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エンジニアとしてキャリアアップする方法|転職成功事例も紹介 

エンジニアとしてキャリアアップを目指したくても、現職ではルーティンワークが多く叶えられない、今の業務からどうやってキャリアアップしていくのかイメージができないと悩む方も多いのではないでしょうか?本記事ではエンジニアとしてキャリアアップしていくためのプランの立て方や、必要なスキルについて解説します。

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エンジニアがキャリアアップするにはキャリアプランが重要

 

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まずは、キャリアプランとは何かについて具体的に解説します。

 

キャリアプランとは?

 

キャリアプランとは、将来的にどのような仕事や働き方をしたいかを具体的に計画することであり、単に職歴を積み重ねるのではなく、将来の理想像を実現するための中長期的な行動計画を指します。

キャリアプランを立てることで自分の目指すべき方向性が明確になるため、必要なスキルや経験を逆算して計画的に積み上げることが可能です。

 

キャリアの棚卸をして自分の強み・弱みを把握

 

キャリアの棚卸とは、これまでの職務経験やスキルを時系列で整理し、自分の強みや弱みを明確にする作業のことです。

過去の業務内容や成果を詳細に書き出し、それぞれの業務に対する取り組み姿勢や得られた成果を振り返ることによって、自分がどのような状況で力を発揮できるのか、またどのような状況で苦手意識を感じるのかを明確にすることができます。

自分の強みを活かせる職場や役割を見つけやすくなるうえ、転職活動や昇進の際に的確な自己PRができるでしょう。

 

【合わせて読みたい】自己分析に使えるキャリアプランシートはこちら⇓

 

目指したいエンジニア像を固めよう

 

エンジニアとしてのキャリアを築く上で、目指したいエンジニア像を明確にすることは非常に重要です。

目指すエンジニア像が固まれば、それに向けて必要なスキルや経験を計画的に積み上げることができるうえに、目標を持つことで日々の業務に対するモチベーションも高まり、自己成長にも繋げることができます。

エンジニアとしてのキャリアを成功させるためには、明確なビジョンを定めて計画的なスキルアップを進めましょう。

 

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エンジニアのキャリアアップで悩んだときに考えるべきこと3つ

 

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エンジニアのキャリアアップで悩んだ際は、以下の3つを考えるようにしましょう。

 

「インフラ」もしくは「開発」のどの道に進むか

 

エンジニアとしてキャリアアップを考える際、まず重要なのは「インフラ」もしくは「開発」のどちらの道に進むかを決めることです。

インフラエンジニアは、サーバーやネットワーク、データベースなどのIT基盤を支える役割を担います。

クラウド技術の進展によりインフラエンジニアの需要は高まっており、特にセキュリティや仮想化技術に精通したスペシャリストは転職市場においても引く手あまたです。

一方、開発エンジニアは、ソフトウェアやアプリケーションの設計・実装を行うエンジニアです。

フロントエンド・バックエンド・フルスタックなど様々な分野があり、AIやWebサイトといった旬の領域を担う開発エンジニアは高い将来性が期待できます。

自分の興味や得意分野、将来のキャリアビジョンに基づいて、どちらの道が自分に適しているかを慎重に検討することが重要です。

 

「マネジメントに携わる」か「技術を極めるスペシャリスト」のどちらになるか

 

エンジニアとしてキャリアを積む中で、「マネジメントに携わる」もしくは「技術を極めるスペシャリストになる」のいずれかを選択することも重要です。

マネジメント職は、プロジェクトの進行管理やチームの統率、人材育成などを担当し、組織全体のパフォーマンス向上に寄与します。

プロジェクトマネージャー(PM)やプロダクトマネージャー(PMO)などを経て、マネジメント経験を活かし経営層へのステップアップも考えられるでしょう。

一方、スペシャリストは特定の技術分野に深く精通し、その専門知識を武器に市場価値を高める人材のことです。

セキュリティエンジニアやクラウドエンジニアなど、スペシャリストとして専門性を磨くことで、希少価値を高め高収入を目指せます。

自分の性格やキャリアビジョンに合わせて、どちらの道が自分にとって最適かを見極めることが大切です。

 

【合わせて読みたい】エンジニアとして管理職になりたくないときの解決法はこちら⇓

 

 

「組織で働く」か「業務委託・フリーランス」で働くか

 

エンジニアのキャリアパスには、「組織で働く」か「業務委託・フリーランスで働く」という選択肢もあります。

組織で働く場合、安定した給与や福利厚生、キャリアパスの明確さが魅力です。とくに大企業では、研修制度やキャリア支援が充実しており、長期的なキャリア形成がしやすい環境が整っています。

一方、業務委託やフリーランスとして働く場合は自由度が高く、自分のペースで仕事を進めることが可能です。プロジェクトごとに契約を結び、報酬も自分で設定できるため、スキル次第で高収入を得られるでしょう。

どちらの働き方が自分に合っているかを検討する際には、自分のライフスタイルやキャリアビジョンと照らし合わせるとよいでしょう。

 

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【IT人材 キャリアパス診断】でキャリアアップのロードマップを見てみよう

 

 

自分が将来どうなりたいのか定まっていない、キャリアプランはあるが転職するべきか迷うなど、キャリアプランやキャリアパスの悩みは尽きないですよね。

ギークリーの「ChatGPT キャリアパス診断」は、簡単な情報を入力するだけで、現在の職種からどのようなキャリアを目指せるのか診断することができます。

診断後は、将来のキャリアやビジョンがイメージしやすくなるので、自分に合うキャリアや働き方を見つけることもできます。自分のキャリアについてお悩みの方は、是非お気軽にご利用ください。

 

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希望のキャリアに転職!診断利用から約1か月で転職成功した方の例

 

希望のキャリアに転職成功したAさんの例
  • ご年齢:30代前半
  • ご経歴:ネットワークエンジニア⇒システムエンジニア
  • 転職期間:1ヶ月ほどで転職成功

 

Aさんは元々介護業界に従事していましたが、IT化の遅れを実感しIT業界へ転職しました。

システム開発を希望して前職である企業に入社したものの、インフラ寄りの保守運用しか実施できず転職を希望されました。

 

入社後に思い描いていた業務とのギャップを感じてしまったAさんですが、キャリアパス診断によって自分が目指したいキャリアを確信し、診断から1ヶ月ほどでシステム開発エンジニアへ転職、年収は約60万円アップすることに成功しました。

 

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「ChatGPT キャリアパス診断」ご利用の流れ

 

「ChatGPT キャリアパス診断」は4つのステップで完結!

 

STEP1:以下のボタンからキャリアパス診断のページへ

 

STEP2:キャリアパス診断のページから氏名と連絡先を入力してスタート

 

STEP3:診断結果画面にてあなたのキャリアパスを確認

 

STEP4:キャリアアドバイザーがより詳細な疑問やお悩みを解決!

 

診断後にさらに具体的な悩みが出てきた場合は、市場動向や技術トレンドを網羅したIT専門のキャリアアドバイザーがあなたに合ったアドバイスをいたします。

たった3分ほどで診断できるので、ぜひ一度ご自身のキャリアパスを診断してみてください。

 

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エンジニアとしてキャリアップを叶えられる職種一覧

 

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ここからは、どの職種にキャリアを進めるべきか悩んでいる方向けに、エンジニアとしてキャリアアップできる職種を一覧でご紹介します。

 

システムエンジニア編

 

組み込みエンジニア

組み込みエンジニアは、スマートフォンや小型家電製品、ネットワークシステム、産業機器などに搭載される制御システムを設計・開発する仕事です。

Geekly(ギークリー)独自のデータによると、組み込みエンジニアの平均年収は約570万円であり、年齢にともない、高いスキルを習得することで年収が上がる傾向があります。

組み込みエンジニアには、ハードウェアとソフトウェアの両方の知識や、C言語、アセンブリ言語などのプログラミングスキルが必要で、「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」「組込みソフトウェア技術者(ETEC)」などの資格を取得することでキャリアアップに役立ちます。

 

【合わせて読みたい】組み込みエンジニアへの転職に必要なスキルはこちら⇓

 

システムエンジニア

システムエンジニア(SE)は、ITシステム開発における上流工程である設計・開発を主に担当するエンジニアです。クライアントの要件をヒアリングしてシステムの要件定義を行い、基本設計や詳細設計を作成します。

Geekly(ギークリー)独自のデータによると、システムエンジニアの平均年収は約593万円です。

プログラミングスキルやシステム設計の知識だけでなく、クライアントとのコミュニケーション能力や問題解決能力も求められます。「基本情報技術者試験」や「応用情報技術者試験」を取得することでキャリアアップに役立てられるでしょう。

 

【合わせて読みたい】システムエンジニアの年収ランキングはこちら⇓

 

アプリケーションエンジニア

アプリケーションエンジニアは、業務用アプリケーションやWebアプリケーション、スマートフォンアプリケーションなど、さまざまなアプリケーションソフトウェアの開発を担当するエンジニアです。

アプリケーションエンジニアの平均年収は約550万円とされています。

アプリケーションエンジニアには、プログラミングスキルやシステム開発の知識に加え、クライアントとの要件調整やプロジェクト管理能力も必要です。「ITパスポート」や「C言語プログラミング能力認定試験」などの資格が業務に役立ちます。

 

【合わせて読みたい】アプリケーションエンジニアへの転職に必要なスキルはこちら⇓

 

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Webエンジニア編

 

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、Webサイトやアプリケーション開発においてユーザーが直接触れる部分を設計・開発するエンジニアです。HTML、CSS、JavaScriptなどの言語を用いて、ユーザーインターフェース(UI)を構築します。

フロントエンドエンジニアには、HTML・CSS・JavaScriptの知識はもちろん、ReactやVue.jsなどのフレームワークの理解も重要です。

フロントエンドエンジニアの平均年収は約600万円で、年収アップにはマネジメント経験やデータベース設計スキル、またバックエンドの知識やデザイン知識といったプラスアルファのスキルが求められます。

多様化する顧客層にマッチしたUI構築には高いスキルが必要とされるため、「HTML5プロフェッショナル認定試験」や「Webクリエイター能力認定試験」などの資格を取得することでキャリアアップの道が開けるでしょう。

 

【合わせて読みたい】 フロントエンドエンジニアの仕事内容や年収はこちら⇓

 

バックエンドエンジニア

バックエンドエンジニアは、Webサイトやアプリケーション開発においてユーザーから見えない部分を設計・開発するエンジニアです。サーバーサイドのプログラミング、データベースの設計・管理、APIの開発などを担当します。

Geekly(ギークリー)独自のデータによると、バックエンドエンジニアの平均年収は509万円で、年代が上がるごとに年収も上がる傾向であり、身に付けるスキルによってより上位職種を目指すことも可能です。

バックエンドエンジニアに求められるスキルは、プログラミング言語の習得やデータベース管理(SQL、NoSQL)、セキュリティ対策など多岐にわたります。

「CCNA」や「Python3エンジニア認定基礎試験」などの資格を保有していると、キャリアアップに有利に働くでしょう。

 

【合わせて読みたい】 バックエンドエンジニアの年収はこちら⇓

 

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インフラエンジニア編

 

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、企業や組織のネットワークインフラを設計・構築・運用・保守する専門職です。ルーターやスイッチ、ファイアウォールなどのネットワーク機器を設定し、ネットワークの安定稼働を確保します。

Geekly(ギークリー)独自のデータによると、ネットワークエンジニアの平均年収は約457万円です。

ネットワークエンジニアには、TCP/IPやOSI参照モデルなどのネットワークプロトコルに関する深い知識が求められます。

「ネットワークスペシャリスト試験(NW)」や「シスコ技術者認定」などの資格を取得するほか、ネットワークエンジニアとして培った汎用性の高い知識・スキルを活かした豊富なキャリアパスによって年収アップを実現することが可能です。

 

【合わせて読みたい】 ネットワークエンジニアの転職事情はこちら⇓

 

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、サーバーの設計・構築・運用・保守を担当するエンジニアです。主な業務は、サーバーOS(Linux、Windows Serverなど)のインストールや設定、サーバーの監視、障害対応、セキュリティ対策などが挙げられます。

Geekly(ギークリー)独自のデータによると、サーバーエンジニアの平均年収は450万円で、サーバーOSやミドルウェアのほか、近年急速に需要が拡大している仮想化技術、クラウドサービスに関する知識を身に付けることでキャリアアップが可能です。

「Oracle Master」「CCNA」「Linuc」などの資格取得によって、キャリアの選択肢を広げることにつながるでしょう。

 

【合わせて読みたい】 サーバーエンジニアの年収はこちら⇓

 

データベースエンジニア

データベースエンジニアは、データベースの設計・構築・運用・保守を担当するエンジニアです。データベースのスキーマ設計、インデックスの最適化、クエリのチューニング、バックアップ・リカバリの計画と実行などが主な業務として挙げられます。

Geekly(ギークリー)独自のデータによると、データベースエンジニアの平均年収は約590万円で、20代から日本の給与所得者全体の水準よりも高年収が期待できる点が特徴です。

エンジニア全体のなかでも、膨大なデータを情報資産として残す役割を担う職種として需要が高く、SQLやNoSQL、データベース管理システム(DBMS)に関する深い知識が求められます。

「MySQL認定資格」や「オラクルマスター」などのデータベースに関する資格を取得することや、データ分析、セキュリティ、クラウド、システム開発などを網羅したスキルを磨くこと、マネジメント経験を積むことでキャリアアップに繋げられるでしょう。

 

【合わせて読みたい】 データベースエンジニアの将来性はこちら⇓

 

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、企業や組織のITシステムのセキュリティを確保するための専門職のことで、多くの業界で特に需要が高まる職種の1つです。

セキュリティポリシーの策定、脆弱性診断、侵入検知システム(IDS)や防御システム(IPS)の導入・運用、セキュリティインシデントの対応などを担います。

Geekly(ギークリー)独自のデータによると、セキュリティエンジニアの平均年収は約540万円です。

セキュリティエンジニアには、ネットワークセキュリティ・アプリケーションセキュリティ・暗号技術などに関する深い知識に加え、常に進化するサイバー攻撃やセキュリティインシデントを防ぐための情報収集力やスキルを磨き続ける自己研鑽力が欠かせません。

「情報処理安全確保支援士試験」や「CCNA」などの資格を取得すると、キャリアアップに役立つでしょう。

 

【合わせて読みたい】 セキュリティエンジニアに向いている人はこちら⇓

 

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアは、クラウド環境の設計・構築・運用・保守を担当するエンジニアです。

AWSやAzure、Google Cloud Platform(GCP)などのクラウドサービスを利用して、インフラの構築やアプリケーションのデプロイ、スケーラビリティの確保、コスト管理などを行います。

厚生労働省の調査によると、クラウドエンジニアの平均年収は660万円で、ITエンジニア全体のなかでも高い水準です。その背景にはクラウドサービスの普及とクラウドエンジニアの希少性が挙げられるでしょう。

クラウドプラットフォームに関する深い知識や、インフラストラクチャ・アズ・コード(IaC)などの自動化技術など、クラウドエンジニアには新しい技術に関する高い知識が求められます。

キャリアアップを目指すなら、「Google Cloud認定資格」や「マイクロソフト認定 Azure試験」などの資格取得やJavaやPhysonなどのプログラミングスキル習得がおすすめです。

(出典:厚生労働省『職業情報提供サイト jobtag システムエンジニア(基盤システム)』)

 

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その他エンジニア職種

 

社内SE

社内SEは、企業内部のITシステムの設計・開発・運用・保守を担当するエンジニアで、主な業務は、社内の業務効率化を図るためのシステム導入や、既存システムの改善、トラブルシューティングなどです。

Geekly(ギークリー)独自のデータによると、社内SEの平均年収は約580万円ですが、年収1,000万円以上を実現する方もいます。

社内SEには、幅広いIT知識とともに、業務プロセスの理解やコミュニケーション能力が求められます。社内の各部門と連携しながら業務を進めるため、調整力や問題解決能力も重要です。

 

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セールスエンジニア

セールスエンジニアは、技術的な知識を活かして営業活動をサポートするエンジニアです。クライアントに対して製品やサービスの技術的な説明を行い、導入の提案や問題解決を支援します。

セールスエンジニアの平均年収は400〜1,200万円と幅広い点が特徴であり、扱う製品・サービスにより変わるため、転職の際は業界選定や企業選定が重要です。

製品やサービスに関する深い知識とともに、営業スキルやコミュニケーション能力が必要とされるセールスエンジニアには、高い実績が必要です。また、企業の評価制度と自身の市場価値がしっかりとマッチしていることも欠かせません。

「基本情報技術者試験」や「応用情報技術者試験」などの資格を取得すると、キャリアアップを有利に進められるでしょう。

 

【合わせて読みたい】 セールスエンジニアに必要なスキルはこちら⇓

 

フルスタックエンジニア

フルスタックエンジニアは、システム開発の全工程を担当できるエンジニアです。フロントエンド開発・バックエンド開発・インフラ構築・データベース管理など、幅広い技術領域をカバーします。

Geekly(ギークリー)独自のデータによると、フルスタックエンジニアの平均年収は450万〜1,000万と幅広く、実力によって年収に大きな差が生じているようです。

フルスタックエンジニアには、複数のプログラミング言語やフレームワーク、フロントエンドとバックエンド、OS、ミドルウェアの知識、クラウドサービスの知識に加えてマネジメントスキルも求められます。

キャリアアップを目指すなら、「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」「ITパスポート」などの基本的なIT資格はおさえておきましょう。

 

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ブリッジSE

ブリッジSE(システムエンジニア)は、国内外の開発チーム間の橋渡し役を担うエンジニアです。

海外の開発チームと日本のクライアントや開発チームとの間で、要件定義や仕様調整、進捗管理などを実施します。

ブリッジSEの年収平均は30代前半で約700万円とされていますが、個人のスキルや企業によっては1,000万円を実現する方もいらっしゃいます。

ブリッジSEには技術的な知識に加え、語学力や異文化理解、コミュニケーション能力が求められ、「プロジェクトマネージャー試験」や「PMP資格」を保有し高い能力を客観的に証明することで、キャリアアップの可能性を高めることができるでしょう。

 

【合わせて読みたい】 ブリッジSEの将来性についてはこちら⇓

 

データサイエンティスト

データサイエンティストは、ビッグデータを分析し、ビジネスに役立つ知見を抽出するエンジニアです。データの収集・整理・分析を行い、統計学や機械学習の手法を用いてデータから価値を引き出します。

Geekly(ギークリー)独自のデータによると、データサイエンティストの平均年収は570万円です。これはIT業界のなかでも高い水準であり、その理由は統計学や数学に関する非常に専門性の高い知識と高度なスキルが求められるためでしょう。

また、求人数も右肩上がりで増加傾向です。

データサイエンティストには、Python、Rなどのプログラミングスキル、データベース管理、統計学や機械学習の知識と、それらを証明する「E資格」「G検定」「統計検定」などを取得することで、キャリアアップに繋げられるでしょう。

 

【合わせて読みたい】 データサイエンティストの年収事情はこちら⇓

 

品質管理エンジニア(QAエンジニア)

品質管理エンジニア(QAエンジニア)は、ソフトウェアやシステムの品質を確保するためのテストや検証を行うエンジニアです。

Geekly(ギークリー)独自のデータによると、QAエンジニアの平均年収は400〜500万円です。

ソフトウェア開発プロセスの理解やテスト自動化ツールの使用経験、問題解決能力が必要とされる職種であり、さらにUI/UXの知識やセキュリティに関する知識を身に付けることで上位職種へのキャリアアップを目指すことができるでしょう。

また、「IT検証技術者認定試験」「JSTQB認定テスト技術者資格」などの品質管理に関する資格が市場価値向上に役立ちます。

 

【合わせて読みたい】 品質管理エンジニア(QAエンジニア)の年収・仕事内容はこちら⇓

 

プロジェクトマネージャー(PM)

プロジェクトマネージャー(PM)は、ITプロジェクトの計画・実行・監視・完了を管理するエンジニアです。プロジェクトのスケジュール管理やリソース管理、リスク管理などを実施します。

Geekly(ギークリー)独自のデータによると、プロジェクトマネージャーの平均年収は約600万円ですが、年齢や実績によって差が生じる点が特徴です。多くの経験を積み、複数のプロジェクトを兼任することによってさらに高年収が期待できます。

プロジェクトマネージャー(PM)には、プロジェクト管理手法(アジャイル、ウォーターフォールなど)の知識やリーダーシップ、問題解決能力が必要です。

また、「プロジェクトマネージャ試験」を取得すると、ITスキルや経営・戦略のスキルをアピールしてキャリアアップを目指せます。

 

【合わせて読みたい】 PMに向いている人についてはこちら⇓

 

プロダクトマネージャー(PdM)

プロダクトマネージャー(PdM)は、製品やサービスの企画・開発・運用を統括するエンジニアで、製品のビジョン策定・ロードマップの作成・開発チームとの連携・マーケットリサーチ・ユーザーのフィードバック収集などが主な業務として挙げられます。

プロダクトマネージャーの平均年収は約500万円とされていますが、スキル・経験によっては提示年収が1,000万円の求人に応募することも可能です。

プロダクトマネージャーには、製品開発プロセスの理解やマーケティング知識、リーダーシップ、コミュニケーション能力が求められます。近年IT業界では、複合的なスキルを保有する人材に需要が集まる傾向があるため、積極的に新しい知識を習得できるほど将来性も高まるでしょう。

 

【合わせて読みたい】 プロダクトマネージャー(PdM)の年収や仕事内容はこちら⇓

 

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エンジニアがキャリアアップするために必要なこと

 

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エンジニアがキャリアアップをするためには、以下の3つを守ることが大切です。

  • ・自主的に学びスキルを身に着けていく
  • ・ある程度裁量がありチャレンジしやすい環境(職場)を選ぶ
  • ・マネジメントにも挑戦してみる

以下、それぞれ具体的に解説します。

 

自主的に学びスキルを身に着けていく

 

エンジニアがキャリアアップを目指すためには、自主的な学習の継続が不可欠です。

IT業界は技術革新のスピードが非常に速く、新しい技術やツールが次々と登場するため、現状のスキルに満足せず、常に最新の情報をキャッチアップし続けることが重要です。

自主的な学習方法としては、書籍やオンラインコース、セミナーや勉強会への参加が挙げられます。また、実際のプロジェクトで新しい技術を試すことも、実践的なスキルを身につけるためのよい方法です。

自主的な学習を続けることで、エンジニアとしての市場価値を高めることができ、キャリアアップの機会を増やせるでしょう。

 

【合わせて読みたい】自社アンケート調査!IT人材の自己研鑽の実態についてはこちら⇓

 

ある程度裁量がありチャレンジしやすい環境(職場)を選ぶ

 

エンジニアがキャリアアップを目指す際には、職場環境の選択も重要な要素です。

裁量がある職場では、自分のアイデアや提案を実行に移しやすく、新しい技術や手法を試す機会が多くなるため、チャレンジしやすい環境を選ぶことでキャリアの成長に大きく影響します。

実践的なスキルを身につけることができ、自己成長を実現しやすいでしょう。

 

マネジメントにも挑戦してみる

 

エンジニアとしてキャリアアップを目指す際には、マネジメントへの挑戦も視野に入れることをおすすめします。

中堅エンジニアになると、現場のプレーヤーとしての役割だけでなく、プロジェクトマネジメントやチームリーダーとしての役割が求められることが増えるでしょう。

マネジメントに挑戦することで、エンジニアリングに対する視野が広がり、技術的なスキルだけでなく、リーダーシップやコミュニケーション能力も向上させることができます。

チーム全体のパフォーマンスを最大化し、プロジェクトの成功に貢献した経験は転職市場でも高く評価されるため、キャリアの選択肢も広がります。

 

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キャリアアップで悩んだらIT転職のプロに相談してみよう

 

 

エンジニアにとって、キャリアプランを明確にすることで習得すべきスキルや選択するキャリアが異なるため、できるだけ早い段階でキャリアプランを構築することが望ましいです。

具体的なキャリアプランを設定し、自分に合った職種でキャリアアップを目指しましょう。

キャリアアップに悩んだら、IT転職のプロに相談することがおすすめです。

転職エージェントの無料相談などを利用すれば、キャリアの可能性に気づき、広げることができるでしょう。

 

IT・Web・ゲーム業界の転職に強い転職エージェントのGeekly(ギークリー)では、求人情報や企業の情報を多数保有しているだけでなく、キャリアアップのサポートも行っています。

ご自身のキャリアの可能性を知りたい方、理想のキャリアプラン実現に興味がある方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

 

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この記事の監修者

【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

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