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Kubernetes とは?その利点や、何ができるかまで、分かりやすく徹底解説!

アプリ開発を中心に今注目されているKubernetes。開発や運用を自動化させることにより、バージョンアップなどの様々な作業の効率化を図ることが容易になり、信頼性などの部分でも向上します。とはいえ、利点やできることまでは意外にも知られていません。今回はそんなKubernetesについて徹底的に解説していきます。

2019年9月26日

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Kubernetesって何?

 

アプリ管理に必要なものが詰まったプラットフォーム

 

 

技術の進歩により、様々なアプリが生まれています。そしてアプリ開発についても、現在ではだれでも気軽にできる環境が整っています。手軽にアプリ開発をするためのアプリやサービス、そして格安のプログラミングスクールなど、アプリ開発の敷居は日々低くなっています。しかしアプリというのは、開発して公開すればそれで終わりではありません。公開後もユーザーの利便性を上げるためにアップデートしたり不具合を修正しなければいけません。

Kubernetesは、そんなアプリ運用に関係するあらゆる工程を自動化するための、オープンソースプラットフォームです。アプリ運用に必要な工程などを自動化することにより、開発したアプリの信頼性や利便性が向上することはもちろん、開発サイドにとってもかなり良い環境で作業をすることが可能です。

 

実はGoogle生まれ

 

このKubernetesというプラットフォーム、元々はGoogleで設計してGoogle内で使用していました。現在は別会社が運用しています。そのため、Kubernetes自体の完成度はかなり高く、効率化を図るための工夫が至るところに散りばめられています。

アプリ運用のツールは多く出回っていますが、Kubernetesはその複数のツールと連携して動作し、より効率よく運用ができるものとなっています。現在では多くの会社で実際に用いられていたり、また今後運用の部分で導入を検討しているという企業も多いです。

 

Kubernetesのメリット

 

信頼性や利便性が大幅に変わる

 

 

Kubernetesがもたらすメリットとはどういうものか、ということについてここでは解説していきます。Kubernetesの最大のメリットは、開発したアプリなどの信頼性や利便性が大きく変わるということです。特に機能の追加や不具合の修正など、アプリ運用において重要となる部分で大きく改善することが可能です。

機能の追加については、アプリが稼働中にロールアウトをすることが可能であるため、わざわざアプリを止める必要もなく新機能を追加することが可能です。そしてKubernetesにはデバックをサポートする機能もついているため、不具合の修正や検知も容易に行うことが可能です。

 

大幅なコストダウンにも貢献

 

 

アプリの運用を自動化することができるということは、それだけコストダウンも可能ということになります。今まではアプリの運用となると、ユーザーの意見などを収集したり新機能を実装させるためには、必ず人の手で行うというのが一般的でした。当然人の手が必要になるということは、それだけ人件費がかさんでしまい、コストもそれだけ増えてしまいます。

しかしKubernetesを導入することで、余分な人員を削減することができることはもちろん、自動で行ってくれることにより、開発サイドがより良いアプリ開発に集中することも可能です。コストを大幅に削減できてアプリ開発に集中できる、これこそがKubernetesの最大の利点です。

 

アプリやコンテナの運用の現状

 

アプリは作って終わりではない

 

 

Kubernetesのメリットを言われても、そもそも従来のアプリ運用などの現状がわからなければ、Kubernetesの良さはわからないものです。そこで一旦今までのアプリやコンテナ運用のスタイルなどを知っておきましょう。

現在出回っているアプリというのは、基本的にアップデートや不具合の修正が日々行われています。最初の部分でアプリ開発の敷居が低くなっていると言いましたが、確かにアプリ開発の敷居は低くなっています。しかし、アプリというのは決して開発して公開して終わりというわけではありません。日々の不具合の修正やアップデートをすることにより、より多くの人に使われるのです。

 

運用が最も重要

 

 

アプリは開発をするよりも運用することが最も重要です。特に運用というのは、不具合を出来る限りなくすということはもちろんですが、使用するユーザーの声を反映させる必要が出てきます。ユーザーの声を反映させることによりアプリの利便性が向上し、その結果さらにユーザーが増えていくのです。

ではその不具合やユーザーの声はどうやって見つけるのか、ということになります。結論を先に言いますとそれは人の手で見つけます。SNSやブログ、お問い合わせなど様々なところからユーザーの声を聞き出し、そしてその声を元に新機能などを実装する、それがアプリ運用の本来の仕事なのです。

 

Kubernetesで何ができる?

 

アプリ運用の自動化が可能に

 

従来のアプリ運用を知った上で、Kubernetesはどのようなことができるのかということについて書いていきます。Kubernetesで用いられるツールの多くは、自動化のツールが多いです。例えばログを取ったり、不具合を見つけるという運用において必須となる工程を、Kubernetesのツールが代わりに行ってくれます

機械であるため当然ながら人の手で行っていた場合よりも作業効率が大幅に向上し、さらに得られる情報量も倍以上となるため、開発サイドはより的確な機能の開発や修正が可能となります。そして結果的にアプリの機能性もそれだけ向上させることが可能になります。

 

 

アプリ運用の負担を軽減

 

 

ここまで見るとアプリを利用するユーザーや、アプリを運用している会社の経営陣にとって嬉しいことしかわかりませんが、実際に開発をしているエンジニアには恩恵があるのかということになります。実はKubernetesは実際に開発をしているエンジニアにとっても恩恵があります

先程少し触れましたが、Kubernetesによって余計な手間が省けてアプリに集中することが可能になります。これだけでもエンジニアにとってかなり楽になりますが、Kubernetesで用いているツールは基本的にクラウドで動作しているものが多いため、ノートPC1台で作業をすることが可能です。ノートPCだけで作業をすることができるということは、それだけ好きな場所で作業をすることが可能となり、働き方という部分にも大きく貢献してくれます。

 

Kubernetesを採用している企業は?

 

Airbnb

 

Kubernetesは多くの企業で用いられています。とはいえ具体的にどの企業で用いられているか気になる人も少なくありません。現在実際にKubernetesを用いている企業は多いのですが、その多くは海外企業です。民泊でお馴染みのAirbnbも、Kubernetesを用いている企業の一つです。

Airbnbの場合はアプリ運用の自動化はもちろんですが、最終的にマイクロサービス化を図ることが目的とされています。このように、単純にアプリの信頼性や効率化を図るだけでなく、Airbnbのようにマイクロサービスに特化するために用いているという企業も、最近では増えています。

 

メルカリ

 

メルカリもマイクロサービス化を目的に、Kubernetesを採用しています。アメリカにサービス展開をする際、フルスクラッチでアプリを開発することになったメルカリは、拡張性の担保、そして現地の優秀なエンジニアを採用するために、現地のモダンな技術に合わせるためにマイクロサービス化が必要になりました。

 

Kubernetesはアプリ運用を大きく変える

 

今回は今アプリ運用において注目されているKubernetesについて、メリットやできることを中心に解説してきました。

 

導入するときの注意点

 

 

Kubernetesは運用コストの大幅ダウンや作業効率の向上、そしてエンジニアにとっての開発環境の改善など、様々な恩恵を受けることができます。しかしその分実際に導入するとなると、かなり大変です。もちろんコストもそれなりにかかってしまいますが、一番は導入するときの作業です。

Kubernetesは他のプラットフォームやシステムと比べてファイルの数が多く、それぞれ一つずつ確実に入れる必要があるため、その部分の作業がかなり大変です。開発時点から導入する場合であれば問題ありませんが、すでにアプリの運用をしている状態での導入となると、かなり大変な作業になります。

 

まとめ

 

2019年の4月から働き方改革が実際に行われます。そしてその改革に呼応するかのように、ITの世界では効率化を図るために様々なツールや技術が導入されています。もちろんそれはアプリ運用も同じです。従来のように人を雇って運用させるというスタイルから、最小限の人数で最大限のパフォーマンスをする、というスタイルになりつつあります。

Kubernetesはその新しいスタイルにおいて、必要不可欠なプラットフォームです。自動化によりアプリの完成度や信頼性が向上し、そして作業環境も大幅に改善されてコストダウンも図ることが可能です。Kubernetesはアプリユーザー、経営者、そしてエンジニアなど、アプリに関わる全ての人に恩恵を与える最強のツールなのです。

どーばー

Geekly Media
ライター

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