初めての転職を考えたらまず何からやる?不安を解消する方法や転職エージェントの活用法も紹介
初めての転職に不安は付き物です。今回は初めての転職でよく持たれる不安と解消方法、転職活動でまず行うべきことを紹介します。転職エージェントの活用方法も併せて紹介しますので、転職活動の第1歩を踏み出すために役立ててください。
目次
転職を考えるきっかけは?
初めての転職には不安は付き物ですが、それでも転職を考えるきっかけも同時に存在します。
よく持たれる不安については別項で紹介することとし、ここではきっかけを2点に分けて確かめます。
環境を変えたい
今の会社では給与が低い、労働環境が良くないなどの理由で転職に至るケースは多いです。
中には現状では働き続けることができないと感じる人もいます。
そこで環境を変えるための手段として転職が用いられます。
よりチャレンジしたい
現状の給与や労働環境に不満がないからと言ってそれが転職しない理由にはなりません。
どんなに良好な環境であったとしてもスキルアップが望めないのであればそれも転職理由になります。
年収を上げたい
年収を上げたいという理由で転職を考える人は少なくありません。
評価の方法は会社によって違うため、おなじ職種・業界だとしても自分に合った会社に転職することで年収アップできる可能性は十分あります。
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初めての転職でよく持たれる不安6点
きっかけは分かりましたが、初めての転職でよく持たれる不安とは一体どういったものなのでしょうか。
ここではよく持たれる不安を6点紹介していきます。
転職は難しいのではないか
転職と聞いてまず思い浮かべるのは転職が難しいのではないかというところではないでしょうか。
確かに企業によっては新卒で入社する場合以上に競争率が高いところもあるでしょう。
しかし、同時にその反対になっているところもあります。
つまり、転職が難しいとは一概にはいえないのです。
未経験の職種や業種に転職できるか
これまで働いていた環境とは異なるフィールドで活躍したいという方もいるでしょう。
そこで気になるのが未経験の職種や業種であっても可能なのかということです。
結論からいえば求人次第で、「未経験可」とあれば積極的に応募してみましょう。
そうでなくとも、潜在的能力をみて採用する場合もあるので挑戦してみるといいです。
自分の年齢で果たして転職ができるか
年齢によっては転職活動に不利に働くのではないという不安もあるのではないでしょうか。
20代ですと、比較的に未経験の職種や業界への転職に有利に働きます。
30代以降は難しいのかというと、決してそうでもありません。
30代以降は、これまでの経験と実績をより前面に押し出せるのでむしろアピールポイントが豊富になるからです。
転職活動が会社にばれないか
転職活動がばれて会社に居づらくなるという不安もあるでしょう。
個人情報保護法で応募先の企業は情報を外部に漏出してはいけないことになっています。
そのため、ばれる心配はありませんが、内定をもらって退社する意思が明確になるまでは沈黙を貫きましょう。
そもそも今の会社を辞めていいのか
確固たる意志で辞められる場合もあれば、最後まで悩む場合もあるでしょう。
この悩みは転職活動をする理由を見つめなおすことで解決できます。
転職先で定着できるか
転職活動を通して晴れて内定がとれたとしても不安がないわけではありません。
内定後は、今度は転職先で定着できるのかという不安を持つ人もいるでしょう。
転職後含め、不安の解消方法の詳細は後半で改めて紹介します。
転職を考えたらまず行うべきこと5点
これまで初めての転職でよく持たれる不安を中心に紹介してきました。
この項ではいよいよ転職を思い立ったらまず行うべきことについて5点紹介していきます。
辞めたい理由をまとめる
先述した「今の会社を辞めていいのか」という不安の解消方法にもつながることですが、まずは辞めたい理由をまとめましょう。
理由を明確化するために今勤めている企業に対する不満をリストアップしていくとまとめやすいです。
転職の目的をまとめる
今勤めている企業に対する不満をリストアップし終わったところで転職の目的をまとめましょう。
つまり、ここでは転職先でやりたいこと、求める条件などについてまとめていくことになります。
さらに言い換えるとここで定めるのはすなわち転職軸です。
情報収集と転職エージェントへの登録
転職の目的もまとまってきたところでいよいよ情報収集です。
全て自力で行うのは負担が大きいのでこれを機に転職エージェントに登録しましょう。
転職エージェントの使い方については別項で改めて紹介します。
履歴書などの書類を用意
情報収集も一段落し、応募軸が決まったところでいよいよ履歴書などの書類を用意しましょう。
書類の用意ができたら応募先の企業に送付して応募完了です。
面接対策
いきなり本番では大変心細いでしょう。
ですので本番の前に面接対策をじっくり練っておきましょう。
その際、自己PR 、志望動機、応募先企業への確認事項について改めて整理することが大切です。
転職と就職はどう違う?
転職は新卒の行う就職とは性格がやや異なります。
転職と就職がどう異なるのか、4点に分けて紹介していきます。
情報収集
新卒の就職では企業側が説明会やインターンを開催するため、情報収集はしやすいです。
その反面、転職ではこのような説明会はなく、時期も不定期なのでより主体的な情報収集が求められます。
企業主催の説明会はなくとも、転職フェアやエージェントなどを使って情報収集をするという手段もあります。
応募書類
新卒の就職では企業側の用意したエントリーシートに記入して応募するのが殆どです。
転職の場合、職務経歴書を作成し、それを応募先の企業に送ることになります。
評価軸
新卒の就職では社会人経験がないということが前提になっています。
そのため、ここで重視されるのは人柄やポテンシャルで、それを見極めるために学生生活で力を入れたことなどを聞きます。
他方、転職の場合はこれまでの実績、スキル、経験がものを言います。
内定後
新卒の就職では早ければ6月の時点で内定がとれている場合があります。
内定がとれてからは3月に卒業し、4月に入社する場合が殆どなので最長9か月の時間が空きます。
また、入社後は丁寧な研修が用意されているのでそこでじっくり基礎を身に着けることが可能です。
他方、転職の場合は内定から入社までの時間は短いです。
さらにその間の退職手続きをスムーズにするために引き継ぎなどの作業含め、綿密な準備がものを言います。
入社後の研修については企業ごとに方針が異なるのでよく確認しておきましょう。
転職エージェントの使い方
前項では転職を思い立ったらまず行うべきことについて紹介しました。
この項では転職エージェントの使い方について紹介していきます。
情報収集手段として
先述したように、全て自力で情報収集を行うのは負担が大きいです。
そこで、転職エージェントに登録して求人を紹介してもらうことで効率的に情報を集めましょう。
自力では見つけえなかった職種や業種に出会う可能性もあります。
後は紹介された求人の中から転職軸に最も近いものを選んで応募へと進みましょう。
相談相手として
何か不安なことや分からないことがあれば、ここは転職エージェントに聞いてみましょう。
転職のプロが的確にアドバイスしてくれます。
また、面接の練習相手として転職エージェントを使うということもできます。
スケジュール管理に
転職は働きながら行うのでスケジュール管理に細心の注意が必要です。
しかし、これも全て自力で行うには負担が大きいのでここでもエージェントの出番です。
都合の良い候補日を絞れたらそれを基に日程調整を行ってもらえないかお願いしてみましょう。
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転職前の不安の解消方法3点
転職への不安はそう簡単に消えるとは限りません。
いつまでも不安に苛まれるようであれば以下の3点に意識してみるといいです。
自己分析の徹底
自己分析を徹底しましょう。
何故転職しようとしているのか、強みは何か、転職先に何を求めるか再確認をしておきましょう。
つまり、転職軸の再確認です。
これは大事な作業で、本番に自信を持って臨むためにも大切なことです。
まずは挑戦
自己分析などを完璧にしたつもりではあるものの最後まで自信を持てないという場合もあるでしょう。
ここまで来たらそのまま挑戦しましょう。
本番では強みや経験を伝えることはもちろん、熱意を伝えることも大事です。
万が一思い通りにならなくても勉強の一環として次の機会に活かすつもりで臨みましょう。
新しい環境で活躍する姿を想像する
転職をするということは即ち環境が変わるということです。
そこには先述したような不安も発想を変えれば心配無用です。
むしろ、新しい環境で活躍している自分を想像することでポジティブに捉えるようにしましょう。
転職後の不安の解消方法3点
初めての転職への不安は転職前やその最中に限りません。
転職後も果たして定着できるのかという不安については以下の3点の方法で解消しましょう。
積極的なコミュニケーション
転職後にまず心がけておきたいのは積極的なコミュニケーションです。
積極的なコミュニケーションの一言ではまだ漠然としていますが、例えば積極的な挨拶が当てはまります。
自ら進んで挨拶をすることで転職先の社員に積極的にコミュニケーションを取ろうという姿勢が伝わります。
これは業務中に意思疎通をしやすい環境作りのためにも大切なことです。
分からないことは積極的に質問
働いている環境が変われば当然分からないこともでてきます。
これまで全く経験のないフィールドで働くのであればなおさらです。
ここは無理して自力だけで解決しようとするのではなく、むしろ積極的に質問しましょう。
これまでと異なるのは業務内容に限らず、社内ルールなども同様に当てはまります。
積極的に質問をすることは業務をスムーズにするのみならず、馴染もうとする姿勢を伝えることもできます。
時間厳守の徹底
転職後に限ったことではありませんが、時間厳守を徹底しましょう。
以後の業務での信用問題にかかわってくることなのでとても大事なことです。
反対にこの部分にルーズだとマイナスイメージが大きくなり、信頼してもらいにくくなってしまいます。
初めての転職は二人三脚で不安を吹き飛ばそう
今回は初めての転職でよく持たれる不安と、その解消方法、転職でまず行うべきことを中心に紹介してきました。
やるべきことは分かっていても不安をなかなかぬぐい切れないと感じる人も多いでしょう。
そこは1人で抱え込まず、登録した転職エージェントのアドバイスをもらいながら二人三脚で乗り越えましょう。
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