【注目】ゲーム業界への転職には絶対必要?ゲーム会社が採用したくなるポートフォリオ・職務経歴書の作り方を伝授します!
ゲーム業界への転職には「職務経歴書」と「ポートフォリオ」が必要です。本記事では企業が採用したくなる「ポートフォリオ」「職務経歴書」の作るためのポイントは何かご紹介します。書類選考に不安を感じている方はこちらをご覧ください!
目次
ゲーム業界に転職するには?
ゲーム業界の動向
高い機能性や高度なグラフィックなどゲームは進化しており、ゲーム業界の成長は止まりません。
更に近年では、携帯端末であるスマートフォンのゲーム市場の需要が爆発的に増加し、ゲーム業界は更に広がりを見せています。
こういったスマホゲームに限らず、ゲーム業界にはいくつかのジャンルが存在しています。長年愛されてきたアーケードゲームや、近年急成長を見せるVR/ARの仮想現実世界が楽しめるものまで、多くのユーザーやニーズを楽しませてくれる業界です。
ゲームの大まかな分類は下記の通りです。
・家庭用機(コンシューマーゲーム)
・携帯端末(スマホゲーム)
・PC端末
ゲーム市場の多くはこれらのどこかに当てはまります。また「オンライン」と「オフライン」でも分類でき、近年では“オンラインゲーム市場”の方が圧倒的に業績を上げています。
ゲーム業界では大きく「商品開発」「生産管理」「営業」の3つの部門で分けることができます。その中でも、「商品開発」がメインの事業としてイメージされることが多いでしょう。
その「商品開発」の職種には、主に下記のような職種が関わり作品を仕上げます。
【プランナー】
ゲームの土台となるアイディアを出し、企画を作り込む役割を担っています。
ゲームの仕様を定義し方向性を定める役割を担うため、非常に重要です。
【プロデューサー】
全体の司令塔に当たる職種で制作担当業務全体をまとめ上げます。良い作品を作るために、ゲーム制作の全体を俯瞰して見て、納期通りに効率よく進むように指示していく役割になります。
【シナリオライター】
ゲームのストーリーやキャラクターの設定などを考える役割を担当します。文字でゲームの世界観や話の流れを創作していきます。緻密で高いクオリティーを求められるゲームでは重要な要素となる仕事です。
【デザイナー】
ゲームの世界観となる「背景」「キャラクター」「アイテム」「武器」などのイラストやデザインなどの視覚的要素を担います。高画質でのキャラクター作成が可能になってきた現代では、よりデザイナーのセンスやスキルが問われます。
【プログラマー】
ゲームが仕様通りに動作するように、骨組みとなるシステムを構築する役割を担っています。ゲームの操作の快適感の追求や、不具合が起こらないようにしたりと専門性が高い職種です。
【サウンドクリエーター】
ゲーム内に使われる「音」全般を担当します。世界観を壊さずにシーンに合った音を付けることで、ゲームの没入感を高めます。音がゲームの世界観とマッチしていることで、より深みを増し、プレイヤーの感情を豊かにすることができます。
【デバッカー】
ゲームにバグや修正すべき箇所がないかテストしていく役割を担っています。具体的にはプログラムのミスを見つけて行く仕事になります。ユーザーに最高のUI/UXで完璧なものを提供するためにも必須な職種です。
ゲーム業界への転職に必要なこと
ゲーム業界で活躍したいと思う方も多いかと思います。では、実際転職するにあたって必要なことはなんでしょう。
やはり、大前提として必要になってくるのは“ゲームに携わりたいと思う熱意”です。しかし、熱意だけでは転職は上手くいきません。企業側としても、採用した人が入社してから本当に活躍してくれるのか、心配なところです。
その為、転職で重視されるものは「職務経歴書」と「ポートフォリオ」です。スキルを磨くことは必要なことですが、どんなにすごいスキルを持っていたとしてもそれを伝えることができなければ、活かしきることができません。
つまり、転職する上で最も大切なのはゲーム会社が使用したくなる職務経歴書とポートフォリオを準備することです。
ゲーム会社が採用したくなる職務経歴書の書き方
職務経歴書には3種類存在し「編年体」「逆編年体」「キャリア式」があります。選び方は「自分の経歴のどの部分がアピールできるか」を基準にすると良いかもしれません。
【編年体】
記入方法:経歴を過去から順番に記入(時系列記入)
向いている人:過去に積み上げてきた実績が希望職種にマッチしている人向け
時系列で経歴を見せる書き方です。今までの経験職種が、応募した職種に活かせる経歴であれば、好印象を与えられます。ですが、バラバラな職歴を経験している場合は、キャリアに一貫性が無いと捉えられてしまいマイナスイメージを待たれる可能性もあるので注意が必要です。
アピールする分野に特化した経歴が多ければ有効なフォーマットと言えるでしょう。一番多く使われている職務歴書ですので、採用側も“読み慣れた見やすいフォーマット”と言えるでしょう。
【逆編年体】
記入方法:最近の経歴から記入
向いている人:最近大きなアピールポイントがある人向け
編年式と反対の方法であり、直近の職歴から記載していく方法です。編年体で書くと最近の成果は下の方に書くため埋もれてしまいます。その為、逆編年体の書き方は、最近の経歴をアピールしたい人にはもってこいのフォーマットです。
ゲーム業界に再度転職する人は逆編年体の方がアピールしやすく起用率も上げる傾向にあります。最近のスキルや成績が評価され即戦力の人材として認識されやすい傾向にもあります。
【キャリア式】
記入方法:似ている業務内容のスキルごとにまとめて記入
向いている人:複数の経歴やスキルをピックアップしてアピールしたい人向き
フリーランスや自営業で実績をアピールしたい人におすすめしたいのがキャリア式です。
その人が持っているスキルについて一目瞭然で確認することができます。
案件の量や質をアピールでき、キャリアアップも見込んでもらえるため、スキル重視の採用では書類審査から有利に立ち回れるフォーマットです。
最も採用されやすいフォーマットと言えますが、経験が少なかったり、スキルが低い場合は逆効果になることもありますので、注意しましょう。
どれくらい書けばいい?
職務経歴書の書き方として分かりやすく端的に書くことが重要です。
詳細に関しても細かく描かないと自分の魅力をアピールできないと思うかもしれませんが、多くの企業は多忙の中、多くの職務経歴書を見ています。
つまり、ポイントを押さえて端的に書くことが必要です。長く文章を書くのは熱意は伝わるかもしれませんが、読む人が疲れてしまい要点が伝わらない可能性があります。
逆にアピールしたいポイントを端的に書くことで、自社で活かせるか活かせないかを判断でき、面談に呼ぶ呼ばないの判断をし易い、良い職務経歴書になります。
ゲーム業界の場合は担当した「ゲームタイトル」と「関わっていた担当業務内容」を記載すると良いです。端的にできるだけ短い文章で要点を抑えて記載しましょう。
しかし、実績や経験が少ない場合は、なるべく細かく丁寧に詳細を書き込みましょう。
また、どのツールを使ったか明確にしておきましょう。企業が使っているツールと同じものであれば、即戦力として起用しやすくなるため記入することを推奨します。
自己PRでは熱意と期待感を重視して書きましょう。企業に対してどのように貢献してくれる人材なのかイメージしてもらえることで、採用される確率も上がります。
自己分析からキャリアプラン作成まで
役立つワークシート
こんな方におすすめ
- キャリアプランを見つけたい
- キャリアの方向性を再確認して仕事のモチベーションを上げたい
- 能力や興味に合った新しいキャリアの方向性を見つけたい
ゲーム会社が採用したくなるポートフォリオのポイント
ポートフォリオの作り方
クリエイター職種の場合、企業としては、ポートフォリオを見ない限り採用に踏み切れません。職務経歴書や面接だけでは、実際にその人がどのような作品を作るのか全く分からない為です。
反対にポートフォリオがしっかりできていれば、転職を有効にはたらかせることができます。経歴は簡単にみて、ポートフォリオを重点的に見て採用されるなどの事例も数多くあります。そのため、しっかりとポイントを押さえて作る必要があります。
ポートフォリオを見れば実力や性格、センスや感性など様々な情報を読み取れます。その作り方を間違えると「伝えたかった内容」と「伝わった内容」にズレが生じる可能性が出てきてしまいます。
そのズレを極力減らすことで、自分の情報を正確に企業に伝える事でき、ミスマッチなく企業から採用されます。
・自己紹介
・成果物(ない職種であれば実績や内容など)
・成果物のこだわりや伝えたい内容
・業務での実績や受賞経歴
・使用したツールの詳細
上記の項目を分かりやすく2~3ページにまとめるのがベストです。作品ごとで上記の項目を埋めるのが良いですが、数が増えすぎてしまいどの作品を見ていいかわからなくなるので、厳選した成果物だけをポートフォリオにしていきましょう。
ポートフォリオ作成時の注意点
厳選したとしても、ポートフォリオの数が少なくなりすぎないようにしましょう。企業側が、判断し辛くなってしまう可能性があります。
また、実績が少なくポートフォリオがあまりない方は経験した業務や案件を書いていきましょう。万が一、ポートフォリオが無い場合は、簡単なものでも作成したほうが良いです。
初めのうちは地道に実績を積んでいき、活動している事が分かる状態まで待っていきましょう。実績やポートフォリオが溜まってきたら厳選して企業に提出しましょう。
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最後に
書類選考では、職務履歴とポートフォリオが全てです。なので、自分の強みを全面に出すことが重要となってきます。
職務経歴書では、自分がアピールできるフォーマットを選びましょう。またポートフォリオは、今まで自分が携わってきたものや、自分のスキルを最大限にアピールできるものを選び活用していきましょう!
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