1. HOME
  2. Geekly Media
  3. 組み込みエンジニア企業の年収ランキング|転職で年収を上げる方法も解説

組み込みエンジニア企業の年収ランキング|転職で年収を上げる方法も解説

「組み込みエンジニアの企業ランキングが知りたい」今回は組み込みエンジニア企業の年収ランキングを紹介します。大手ホワイト企業や年収アップにつながる転職のコツなども解説しますので、組み込みエンジニアとして年収アップしたい方はぜひ参考にしてみてください。

最終更新日:

  • twitter
  • facebook

組み込みエンジニア企業の年収ランキング

 

(参考:EDINET

 

組み込みエンジニア企業の年収ランキング上位5社と、それぞれが持つ独自の強みを解説します。

「ホワイト企業に転職したい」「年収アップ転職を実現したい」と考える方は、業界の年収ランキングを参考にし、より評価が高く安心して働くことができる組み込みエンジニア企業への転職を目指しましょう。

 

1位 株式会社キーエンス 2,182万円

 

組み込みエンジニア企業の年収ランキング1位は株式会社キーエンスで、2,182万円です。

キーエンスはセンサーや測定器、画像処理機器、計測機器といった工場の生産性を上げる機器を取り扱っています。

 

キーエンスの強み

キーエンスの最大の強みは「グローバルダイレクトセールス」と呼ばれる直販営業システムです。

グローバルダイレクトセールスは、代理店や販売会社を通さず、向上を実現する機器類をクライアントの元へ担当者が直接足を運び、課題や問題点を伺い、それに最適な提案を可能にします。キーエンスのグローバルダイレクトセールスは世界46ヵ国250拠点で展開しています。

 

2位 東京エレクトロン株式会社 1,413万円

 

組み込みエンジニア企業の年収ランキング2位は東京エレクトロン株式会社で、1,413万円です。

東京エレクトロンは半導体の製造装置をつくるグローバルリーディングカンパニーであり、プライベートブランド事業を確固たる地位において確立しています。

 

東京エレクトロンの強み

最大の強みは、半導体製造において必要なキープロセスの4つの工程である「成膜」「塗布・現像」「エッチング」「洗浄」全ての製品を展開している点です。自動化のシステムを構築し、ワンストップでこれらの工程を行っています。

研究開発への投資も1000億円を超えているため、さらなる成長が見込まれます。

 

エンジニア関連_年収アップ・職種解説

3位 ソニーグループ株式会社 1,085万円

 

組み込みエンジニア企業の年収ランキング3位はソニーグループ株式会社で、1,085万円です。

スマートフォンの普及などにより、急成長を続けるイメージセンサー市場においてシェアNo.1を誇ることから、企業価値の高さや今後の成長性が伺えます。

 

ソニーグループの強み

ソニーグループの最大の強み1つ目は、「巨大コングロマリット」である点です。コングロマリットとは複数の業種や事業展開を行う企業や企業グループの集合体のことで、収益の安定性を高めます。

2つ目は「イメージセンサー」です。イメージセンサーとはカメラのレンズ部分から取り込んだ光を電気信号に変換する半導体のことなどを指します。

 

4位 AGC株式会社 1,077万円

 

組み込みエンジニア企業の年収ランキング4位はAGC株式会社で、1,077万円です。

AGCは硝子業界において売上高ランキング1位を誇り、「健康経営優良法人~ホワイト500~」に4年連続で認定されるなど、優良企業でもあります。

 

AGCの強み

最大の強みはガラス事業を軸とした安定感のある収益基盤です。

また化学製品事業、高付加価値製品開発等に対しての投資も活発であり、将来的にも高い収益が見込めるビジネスモデルを創出しています。

 

5位 ルネサスエレクトロニクス 956万円

 

組み込みエンジニア企業の年収ランキング5位はルネサスエレクトロニクスで、956万円です。

ルネサスエレクトロニクスは車載向け半導体市場で高い占有率を誇ります。

 

ルネサスエレクトロニクスの強み

車載向け半導体において高いシェアを誇る点がルネサスエレクトロニクス最大の強みです。

AIを搭載した自動運転市場の発展やEV自動車市場が大きく発展していくと予想される中、ルネサスエレクトロニクスルが扱う自動車のエンジンに使われる半導体の量も比例して増加しています。

引き続き、企業価値の向上と高い成長率が期待される企業です。

 

IT人材1万人のデータで年収UP予想額がわかる「IT人材 年収診断」

 

 

仕事量が多いのに周りと比べて年収が低い、評価されにくくて給料が上がりにくい、転職したいけど今より年収が落ちないか不安、など、IT・Web・ゲーム業界で勤めている方にとって「年収」に関する悩みは多いですよね。

年収のことで悩んだら、一度ご自身の年収の現在地と年収アップ予想額を調べてみませんか?現在地から目指せる年収を知ることで、この先どうするか納得のいく決断ができるでしょう。

 

\ 簡単3分で適正年収が分かる! /

年収診断をしてみる

 

年収約120万円アップ!年収診断の利用から約2週間以内に転職成功した方の例

 

年収アップに成功したAさんの例
  • ご年齢:30代
  • ご経歴:プロジェクトマネージャー⇒アプリエンジニア
  • 勤務地:西日本⇒東京へ転職
  • 転職期間:2週間以内に転職成功

 

Aさんは、スピード転職に成功、かつ年収を約120万円アップすることに成功しています。

もともとアプリエンジニアとしてのご経験もお持ちで、年収診断を行った結果、同職種・同年代のボリュームゾーンより年収が下回っていることから年収を上げたいとお考えになり、転職で年収アップを成功させました。また、開発に携わりたいという希望も転職により叶えることができました。

 

【あわせて読みたい】転職で年収アップに成功した事例はこちら⇓

 

「IT人材年収診断」ご利用の流れ

 

「IT人材年収診断」は4つのステップで完結!

 

STEP1:以下のボタンから年収診断のページへ

 

STEP2:年収診断のページから氏名と連絡先を入力してスタート

 

STEP3:プロフィールと簡単な職務経歴を入力して診断

 

STEP4:ご自身の年収の現在地を把握

 

診断後は、年収が上がる求人や、ご希望に沿った求人のご紹介、IT職種を熟知したキャリアアドバイザーに転職の相談をすることもできます。是非一度、ご自身の年収の現在から年収アップ予想額を見てみてください。

 

\ 簡単3分で適正年収が分かる! /

年収診断をしてみる

 

 

組み込みエンジニアのホワイト企業の特徴5選

 

 

組み込みエンジニアとして、給与体系や働きやすい仕組みが整った優良企業に転職するためには、次のような条件を満たしているかどうかを判断材料にするとよいでしょう。

 

・平均年収が高い
・平均残業が少ない
・離職率が低い
・営業利益が成長している
・有給取得率が60%以上

 

以下、ホワイト企業と判断できるそれぞれの条件について詳しく解説します。

転職先企業選びの参考にする際には、自身の転職軸や価値観とマッチする条件を優先させることで、より満足度の高い転職につなげることができます。

 

平均年収が高い

 

平均年収の高さは、ホワイト企業の条件の1つです。冒頭では年収ランキングをご紹介しましたが、ホワイト企業は上位5社だけではありません。

Geekly(ギークリー)の調査では、組み込みエンジニアの平均年収は526万円です。

組み込みエンジニアの平均年収の特徴として、20代で400万円代、30代で500万円代、40代以降では600~700万円と、年代ごとに上がる傾向があります。

判断基準の1つとして、年代ごとの平均年収や組み込みエンジニア全体の平均年収を上回る企業は、ホワイト企業の可能性が高いでしょう。

 

平均残業が少ない

 

残業時間が少ないことも、優良企業の条件として参考にできます。

ホワイト企業に該当する条件として、月平均残業時間は20時間以下が基準です。

厚生労働省の調査では一般労働者の月平均残業時間は13.8時間で、これは平均の出勤日数が19.4日であることから1日あたりの残業時間は40分程度となります。

 

しかし民間の調査では平均残業時間は20~25時間ともいわれており、Geekly(ギークリー)のアンケート調査でもIT業界における1ヶ月あたりの残業時間は23.2時間という結果でした。

繁忙期などに限定されず常に30時間を超える場合では身体的な負担を感じることが増え、平均時間が45時間を超える場合はブラック企業の可能性が高いでしょう。

残業時間が少ないということは、業務が効率的に行われている証明であり、業績の安定にもつながるため、転職先を検討するにあたり参考にしたいポイントです。

(参考:厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和4年分結果確報」)

 

離職率が低い

 

社員の在籍年数が長い企業は、業績が安定していることや社内でのキャリアパスが確立されていること、労働条件が整っていることが期待できます。

参考となる離職率は、全産業の平均である15.0%、IT業界が該当する情報通信業の11.9%です。

転職先の離職率は、公的機関や就職四季報などを活用して過去3年程度まで遡って調べることをおすすめします。

離職率が極端に上昇している場合などは、その理由を確認しておく必要があるでしょう。

 

(参考:厚生労働省「-令和4年雇用動向調査結果の概況-」)

 

営業利益が成長している

 

組み込みエンジニアが活躍する組み込みソフトウェアをはじめ、近年需要が高まるAI、IoTなどの市場規模は拡大傾向です。

転職先企業の営業利益も右肩上がりで推移しているとホワイト企業の条件に該当するとみなせるため、現時点での営業利益だけでなく、四半期の決算がまとめられた決算短信に注目する必要があります。

平均年収が高い、福利厚生が整っているなどの好条件がそろっていたとしても、企業の先行きに安定がないと経営基盤に不安が残るため転職前の確認がおすすめです。

 

有給取得率が60%以上

 

有給取得率は、「有給休暇の取得日数計÷全従業員の有給休暇付与日数計×100(%)」で算出されます。

政府が有給取得率の向上を推進していることもあり、取得率は上昇傾向で、令和3年には日本全体で過去最高の58.3%となりました。

 

組み込みエンジニアが分類されるIT業界では、企業規模が大きいほど有給取得率が高い傾向があります。

ホワイト企業と判断するための有給取得率は60%を超えていることです。

転職前に企業の実情を把握するためには、転職エージェントを活用して情報収集することもおすすめです。

(参考:厚生労働省

 

また、転職市場における自分の市場価値を知りたい方は、以下のボタンから無料診断してみることもおすすめです。

 

\ 簡単3分で適正年収が分かる! /

年収診断をしてみる

簡単な情報を入力するだけで、IT人材1万人分のデータから

「同年代・同職種との年収比較」「IT人材全体との年収比較」

「年収アップ予想額」を分析します。

ぜひお気軽にご利用ください。

 

 

組み込みエンジニアとして転職で年収を上げるには

 

 

先ほど組み込みエンジニアの平均年収は526万円と解説しました。

自身の適性年収と比較して現在の年収が低い場合は、転職することで年収を上げられる可能性が高いでしょう。

年収アップ転職を実現するために大切なのは、先述した条件が揃った優良企業を選ぶことや、組み込みエンジニアとして需要の高いスキルを身につけキャリアアップすることです。

組み込みエンジニアとして年収1,000万円を実現できるのか、転職で年収を上げるための条件や必要なスキルについて解説します。

 

年収の高い優良企業に転職する

 

組み込みエンジニアとして年収を上げるためには、平均年収が高く優良企業の条件が揃った企業への転職がおすすめです。

ホワイト企業の代表的な特徴を5つ解説しましたが、条件にすべてマッチした企業でなくとも自分の価値観に合った企業を選択することも大切です。

年収アップを譲れない条件とするのであれば、残業時間や有給取得率などが条件をみたしていない場合の譲歩できる範囲を決めておくと良いでしょう。

転職軸を明確にするためには、自己分析や業界研究、企業研究の掘り下げが欠かせません。

 

また、年収を上げる転職のために必要な資格や強みを適切にアピールする方法など、IT特化型の転職エージェントのサポートを利用することもおすすめです。

応募書類の添削や自己研鑽のアドバイス、優良でホワイトな非公開求人の紹介なども行えるため、年収を上げるための転職活動を効率的に進められるでしょう。

 

【あわせて読みたい】IT業界のホワイト企業ランキングはこちら⇓

 

IoT分野に携わる

 

IoTの市場拡大に伴い、組み込みエンジニアの需要が増しています。

発展中の分野に注力する企業は営業利益も増加傾向にあることが多く、成長が見込める会社に転職することで、組み込みエンジニアとしての将来性も期待できるでしょう。

 

モノとインターネットを繋ぐ技術は今後ますます進歩し、新たにIoT化する製品の登場や、IoT化を前提とした製品が誕生することも考えられます。

IoT分野に携わることで、組み込みエンジニアとしての市場価値を高めることにもつながり、キャリアアップも実現可能です。

 

AI(人工知能)の開発分野に携わる

 

AI(人工知能)の活用はさまざまな分野で進んでいる一方で、依然として改善点や課題が多いことも実情です。

日本だけでなく世界において、AI市場規模は引き続き拡大することが予想されているため、AIの知見を身につけることは組み込みエンジニアとしての将来性を高めるでしょう。

組み込みエンジニアとしてキャリアアップしたい方、グローバルに活躍したい方は特に、AIの開発分野に携わり実績を積むことをおすすめします。

 

産業用ロボットを始め、監視カメラや自律型ドローンや防犯カメラ、スマートフォンなどの日常的な機器まで、AIの開発を手掛ける企業の領域は広がっているため、強みを活かすことができれば転職で年収アップを実現しやすいでしょう。

 

IT業界に強い転職エージェントを活用する

 

組み込みエンジニアとして転職で年収を上げる有効な方法は、より条件のよい優良企業を選択し、キャリアアップを図ることです。

そのためにはIT特化型の転職エージェントを活用することをおすすめします。

組み込みエンジニアはIoTやAIといったIT業界のなかでも最新技術に携わる機会が多い職種であり、総合型転職エージェントよりも業務内容や適切なアピール方法を心得たキャリアアドバイザーが有用です。

IT特化型転職エージェントであれば、業界の動向や企業の公式ホームページでは公開されていない内情を把握しているだけでなく、転職を成功させるためのノウハウも保有しています。

 

転職で年収アップやキャリアアップを実現したい方は、より的確なサポートを受けながら効率的に転職活動を進めるためにも、IT業界に強い転職エージェントを活用しましょう。

 

\ IT転職のプロが無料でサポート! /

キャリア相談をしてみる

 

 

組み込みエンジニアに将来性はある?

 

 

組み込みエンジニアは、必要な知識の幅が広いことや企業によっては残業が発生しがちであることから「やめとけ」といわれることも多い職種です。

また、将来性については「オワコン」という意見を目にすることも多いでしょう。

しかし実際は、今後需要が拡大する見込みのある領域を担うことや、人材が足りていないなどの背景から、組み込みエンジニアは将来性が高く転職で年収アップを実現できる見込みがある職種です。

以下、組み込みエンジニアの将来性が高いとされる理由について解説します。

 

loT、AIの需要が高い

 

IoTやAIは急速な発展に伴いさまざまな分野で応用が進められるにつれ、日常生活に不可欠な技術になりつつあります。

近年IoTはビッグデータの活用や5Gの普及により成長していますが、その背景にあるのはAIの発展です。

IoTデバイスが得たデータの活用は、現在発展途上であるAIが進化することでより広まるでしょう。

 

いずれも将来性の高い技術であり、今後も需要は拡大すると見込まれていることから、成長産業分野に欠かせない役割を担う組み込みエンジニアとしてのキャリアは、IT業界での市場価値を高めることが期待できます。

組み込みエンジニアとして将来性の高い事業に携わることで、キャリアアップを実現しやすく、高年収も得やすいです。

 

人手不足のため需要が高い

 

現在組み込みエンジニアとして活躍する人材の多くが40~50代であることから、若年層の需要は高い傾向です。

若年層の新規参入者が少ない理由には、「組み込みエンジニアはやめとけ」「オワコン」という意見が散見されることが挙げられます。

そういった意見の背景にあるのは、組み込みエンジニアが習得しなければならないスキルが広範囲であること、用いるプログラミング言語の難易度が高いことなどです。

 

しかしその反面、組み込みエンジニアに必要な技術の一部を別の職種ですでに習得している方や、関連資格を取得済みの方は転職を成功させる大きなアドバンテージになるでしょう。

需要の高さに反して人材が不足していることから、これまでのキャリアを活かして組み込みエンジニアに転職することで、年収を上げることができる方もいらっしゃいます。

今後のキャリアプランと照らし合わせ、理想とするキャリアを実現しやすい企業に転職することが大切です。

 

エンジニア関連_年収アップ・職種解説

年収アップ転職はIT専門エージェントに相談しよう

 

 

組み込みエンジニアは需要が高い職種であり、転職することでキャリアアップや年収アップ実現が期待できます。

そのためには、条件にマッチした優良企業を選択することが大切であり、自分の強みを評価してもらえる企業探しはIT特化型の転職エージェントのサポートを受けることをおすすめします。

 

「開発経験を活かして組み込みエンジニアにキャリアアップしたい」

「IT業界で転職して年収を上げたい!」

「もっと将来性の高い会社で働きたい!」

 

などのキャリアのお悩みは是非、「IT・Web業界の知見が豊富なキャリアアドバイザー」にご相談ください!

IT特化の転職エージェントのGeekly(ギークリー)なら、専門職種ならではのお悩みも解決できる専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングから入社後まで完全無料で全面サポートいたします!

転職しようか少しでも悩んでいる方は、お気軽に以下のボタンからご相談ください。

 

\ IT転職のプロが無料でサポート! /

キャリア相談をしてみる

この記事の監修者

【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

この記事が気に入った場合は、
SNSでシェアをお願いします

あわせて読みたい関連記事

この記事を読んでいる人におすすめの記事