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通信速度の目安って何??「上り」「下り」についても徹底解説!

インターネットの契約をする時に通信速度の話が出てくると思いますが、「通信速度の見方」や「通信速度の目安」についてご存知でしょうか?また、「上り」「下り」などの説明もされると思いますが何のことかご存知ですか?通信速度はインターネットを快適に利用するためにも気になる要素ですよね。この記事では、それらの疑問を解消すべく通信速度について解説します。この記事を読めば、あなたがご利用のインターネット回線が適切かも分わるので、ぜひご一読ください。

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通信速度とは

 

 

パソコンやスマートフォンなどでを通して、インターネットを頻繁に利用する現代人にとっては1度は耳にある「通信速度」。意外と気にかけず決めている人も多いのではないでしょうか。

自分がどのような用途でインターネットを利用しており、適切な通信速度を確保できているのか把握しておいて損はありません。

 

通信速度とはどういうもの?

 

通信速度とは、インターネットを利用するときの通信の速さの事をいいます。言い換えればどれだけ快適にインターネットが使えるかどうかです。

通信速度は「Bit per second」の略称のbpsが使われ、1秒間にどれだけのビット数を転送できるか示しています。Bit(ビット)とは情報量の単位として利用されています。数値が大きいほど通信速度が速いといえます。

 

通信速度の「上り」とは

 

通信速度には「上り」と「下り」という表現がよく使われます。ここでは「上り」について説明します。

「上り」とは、デバイス(スマートフォンやパソコン)からインターネットにデータを送信するときの速度を表しています。

アップロードと呼ばれる作業をする際に影響する速度で、SNSやブログに写真や動画を投稿する際やメッセージを送信する際に使われます。

 

通信速度の「下り」とは

 

「下り」とは、先ほどご説明した「上り」の逆でインターネットからデバイス(スマートフォンやパソコン)にデータを受信するときの速度です。

動画の視聴や、WebサイトやSNSを閲覧する際に使われており、ダウンロードの作業をしている人はこの通信速度の下りの速度を確認しておきましょう。

 

通信速度を確認する際の注意点

 

 

通信速度とその「上り」「下り」について説明してきました。ご自身が利用している通信速度が気になっている方もいるのではないでしょうか。

しかし、この通信速度を確認する際にも注意点が必要です。しっかりポイントを抑えておきましょう。

 

通信速度は安定するものではない

 

インターネットを利用していると突然、通信速度が遅くなることがありませんか?実は通信速度というのはサーバーへのアクセス数によって変動します。

近年では通信速度が速い「光回線」を利用している方が多いでしょう。光回線のインターネットは複数の人と回線を共有しているため、回線利用が増える夜にはアクセスが集中して、通信速度が一時的に遅くなることがあります。

 

実際の速度は記載速度とは異なる

 

通信速度の注意点として、実際に利用した際の速度とWebサイトに記載してある速度には違いがあることが挙げられます。Webサイトで記載されているのは通信速度の理論上の最大速度であるためです。

通信速度は、回線の混雑具合や使用機器やケーブルなどのあらゆる要素によって構成されており、通信速度の保証をすることはできません。

そのためインターネットを通信速度はベストエフォート型と呼ばれており、最大限の通信速度になるような努力をするという契約条件になっています。「最大1Gbps」と宣伝している回線でも、だいたい300Mbpsほどの通信速度になるのです。

 

通信速度の目安とは

 

通信速度は数値が大きければ大きいほど速いということはご理解いただけたと思いますが、結局どのくらいあれば良いのでしょうか。ここでは通信速度の目安を、日常的に利用する具体例を用いてご紹介します。

 

通信速度の目安量

 

わたしたちが普段、スマートフォンやパソコンを使って行う作業から通信速度の目安量を推定します。

 

Webサイトの閲覧やメッセージの送受信 ー 1Mbps程度

Youtubeなどの動画視聴、ビデオ通話 ー 3Mbps程度

高画質でのYoutubeなどの動画視聴、スマートフォンのオンラインゲーム ー 5Mbps程度

パソコンでのオンラインゲーム ー 25Mbps程度

 

快適に利用したならば上記の数値程度は確保したいところです。

 

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Mbpsについて

 

「Mbps」は通信速度の単位で、1秒間に情報を動かせる容量を表します。「Mbps」は「メガ・ビット・パー・セコンド」の略です。「Mb」は数値の大きさで、Kb(キロバイト)の次に大きい単位になります。1Mbは1000Kbです。Mbの次に大きいのがGb(ギガバイト)になります。

後ろの「ps(パー・セコンド)」は「毎秒」という意味です。

ただし、〇〇Mbpsは「1秒間に○○Mbのデータを送受信できる」という意味ではありません。1b(バイト)は8bit(ビット)なので、8で割れば1秒間に何Mb送信できるのかが計算できます。たとえば400Mbpsの場合、400÷8なので1秒間に50Mb送信できるということです。

 

モバイルWi-Fiルーターの回線速度

 

ルーターを選ぶ際、モバイルW-Fiルーターの検討をしている人もいるでしょう。その時選択する要素の一つとして、回線速度も含まれるのではないでしょうか。

モバイルWi-Fiルーターで代表的なのはワイモバイルのポケットWiFiと、UQコミュニケーションズのWiMAXです。

ポケットWiFiの最大下り速度は「603HW」だと612Mbps、「506HW」だと112.5Mbpsになります。

WiMAXの下り速度は「W05」では758Mbpsで、「WX05」では440Mbpsです。

 

光回線との違い

 

モバイルルーターと光回線は、通信速度において違いはあるのでしょうか。

一言に光回線といってもNURO光ドコモ光など種類があるため通信速度も若干の差があります。

基本的に、光回線の方がモバイルルーターより通信速度が速いとされていました。しかしながら、最近はモバイルルーターの速度も負けず劣らずで速くなってきています。光回線は家にいなければWi-Fiを使えませんが、モバイルルーターならルーターさえ持って行けばどこでも使えます。

通信速度の観点でいえば、モバイルWi-Fiも光回線も変わらず快適に使うことが可能です。

 

速度制限がかかった際の通信速度

 

スマートフォンを使っていると、インターネットの使い過ぎで速度制限がかかってしまったという経験を持つ人もいるでしょう。通信制限がかかると、ページの読み込みや画像の表示がかなり遅くなります。動画も滑らかに動かなくなってしまい、まともにインターネットが使えなくなってしまうのです。

通信速度制限がかかった場合、送受信はどのくらい遅くなるのでしょうか。

 

受信速度は1200分の1になる

 

結論からいうと通信速度制限がかかった場合、受信速度は通常時の約1200分の1になります。送信速度は160分の1にまで落ちるのです。

あまり実感がわかないかもしれませんが、通信速度が極端に遅くなります。

速度制限がかからないようにするには、スマホを使い過ぎないようにするWiFiを使うなど、データ量を使い過ぎないようにする必要があります。

 

通信速度の計測方法3選

 

 

ここではあなたが気になるインターネットの通信速度を計測する方法についてご紹介します。無料のツールによって簡単に調べることができるので、あなたもぜひご利用してみてください。

 

FAST.com

 

FAST.comは自動で通信速度を計測してくれるツールです。動画配信サービスを運営しているNETFLIXが提供しています。使い方は非常に簡単でサイトページを開くと自動で計測してくれ、その数値を画面上に表示してくれます。

 

SPEEDTEST

 

SPEEDTESTは通信速度を正確に計測してくれるツールです。画面上に大きく表示してある「GO」の文字をクリックするだけで計測が可能です。計測に数秒かかり、計測データでは「上り」「下り」「PING」を算出してくれます。

 

Google

 

Googleも通信速度計測ツールを開発しています。Googleの検索窓に「スピードテスト」とカタカナで入力するとインターネット速度テストのツールが表示されます。

そこで「速度テストを実行」をクリックすると計測が始まります。「上り」と「下り」の計測データを表示してくれます。

 

通信速度を簡単に改善する方法

 

一度は困ったことがあるであろう通信速度の遅延。通信速度が遅くなり画面が動かなくなる経験をした人も多いのではないでしょうか。ここで簡単に改善する方法についてご紹介します。

 

無線LANやモデム部分の接続を確認する

 

通信速度を改善する方法の一つ目は、無線LANやモデム部分の接続を確認することです。この方法は簡単にできて効果を発揮する可能性大です。

方法としてはケーブルの接続状況の確認や抜き差し。また、再起動をさせてみると通信速度が改善するケースが多いです。通信速度に頭を抱えている人は、ぜひ一度お試しください。

 

接続方式を変更する

 

通信速度を改善する方法の二つ目は、接続方式を変更することです。インターネットに接続する方法は通常「IPv4」が使われています。Internet Protcol Version 4の略称です。

しかしプロバイダによっては、「IPv6」と呼ばれる次世代の通信方式を導入している場合があります。この「IPv6」の接続方式は利用者が少ないため回線の混雑を避けてインターネットをご利用できます。

道路で例えると「IPv4」が一般道路、「IPv6」が高速道路のようなものです。毎日、回線が混雑する時間帯に通信速度が遅くなりストレスを溜めている人は、プロバイダにIPv6」の申し込みをしてみてください

 

まとめ

 

 

普段、何気なく利用しているインターネットには通信速度は必ず関係しており、その数値によって快適なインターネットライフを送れるかが決定します。

一度ご自身が利用している回線の計測をオススメします。自身が普段利用しているサービスに適した通信速度が計測される場合は、この記事でご紹介した改善方法をお試し下さい。

それでも改善しない場合は、回線の変更をご検討された方が得策かもしれません。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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