注目のeコマース企業9社を一覧|転職のポイントは?
今回は、「eコマース」とはいったい何なのか、どのような企業が行っているのかを紹介します。また、eコマース企業に転職したいと考えている人のために、転職に必要なスキルや経験、必要な資格を解説します。
目次
注目のeコマース企業9社
ここまではeコマースの言葉の意味や市場規模について解説しました。ここからは、現在注目されているEC企業を8社紹介します。
楽天グループ株式会社
楽天グループ株式会社は、インターネットを中心としたサービスを展開し、1兆6817億5700万円の売り上げを誇る大企業です。
通信、金融、不動産、スポーツなど様々な業種の企業を傘下にしており、拡大を続けています。そんな楽天グループ株式会社がeコマースに力を入れているサービスが、総合ショッピングモール「楽天市場」です。
総合ショッピングモール「楽天市場」
楽天市場は、1997年5月にサービスが開始されたインターネット総合ショッピングモールです。BtoCをメインにしており、利用者は直接店頭に行くことなく商品を購入することができます。
より手軽に、よりお得に商品を購入できるとして人気を集め、広く愛されているサイトです。
家電や日用品をはじめ、ファッション用品やアウトドア用品、さらには車まで、実に10,000を超える幅広い商品を取り扱っています。
株式会社出前館
株式会社出前館は1999年の9月に創業された、宅配デリバリーサービス「出前館」を中心に事業を行う会社です。
2014年からは、全国の飲食店向けに食品、容器など必要なものを仕入れできるECサイト「仕入館」を開設し、さらに事業展開に力を注いでいます。
今回は、株間式会社出前館が最も注力している宅配ECサイト「出前館」を紹介します。
国内最大のデリバリー総合サイト「出前館」
出前館は、2000年の10月からサービスを開始した宅配専門ポータルサイトです。
出前館のサイトから近くの店の料理を注文するだけで、指定位置に出前館専属の配達員が出来立ての料理を届けてくれます。宅配時間も平均10分と短く、すぐに食べられると好評です。
店舗側は、出前館に加盟するだけで宅配を開始することができます。そのため、配達機能を持たない店舗でも簡単に出前を開始することが可能です。
コロナ禍で自宅にいる時間が長くなった今、さらに需要が高まっているECサイトです。
株式会社ZOZO
株式会社ZOZOは、1998年5月に前澤友作氏によって創業され、アパレルのオンライン販売を中心に事業を展開する会社です。
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」をはじめ、ファッションコーディネートアプリ「WEAR」、古着下取サービス「ZOZOUSED」などの様々なサービスを展開しています。
今回は、株式会社ZOZOが最も注力しているECサイト「 ZOZOTOWN」を紹介します。
日本最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」
ZOZOTOWNは、2004年12月にサービスを開始したファッション通販サイトです。
男女共に様々なジャンル・ブランドの服を販売し、いつでもどこでもオシャレを楽しめることで人気を集めています。
「ZOZOWEEK」などのセールイベントやコラボが盛んにおこなわれており、今でも利用者数は増え続け1,469億5,800万円の売り上げを誇る有名ECサイトです。
CROOZ SHOPLIST株式会社
CROOZ SHOPLIST株式会社は、2001年5月に「インターネットの時代を動かす凄い100人を創る」を目標に創業された、インターネットサービス事業を展開する企業です。
ファストファッションのショッピングサイト「SHOPLIST.com by CROOZ」をはじめ、格安航空券販売・比較サイトの「TRAVELIST by CROOZ」など、様々なeコマース事業を展開しています。
今回は、その中でもCROOZ株式会社が最も注力しているファッションのショッピングサイト「SHOPLIST.com by CROOZ」を紹介します。
気軽にリーズナブルな価格でショッピング「SHOPLIST.com」
「SHOPLIST.com by CROOZ」は、2017年7月にサービスが開始されたインターネットサービスで、最新の流行を取り入れながら価格を抑えた衣料品「ファストファッション」を中心にアパレル商品を販売しています。
特に若い層から人気を集め、サービス開始からたった8年で売上高約250億円まで成長しています。今後も成長が期待されているECサイトです。
株式会社アイスタイル
株式会社アイスタイルは、1999年7月に創業されたコスメ専門のeコマース企業です。化粧品に関する口コミを集めるウェブサイト「@cosme」をはじめ、化粧品の店舗販売をする「@cosme STORE」を運営しています。
今回は、株式会社アイスタイルが最も注力しているECサイト「@cosme」を紹介します。
コスメ情報専門ポータルサイト「@cosme」
@cosmeは、1999年の創業と同時にサービスを開始したコスメ情報ポータルサイトです。このサイトでは、コスメ商品を購入できるほか、コスメのランキングや気になるコスメ商品の口コミを見ることができます。
また、人気コスメ系発信者のブログを見ることができ、おすすめのコスメ用品や使い方などを知ることが可能です。
月間の訪問者数は約1600万人と多く、日本国内の20〜30代の女性のうちおよそ7割が毎月訪れている計算になります。若い世代から人気を集めており、これからも利用者の増加が期待されているECサイトです。
株式会社エニグモ
株式会社エニグモは、2004年2月に設立したインターネットサービス事業を展開する会社です。
世界中の出品者から世界のあらゆるアイテムを購入できるCtoCソーシャルショッピングサイト「BUYMA」を中心に独自のビジネスモデルを差別化要因として事業を展開し、国内のファッションECサイトランキング2位の規模にまで成長しています。
そんな株式会社エニグモが最も注力するECサイト「BUYMA」を詳しく紹介します。
CtoCのソーシャルショッピングサイト「BUYMA(バイマ)」
「BUYMA」は、世界166ヶ国に960万人以上の会員を抱えるファッションECサイトです。
2015年7月には、「Forbes Asia」が毎年選出する「アジアの売上10億ドル以下の優良企業200社リスト」に選出されており、今後の期待が高まっています。
「BUYMA」は、世界中に約18.9万人存在する出品者から世界中の様々なアイテムを購入することが可能で、「CtoC×越境EC」という今までにない新しいマーケットを楽しむことができます。
商品はファッション領域はもちろん、インテリアや家具、アウトドア、スポーツ、コスメ等の新しいカテゴリーも強化され、世界中から様々なジャンルの特別な商品を手に入れることが可能です。
SBプレイヤーズ株式会社
SBプレイヤーズ株式会社は、2005年10月に設立されたインターネットレジャーサービス会社です。
行政や地方公共団体に向けてサービスを提供しており、ふるさと納税の運営に必要な企画と関連業務を代行するサービスを提供しているECサイト「さとふる」や、全国11の地方競馬場の勝馬投票券、全競輪場の勝者投票券、全オートレース場の勝車投票券をインターネットを通じて購入できるECサイト「オッズパーク」などを運営しています。
今回はその中から、ふるさと納税サービス「さとふる」を紹介します。
地域活性化を促進させる「さとふる」
さとふるは、2014年にサービスを開始したECサイトです。
ふるさと納税を通じて特産品を広め、特産品の購入や観光客を増やすことを目標に、ふるさと納税の運営に必要な企画やプロモーション、受付、問い合わせ窓口、配送などの関連業務を担っています。
納税者は、さとふるのサイトから購入したい特産品を選ぶだけと簡単で、インターネットショッピングのような感覚で利用することが可能です。
購入があった礼品の伝票や運送業者の手配は全てさとふるか行うため、通販システムを持たない小さな業者でも礼品の発送対応が簡単にできると好評です。
サービス開始から1年で48県市町村が提携するなど成長を続け、2021年8月時点では計990の県市町村が提携しています。今後もさらに拡大を続ける予定です。
オイシックス・ラ・大地株式会社
オイシックス・ラ・大地株式会社は2000年6月に設立された会社で、ECサイトやカタログを通して一般消費者への有機野菜、特別栽培農産物、無添加加工食品等、安全性に配慮した食品・食材の販売を行なっています。
有機野菜の食品宅配専門ネットスーパー「Oisix」をはじめ、有機野菜のカタログ食品宅配サービス「大地を守る会」や、有機野菜の個別宅配「らでぃっしゅぼーや」を運営しています。
2021年3月に「HAPPY WOMAN AWARD for SDGs」企業部門賞を受賞するなど、環境面でも注目を集めているeコマース企業です。
今回は有機野菜の食品宅配専門ネットスーパー「Oisix」を詳しく紹介します。
子どもに安心して食べさせられる食材「Oisix」
Oisixは、会社設立と同時にサービスを開始した食材の宅配専門ECサイトです。
スーパーのようにパンや牛乳、お米、調味料を購入できるだけでなく、世界中の美味しい食材を使ったミールキットなどの独自商品も購入することができます。
幅広い世代から人気を集め、2021年には累計出荷食数「1億食」を突破しています。
また、関東の女性が選ぶミールキットランキングNo.1を獲得しており、「美味しい」「また利用したい」と好評です。
STORES 株式会社
STORES株式会社は2012年3月に設立された会社で、ネットショップ開設、POSレジ、キャッシュレス決済、オンライン予約システムなど、商売のデジタル化を支援する「STORES」を提供しています。
2023年2月にはグーグルから約30億円の資金調達を実施し、業務提携を行いました。
そのため、STORESのユーザーはGoogleのサービス各所に商品を掲載できるようになる「Googleで集客」を使い、商品の露出強化が期待できます。
簡単にネットショップが開ける「STORES」
STORESは、ネットショップを開設するためのサービスです。
自分でネットショップを作る場合、サイトの構築など手間がかかりますが、STORESのプラットフォームを利用することですぐに自分のお店を始めることができます。
eコマースとは
eコマースとは、電子を表す「エレクトロニック(electronic)」のeと、商売を表す「コマース(commerce)」から成る造語で、「EC」と略されることもあります。
「電子商取引」という意味で使用され、ネットショッピングや通販、インターネット上の株取引、ネットオークションなど、インターネットを介して「BtoB」「BtoC」「CtoC」間で取引することを表す言葉です。
また、eコマースを用いてビジネスをする業界を「EC業界」と呼びます。
2010年以降爆発的に市場規模を拡大しており、世界中の企業で高い売上を記録した500社をランキング形式で紹介している「Fortune Grobal 500」では、EC業界が1位(Walmart)と3位(Amazon)を獲得しています。
ECサイトとの違い
「eコマース」と似ている言葉で「ECサイト」という言葉がありますが、「eコマース」と「ECサイト」の違いが分からず、混同している人が多いです。
eコマースは「電子商取引」そのものを表すのに対し、「ECサイト」は「eコマースを利用したサイト」のことを表します。
例えば、インターネットショッピングサイトや通販サイト、オークションサイトといった購買を行うサイト自体は「ECサイト」に該当します。
「ECサイト」は、eコマースのように電子商取引の概念を表す言葉ではなく、eコマースを利用してサービスを展開しているサイトを表す言葉であるということを覚えておいてください。
eコマース市場の分野と市場規模
eコマース市場は大きく「物販系」「サービス系」「デジタル系」の3つに分ける事ができます。
市場規模は堅調に推移しており、BtoC-ECでは2021年の時点でおよそ20兆円規模となっています。
これは前年から7.35%の伸長率です。
その中でもっとも大きな割合を占め、且つもっとも成長率が高いのが物販系分野です。
割合ではアパレル業種が大きく、EC化率は13.87%となっています。
ところがEC化率では最も進んでいるのが「事務用品、文房具」で41.75%です。
市場のトレンドとしては、伸長率12.9%となったCtoC-ECが拡大傾向にある事もポイントです。
EC化率とは?
EC化率は業界の全体像を把握するための指標のひとつです。
実店舗とECを含む全商取引のなかで、ECサイトで行われた取引の割合を指します。
EC化率は2021年時点で、BtoC-ECは8.78%、CtoC-ECは35.6%にものぼるのです。
参考:経済産業省『令和3年度 デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)報告書』
eコマース業界の将来性
日本国内のeコマース市場は右肩上がりで推移しており、EC化率も進んでいます。
特にBtoC-ECではまだまだEC化率が低い事からも、今後さらなる成長が期待できる分野だと言えるでしょう。
紹介したeコマース企業は他にもたくさんあり、その多くがEC売上高を伸ばしている事からも、底上げが期待されます。
実は、食品EC業界はEC化率3%程度と市場規模が小さいながら、将来的に業界をけん引する存在になるのではないかともいわれています。
生活に密着する分野であり、EC化が進んでいないからこそ、今後の大きな成長が期待されているのです。
eコマース業界のトレンド5選
eコマース業界で押さえておきたいトレンドを5つ紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
オムニチャネル
オムニチャネルとは、実店舗(オフライン)とECサイト(オンライン)などのあらゆる販売経路をつなげ、チャネルを横断して顧客へアプローチする施策です。
スマホアプリやSNSを活用して、顧客の商品・サービスの購入・申込につなげています。
例えば、店舗では買えないWEB限定商品を作って店舗とECサイトどちらの利用も促すという方法が挙げられます。
O2O
O2Oは、「Online to Offline」の略称で、オンラインからオフラインへ顧客を誘導する施策です。
例えば、スマホアプリでクーポンを配信したり、セール情報を配信したりして、店舗への訪問を促すという方法があります。
OMO
OMOは「Online Merges with Offline」の略称で、オンラインとオフラインの垣根をなくし、顧客の購買意欲を掻き立てる施策です。
例えばデリバリーフードサービスは、注文から決済までスマホで行い、そのあと商品を配達してもらう仕組みです。
このようにオンラインとオフラインを上手く融合させることで、顧客は手間をかけずに商品やサービスを快適に楽しむことができます。
また、企業はオンラインとオフラインの双方から顧客情報が収集できるため、顧客視点で商品やサービスを提供することが可能になり、顧客満足度の上昇に繋がります。
ID決済
ID決済は、楽天ペイやPayPayなどのいわゆる「〇〇ペイ」といわれる決済方法です。
楽天やPayPayのID・パスワードを入力すれば、住所、クレジットカードなどの情報の入力を省略して、商品・サービスの購入ができます。
例えばECサイトでは、個人情報の入力時間が短縮されるため、ユーザーの離脱を防ぐことができます。
越境EC
越境ECとは、日本国内から海外の顧客に向けて商品を販売するECです。自社で越境ECサイトを制作する、もしくは海外のECモールに出店するという実施方法があります。
ネットを利用しているため、実店舗を展開するよりも簡単に海外の顧客を開拓することができます。
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eコマースのメリット
企業のメリット
・世界中の市場で売買が可能なため、国外ユーザーもターゲットにできる
・店舗代(賃料・維持費など)が不要
・マーケティングを反映させやすい
・スマホ、5Gの普及による顧客増
ユーザーのメリット
・いつでもどこでも買い物ができる
・比較が容易で、より低価格で手に入れる事ができる
・好みに合った店舗、商品を見つけやすい
eコマース企業に転職するには
コロナ禍などで外での買い物時間が減った事もあり、eコマース企業がその代わりを担っており需要が高まっています。
eコマース業界の市場の拡大を実感し、今からeコマース企業に転職したいと考えている人もいらっしゃいます。
そこで、eコマース企業に転職する際に必要な知識やスキルは何なのか。
また、必要な資格は何なのかについて詳しく解説します。eコマース企業の転職に役立つポイントも開設していますので、ぜひ参考にしてください。
求められる知識・スキル
まずは、eコマース企業に転職する上で求められる知識やスキルについて紹介します。
eコマース企業に転職する上で必要な知識・スキルは以下の3つです。
- 業界の知識
- Webマーケティングスキル
- ITリテラシー
業界の知識
業界の知識というのは、そのeコマース企業がサイトで販売している商品の業界の知識のことです。
例えば、アパレル業界のECサイトならアパレル業界の知識がある方が有利に働きます。
なぜかと言うと、ユーザーが服を選ぶ時に注目するポイントや商品の配置、デザインの色合い等アパレル業界のノウハウを知っていれば、その知識をECサイトに活かし、さらにサービスの向上を目指せるからです。
このように取り扱う商品の知識に長けた人材はかなり重宝されます。そのため、現在の自分が働いている業界と同じ業界であれば、転職できる可能性は高まるでしょう。
Webマーケティングのスキル
eコマース企業に転職するなら、Webマーケティングのスキルも必要です。なぜならECサイト運営で最も大切なのが集客であり、最も難しい部分でもあるからです。
前職でSEO対策やリスティング広告の運用に携わっていたり、個人ブログで上位表示やPV数を獲得できている人など、Webマーケティングの知識がある人はかなり重宝されます。
また、多くのeコマース企業がSNSを使用した集客に興味を持ち、力を入れ始めています。そのため、InstagramやTwitterのフォロワー数が多いこともアピールポイントすることが可能です。
ITリテラシー
eコマースを行う上でITリテラシーは重要な知識です。
システムやWebのデザインの知識もITリテラシーに該当しますが、eコマースを促進する上ではこれらの知識は欠かせません。
eコマース企業では、ECサイトへの集客を増やすための施策や購買を促進させる施策の立案などをWebサイト上で行います。
その上でこうしたITリテラシーはサイトの基盤を理解する重要な知識になります。
必要な資格
ECサイトは特別な資格がなくても作成・運営することができるため、eコマース企業に転職する上で必要な資格はなく、どちらかといえば資格よりも経験やスキルが重視されることの方が多いです。
ただ、ECサイト運営に役立つ資格はあります。
- ネットショップ実務士
- ネットショップマスター資格認定
- 通販エキスパート検定
ネットショップ実務士
ネットショップ実務士は、一般財団法人ネットショップ能力認定機構の民間資格です。
ネットショップ運営に関する実務能力を推し量ることができるため、転職の際にアピールポイントとして利用することができます。
ネットショップマスター資格認定
ネットショップマスター資格認定は、一般社団法人ビジネススキル協会による資格認定講座で、講座を受講するだけで資格を獲得することができます。
資格を獲得すればEC業界への就職や転職の斡旋・支援を受けることができるため、これからeコマース企業に転職を考えている人におすすめです。
通販エキスパート検定
通販エキスパート検定は、一般社団法人通販エキスパート協会が主催する民間資格で、通信販売業界に必要な実務知識が問われます。
レベルは基礎的な内容の3級から法務知識を取り入れた高度な内容の1級まで全部で3段階に分かれており、1級を取れば業界でも一目置かれるほど定評のある資格検定です。
転職するためのポイント
紹介した知識・スキルについては自身でつけることもできます。しかし、かなり準備が必要になりますので未経験や少しの経験でも募集をしている企業に応募することが最も有力です。
eコマース企業への転職は、IT企業に強い転職サイトや転職エージェントを利用することがポイントです。
好条件なeコマース企業の求人情報を提供してくれたり、専門のコンサルタントから転職に向けたアドバイスを受けることができます。
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まとめ
本記事では、現在注目されているeコマース企業8社を紹介しました。今回紹介した企業はどこもECサイトをメインに販売や事業展開を行っており、現在のeコマース業界の需要の高さを感じることができます。
IT・Web・ゲーム業界専門の転職エージェントであるギークリ―では、eコマースの企業の転職情報や求人を多数保有しています。
ご相談ベースからもキャリアカウンセリングを承っておりますので、お気軽にご相談ください。
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