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やりがいのある仕事って何?そもそも「やりがい」は必要?転職で失敗しないために

何の仕事をするか決める要素の一つとして”やりがい”を求めている方は多いのではないでしょうか。でも実際入ってみたら期待しているほどやりがいを感じなかったりといったようなご経験がある方もいらっしゃると思います。そこで今回は、仕事におけるやりがいとは何なのか?必ずしも考慮した上で転職活動を進めるべきなのかということをお話ししたいと思います。

そもそもやりがいとは?

 

 

 

仕事におけるやりがいというのは、仕事をすることで充実感や満足度が高く得られることですが、感じ方はもちろん人それぞれ違うと思います。

まずは自分が仕事をする上で、どんなことで気持ちが高まりモチベーションが上がるのかを知ることから始めましょう。自分なりの価値観や大切にしたいことを考えながら読んでいただけると幸いです。

 

やりがいを感じる例
  • 給与が高い
  • 定時にしっかり帰れる
  • 成長できる
  • 自分の強みを存分に活かせる

 

①給与が高い

 

生活に直結してくる、給与の面を重要視されている方は多いのではないでしょうか。

働けば働いた分だけしっかり給与が貰えることや、結果を出したら成果報酬としてインセンティブが発生することで、仕事のモチベーションが上がり達成感を感じることでやりがいを感じるタイプです。

 

給与が高ければ、休日に趣味やちょっとした贅沢をするといったライフスタイルの幅も広がりますし、高収入がステータスと感じる人も多いです。そういった面での充実感を感じることから給与はやりがいを感じる大きな要因の一つと言えるでしょう。

 

②定時にしっかり帰れる

 

給与はそこそこでいいから、定時にしっかり帰ることができる仕事にやりがいを感じる人も多いでしょう。お金に対する執着が少なかったり、本業以外の時間を趣味や副業に当てることができるといった面で魅力を感じるタイプです。

 

時間に余裕を持つことで友人や家族との時間を持てたり、没頭できる趣味に取り組むことができます。さらに心の余裕にも繋がります。自分の時間を確保できる仕事という意味でやりがいを感じる人も多いのではないでしょうか。

 

③成長できる

 

給与や定時よりも、自分の成長に重点を置いてやりがいを感じるタイプです。

特に若手で仕事が大好きな人に多いのではないでしょうか。給与や待遇よりも周りと差をつける事やキャリアアップすることに大してハングリーな人ほど、自分が成長できる環境や仕事に大してやりがいを感じます。

できない事や、やってみたいことに挑戦して何かしらの成果を得る、そしてその経験をまた次のチャレンジに活かす、それが結果的に自己成長につながっていることにやりがいを感じる人もかなりいると思います。

 

④自分の強みを存分に活かせる

 

これまでの経験や知見を活かして仕事ができることにやりがいを感じる人もいると思います。

専門職で培ってきた経験を職場で生かす事が出来たり、また、その技術や知識を人に教えることで感謝されたりするなど、これまで当たり前にやってきた事が周りに感謝される環境に変わる事でやりがいを感じる人も多いでしょう。

何気なくやってきた事でも他の人にとっては価値の高いことかもしれないですし、知らないことも多い可能性もあります。また自分を活かして仕事にやりがいを感じると、自己肯定感も上がり日々の生活でも良い影響が出るかもしれません。

 

仕事にやりがいは必要?

 

 

仕事においてのやりがいとは、自分が何を大切にしたいか知ることから始まるのだとお分かりいただけたでしょうか。

仕事にやりがいを持つことができると、より高いパフォーマンスを発揮できより良い成果へとつながります。

そういう意味ではやりがいは必要だと言えるかもしれません。

ところが、このやりがいとは雇用者側と働く側では少し認識が異なるようです。

 

やりがいを必要としているのは経営者?

 

仕事のやりがいは、従業者に向けて様々な言葉に置き換えて伝えられています。

例えば「チームの目標達成のため」「顧客満足度向上のため」「会社の理念のため」などです。

しかしこれは、組織的に生産性を高めるための言葉である場合も考えられます。

 

労働者にとってもやりがいは必要?

 

一方、労働者から見るとやりがいはどうしても必要なものではないと言われることもあります。

例えば「サービス残業」は残業代という対価を得ずに働くことですが、拘束時間とやりがいは直接関係のあるものではないからです。

ただし楽しいと感じる仕事が会社で働くうえでのやりがいと合致するのであれば、パフォーマンスを上げることで可能性を広げ、自己成長につなげる事もできます。

そう考えるとやりがいは自分自身のために必要だと言えるのではないでしょうか。

 

やりがいを感じる人が多い仕事は?

 

 

やりがいのある仕事ランキングで上位になることの多い職種とやりがいについての声をまとめます。

冒頭でご紹介した、そもそもやりがいとはどういったものなのかと照らし合わせてみましょう。

 

①Web・モバイル・ソーシャル・ゲーム制作 / 開発

②技術職(建設・建築・不動産・プラント・工場)

③美容師・理容師

④医師・看護師

➄経理・財務

 

①Web・モバイル・ソーシャル・ゲーム制作 / 開発

 

仕事内容自体に面白みを感じる方が多いとされているのが、Webクリエイター・クリエイティブ職です。

自身の技術を活かせるのはもちろん、チャレンジできる機会に恵まれた環境だと実感できる方が多いようです。

 

②技術職(建設・建築・不動産・プラント・工場)

 

社会貢献を強く感じることができる技術職も、やりがいを感じる仕事としてランキング上位に選ばれる職種です。

ワーク・ライフバランスの良さや、10年後・20年後といった未来を見据えて働ける環境も魅力だと言えます。

 

③美容師・理容師

 

直接感謝の言葉を受け取る機会が多いのが美容師・理容師です。

自身の技術によって人に満足感を与え、さらなる成長につなげるモチベーションを保てることがやりがいにつながっていると感じる人が多いようです。

 

④医師・看護師

 

医師・看護師も社会貢献度や人からの感謝を感じることができる仕事です。

加えて給与面がやりがいと直結するという声もあります。

 

➄経理・財務

 

繁忙期・閑散期の差はあっても定時にしっかり帰れることが強みだと感じる方が多いのが経理・財務です。

ある程度自分の裁量で仕事ができる点もモチベーションにつながるようです。

 

このように、職種は違ってもやりがいを感じる場面には共通するものがあることが分かりました。

それでは、自分にとってのやりがいをどのように見つけたらいいのでしょうか。

 

自分のやりがいを見つける

 

 

ここまで仕事に対するやりがいについて、いくつかのパターンや必要性をお話ししました。どれか当てはまる人もいれば当てはまらない人もいると思います。

先述したタイプは一例なので「自分はこういったものにやりがいを感じる」と決まっていればその価値観を大事にしてください。

仕事においてやりがいを感じるポイントがわからないという方のために、やりがいを見つけるためのステップについてお話ししたいと思います。

 

①やりがいを感じなくてもとにかくやってみる

②新しいことにチャレンジしてみる

③趣味に没頭する

 

①やりがいを感じなくてもとにかくやってみる

 

まずは今の仕事に対して全身全霊で取り組んでみましょう。仕事に対する熱量によって、気持ちや成果は必ず変わってきます。

中途半端にこなしていると「自分がその仕事に対してなぜ魅力を感じないのか」といったことも見えづらいです。次の仕事を探す上での軸もあやふやになり、自分の中での価値観・やりがいが不明確なままです。

もしかするとこれまでにやりがいを感じていなかった仕事にも、全身全霊取り組む中でのプロセスで価値を感じられるようになるかもしれません。

 

②新しいことにチャレンジしてみる

 

やりがいを感じない理由の一つとして、同じ業務内容に飽きてしまっていたり変化のない毎日に刺激を感じないといったこともあると思います。

そういう時は、現在の業務内容に関連する知識を深め仕事の幅を広げたり、新しい分野の資格やスキル取得の勉強をするなど、自発的な行動をしてみましょう。

仕事の幅も広がりますし、視野も広がることによってやりがいを感じる仕事との出会いも生まれる可能性が高まります。現状維持は衰退という言葉もあるように、自分自身に刺激を与え続け、アップデートしながら仕事をする事で新たなやりがいを感じるきっかけを作っていきましょう。

 

③趣味に没頭する

 

現在の仕事でやりがいを見つけられないと感じたら、好きなこと・興味のあることに没頭してみるのも良いかもしれません。

休日などを利用してアウトドアを楽しんだり、新しいスポーツに挑戦してみたり、慈善活動をしたりすることは自分のモチベーション・日常の充実度のアップにつながります。

そこに費やすお金を捻出する目的で仕事に取り組んだり週末の楽しみをきっかけに日々の仕事にやりがいを感じるようになるということもあるのではないでしょうか。

 

やりがいが見つからない…

 

 

いろいろ検討してみたけど、自分が大事にしたい価値観や考え方が見つからない方もいらっしゃると思います。

ここまで散々やりがいや見つけ方についてお話ししてきましたが、見つからないなら見つからないで心配することも悩むこともありませんし、仕事向いてないのかななんてネガティブになる必要も全くありません。そういった方に向けて少しお話ししたいと思います。

 

やりがいを感じない原因は?

 

まず、やりがいを感じにくい原因としていくつか例を挙げます。

 

仕事に慣れてしまった

慣れることは一見良いことのように感じられます。

ただし、作業効率が上がる一方で単純作業をこなすだけといった感覚になり、新しいことに挑戦する機会がない場合はやりがいを感じられない原因になっていると考えられます。

 

目標や達成感がない

新しい目標設定は、長く仕事を続けるほどしづらいものです。

誰かの役に立っていると実感できない場合も続けていくことが困難になりがちです。

 

失敗が続いてしまった

失敗が続きモチベーションを保てなくなってしまうと、やりがいといった前向きな気持ちからはかけ離れてしまいます。

仕事に対して真面目に取り組もうとする人ほど切り替えが難しく、陥ってしまうことも多いです。

 

将来性が不安

昇給・昇進は仕事のやりがいにつながる大事な要素のひとつです。

そのペースが遅いと感じることは、自身の将来のビジョンに対する不安にもつながります。

上司からの評価基準への不満や給与アップのタイミングが遅いと感じることがあると、仕事に対する意欲低下につながりがちです。

 

仕事をする中で探していく

 

見つけ方の部分でもお話ししましたが、あなたが気付いていないだけで現在のお仕事に潜在的な魅力が眠っている可能性もあります。

仕事に対する姿勢や視点を少し変えてみることで、やりがいを感じられるかもしれません。実際、やりがいを感じていなかった仕事でも、スキルがついてきたりポジションを与えられることでやりがいを感じたという人は多くいます。

 

Point

やりがいが見つからないなら、仕事に対する姿勢や視点を変えてみる

 

誰かに相談する

 

 

しかし、これまで一生懸命頑張ってきた、いくらやってみても何も変わらなかったという方もいらっしゃるでしょう。その場合は誰かに相談し、客観的な意見をもらいましょう。

 

信頼できる人に相談する

 

中には仕事自体に魅力を感じない方もいらっしゃると思います。そういう時は家族・友人・尊敬できる上司など、あなたが信頼をおける存在に正直に相談してみるのも良いでしょう。

年上の人であれば、人生経験なども交えてアドバイスをもらえるかもしれないですし、説得力があるので自分も納得の上で新しいスタートの形を切れるかもしれません。

大事なのは一人で悩まず、考え込まずに周りに人間をうまく利用しましょう。

 

転職エージェントに相談する

 

姿勢や考え方を変え自分を見つめなおしてもダメだったという方は転職の時期かもしれません。

やりがいは無理に見つける・感じる事ではないので一度転職をご検討するのも一つの手です。

キャリアを崩したくない、転職活動に不安があるという方は是非転職エージェントを利用することを推奨します。あなたのキャリアのみならず、人生設計という面においても親身になって相談に乗ってくれます。

初めてご転職される方や未経験の業界にチャレンジする時は特に不安だと思いますが、経験豊富なエージェントに相談することで解消する手がかりを得ることができるかもしれません。遠慮することなく気軽に相談できる環境が整っています。

 

Point

信頼がおける人や転職エージェントに相談してみるのも手

 

最後に

 

 

  • やりがいとは、仕事をすることで充実感や満足度が高く得られること
  • 何にやりがいを感じるかは人ぞれぞれ。自分の価値観を大切に
  • やりがいが見つからない時は、仕事への姿勢や視点を変えてみる
  • 一人で悩まず、信頼できる人や転職エージェントに相談してみるのも手

 

本記事は仕事における「やりがい」が、そもそも何か、見つけ方はあるのか、やりがいは見つからなくても良い、という内容について解説しました。

人それぞれの価値観によって、人生における優先順位は違いますし、それを無理に入れ替える必要もありません。自己分析などをして自分の価値観を考えることは重要ですが、必ずしもやりがいを明確にして転職活動を進める必要はありません。

やってみて初めてやりがいに気づく可能性も十分にあります。もしこういったことで悩んでいる、行き詰まっているという方がいれば、周りに相談、もしくはキャリアも含めて相談できるエージェントを利用することをおススメします。

 

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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