマナーに注意して上手く付き合おう!
今回は社会人のSNSマナーについて解説しました。
社会人には、知らなかったでは済まされないマナーがあります。
ぜひこの記事を参考に、社会人のSNSマナーや投稿NGの内容を知っておいてくださいね。
転職の採用担当の人がSNSをチェックしていることもあるので、投稿には注意が必要です。
転職活動で悩むことがあれば、転職相談に登録することをおすすめします。
注意したいSNS利用のポイントを押さえながら、転職を成功させてくださいね。
SNSはリスクがある一方で、企業や転職活動の情報収集が可能となります。
社会人としてのSNSマナーを守りながら、上手に付き合っていきましょう。
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