Qiitaとは??登録の仕方から記事の見方、役立つ利用法まで幅広く徹底解説!
プログラマーの方なら一度はQiitaについて聞いたことがあるのではないでしょうか?プログラマーにとって様々な知識を共有することができるQiitaですが、実際にどうやって使うかは知っていますか?今回はQiitaの登録方法から記事の見方など、幅広く紹介していきます。プログラマーの方は是非最後まで読んで参考にしてくださいね。
目次
Qiitaとは?
Qiita(キータ)とは、プログラマーが技術情報を共有することができるサービスの事です。
このサービスの最大の特徴はユーザーをプログラマーに絞っている点にあります。
ユーザー同士が技術情報を発信して、また別のユーザーがフィードバックをするというシステムになっており、コードなどがどんどん新しくなるプログラミングの世界で常に最先端の技術を最前線で働いているプログラマーと共有していくことができるありがたいサービスです。
特にプログラマーになって間もない人は分からないことが多く、ネットで検索しながら仕事をしたという経験をした方も多いのではないでしょうか?
Qiitaを使えば、色んな情報が掲載されているので複数のサイトを検索しながら仕事をするという手間を省くことができます。
Qiitaが生まれた経緯
先ほど話した通り、プログラマーの仕事は困った時にはインターネット検索をして問題を解決するというのが習慣化されています。
確かにインターネットには沢山の情報が掲載されているので、問題を解決することができる場合もあるのですが、他の人も直面するようなよくある問題の場合でもネット検索してもなかなか見つからない場合も多くあるのです。
沢山の情報の中から自分の問題と完全に一致した解決法を探すには手間がかかります。
しかし、そういう問題の多くは誰かに解決方法を直接聞けばすぐに解決するようなものの事が多いのです。
つまり誰かに聞けば物の数分で解決できるのに、ネットで検索して調べるという行為をする事で時間を無駄にしてしまっている状況がプログラマー業界であったのです。
全国にいるプログラマーと情報共有することができるサービスを作ることで、社内では聞きにくい場合でも気軽に解決法を探したり、質問することができる状況を作るための場として生まれました。
Qiitaの登録方法は?
アカウント登録
プログラマーの情報共有ができるQiitaの登録方法について紹介していきます。
登録方法は非常に簡単で、メールアドレスで登録をする。
または、GitHubかTwitterのアカウントと連携して登録する2つの方法があります。
プログラマーの方はGitHubを使っている方も多いとは思うので、連携させてしまうのが一番手っ取り早い方法です。
興味ある言語のフォロー
次に自分が興味のある言語のフォローをしていきます。
ここで言語のフォローをしておけば、その言語の最新情報が自動取得されるので、余計な情報は省いて自分に合った情報だけ届けるようにカスタマイズすることができます。
現在専門している言語や今後使う可能性のある言語、取得したいと思っている言語の情報をフォローしておくことをオススメします。
もちろん初回登録の後を再設定することが可能なので、ほかの言語に興味が出てきたら変更してみましょう。
プロフィール設定
無事アカウントを取得することができたらプロフィール設定をしましょう。
右上のアイコンをクリックするとプロフィール設定というバナーが出てくるので、そこから設定していきます。
名前やブログなど自分で運営しているサービスのURL、所属している組織や会社、住んでいる場所、自己紹介などを記載しておきましょう。
情報交換をするにもある程度信用できる人でないと、情報を信じることができなかったりする場合もあるので、差支えのない範囲でプロフィール設定をしておきましょう。
また、Googleアナリティクス設定も行うことができるので、自分の投稿やマイページの確認、ストックページのアクセス数を把握することもできます。
是非試してみて下さい。
Qiitaの使い方① 情報をストックする
では次に具体的な使い方について紹介していきます。
Qiitaの使い方はほかのユーザーが発信した情報を受け取りストックする場合と、自らの専門知識を発信して交流する2つのパターンがあります。
まずはほかのユーザーが発信した情報を見る方法について紹介していきます。
興味があるニュースを一覧で選別
ほかのユーザーが発信した情報はホーム画面にフィードとして一覧表示されています。
一覧表示されているので興味がある記事を探しやすく、さらに初期設定の時にした興味がある言語の登録によって、よりユーザー個々の興味に合致したニュースが届くので膨大なで情報の中から検索していく手間がかかりません。
興味があるものの情報を常に簡単に手に入れることができます。
ストック機能を活用しよう
Qiitaには記事をストックしておくことができる機能があります。
一覧画面で興味を持った記事をストックする事で、忙しい時でも興味がある記事を検索することができ空いた時間にじっくり読むことができます。
また、新しい情報というのは一度で記憶するのは難しいので、再度読み直したいという時にも有効です。
その記事がどれくらいストックされているかというのも表示されるので、ストック数を見るだけでも有益な記事かどうかを判断することが可能です。
忙しいときはストック数の多い記事だけ読むというのもいいかもしれませんね。
記事に対してコメントをすることもできるので、投稿者への質問などの交流を持ち情報共有をしていくこともできます。
Qiitaの使い方② 情報を投稿する
先ほど話した通りQiitaでは、自身が知っている情報を発信する事も可能です。
作成の仕方もとても簡単で、「新規作成の投稿」をクリックすればメールの新規作成と同じような感じで作成画面に飛びます。
タイトル・タグ・本文・画像の4つを投稿することができます。
投稿には月間100MBまでの制限が設けられているので、画像を挿入する場合は容量にも気を付けましょう。
記事が完成したら、右下の方にある「Qiitaに投稿」をクリックすれば完了です。
Qiitaが愛される理由
フィードバックにより改善される
プログラマーの世界ではブログで情報を公開するというのが一般的でした。
しかし、ブログの場合その人が間違えて覚えている知識を記載していたとしても、元々それが分からなくて読んでいる人がほとんどなので、間違いであると気づくのは困難です。
また時術情報に関しては、1、2年たってしまえば古くなってしまうことが多く、ブログでは更新が手間なので発信する人も大変ですし、読む側にも有益ではない情報を与えてしまう状況でした。
しかしQiitaなら、常に多くのプログラマーの目にさらされるので間違いの発見がしやすく、フィードバックにより改善していくという行為が頻繁に行われています。
また多くの人が発信しているので、情報の更新頻度が高く新しい情報を手に入れることも比較的容易ですし様々な立場の人が発信することで幅広い情報を手に入れることができるのです。
ユーザーとコンテンツの増加サイクル
Qiitaはユーザーが記事を書いて、ユーザーが読むというシステムのサービスです。
そのためユーザーが良い記事を書くことによって、Twitterやはてなブックマーク等の拡散力の強いソーシャルメディアにより広く拡散され、元来検索して問題を解決する癖がついているプログラマーがQiitaにたどり着き、またその人が記事を書くといった形で早いサイクルでユーザーとコンテンツを増やしていくことができるのが強みです。
ユーザーが増えればそれだけコンテンツやフィードバックも増えるので、幅広くかつ正確な情報を迅速に届けることができます。
プログラマーの技術はどんどん進化していきますので、様々な情報を迅速に手に入れることができるというのはとてもありがたいためQiitaが人気なのです。
Qiitaを利用すべき3つの理由
Qiitaはシステムエンジニアやプログラマにとって、技術的な知見を得るための強力な味方となります。
ここからはエンジニアにQiitaをおすすめできる理由について解説します。Qiitaを最大限に活用してスキルアップを図っていきましょう。
最新の情報を最小限の労力で入手できる
エンジニアが仕事を進めていくにあたり、技術系の情報収集は必須のアクションです。しかし、必要な情報がピンポイントで見つかることは稀で、多くは様々なサイトやブログをチェックすることになるでしょう。
そして、せっかく苦労して見つけた情報も誤っていることや、間違っていることがあります。しかし、Qiitaには多くのユーザーが目を通した最新の情報がアップされていますので、情報収集における無駄な手戻りを減らせるでしょう。
また、ストック機能により自分が読んだ記事をチェックしておくと、記事の内容に変更があった際に通知を受け取ることができます。Qiitaをうまく使うことで常に最新の情報をキャッチアップし、効率的に情報収集ができるのです。
エンジニアの仲間を増やすことができる
Qiitaはエンジニアにとっての情報共有プラットフォームであると同時に、エンジニア同士の交流を深めるコミュニティとしての側面があります。
例えば、自身の投稿に対してフィードバックしてくれたユーザーや有益な情報を投稿したユーザーに、直接質問を投げかけることもできます。
また、FacebookやTwitterのようなSNSと同様に、「いいね」の機能がありますので、気軽に他のユーザーと交流が可能です。
さらに高度な使い方として、採用のためのツールとして使うこともできます。
Qiitaには大勢のエンジニアが自身の経歴や過去のアウトプット(作成したプログラムコード等)をアップしています。これらを確認することで、採用のアプローチをかける前に、エンジニアの技術レベルと得意分野を知ることができるでしょう。
自分自身の技術レベルを向上させることができる
Qiitaを自分自身のスキルアップの場として活用することもできます。情報を入手するだけでなく、投稿者としてアウトプットや意見を発信することで、知見を深めていくことができるでしょう。
例えば、自分自身が得意なテーマについての投稿があれば、積極的に編集リクエストを出してフィードバックしていくことで、自身のノウハウを生きた形で活用することができます。
会社やチームなどの狭いコミュニティに閉じた世界で活動していると、どうしても視野が狭くなってしまうものです。Qiitaユーザーとの交流を通して、新しい見方や視点を共有することができるでしょう。
最後に
Qiitaがプログラマーにとって、有益な情報を与えることのできるサービスであることは理解していただけたでしょうか?
プログラマーの仕事は多くの問題に突き当たり、そのたびに調べて解決をしていかなくてはいけない仕事です。
調べるのに時間を取られ過ぎると業務効率が悪くなってしまいますので、効率的に情報収集ができるQiitaを是非使ってみて下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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