転職エージェントから連絡が来ない理由をケース別に解説!対処法や例文を解説
「スペシャリスト」とは、ゼネラリストの対義語で特定分野の深い知識や専門的な技術を持つ人を指します。マネジメント職への昇進ではなく、スキルを磨いてスペシャリストを目指す人も増えています。今回はスペシャリストの特徴やキャリアデザインを解説します。
目次
転職エージェントに登録したのに連絡がこない理由
いざ転職をしようとして転職エージェントにしたのにも関わらず、全く連絡がこなかったら落ち込んでしまいますよね。
転職エージェントに登録したのに連絡が来ない原因は主に以下の通りです。
そもそも登録完了していない
まず確認いただきたいのが、本当に登録完了できているかどうかです。
連絡がこない場合、そもそも登録がうまくできていない可能性があります。
基本的に転職エージェントに登録すると、キャリアや実績などに関係なく何かしらのレスポンスが転職エージェント側からあります。
届かない場合はメールアドレスに誤りがあるのかもしれません。
もしも、何も連絡が来ない人は登録完了しているか確認してみましょう。
一時的なエラー
お問い合わせが完了したのに連絡が来ない場合、システムのエラーが発生している可能性もあります。
つまり、お問い合わせの完了メールが届いても転職エージェント側には連絡が届いていない状態です。
2日ほど経っても連絡が来ない場合は再度問い合わせてみるとよいでしょう。
連絡が遅れている
稀ではありますが、転職エージェントの登録作業は完了していても、連絡がこないというケースがあります。
そのようなケースの場合、転職エージェント側が繁忙期で対応に追われている可能性があります。
登録自体は完了しているのに、なかなかメールがこない場合は、再度問い合わせてみると良いでしょう。
連絡が来ないと判断できる目安は?
どの程度の期間連絡が来ないと、転職エージェントから連絡が遅れていると判断できるのでしょうか。
段階ごとに連絡までにかかる日数の目安は以下の通りです。
転職エージェント登録後、最初の連絡までの日数
転職エージェントに登録すると、後日サービス内容や面談日程に関する連絡が来ます。その期間の目安は1週間以内です。
申し込みの内容や求人の状況によっては長くなる可能性もあります。
初回面談後の連絡までの日数
登録後の初回面談ではその後の流れについての説明があるはずです。
キャリアの棚卸しや転職軸の設定、希望条件の確認など方向性を面談で明確にし、求人案件の紹介や書類の添削、面接対策などを行います。要する日数は状況次第です。
初回面談後の流れはそれぞれ異なるため、面談時に確認しておきましょう。
書類選考後の連絡までの日数
一般的に書類選考の結果が出るまでの目安は1週間から2週間ですが、転職エージェントを介した場合は2、3日と短縮されるケースがあります。ただし企業の状況によって遅くなることもありますので注意が必要です。
もしも企業から指定された期日を過ぎても連絡がない場合は、一度転職エージェントに相談しましょう。
選考結果を待つ時間は、応募書類の見直しや面接対策を進めておくのがおすすめです。
面接結果の連絡までの日数
面接後、合否の連絡が来るまでの目安は約1週間です。1週間連絡がなければ問い合わせてみても良いでしょう。
企業によっては2週間程度要することもあります。転職エージェントから面接結果の連絡が来るまで、長くても2週間ということです。
もしも面接の際に「〇日以内に連絡します」などの話があった場合はそれが目安になります。
【あわせて読みたい】転職エージェントの選び方はこちら⇓
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転職エージェントとの面談後に連絡がこなくなる理由
非常識な対応をしてしまった
面談後に担当者から連絡がない場合、面談の際に悪い印象を与えてしまった可能性があります。
以下の項目に当てはまっていないかチェックしてみてください。
・面談に遅刻・無断キャンセルなど、予定を大幅に変更した
・きちんとした敬語を使わずに話していた
・転職エージェントの話をろくに聞かなかった/違うことをしながら会話していた
社会人として求められる最低限のマナーを身につけていないと感じられてしまうと、転職エージェントに「この人を紹介すると、企業からの信用を落としてしまいそう」と思われてしまうことがあります。
その結果、面談をしたにも関わらず一切連絡がないという状況になってしまうのです。
希望に合った求人がない
希望にあった求人がないという状態には二つのパターンがあります。
・転職エージェントの得意領域と希望がずれている
・希望条件が多すぎる/高望みをしすぎている
転職エージェントの得意領域と希望がずれている
転職エージェントのなかには、IT業界特化、第二新卒特化など特定の得意領域をもつエージェントがあります。
例えば医療業界特化の転職エージェントに、システムエンジニアの求人の紹介を依頼しても難しいため、連絡が来なくなる可能性があります。
この場合、転職エージェントの特徴を把握し、自身の希望に沿う別のエージェントに連絡しましょう。
希望条件が多すぎる/高望みをしすぎている
「フルリモートで時短勤務、副業OKで福利厚生も良くて…」など、希望条件が多すぎるとマッチする求人がなく転職エージェントとしても連絡できないという状態になる可能性があります。
希望条件をしっかりと伝えることは大切ですが、自身のスキルや状況に見合った希望かどうかをしっかりと考えましょう。
見合っていない高い条件のみを押し通すのはNGです。
転職エージェント側に「この人のキャリアやスキルでは、希望する条件の仕事を紹介できない」と判断される場合もあります。
紹介できる求人がなければ、当然連絡は来なくなってしまいます。
キャリアアドバイザーに転職意欲が伝わっていない
キャリアアドバイザーと面談した際に、転職意欲がないと思われてしまうと連絡が途絶える場合があります。
転職エージェントのビジネスモデルは、転職希望者が企業に入社すると報酬が発生する成果報酬型です。
転職意欲が高い人を優先的に支援した方が、選考に進む確率も高く、転職が成功する可能性も高いです。
そのため直近の転職意欲が高い人を優先的にサポートする傾向にあります。
キャリアアドバイザーとの相性が合わない
担当キャリアアドバイザーも一人の人間のため、相性が悪いケースがあります。
例えば、そのキャリアアドバイザーが紹介してくれるキャリアプランが合わなかったり、会話のテンポが合わないなどありえることです。
その場合は、担当アドバイザーを変更してもらえないか、転職エージェントに相談しましょう。
もちろん他の転職エージェントを使うのも1つの手です。
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転職エージェントの担当者から連絡がこない時の対処法
①【例文あり】 メールやSMSで連絡してみる
担当キャリアアドバイザーから連絡がこない場合、急ぎでなければまずはメールで問い合わせてみましょう。
その際には、件名の冒頭に「重要」「返信依頼」といった文言を加えておくと、優先的に確認してもらえる可能性が上がります。
SMSを送信するというのも、リマインド効果が期待できるでしょう。
ただし何らかの事情があって連絡が滞っている可能性もあるため、配慮は忘れないようにしてください。
例文:転職エージェント登録後に連絡が来ないとき
○○株式会社
ご担当者様
お世話になります。
×月×日に登録しました△△(自分の名前)と申します。
登録後まだご連絡がいただけておらず、確認のため連絡させていただきました。
ご多忙のなか恐縮ですが、ご連絡いただけますと幸いです。
お手数をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。
=============================
署名
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例文:面談後に連絡が来ないとき
○○株式会社
(担当者名前)様
お世話になっております。
転職サポートをお願いしております△△(自分の名前)と申します。
先日は面談のお時間をいただき、ありがとうございました。
求人案件をご紹介していただけるとのことでしたが、その後の進捗状況はいかがでしょうか。
ご多忙のなか恐縮ですが、ご確認いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
=============================
署名
=============================
例:書類選考や面接結果の連絡が来ないとき
○○株式会社
(担当者名前)様
お世話になっております。
転職サポートをお願いしております△△(自分の名前)と申します。
先日は××株式会社をご紹介いただき、ありがとうございました。
現時点では書類選考(面接)の段階ですが、状況はいかがでしょうか。
ご多忙のなか恐縮ですが、ご確認いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
=============================
署名
=============================
②電話で連絡してみる
担当キャリアアドバイザーの連絡先を知っている場合は、電話で連絡しても良いでしょう。
キャリアアドバイザーは夜には面談をしていることが多いため、可能であれば日中に連絡すると出る可能性も高くなります。
繋がらなかった場合には、折返しを依頼するメールを送っておきましょう。
【あわせて読みたい】選考結果の連絡が来ないのはなぜ?対処法はこちらから⇓
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転職エージェントから連絡が来ない状況を防ぐポイント
連絡頻度を保つ
転職エージェントからの連絡を待つだけでなく、自分からこまめに連絡を取るのがおすすめです。
週に2~3度連絡が来る登録者のことは忘れませんし、転職意欲の高さを伝えることにもつながります。
また日常的に連絡を取っていれば、エージェントが急な休みなどの事情があっても一報を入れてもらいやすくなるでしょう。
転職軸を伝えておく
転職の軸はあらかじめ決めておくと、転職活動自体がスムーズに進みます。
その際ポイントは希望の幅を持たせることです。
転職で実現したい譲れない条件と譲歩できる条件の優先順位を決め、それを転職エージェントに伝えておけば紹介できると判断される求人案件も増えるでしょう。
【あわせて読みたい】転職軸の作り方と面接での活用法はこちらから⇓
ビジネスマナーを忘れない
仲介者である転職エージェントだからといって、基本的なビジネスマナーは忘れないようにしましょう。
転職に関する相談をし、サポートしてもらう相手ではありますが、社会人としての対応は必須です。
例え能力が高く希望する条件の求人案件があったとしても、転職エージェントが「紹介したい」と思わない限り転職は叶いません。
転職エージェントへの対応がそのまま希望する企業へも伝わると考えておきましょう。
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書類選考や面接の結果について連絡がこない理由
選考企業からの連絡が来ていない
そもそも転職エージェントにも、選考結果の連絡が来ていない場合があります。
その主な理由は以下の通りです。
・選考企業が合格判断に迷っている
・社内の手続きに時間がかかっている
・他の候補者と比較している
企業からの選考結果が届かないと、転職エージェントからの連絡も一時的に途絶えてしまいます。
担当者が連絡を忘れている
選考企業からはすでに合否結果が出ているものの、担当者が連絡を忘れている可能性もあります。
転職エージェントは常に複数人の転職活動を並行してサポートしているため、抜け漏れが発生する可能性や、一時的に他の求職者の方を優先するケースも考えられます。
それまで普通に連絡が取れていたのであれば、一度問い合わせてみても問題ないでしょう。
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それでも連絡がこない場合
転職エージェントの企業窓口に連絡する
担当キャリアアドバイザーと連絡がつかない場合には、転職エージェントの企業電話連絡先へ連絡してみましょう。
連絡がついていない旨を伝えれば、担当キャリアアドバイザーへ伝達してくれるでしょう。
有給や病気など連絡が取れない状況にあるとしても、そういった事情がわかるだけで安心できます。
担当変更を依頼する
転職エージェントの企業窓口と連絡を取った際に、リマインドではなく担当者の変更を依頼するという方法もあります。
転職活動の期間は人生の分岐点となる非常に重要な期間です。
担当キャリアアドバイザーのミスが目立つ場合や、自分が求めるサポートの基準に達していない場合には担当変更の依頼もやむを得ません。
【あわせて読みたい】担当のコンサルタントを変更しても良い?不安な方はこちらから⇓
他の転職エージェントを利用する
再度連絡しても、連絡が返ってこない場合は他の転職エージェントを利用することも検討しましょう。
気が引けるかもしれませんが、複数の転職エージェントを利用して転職活動を行う人も多いです。
そのため、転職エージェントを乗り換えても全く問題ありません。
選考企業と直接連絡を取るのはNG
担当キャリアアドバイザーからの連絡が来ないからといって、選考企業と直接連絡を取るのはNGです。
転職エージェントの利用規約にも記載されており、禁止されている行動に該当しますのでやめましょう。
当然、実際に選考企業と直接連絡を取ってみても、取り合ってもらうことは難しいです。
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転職エージェントはうまく利用しよう
今回は、転職エージェントからの連絡がこない理由や対処法を解説しました。
前提として理解しておきたいことは下記の3点です。
・転職エージェントは常に複数人を担当しているため、一時的に優先順位が下がることはある
・転職エージェントも人なため、相性の良し悪しはある。複数エージェントの利用を検討しよう
・転職エージェントはあくまでビジネス。企業への紹介をためらうような行動は控えよう
連絡がこない場合には適切な対応をとり、担当キャリアアドバイザーとうまく付き合っていきましょう。
適切なやり取りができれば、転職活動の強い味方になります。
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転職活動中の方、悩みや不安がある方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
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