面接官と相性が合わない時の対処法を解説!面接官でわかる会社との相性とは?面接官のタイプ別攻略法を紹介
転職活動をしていると、時に相性が合わない面接官と遭遇することもあります。相性が合わない面接官との面接は心細く感じられるかもしれませんが、適切な対処法は存在します。今回はそんな対処法と、苦手に感じやすい面接官のタイプごとの攻略法を紹介します。
目次
相性が合わないと感じる理由
新卒採用や転職で面接を経験していく中で、どういう理由なのか、面接官との相性が合わないと感じたことはあるでしょうか。
応募者も面接官も人間ですから、多少相性が合わないという場面にも出くわすかもしれません。
しかし、そもそも何故相性が合わないと感じられてしまうのでしょうか。
その理由は主に2点にまとめることができます。
コミュニケーションが嚙み合わない
コミュニケーションが嚙み合わず、面接官からの反応が今一つか、あるいは悪いと相性が合わないと感じやすいものです。
緊張している中で、リアクションが薄いと確かに転職希望者としては心配になります。
しかし、これは相性が合わないというよりも、企業研究が不十分であることに原因があります。
人としての相性の悪さを感じる
先述したように、面接官も転職希望者もお互いに人間です。
そのため、明確な理由は分からないものの、何故か人としての相性が合わないと感じられることもあります。
そのように感じるのは転職希望者だけに限らず、面接官も同じように感じていることがあります。
このような場面に出くわした場合、適切な対処法がありますので、次項での解説を参考にしてください。
相性が合わないと感じた時の対処法
前項では相性が合わないと感じてしまう理由について2点解説してきました。
相性が合わないと感じても焦らないでください。
適切な対処法があります。
相性が合わないと感じたら以下に紹介する2点で乗り越えてください。
なるべく気にせずにアピールを継続する
相性が悪いと感じたことが原因で話のテンポが悪くなることは何としてでも避けなければなりません。
そのため、相性が合わないと感じても、まずは気にしないことが大切です。
その上で平静を保った状態でこれまで通りアピールを続けていきましょう。
根気強くアピールを続けていけば面接官も応募者の中身をより見ようとします。
そのため、落ち着いてアピールを続けることに徹するのがポイントです。
場合によっては面接が進むに従って相性の悪さが解消されることもあります。
自信を失ってはいけない
相性が悪いと感じることで、自信がなくなってしまうリスクもありますが、こらえてください。
自信がなくなり声が小さくなったりすると、相性が悪いだけにとどまらず印象も極めて悪くなってしまいます。
そのため、相性が悪いと感じても自信を持って大きな声でアピールしていきましょう。
徹底した企業研究で予防
厳密には本番での対処法というよりは、事前にできる対処法です。
冒頭でも述べたように、企業研究が不十分なことが原因で相性が合わないと感じてしまうこともあります。
そのため、企業研究は重要です。
徹底した企業研究によって企業への理解が深まるだけでなく、どのような回答を求めているのかも見当がつきやすくなります。
面接官との相性は会社との相性にも波及?
前項では面接官との相性が合わないと感じたときの対処法について解説してきました。
しかし、他にも注意すべき点はあります。
それは会社との相性にも波及してくる可能性があるということです。
その理由について、波及しないケースと併せて解説していきます。
対応力を見極めるために使われることもある
相性が合わないと感じても、実際には面接官が意図してそのように対応している場合があります。
これは転職希望者の対応力を見極める手段としては有効です。
そのため、転職希望者は相性の悪さが面接官の意図するものなのかどうか見極める必要があります。
内定を獲得しても考え直した方がいい場合とその理由
相性が合わないと感じたとしても内定を獲得できることもあります。
しかし、相性の悪さが面接官の意図せざるものであると感じた場合は考え直した方がいいでしょう。
苦手意識が拭えないまま入社したところで、モチベーションに悪影響を及ぼしてしまうからです。
これは即ち早期退社のリスクがあることを意味しており、結局はミスマッチになってしまいかねません。
面接官と相性が合わなくても内定は獲得できる
既に言及しましたが、面接官との相性が合わないと感じても内定を獲得できることはあります。
その理由は主に2点に大別されます。
面接官も必死に見極めようとしている
転職面接における面接官の役割は、転職希望者が採用に足る人物なのか見極めることです。
そのため、面接官は相性が合わないと感じられたとしても、必死になって経歴やアピールなどを基に見極めようとします。
なお、相性が合わないと感じるのは転職希望者だけではないのは冒頭で先述した通りです。
その点を意識できていれば親近感が湧きやすくなるでしょう。
相性が合わないだけで不採用にはなることはない
そもそも、面接官との相性が悪いという理由だけで不採用になることはありません。
採用の基準は好き嫌いではなく、経歴やアピールなどを基に採用に値するかどうかです。
しかしそれと同時に相性の悪さが面接ではハンディーキャップになってしまうことも否定できません。
そのため、内定を獲得するには先述したハンディーキャップを乗り越える必要があります。
相性が合わない面接官と攻略方法
これまで相性が合わないと感じる理由からそのように感じた時の対処法などについて解説してきました。
ここでは苦手意識をどうしても持ちやすいタイプの面接官と、その時の攻略方法について解説していきます。
苦手意識を持ちやすいタイプの面接官は特徴ごとに4種類に分けることができます。
また、一見苦手には思えない面接官であっても要注意な場合もあるため、そちらも併せてチェックしてください。
沈黙が続く人
典型的な苦手意識を持たれやすいタイプの1つで、何を言ってもリアクションが薄いタイプです。
リアクションがあればそれは寧ろいい方で、面接官によっては無視に近い対応をする人もいます。
このような状況に遭遇すると、果たして本当に聞いてもらえているのか心配になるでしょう。
しかし、かといって喋り過ぎてしまうのも禁物です。
ここは面接官をオーディエンスと捉え、自身は明るく自信を持ってアピールするという役を演じ切る気概で切り抜けましょう。
話が嚙み合わない人
相性が合わないと感じやすい理由に話が嚙み合わないことが挙げられるのは冒頭でも述べた通りです。
これまでの準備に関わらず、話が嚙み合わなかったとしても落ち着いて対処しましょう。
まずは相手の質問を改めて注意深く聞いてみることです。
話が嚙み合わない時、相手の質問を十分に理解しないまま回答していることが多いです。
また、回答もなるべく要点を外さない程度で簡潔にまとめれば、話が噛み合わなくなるリスクを軽減できます。
この2点を意識すると、相性が合わないと感じずに済むようになります。
ネガティブなことを多く言う人
人格否定とまではいかないものの、何を言ってもリアクションがネガティブな面接官もいます。
このような面接官は多くの場合、転職希望者の対応力を見極めるために敢えてそのような態度をとっています。
そのため、あくまでも批判的な指摘を受けていると捉え平静を保って質問に丁寧に回答していくことが重要です。
ただし、面接官があからさまに失礼な態度を取り続けるようであれば、転職先として相応しくないと考えましょう。
業務にも問題が生じている可能性があり、入社してもミスマッチになってしまいます。
意図の分からない質問を繰り出す人
中には経歴やアピールとは関係のなさそうな質問を繰り出してくる面接官もいます。
このような意図が分からない質問を繰り出されてしまうと困惑してしまうのも無理はありません。
このような場合は意図はともかくとして、まずは丁寧に対応していくことがポイントです。
また、なんとなく答えるのではなく、ロジックにも十分気を配りながら答えるようにしましょう。
一見相性が良いように見えても要注意な面接官も
終始笑顔で対応する面接官とは話しやすく、一見すると相性が良いように思えるでしょう。
しかし、このような面接官も要注意です。
相性が良いと思うとついつい話し過ぎてしまうことがあり、そこがまさに落とし穴です。
このように話し過ぎてしまうと気が抜けていると判断され、不採用という判断を下されてしまいます。
転職活動を成功させるために選択肢を複数持とう
ミスマッチを防ぐためにも選択肢は複数持っていることが重要です。
転職面接で相性が合わないと感じてしまう面接官には一定の確率で遭遇するものです。
そこで面接中に少しでも相性が合わないと感じた時に備えて別の選択肢も用意しておきましょう。
そうすれば、相性が合わないと感じた時でも別の有望な会社があるということで安心して転職活動をすることができます。
転職エージェントを積極的に活用しよう
転職活動を成功させるために転職エージェントも積極的に活用しましょう。
転職エージェントは求人紹介をはじめ、転職に関するあらゆる面でサポートを受けることができます。
面接の練習をする際にも転職エージェントは心強い助っ人となってくれます。
転職エージェントを面接の練習相手として活用することも可能だからです。
これを機に相性が悪いと感じるタイプの面接に一通り慣れてみることもおすすめです。
他にも何か不安があったり、疑問に感じることがあれば転職エージェントに相談してみましょう。
相性が合わないと感じても冷静にアピールをしよう
これまで面接官との相性が悪かった時の対処法や、会社との相性、苦手意識を持ちやすいタイプの面接官について解説してきました。
転職希望者も面接官も人間ですので、一定の確率で相性が合わないと感じてしまうものです。
しかし、相性が合わないと感じても冷静にアピールを続けることが何より重要です。
また、苦手意識を持ちやすい面接官の特徴と攻略方法を把握しておくとさらに心強いでしょう。
そして、転職エージェントのサポートも受けながら相性の合う会社に転職しましょう。
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