【アンケート調査】情報収集によく使うWebメディアは? 年代や年収別にご紹介
今回、弊社ギークリーでは、転職希望者のITエンジニア、クリエイター、ゲーム制作者を対象に、日常的な情報収集手段としてのWebメディアの利用状況についてアンケートを実施いたしました。変化が激しいIT/Web/ゲーム業界においてはほとんどの方が情報収集をしています。加えて年収の高い人ほど、自己投資につながる情報への感度が高いことが分かりました。
目次
アンケート概要
【調査対象】弊社を利用したエンジニア・クリエーター・ゲーム人材
【対象人数】337名(有効回答のみ)
【調査期間】2021年11月1日~2021年11月30日
【調査方法】Web上のアンケートフォームへの入力もしくは、アンケート用紙への記入
【質問項目】
1.日常的な情報収集でWebメディアを見ますか?
2 .Webメディアを見る際に、具体的にどのような情報を求めていますか?(複数回答可)
3 .実際に普段見るWebメディアを下記よりお選びください(複数回答可)
アンケート集計結果
多くの人が情報収集のためにメディアを利用
今回の調査では、9割近い88%の方がWebメディアを活用して情報収集を行っているという結果になりました。
IT/Web/ゲーム業界が情報や技術トレンドの移り変わりが非常に早い業界であるということはよく言われますが、実際にも多くの方が積極的な情報収集を行っているようです。
業界のニュースやトレンドを調べる方が多い結果に
Webメディアを利用する目的については、「業界・ビジネストレンド/ニュース」が3割を占め1位という結果になりました。また、次点で「趣味・娯楽」「技術・デザイン・マーケティング」という結果になりました。
2位となった「趣味・娯楽」関連の情報収集ですが、多くの場合は他の情報収集も並行して行っており、「趣味・娯楽」のみでのWebメディアを利用している方は、全体の1割ほどという結果になりました。
また、そういった方も「Qiita」や「News Picks」といったWebメディアを利用されており、実際には技術やキャリアに関する情報収集も行っているものと考えられます。
「IT media」「Qiita」「Smart News」は必見
今回のアンケートでは、約半数の方が複数のWebメディアを活用していました。そのなかで上位にあがったのが「IT media」「Qiita」「Smart News」です。
一方で今回の調査では順位が低くなってしまったのが「Gunosy」「Tech Crunch Japan」です。
年代別集計結果
Webメディアは若者ほど見ない結果に
前回の、転職の情報収集におけるSNSの利用についての調査では若者ほどSNSを利用する結果となりましたが、今回は若者ほどWebメディアを利用しない結果となりました。
若い世代はあらゆる情報をSNSから入手する傾向が増してきていると考えられるかもしれません。
一方で、40代以降の年齢層の方で、Webメディアを見ないという回答はたったの6.4%という結果になりました。長い社会人経験の中で、情報収集を行う習慣がしっかり身に着いていることがうかがえます。
求める情報については、年代による大きな差はなし
Webメディアの利用目的については、年代別での大きな差異は見受けられませんでした。
そのなかでも違いとしては、20代は業界の情報やトレンドといった情報を調べる人は比較的少なく、一方でキャリアについて情報を得ようとしている人の割合が高めということです。
これは、SNSでの情報収集と同様の結果となりました。
「IT media」を見るミドル世代、「Qiita」で学ぶジュニア世代
年代によって求める情報に差異はありませんでしたが、利用するWebメディアには違いがありました。20代は技術情報が豊富な「Qiita」の利用率が他の年代より増えています。
一方で、業界情報が豊富な「IT media」の利用率は年齢が上がるほど増加する傾向にありました。
年齢が上がるにつれ、より広く業界に関する知識を得ようとする前向きな姿勢が現れた結果ととらえられる一方、年齢が上がるほど技術に関して積極的に学ぶことが少なくなっているという結果なのかもしれません。
年収別集計結果
年収の高い層ほど情報感度は高い
年収が高ければ高いほど、情報収集を行っていることが、改めて結果として現れました。
普段から外部の情報にアンテナを張り、必要な情報をインプットすることは、ビジネスパーソンとして必ず身に着けたい習慣の1つと言えるでしょう。
年収が高い人は、仕事に活きる情報を仕入れる
目を通している情報のカテゴリと年収との関係は、ここでも傾向が見て取れました。
年収が上がるほど、趣味や娯楽といった情報に触れることは少なくなっています。その代わりに、「業界・ビジネストレンド/ニュース」「技術・デザイン・マーケティング」「ビジネススキル」等の仕事に直結する内容を入手している割合が、他の年収層よりも一番多い結果となりました。
反対に、年収が最も低い層では、「業界・ビジネストレンド/ニュース」の情報を得ている人の割合が少なく、代わりに「趣味・娯楽」の情報を得ている人の割合が最も多くなっています。
時間の投資先が収入に関わってきていることを示す良い例かもしれません。
年収が高い層は業界の情報に敏感
年収ごとの傾向は、利用するWebメディアにも表れています。
年収が高い層は、「IT media」や「Tech Crunch Japan」などの業界情報を提供するメディアの利用割合が、他の年収帯より多くなっています。
特に「Tech Crunch Japan」は全体でも3%、40代以降の方でも4%と利用率の低いWebメディアがでしたが、高年収層で最も利用者の割合が増える結果となりました。
年収が上がれば、自然と意思決定に関わる機会も増えることが多いでしょう。そのため、日常から業界や競合に関する情報を仕入れておく必要があります。今回はそのことがあらわれた結果となりました。
まとめ~自己投資としての情報収集をしていこう~
今回は日常的な情報収集におけるWebメディアの利用状況について、アンケートを実施しました。
日常的にどんな情報に触れるべきか、というのは非常に重要です。
今回の結果から、年収が高い人は業界情報やスキル関連の情報など、自身の業務に直結する情報を得ている割合が高いことが分かりました。
今後積極的にキャリアアップを目指していきたい方は、ぜひ自己投資になり得る情報に積極的に触れてみてはいかがでしょうか。
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