マッチングってどんなビジネス?その種類や代表的なサービスについて紹介します
「マッチングビジネス」ときいてどのようなビジネスなのか説明することができますか?今回は「マッチングビジネスがそもそも何か」「どういったビジネスモデルなのか」について種類や仕組みについて解説します。転職を検討している人は、マッチングビジネスを扱う企業も視野に入れるのも1つの手です。参考していただけますと幸いです。
目次
マッチングビジネスの特徴
マッチングビジネスとは「ある課題を解決したい人(企業)」と「その課題に対して解決できるサービス提供できる人(企業)」をマッチングさせるサービスとなります。
例えば、システム開発やホームページ作成をしたい人(企業)がいるとします。マッチングサービスを活用することでそれを担ってくれる人を探すことができます。反対に仕事を探している人は、自ら営業活動をしなくても、マッチングサービスを通して仕事を受注できます。
マッチングサイトの主な利用の順序は以下の通りです。
①マッチングサイトに掲載を申込する
②サイト上の掲載ページ作成する
③案件が発生する
④案件を見付けた受注者がお問い合わせを行う
⑤受注者と商談する
⑥条件が合えば契約成立
サービス利用のための料金形態に関しては、サイトによってさまざまです。
無料でできるサイト、報酬が契約金額の20%を手数料として取られるサイト、月々の契約費用を支払うサイトなど、形態にはいろいろな種類があります。
マッチングビジネスの報酬形態
掲載報酬
掲載報酬とはサイト上に案件を掲載した時点で報酬が発生する方式です。
たとえ、受注者が見つからない場合でも報酬が発生します。
この掲載報酬型のメリットとしてはマッチングサイトの運営側は安定的な収入を得ることができます。
しかし、受注者の数をしっかりと確保できるサイトでないと、顧客を確保することができません。
つまり、この形態で重要なのは発注者と受注者双方の数を増やすことです。
初めの1ヵ月間は無料にするなどして、利用者にサービスを利用もらえるように展開してます。
収入を安定的に起動させるまでが難しい形態となっています。
仲介報酬
仲介報酬は、受注者と発注者がマッチングが成立して初めて収入を得られるシステムです。
報酬の発生には2パターンあります。
パターン1
発注者が受注者に報酬を支払う時に、その報酬の何%かを報酬として得るシステム
パターン2
発注者と受注者の両方からマッチング時に報酬を得るシステム
この報酬形態の場合、掲載料金が無料のため、多数の記事を掲載することができます。
マッチングが完了するまで報酬は発生しないため、自分のペースで案件を展開することが可能です。
デメリットを上げると、マッチングをしないと収入を得ることができません。
さらに、マッチングの契約により報酬金額が違ってくるので安定した収益が見込めないこともあります。
毎月安定した売り上げを上げるためには、マッチングさせるための積極的なアプローチが必須となってきます。
マッチングビジネスでのマネタイズ方法
広告収入
広告収入とは、サイトに「テキスト広告」や「バナー広告」などを掲載することで、報酬が発生するシステムです。
多くの人に広告を見てもらうため「アクセス数を増やす」「サイトに広告を多数貼り付ける」「目立つ広告をサイトに掲載する」などします。
広告を掲載し、目にされた回数に応じて報酬が発生する形式もあれば、広告がクリックスされて初めて報酬が発生する形式もあります。
もし、月のアクセス数が非常に多い場合は、広告の掲載を行いマネタイズするのも1つの手です。
オプション収入
オプション収入とは、サイト内でのサービス内容にプラスαを付け加えることにより、課金をするシステムです。
例えば、月額タイプの掲載なら、1つの課金形態だけでなくランク分けしたプランを用意します。
プランに毎に特典の充実度合いを変えることで、料金が変化します。
このオプション収入はいろんな形態に変化させることができるため、利用者の需要に合わせやすいです。
さらに、無料のサービスを用意しておくことで、利用者が「ここなら信頼することができる」と感じた際に有料のプランに切り替えることを狙っています。
代表的なビジネスマッチングサイトとは?
メルカリ
メルカリはインターネット上でできるフリマアプリになります。
購買者と出品者がマッチングすれば、交渉成立して商品と料金の取引が行われます。
出品者からの収益は、メルカリ側で商品価格の10%を「手数料」として引かれるシステムです。
購買者の出金額は1回メルカリ側が預かります。
そして商品が自宅に届き次第、メルカリ側から出品者に料金が行き届きます。
クラウドワークス / ランサーズ
クラウドワークスやランサーズなどは、ネットを通じて企業と連携をとるマッチングシステムになっています。
これらのシステムとしてのポイントは「いろんな報酬形態で案件を依頼している」所です。
クラウドワークスやランサーズで依頼された案件をこなすことができれば、成果報酬をもらえることができます。さらに、発注者からサイト広告を掲載する案件であると、その広告収入も報酬として入ってきます。
他にもいろんな案件がたくさん揃っているので、どんなジャンルに関してもすぐ応募することが可能です。
利用料としては報酬額の5~20%です。
アイミツ
アイミツは近年大きな進歩をみせており、色んな分野に特化してます。
多種多様な業種が並んでいるマッチングサービスサイトです。
サイトが抱えている業者の数はなんと5万以上にのぼり、さまざまな会社と網羅しています。
色んな部門から業者を選択するように、効率よく選別する「比較機能」が用意されてます。
分からないことや困ったことがあれば何でも相談することができ、自分に合った業者査定もしてくれます。
比較ビズ
さまざまな分野が豊富に揃っており、業界でトップクラスを誇るマッチングサービスサイトです。
他のマッチングサイトより遥かに案件数が多く、製造業やIT関連の仕事も豊富にとり揃っています。
さまざまな企業が比較ビズにいろんな業種を掲載しています。
受注者が最初に初期費用と掲載料金を払えば、毎月1万5000円の掲載料金が発生します。
まとめ
今回はマッチングビジネスが収入を得るうえでのビジネスモデルや代表的なマッチングサイトなどについて紹介しました。
多くのマッチングビジネスがありますが、それぞれの報酬形態や利益率も異なります。
転職を検討している人は、マッチングビジネスを扱う企業も視野に入れてみるのはいかがでしょうか?
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