ゲームプランナーに未経験からなるには?転職成功のポイントをIT転職のプロが解説
「未経験でもゲームプランナーになれる?」未経験でゲームプランナーを目指している方は多いのではないでしょうか?結論、ゲームプランナーとして活躍することは可能です。今回は未経験でゲームプランナーに転職する方法やキャリアパス、求人などを解説します。
目次
未経験からゲームプランナーになるには
他業界・業種から転職
ゲームプランナーへの転職は、他業界や他職種からでも可能です。
未経験で転職を実現するためには、ゲームプランナーの仕事に関連するスキル・経験を強みとしてアピールする必要があります。
例えば以下のようなスキルです。
- ・プログラミングスキル
- ・マーケティングスキル
- ・UIの知見やデザインのスキル
- ・マネジメントスキル
前職でこれらの実務経験がある場合や、学習して身に付けているのであれば転職の際にアピールするのがおすすめです。
転職サイトから求人を探す
転職サイトには「未経験可」のゲームプランナー求人も多数掲載されているため、それらの求人を探しましょう。
気になる求人に好きなタイミングで応募できるため、自分のペースで転職活動を進められる点がメリットです。
ただし、転職サイトから求人に応募する場合は応募書類の書き方や、面接対策などのサポートは受けられません。
企業とのやり取りや、面接の日程調整なども自分で行う必要があるため、ある程度転職活動に慣れている方におすすめできる方法と言えるでしょう。
デバッカーからキャリアアップ
未経験でゲーム業界に携わる際、ファーストキャリアとしておすすめなのがデバッカーです。
制作会社によってはデバッカーからゲームプランナーへキャリアアップできるケースもあります。
業界未経験者は、まずは基礎知識や専門用語、ゲーム開発の流れなどを実務経験を通して見に付けることができる職種からのスタートもキャリア形成に役立つでしょう。
具体的な仕事内容や適性は、以下の記事で詳しく解説しています。
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- ご年齢:30代前半
- ご経歴:システムエンジニア⇒システムエンジニア
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未経験でゲームプランナーの選考を通過するためのポイント6選
続いてゲームプランナーの選考に通過するためのポイントを解説します。
身だしなみや話し方に気を配る
選考を通過するためには、面接での身だしなみや話し方に気を配りましょう。
ゲームプランナーに限らず、面接には清潔感のあるスーツ姿で臨むことが基本とされています。
企業によっては私服での面接を行っている場合もあるため、その場合は派手な服装や清潔感に欠ける服装は控えましょう。
また、服装だけではなく声のトーンや話し方によっても、相手に与える印象は大きく変わります。
普段よりも声のトーンを少し上げることで明るい印象を与えたり、遅すぎない・早すぎないペースで話すことで、落ち着いた印象も与えられるでしょう。
「正しい服装がわからない」「話し方に自信がない」という方は、転職エージェントへの相談をおすすめします。
転職エージェントなら面接対策や選考のアドバイス等のサポートを無料で行っています。
企業が見ているポイントを理解する
大前提として、企業がどのようなポイントに注目しているのか知っておきましょう。
企業が求めているのは「ゲーム業界や企業への理解」です。
特に、企業への理解の深さは志望動機に直結する部分ですので注意が必要です。
「なぜゲーム業界を志望しているのか」「なぜこの企業なのか」の2点は志望動機において最重要ポイントです。
ゲーム業界・応募先企業への熱意をアピールする
未経験からゲームプランナーになる場合は、ゲーム業界や応募先企業への熱意を伝えましょう。
採用する企業側としては、未経験者を採用するにあたって「すぐに辞めてしまわないか?」という不安を抱えていることも多いからです。
ただし、熱意をアピールする際に「とにかくゲームが好きです」と話しただけでは、説得力に欠けてしまいます。
より具体的に、ゲームプランナーになりたいと思った経緯や、なぜこの企業なのかという理由を重点的にアピールできるとよいでしょう。
企業の収益アップに貢献できることをアピールする
ゲームプランナーの選考を通過するためには、あなたが企業の収益アップに対して、貢献していけることをアピールする必要があります。
ゲーム会社の多くは、ゲームプランナーの業務を通して、企業の売り上げに貢献できる人材を求めているからです。
たとえば、過去に販売や営業などの業務を経験し、マーケティングやビジネスに関するスキルが身についているなら大きなアピールポイントとなるでしょう。
そのほかにも、数字を分析するスキルやコミュニケーション力などに自信があるなら、積極的にアピールしましょう。
企画書の作成に力を入れる
ゲームプランナーの選考では、「ゲームの企画書」の提出を求めれられるケースが多いです。
多くの企業は提出された企画書をもとに、ゲームプランナーとして働くための企画力や技術力よりも、応募者の熱意をチェックしている傾向があります。
そのため、提出する企画書はしっかりと作り込みましょう。
ただし、企画書の内容が10ページ以上にわたる膨大な量だと、確認する採用担当者に負担がかかってしまうため注意が必要です。
面接練習は入念に行う
ゲームプランナーの選考に通過するためには、面接練習を入念に行っておきましょう。
面接で話す内容が頭に入っていても、実際に面接の場で話す際に「うまく話せない」となってしまう可能性が高いからです。
「うまく話せない」という状況を避けるためには、実際の面接を想定した模擬面接のような練習を重ねることが重要です。
「練習方法がわからない」「模擬面接の機会がない」という方は、無料で面接対策が受けられる転職エージェントの活用もおすすめします。
ゲームプランナーの平均年収
ゲームプランナーの平均年収は約523万円
ギークリーの独自データによると、ゲームプランナーの平均年収は約523万円です。
日本の平均年収と比較すると高い傾向にあることと、給与幅が広いことが特徴です。
これはゲームプランナーとしての実力や実績が年収に反映されやすい事や、企業の規模差によって生じていると考えられます。
年代別の平均年収
各年代別の平均年収も、ギークリーのデータから解説します。
20代の平均年収は約500万円
20代ゲームプランナーの平均年収は約500万円で、ゲームプランナー全体と比較すると若干低い傾向にあることがわかります。ゲームプランナーは経験の有無で年収が大きく変わることが要因だと考えられるでしょう。
プロジェクト全体を統括する役割を担うことから、20代でできるだけ多くのプロジェクトに携わり、成功体験を積んで業務の幅を広げることが30代以降の年収アップに繋がります。
30代の平均年収は約520万円
30代ゲームプランナーの平均年収は約520万円で、およそ全体の平均値に到達するのがこの年代であることがわかります。
ゲームプランナーは年齢よりも実力が重視される傾向にあるため、いかに実績を残して来たかが30代からの年収を分ける点が特徴です。高い売上を残せるようなゲームを制作した実績によって年収が左右されます。
また、会社の規模もゲームプランナーの年収に影響します。
40代の平均年収は約550万円
40代ゲームプランナーの平均年収は約550万円です。実績の他に、ディレクション能力やコミュニケーションスキルの有無も影響します。
これまでの実績から業務の幅を広げるほかに、先述したゲームプランナーの上位職種であるディレクター職やリードプランナーのようなポジションへのキャリアアップが年収を上げるひとつの方法です。
また、実績が十分にあれば人気作を多数リリースしているより規模の大きな企業への転職も年収アップにつながるでしょう。
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未経験からゲームプランナーになるには資格は必要?
未経験からゲームプランナーに転職する際、資格は必須ではありません。
ゲームプランナーの面接では、資格よりもコミュニケーション力や企画力、業務への適正などが重視されるためです。
もちろん資格を持っていて不利になることはありませんが、資格を持っているからといって、採用・不採用を大きく左右することもないでしょう。
資格の勉強をしている間に転職のチャンスを逃してしまう可能性もあるため、資格取得よりも面接対策などの転職活動に力を入れることをおすすめします。
参考までに紹介すると、ゲームプランナーの業務に役立つ資格としては「MOS(Microsoft Office Specialist)」や「情報処理技術者試験」などが挙げられます。
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未経験者がゲームプランナーの面接で失敗しやすいポイント
ゲームプランナーの面接でよくある失敗として、上述の仕事内容や求人案件の年収の認識に相違がありスムーズに進まなかったというケースがあります。
また、多いものとしては以下3つが挙げられます。
・実務経験やスキルの棚卸しができていなかった
・「勉強させてください」という姿勢で面接に臨んでしまった
・逆質問の対策をしていなかった
それぞれ詳しく見ていきましょう。
実務経験やスキルの棚卸しができていなかった
面接の前にこれまでの実務経験や自身のスキルを整理できていないと、面接で失敗してしまう可能性が高いです。
ゲームプランナーの面接では、「これまでの経験やスキルをゲームプランナーの業務に活かせます」というアピールをすることが重要だからです。
経験の棚卸しができていないと的確なアピールができないため、面接官はあなたの魅力を把握しきれません。
そのため面接での質問に対する回答の準備だけではなく、これまでの経験を振り返り、アピールできるポイントの整理も必ず行いましょう。
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受け身の姿勢で面接に臨んでしまった
未経験からゲームプランナーを目指す人の中には、積極性をアピールしようとして「御社で勉強させてください」という姿勢で面接に臨んでしまう人がいます。
ところがゲームプランナーの中途採用を行う企業の多くは即戦力となる人材を求めているため、「勉強したい」という受け身の姿勢では採用されることは難しいでしょう。
面接官によっては、「勉強したいなら学校に通えばいいのでは?」と思われてしまうことも懸念されます。
上記のようなマイナス印象を与えないためには、未経験であっても「自身の経験を活かして応募先の企業に貢献できる」というアピールしましょう。
逆質問の対策をしていなかった
ゲームプランナーの面接では、多くの場合「最後になにか質問はありますか?」という逆質問の時間が用意されます。
この逆質問への対策をせず「特にありません」と回答してしまうと、面接官によっては「熱意や積極性に欠けるな」と思われてしまうことがあります。
そのため仕事内容や働き方、希望するポジションに関する質問などを事前に準備しておきましょう。
ただし、残業時間や年収などの質問ばかりをすると「待遇にしか興味がないのかな」と思われる可能性があるため、注意が必要です。
また、すでに面接で説明されている内容や、企業のホームページに記載されているような内容は質問しないようにしましょう。
【あわせて読みたい】逆質問について詳しくはこちらから⇓
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ゲームプランナーからのキャリアパスは?
シナリオディレクター
ゲームのシナリオ制作の工程における指揮官がシナリオディレクターです。
魅力的なゲームを制作するためには、ユーザーの需要を満たすシナリオが欠かせません。
シナリオディレクターはクライアントへのヒアリングを通して、ゲームのストーリー全体だけでなく、世界観やキャラクターの方向性を決める重要な役割を担います。
その内容に沿ったシナリオプロットを設計し、適したシナリオライターを選定・スカウトしたら、レギュレーションを作成してサポートやディレクションを行うのが仕事です。
またゲーム制作に携わる他部門との連携もシナリオディレクターの重要な役割です。
【あわせて読みたい】シナリオディレクターの仕事内容や求人例⇓
ディレクター
ゲーム制作において、現場を統括するのがディレクターです。
全体的な概要の責任者がゲームプロデューサーであるのに対し、制作の責任者がディレクターです。
制作のスケジュール調整や制作スタッフのフォロー、管理を担います。
さまざまなクリエイターと接する仕事であり、デザインやプログラムに対する深い知識があると円滑なコミュニケーションが取りやすくなるため、ゲームプランナーとしてのスキルが役立つでしょう。
制作スタッフや他部門と信頼関係を築くことで、ゲーム制作全体の進行をスムーズにできるのがディレクターです。
【あわせて読みたい】ゲーム業界での転職成功事例はこちらから⇓
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未経験でゲームプランナーの面接を受ける際は、実務経験の棚卸しができていなかったり、十分な熱意を伝えきれないと失敗してしまう可能性が高いです。
ゲームプランナーの選考に通過するためには、熱意のアピールはもちろん入念な面接対策が欠かせません。
また、企業によって選考や面接で重視されるポイントが異なるため、応募する企業に合った面接対策を行う必要があります。
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