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「職務要約」転職多い人向け例文一覧!おすすめの書き方も4ステップで解説

「職務要約ってどう書けばいいの?」「2社以上経験している場合は職務要約はどうしたらいいの?」「職務経歴書ってどこまでさかのぼればいいの?」など職務経歴書を書くときに色々悩みますよね。本記事では、2社以上経験している方に向けて職務要約の書き方、ポイントをご紹介します!まためんどくさい職務経歴書を代行してくれるサービスも紹介していますので是非ご参考ください!

目次

 

複数社の勤務経験がある場合

 

 

複数社での経験がある場合は、2~3社にピックアップしましょう。

その際の注意点も解説します。

 

転職回数が多い人の職務要約例文

 

会社ごとの場合

これまで5年間にわたり、〇〇職に従事しています。1社目では△△業務を担当し、業務効率化に努めたことで書類作成時間60%削減を達成しました。2社目では□□業務に携わり、提案した報告作業のシステム化が全社で導入され、営業活動をスムーズにしたことで表彰されています。

 

共通の業務内容ごとの場合

これまで5年間にわたり、〇〇職に従事しています。これまでに3社経験しており、△△における業務効率化、□□業務のシステム化といった営業活動をよりスムーズに行うための仕組みづくりの面で貢献して参りました。

 

経験の多さをアピールする

 

どの職種・業種にも必要とされる能力をアピールすることがおすすめです。

例としてコミュニケーション力や企画・提案力などが挙げられます。

転職回数は虚偽の報告をしても、雇用保険の加入回数から発覚する恐れがあります。

経験豊富であることをもとに、自分の魅力をアピールする視点で書いてみましょう。

 

ピックアップする基準

 

職務経歴が多い場合でも、応募先企業・職種に関連があるものから優先的にピックアップします。

また、経歴が長いものは「継続してきた事」を強みとしてアピールできます。

特に企業とマッチングする職種や、受賞歴、数字で示す事が出来るような実績はしっかりとまとめて伝える事が大事です。

 

書き方は2通り

 

職務要約に記載したい経歴が決まったら、会社ごと共通の内容ごとに区切って書きます。

会社ごとに区切って書くパターンでは「1社目では~」「2社目では~」と続けます。

共通する業務内容や実績・成果ごとに区切って書くパターンでは「○○業務を3社経験し~」とまとめましょう。

 

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【あわせて読みたい】Geekly(ギークリー)を利用して転職成功した事例⇓

 

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【職種・業種別】職務要約の例文

 

 

事務職の例文

 

○○大学を卒業後、株式会社〇〇の総務部にて3年間、一般事務に従事しておりました。

来客対応や電話対応を始めとした事務全般を経験し、Wordを使った読みやすい文書の作成やExcelを使ったデータ集計に努めております。

他部署との連携を図りながら業務効率化のプロセスを学び、同社との契約数は20%上昇いたしました。

貴社におきましても、引き続き積極的に業務改善に取り組んで参りたいと思っております。

 

販売職の例文

 

○○高校を卒業後、○○株式会社の梅田店にて4年間勤務いたしました。

初年度から販売を担当し、2年目に販売士の資格を取得して販売に関する知識をつけ、業務改善とチームマネジメントの向上に努めました。

3年目には店舗の収益を前年度から30%上昇させ、社内コンテストでも優勝いたしました。

この実績が評価され、5年目からは心斎橋店の店長として25人のスタッフの育成とマネジメントを行っております。

 

エンジニア職の例文

 

〇〇専門学校を卒業後、〇〇株式会社でエンジニアとして3年間勤めておりました。

携わっていたのは位置情報サービスのAndroidアプリで、5名のチームです。

私が担当したのはUXの部分で、別チームのエンジニアと連携をとって画面変遷がスムーズになるよう進めました。

定期的なリファクタリングでソースコードを整理する仕組みを提案してサービスの安定性を向上させ、その後チームで同様の取り組みを続けた結果、現在では文化として根付いています。

 

 

そもそも職務要約とは

 

 

職務要約とは、今までの職務経歴や仕事の実績を端的かつ分かりやすくまとめたものです。

忙しい採用担当者は冒頭の職務要約から書類選考に通すか通さないかを判断しており、職務経歴書の中でも最も重要なパートです。

応募総数の多い仕事であるほど1枚に目を通す時間は短くなるため、採用と不採用の分かれ道であるといっても過言ではありません。いかに採用担当者を惹きつける内容を書くことができるかが勝負の決め手です。

 

職務要約はなぜ必要?

 

採用担当者目線では、キャリアや実績を把握し、面接を効率的に進めるために「何を聞くか」を決める材料が職務要約です。

そのため、短時間で簡潔に必要な情報を得る目的で職務要約に目を通しています。

つまり「採用担当者に魅力を感じてもらえる、掘り下げたいと思ってもらえるキーワードを盛り込み、端的に求める人物像に当てはまるスキルを持っていると伝える」のが候補者側の目的ということになります。

 

【あわせて読みたい】職務経歴書の添削について知りたい方はこちら⇓

 

 

 

職務要約を書く前の手順4つ

 

 

STEP1:業界・企業研究を開始する

 

異業種からの転職の場合、企業研究はもとより業界研究は必須です。

なぜ業種を変える経緯に至ったのか、なぜその業界を志すのかを明確にしましょう。

同じ職種からの転職の場合は、なぜ働く場所を変える必要があるのかがキーポイントとなります。

 

【あわせて読みたい】業界研究の詳しい方法はこちら⇓

 

STEP2:これまでの職務経歴を書き出す

 

現在の勤務先に至るまでの人生の軌跡を振り返り、自分年表を書き出しましょう。

自分の行動や人にかけられた嬉しい言葉から、なぜ今の仕事を選んだのか、自分が求めた仕事人としてのあり方は何かを見出しましょう。

間違いがあったとしても大きな学びがあったことを認識すれば、面接でもアピールできます。

 

STEP3:身につけたスキル・資格を書き出す

 

先ほどの手順で書き出した自分年表を元に、これまでの自分の業績や仕事での学びを見返します。

最大のアピールポイントとなり得るので、この部分は詳細に書き出しましょう

何を学び、どのように活かしてきたのかは今後の自分の転職活動や仕事での行動力を後押しする支えにもなります。

 

STEP4:自己分析から自己PRを考える

 

業界・企業研究と自己分析を書き出す作業を終えたら、最終段階に移ります。

自分にはどんな強みがあるか、何のプロフェッショナルなのかを多角的な視点から求めます。

自己PRは職務要約に記載しても問題はないですが、一言にとどめるようにしましょう

 

 

 

職務要約が書きづらいと感じる人向けの書き方のヒント

 

 

職務要約が思い浮かばず筆が進まない場合、以下のいずれかに当てはまるのではないでしょうか。

状況別に書いておくと良いスキルや実績を書く際のヒントになりそうなものをピックアップしました。

 

未経験または異業種の業種・職種に応募する場合

 

前職の実績の中で応募する仕事でも活かせそうなスキルを記載しましょう。

その際なぜ志望したのか、志望理由が明白であると採用担当者の目を惹きます。

その業界への転職の為に身につけた資格があると志望意欲が認められ、よい印象を与えられます。

 

自己PRとの違い

 

先ほど自己PRは一言に留めるようお伝えしましたが、そもそも自己PRと職務要約は伝えたい内容が異なります。

職務要約がこれまでの職歴や成果のダイジェスト版であるのに対し、職歴を掘り下げてアピールするのが自己PRです。

このような違いを意識しておくことで、混乱せずに済むはずです。

 

書くことがない場合

 

自分は何のプロフェッショナルかということは自分にしか分かりません。

人から褒められたことは長所であり、認められたことは強みです。これまでの経験からピックアップしてみましょう。

企業研究、自己分析を入念に行っても見つからない場合は、準備不足の状態なのかもしれません。経験を積み、目標が明確になってから改めて応募した方がよいでしょう。

 

 

 

職務要約に関する疑問を解決

 

 

採用担当者はどこを見ている?

 

複数社の経験をもつ候補者の職務経歴書では、採用担当者が注目するポイントがいくつかあります。

まずはこれまでのキャリアで何を得たのかという点です。

前回の転職活動では何を学び、そしてどのような経験・実績を積み自社で即戦力として活躍してくれそうか、そして本人にその具体的なイメージができているかどうかを見極めようとしています。

そのためには経歴の羅列ではなく、何を考え、どのように課題解決に取り組んだかというプロセスが重要なのです。

そこには人柄や仕事への向き合い方が現れます。

だからこそ、応募先企業ごとにアピールの工夫をする必要があるのです。

加えて、「うちの会社もすぐに辞めてしまうのではないか」という懸念も払しょくしなければなりません。

そのためには応募先企業への熱意をしっかりと伝えることが大事です。

 

適切な量や文字数は?

 

約200文字4~5行)で空白をすべて埋めることが望ましいです。

この5行で採用担当者がぜひ話を聞いてみたい、即戦力になるのではないかと期待を持たせるような自分の姿を書き出す必要があります。

 

中途採用は、新卒採用に比べて経験を重視されます。よって、第三者から見ても評価される業務内容の実績を、主に客観的な事実で構成し、簡潔に記載しなければなりません。

伝えたい内容を伝わる形でまとめる力、心に訴えかけるプレゼン力が試されます。

~がしたいと思っている、~だと自負しているといった事実の裏付けが無い主観的な情報のみでは採用担当者の心に響きません。

 

経歴はどこまでさかのぼるべきか

 

転職経験の有無に関わらず、『最終学歴・現在の勤務社名・職種・実績』という経歴はどちらも記入必須です。

複数企業の勤務経験がある場合はさらに『以前の勤務先・職種・実績』を書く必要があります。

転職回数が多いほど1つの職種に割く文字数が減り、全体の内容が薄まるので要点を簡潔に述べましょう。

 

複数企社の職務経歴は不利?

 

転職回数が採用に不利かどうかは転職理由によります

一般的に同じ職種間の転職はスキルアップとみなされるケースが多いようです。しかし異業種間の度重なる転職は、気に入らない仕事を途中で投げ出すのではないかという悪印象を与えてしまいます。

転職理由が採用に不安を与えない内容であること、ブレない信念を持っていることをしっかりとアピールしましょう。

書いておくとよいスキルはのちに解説します。

 

転職理由はポジティブに言い換える

転職活動をしているという事は、辞めた、もしくは辞めたい理由があるはずです。それが不満として伝わらないよう注意が必要です。複数社にわたる場合は特に気を付けましょう。

コツは「〇〇を実現したい」「自分の〇〇スキルをこのように活かしたい」と前向きに言い換えることです。「だから御社を志望した」と志望動機にもつながるような内容にすると一貫性をもたせることができます。

 

アルバイトや派遣でも書ける?

 

雇用形態に関わらず、採用担当者が重視するのが応募者の実績です。

正社員の実績でないからというだけで面接の対象から外すほど採用担当者も酷ではありません。アルバイトやパート・派遣も会社を構成する社員です。

勤務中に身につけたスキルや会社での実績を含め、正社員と同等の能力があることをアピールしましょう。

 

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採用担当者の目に留まる職務要約のポイント

 

 

求められる人材であることをアピール

 

求人内容に沿ったふさわしい人物か、会社に適応できる人物であることに相違がないかは最も重要視されるポイントです。

求められる人物を見極め、自分の強みは何か何で成果を出せるかまとまった文章で要約できているかを入念に確認しましょう。

強みを明確にすることは実際の面接にも活きてきます。

 

実際の業務に活かせるスキルを明記

 

応募する会社で必要とされる資格や重宝されそうなスキルは必ず記載するようにします。

求められる能力があるとアピールすることで、採用担当者の興味を惹き、目に留まりやすくなります。

スキルを元にした実績が出せていると、仕事能力がありそうだという認識を持たれることにつながります。

 

マネジメント経験は「逆編年体式」で伝える

 

マネジメントスキルを軸にした場合は、最新の経歴から記載する「逆編年体式」がおすすめです。

時系列でまとめた場合、直近の業務にたどり着くまでに時間がかかり、見落とされてしまう可能性もあります。

経験豊富な人ほど最新の経歴から記載する頃でより確実にアピールにつなげる事ができると言えます。

 

実績は数値を示す

 

実験結果の数値を示した論文が信用されるように、数値を示した功績は信用度を高めます。

目立った功績が無いという人もただ経験を記載するだけではなく、数値化できる実績を探しましょう。勤務年数の長さ、仕事のスピードなど他人より秀でていると思われるアピールできる数値を指標として示すことが大切です。

ただ、数字の過大申告は前職の会社に信憑性のある情報であるか、確かめられる可能性もあります。実際に業務を開始した際に採用担当者が望んだ結果を実績として出せなければ怪しまれるでしょう。

最悪の場合解雇される恐れがあるため、事実のみを記載してください。

面接では職務要約を元により具体的な内容を話すことが求められる為、しっかりと練習しておきましょう。

 

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【職種・業種別】職務要約に書けるスキル・資格一覧

 

 

職種・業種によって必要とされる、または持っていると重宝される能力は様々です。会社によっては資格手当をもらえる所もあるので、あらかじめ準備しておきましょう。

今回は5種類のIT系の職業への転職で持っていると役立つおすすめのスキル・資格を紹介します。

 

システムエンジニア

 

システムエンジニアで主に必要とされるスキルは、プログラミングだけではありません。

システムの企画設計能力・数値分析をベースとした課題発見能力など多岐にわたります。

活かせる資格は基本情報技術者試験・応用情報技術者試験・システムアーキテクト試験(いずれも国家資格)・Java認定資格などです。

 

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアに必要とされるのは、スイッチングやルーティングの技術・機械に不具合が起きても瞬時に対応できる判断力です。またネットワーク文書を解読できるレベルの英語力も求められます。

活かせる資格はネットワークスペシャリスト試験(国家資格)・Cisco Systems社の認定資格・LPIC・TOEIC730点以上などです。

 

提案営業

 

提案営業で主に必要とされるスキルは、何といっても相手に合わせた提案から問題の解決まで導けるプレゼン力です。

さらに提案先企業へのたゆまぬ貢献力・顧客の要望を汲み取るヒアリング力も必須でしょう。

活かせる資格はITパスポート試験(国家資格)・中小企業診断士(国家資格)・ビジネス実務法務検定などが挙げられます。

 

プロジェクトマネージャー

チームをまとめるリーダーシップ・企画立案からプロジェクト成功まで管理できる業務遂行力・顧客のニーズを捉えた交渉力が求められます。

活かせる資格は基本情報技術者試験(国家資格)・PMP(国際資格)・プロジェクトマネージャ試験・ITストラテジスト試験などです。

 

Webマーケター

Webマーケターで主に必要とされるのは、徹底した情報収集から導く市場データ分析力・営業能力・結果を出せる戦略立案能力です。

活かせる資格はウェブ解析士・ネットマーケティング検定・IMA検定・Googleアナリティクス個人認定試験などが挙げられます。

 

 

 

職務要約を充実させ、転職の成功率を上げよう

 

 

職務要はただのまとめではなく、採用したい魅力的な人物だとアピールできているか、嘘偽りなく事実を述べられているか確認することが転職成功の鍵となります。

職務要約で自分のスキルや経験をしっかりアピールし、転職を成功させましょう。

 

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この記事の監修者

【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

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