ゲーム会社の面接での質問と攻略法を伝授!面接官はどこを見る?職種別の質問対策を転職エージェントが紹介
ゲーム会社への転職の面接では、業界や職種ならではの質問があります。そのため、質問の意図を知って面接対策をする必要があるでしょう。今回は、そんなゲーム会社の面接対策に使える質問の攻略法やポイントをご紹介します。
目次
ゲーム会社の面接での質問と攻略法とは?
ゲーム会社の面接では、一般的な転職の面接での質問だけでなくゲーム業界ならではの質問もあります。
それでは、ゲーム会社の面接の質問とその攻略法を見ていきましょう。
志望動機
どのような企業でも、転職の面接でまず聞かれるのが志望動機です。
ゲーム会社の面接でももちろん「志望動機を教えてください」という質問をされることでしょう。
この質問の回答では、企業が制作するゲームについて触れることをおすすめします。
「御社の〇〇というゲームが好きで」「〇〇のストーリー性に魅力を感じて」という感じですね。
具体的にその企業のゲームの名称や特徴をあげていくことで、より志望動機をはっきりと伝えることができます。
好きなゲームのジャンル
ゲーム会社の面接なので、「好きなゲームのジャンルは?」という質問は必ずといっていいほどあるでしょう。
この質問への回答で注意したいのは、「RPGです」とジャンルだけ答えるのは避けるということです。
面接官は単に好きなゲームのジャンルを知りたいのではありません。
そこからつながる、その人のゲームの知識や興味を聞き出したいのです。
PRGが好きならどういったところが好きなのか、そして自分のスキルのアピールもしていきましょう。
また、転職を希望する企業のゲーム名も出すと、面接官としては好印象です。
これまでの経験やスキル
これまでゲーム業界で働いてきたという人には、経験やスキルといった質問も多いです。
未経験の人も焦る必要はありません。
自作のアプリや、ゲーム制作につながるスキルがあればそれを面接官にアピールすればいいのです。
この質問への回答は、言葉だけではなかなか伝わらないこともあるでしょう。
ゲーム会社への転職は、即戦力が求められることも多いためスキルや経験のアピールは重要です。
そのため面接対策としてこれまで制作したもののポートフォリオを準備しておくことをおすすめします。
紙に印字されたものでもいいですが、スマホやタブレットを用いることもできます。
その場合は質問があった時にすぐに出せるようにしておきましょう。
手間取ってしまったり、ファイルがなかなか立ち上がらないなんてことにならないように注意してくださいね。
数学は得意か
ゲーム会社の転職の面接では、「数学は得意ですか?」という質問をされることがあります。
なぜ、ゲーム業界で働くのに数学が必要なのでしょうか。
それは、ゲーム制作も収益性を追い求める必要があるからです。
無料のスマホアプリは、ダウンロードは無料でも課金というものがあります。
どうやってユーザーに課金してもらうかで、そのアプリの収益が大きく違ってくるのです。
そのため、ゲームの利益を考えながらの制作が必要となります。
この質問では「数学は苦手です」という回答はNGです。
苦手だということを即答してしまうと、ゲーム業界に数学は必要ないと思っている人だと思われてしまうことも。
回答例としては「ゲーム業界で働く中で必要な数学の知識は身につけています」というのが好印象を与えるでしょう。
しかし、本当に苦手という人もいるはず。
その場合は「あまり得意ではありませんが、前職でも一生懸命取り組んできました」と前向きな姿勢をアピールしてください。
どんなゲームを作りたいか
ゲーム会社に転職するのですから、「どのようなゲームを作りたいですか?」という質問もあります。
これまでの経験やスキルだけでなく、将来の展望を考えているのかの確認です。
そして、これはあなたが転職することで会社にもたらされるメリットを聞かれていると思ってください。
「御社の〇〇というゲームの続きを作りたい」といった感じで、すでにあるゲームに触れるのもいいですね。
また、「御社のゲームは〇〇が強みだと思うので、それを生かしたものを考えていきたい」という回答もいいでしょう。
面接官は、今後の仕事について聞きながら企業とのマッチングも確認したいのです。
そのため、この質問の回答では企業のゲームのことや強みに触れるのがポイントです。
職種別!ゲームプランナーの質問と回答のポイントは?
ゲームの企画から制作まで、ゲーム作りに広く関わるのがゲームプランナーの仕事です。
さらに、完成したゲームを試しにプレイしたり、市場のニーズの集計・分析・評価まで幅広く担っています。
ゲームプランナーは、会社によってはゲームクリエイターと呼ばれることもありますが、仕事内容は同じです。
この職種で求められるスキルは、コミュニケーション能力と論理的な思考です。
そして、ニーズの集計・分析・評価を行うので、数学的な思考も求められるでしょう。
そのため、ゲームプランナーを希望している人は「数学は得意か?」と聞かれることが多くなります。
一連のゲーム制作に関わるため、面接ではゲーム好きなことや、コミュニケーション能力の高さをアピールするのがポイントです。
ゲームデザイナーの質問と回答のポイント
ゲームの世界観やストーリー、キャラクターデザインなどゲームの基本的な部分を制作するのがゲームデザイナーの仕事です。
ゲームの世界観やストーリー性のファンになる人も多いため、ゲームを面白くするための重要な役割を担います。
この職種は、市場のニーズや流行に敏感であることが求められます。
そのため転職の面接では「どのようなゲームが好きか?」「どのようなゲームを作りたいか?」という質問をされることが多いです。
スマホやパソコンのゲームのニーズが高まっていることも踏まえた回答ができるといいでしょう。
好きなゲームの世界観やストーリーについて具体的に伝えるのがポイントです。
ゲームエンジニアの質問と回答のポイント
ゲームエンジニアは、企画を元にゲームを制作する職種です。
この職種は、プログラミングといったIT関連のスキルを得意とする人が向いているでしょう。
しかし、それ以外にも論理的思考や数学的思考、コミュニケーション能力も求められているのです。
ゲームエンジニアを志望する場合、面接でこれまでの経験や制作したゲームについて聞かれることが多いです。
過去に制作したゲームがあれば、ポートフォリオにして提示できるようにしておくことをおすすめします。
また質問に対して論理的な回答ができれば、それもアピールにつながります。
ゲーム会社の面接で自己アピールをする方法!
転職の面接では、どれだけ自分をアピールすることができるかが大切です。
ここでは、ゲーム業界の面接でアピールするポイントをご紹介します。
企業のゲームのポイントを押さえておく
面接官は、どれだけ自社のゲームに興味をもっているかをチェックしています。
そのため面接対策として企業のゲームのポイントを押さえておくことをおすすめします。
ゲームのストーリー性やデザイン、キャラクター、操作性などをチェックしておきましょう。
自分でそのゲームをやってみるのが一番ですね。
面接の時に「弊社のゲームはプレイしたことがありますか?」「弊社のゲームで好きなものは?」と聞かれることもあります。
企業のゲームのポイントを押さえておくことで、質問に答えやすくなるでしょう。
質問の回答は具体的かつ論理的に
どのような面接でも同様ですが、質問の回答は論理的にしましょう。
そして、ゲーム会社への転職では具体的な回答も求められています。
経験やスキルをアピールするのですから、どれだけ具体的に話ができるかが重要です。
ここで注意したいのが、具体的に話をしていくうちに本来の質問の意図からそれていってしまうことです。
そうなると、論理的な回答とはいえないですね。
面接の場で具体的かつ論理的な回答をするために、面接対策が必要なのです。
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ゲーム会社の面接で面接官はどこを見ている?
ゲーム会社の面接では、面接官はどこを見ているのでしょうか。
ここまでご紹介した面接の質問や回答を踏まえて、面接官がチェックしているポイントを見ていきましょう。
服装などの身だしなみ
転職の面接の基本は、やはり身だしなみでしょう。
一般的な企業の面接では、スーツで臨むのが基本です。
しかし、ゲーム会社の面接では服装は自由ということもあるのです。
ゲーム業界では、出勤の際に「私服可」としているところも多く、実際にトレーナーとジーパンという服装の人もいます。
服装が自由といわれると、どんな服がいいのか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
自由とはいっても、派手過ぎる服装や露出度が高いものは避けた方がいいでしょう。
面接官は身だしなみもチェックしていますので、一般的な企業の面接と同じようにスーツで行くのが無難ですね。
企業への志望度
面接官は、相手がどの程度志望しているのかということも見ています。
志望動機が曖昧だったり、他の質問の回答でも具体的なものが出てこなければ「どこでもいいのでは?」と思われることも。
ゲーム会社への転職では、その企業のゲームをどれくらい熟知しているのかをアピールするのが志望度のアピールになります。
「御社がいい」という思いが面接官に伝わるよう、十分な面接対策をしてください。
企業が制作したゲームに興味を持っているか
企業側は、面接に来た人が自社のゲームに興味を持っているかもチェックしています。
入社して一緒にゲームを作り上げていくのですから、興味を持っていてほしいですね。
もしも興味がないのに転職してしまったら、ゲームに思いをかけられないこともあるでしょう。
面接の時点でそれを確認しておくことで、ミスマッチを防ぐことにつながるのです。
コミュニケーション能力はあるか?
ゲーム会社では、1人の力ではなく多くの職種が連携してゲームを制作します。
そのため、多職種間でのコミュニケーションが重要になるのです。
お互いにコミュニケーションを取ることができなければ、いいゲームを作ることはできません。
仕事が思うように進まなかったり、ゲーム自体にトラブルが起こるリスクもあるでしょう。
面接官は、仕事をする上で必要なコミュニケーション能力があるかどうかもしっかりとチェックしています。
面接官からの質問に対して、質問の意図とは異なる回答をしないように注意してくださいね。
面接での質問の時間はアピールのチャンス!
転職の面接では面接官から「質問はありますか?」と聞かれることがあります。
ほとんどの場合、面接官からの質問が一通り終わり面接の終盤に聞かれるでしょう。
この質問には、どの程度熱意があるか、興味を持っているかということや積極性がチェックされていると思ってください。
そのため「特にありません」という回答はNGです。
むしろ、この質問は自己アピールのチャンスと思って積極的に質問をした方がいいでしょう。
仕事の内容や希望職種について、あるいは研修制度について聞くのがおすすめです。
ここで年収のことや残業について確認するのは避けておいてください。
年収や残業は気になるところですが、面接の場では自分をアピールすることに時間を割きましょう。
求人情報にも掲載されていることが多いですが、詳細を確認したい人は転職相談に登録しておくといいですよ。
直接企業に聞きにくいことも、担当コンサルタントを通じて企業に確認することができます。
最後に
今回はゲーム会社の転職の面接の質問についてご紹介しました。
ゲーム業界だからこその質問もたくさんありますね。
ゲーム会社の面接では、経験やスキルだけでなくコミュニケーション能力もチェックされています。
論理的に物事を考えられるかも見られていることを知っておくといいでしょう。
面接の攻略法としては、企業のゲームをチェックしておくことが重要です。
また、自分自身がゲームが好きだというアピールももちろん必要です。
ゲーム会社の転職で不安なことがあれば、無料の転職相談に登録することをおすすめします。
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