【デザイナー職種図鑑】デザイナーの職種を紹介!平均年収や仕事内容も紹介します
「デザイナー」と一口に言っても、世の中には様々なデザイナー職種があります。そして、職種ごとに仕事内容、年収、求められるスキルは大幅に異なります。今回は、年々需要が高まっているIT/Web/ゲーム業界に関連した「デザイナー」について、具体的な仕事内容から向いている人の特徴まで徹底的にご紹介します。
目次
デザイナーには幅広い職種がある
身の回りにあるものを作るうえで欠かせない職業である「デザイナー」ですが、デザイナーと一口にいっても非常に幅広い職種が存在します。
例えば、身近で思い浮かびやすいのが洋服や靴などをデザインするファッションデザイナー。
おもちゃや文房具などの生活用品をデザインするプロダクトデザイナー。
家具や照明といった空間のインテリア全般を監修、担当するインテリアデザイナー。
この他にも、様々な業界で多くのデザイナーが活躍しています。同じ「デザイナー」でも、職種によってそれぞれ求められる役割も変わってくるでしょう。
今回は、その中でもIT/Web/ゲーム業界に関連したデザイナーの職種を詳しく紹介していきます。
IT/Web/ゲーム業界に関連したデザイナー5種
最新技術が私たちの生活の中で当たり前に浸透している現代では、IT/Web/ゲーム業界のデザイナーの需要は年々高まってきています。
どのような職種があるのか、仕事内容とともに紹介していきます。
Webデザイナー
Webデザイナーは、所属する企業やクライアントから依頼されたWebサイトのデザインを行います。
クライアントの目的やコンセプトを把握したうえで全体のレイアウトを決め、グラフィックソフトを使用してデザインを作成していきます。
そしてデザイン制作後には、HTMLやCSSを使用してコーティングを行い、ユーザーが使いやすいようなWebサイトを実際に組み上げていきます。
Webディレクターや他の職種とチームになり分業をして、1つのWebサイトを作成するケースもあるでしょう。
モバイル/ソーシャル/スマートフォンデザイナー
スマートフォンのアプリ全体などをデザインするお仕事です。
エンジニアやディレクターと協力しながらサービスを向上させるようなデザインを制作していきます。
iOSやAndroidアプリのUI改善、ユーザーの体験設計、デザイン観点からの企画提案など多岐にわたる業務を行います。
DTPオペレーター
DTPオペレーターは、デザイナーが作成した原案を基にパソコン上でデータを加工・修正して完成させ、実際に印刷ができる状態のデータを作る仕事です。
DTPは「Desk Top Publishing」の略で、印刷物作成にあたりパソコン上でほとんどの作業が完結できるになりました。
DTPデザイナーとは違い自分でデザインをすることはほとんどありませんが、会社によっては兼任している場合もありオペレーターもデザインを行うことがあります。
ゲームデザイナー
ゲームに登場するキャラクターやアイテム、背景、メニュー画面などゲーム上のあらゆるデザインを制作するのがゲームデザイナーの仕事です。
それだけでなく、ゲームの基本的な設計からシナリオの作成、ゲームのシステム構築などを担当するケースもあります。
現在はスマートフォンの普及やゲーム機の進歩により、幅広いスキルを持つゲームデザイナーが多く求めれています。
CG/グラフィックデザイナー
CGデザイナーもグラフィックデザイナーも、パソコン上で「Photoshop」や「Illustrator」などのツールを用いて画面上に絵や映像を制作することが仕事です。
CGデザイナーは映画やゲーム、建築物といった様々な業界で活躍しており、グラフィックデザイナーはポスターや広告、カタログなど紙媒体を扱っている場で活躍しています。
デザイナー職種の年収
弊社ギークリーの独自データで算出された、IT/Web/ゲーム業界に関連したデザイナー職種の平均年収は以下の通りです。
・Webデザイナー 407万円
・モバイル/ソーシャル/スマートフォンデザイナー 488万円
・DTPオペレーター 480万円
・ゲームデザイナー 502万円
・CG/グラフィックデザイナー 362万円
どの職種においても、担当する仕事内容の幅、所属する企業やフリーで活動するかによっても幅広く年収は変わってきます。
転職の際の企業選びや、キャリアチェンジでデザイナー職を目指す際の参考にしてみてください。
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デザイナーとして必要なスキルは?
デザイナーになるには、もちろんデザインに関わるスキルは必要になってきます。
しかし、デザイン以外の部分でも求められるスキルがなければ活躍することは難しいでしょう。
ここではデザイナーとして活躍するためのスキルを5つ紹介します。
デザインの知識
まず、デザインの知識はデザイナーに最低限求められるスキルです。
Webデザインにはある程度レイアウトや色彩設計などのセオリーがあるため、個性を発揮していく前にまずは基本的なデザイン知識を学ぶ必要があります。
最終的にはユーザーが魅力的に思えるものを制作することが大切なので、クライアントの要望に応えるためにもトレンドのデザインなどは把握しておきましょう。
コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルは、デザイナーに限らずどの職種においても重要なスキルです。
デザイナーの仕事では、クライアントとの念密な打ち合わせや一緒に作業するメンバーとの協力が必要不可欠です。
いくら高いデザインスキルを持っていたとしても、クライアントの要望を汲み取れなければ満足はしてもらえません。
常に周りとコミュニケーションを取れる能力は、仕事をするうえで必須になるでしょう。
ソフトウェアスキル
自分の理想とするイメージがあっても、基本的なソフトウェアの知識がなければ実現化できません。
ほとんどのWeb制作会社では「Photoshop」や「Illustrator」を標準ソフトとして使用しています。
まずは、最低限基本的な動作をしっかりと使いこなせるようにしましょう。
そしてコーディングを行うためのHTMLやCSSの知識も持っていると、業務の幅も広がり表現力もさらに上がっていくでしょう。
コンテンツへの理解
制作物1つ1つには、それぞれのコンセプトや目的があります。
自分が魅力的だと思うデザインを制作したところで、コンテンツを理解していなければユーザーの求めているものは制作できません。
優れたコンテンツであっても、デザイン1つで成果が左右されてしまうことも大いにあります。
コンテンツをしっかりと理解して、デザインの力でより魅力的に見せることがWebデザイナーの仕事なのです。
課題解決力
デザイナーとして活躍していくためには、課題解決力が最も重要と言ってもいいでしょう。
そもそもデザイナーの仕事は、デザインを通して課題解決や目的を達成することです。
クライアントの求めている課題は何かを把握するスキル、そして課題を解決するためには上記のスキルが必要になってきます。
デザイナーとしてステップアップしていきたいと思う方は、課題解決力を高めることで様々なキャリアの選択肢も増えるでしょう。
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デザイナー職種ごとに向いている人の特徴を紹介
では、どのような人がデザイナーに向いているのでしょうか。
職種ごとに向いている人の特徴を紹介します。
Webデザイナー
Web業界は流行の変化や使用するソフトの進化がとても激しいため、好奇心旺盛で自ら情報収集ができて、柔軟に対応できる人が向いています。
Webサイトは文字の大きさや写真の位置が少し変わるだけで大きく印象が変わるので、しっかりとこだわりを持って仕事ができる人におすすめです。
モバイル/ソーシャル/スマートフォンデザイナー
ユーザーの声をもとに改善提案を行っていくため、客観的な視点で分析ができる人が向いています。
デザインを作成するうえで市場調査などマーケティングに近い仕事をすることもあるため、常にアンテナを張って他のサービスにも興味を持てる人が求められるでしょう。
DTPオペレーター
DTPオペレーターの仕事は、ミリ単位の細かい調整など何度も単純作業を繰り返すことが多いです。
そのため集中力があり小さなミスにも気が付けるような人に向いています。
ゲームデザイナー
ゲームの制作では、現実にはない架空の設定や道具を作成することも多々あります。
プレーヤーをゲームの世界観に引き込むような想像力や表現力が必要です。そしてイメージを形にできるように技術力を学んでいける人が向いているでしょう。
何より自分自身ゲームが好きであることも大切です。
CG/グラフィックデザイナー
CG/グラフィックデザイナーになるには、新しいものを生み出すクリエイティブなセンスが必要です。
また、デザイン制作時にはクライアントの要望をしっかりと把握して情報整理が必要になるため、論理的な思考力がある人にはおすすめです。
自分が活躍できるデザイナーに転職しよう
世の中にはたくさんの「デザイナー」職種があります。
どのデザイナーも現代では必要不可欠ですが、職種や業界ごとに求められるスキルは大幅に変わってくるでしょう。
将来、自分が活躍できるような職種を選んでいくことが大切です。
自分が活躍できるデザイナー職種が何か分からない時は、転職エージェントへの相談がおすすめです。
プロのキャリアアドバイザーが、あなたのスキルや希望を踏まえてピッタリの職種を紹介してくれます。
無料でカウンセリングが受けられるので、デザイナーを目指したい方は是非一度相談してみてはいかがでしょうか。
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