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【アンケート調査】IT人材の転職活動においてYouTubeは活用できる?実際に視聴しているチャンネルなど解説します。

近年、YouTubeの視聴頻度は高まり、娯楽だけでなく情報収集のためのメディアとしても日常的に活用されているかと思います。
そこで弊社ギークリーでは、8月中にサービスをご利用いただいたIT人材の方を対象に、「転職活動においてのYouTube活用方法」についてアンケート調査を実施しました。
果たして、IT人材は転職活動においてYouTubeをどのように活用しているのでしょうか。実態に迫ります。

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アンケート方法概要

 

「IT人材の転職活動においてのYouTube活用方法」についてアンケートを実施。

【調査対象】弊社をご利用いただいた転職希望のIT人材

【対象人数】1,034名(有効回答のみ)

【調査期間】2023年8月1日~2023年8月28日

【調査方法】Web上のアンケートフォームへの入力

【質問項目】

1 . 普段よく観るYouTubeのジャンルは何ですか。(※複数回答可)
2 . 転職活動のどのタイミングでYouTubeを活用しますか。(※複数回答可)
3 . 転職活動で活用しているYouTubeチャンネルは何ですか。 (複数回答可)

 

 

【全体】アンケート集計結果

 

IT人材は業界研究を目的にYouTubeを活用している傾向にある

 

 

本アンケートによると、IT人材の24%の方が業界研究を目的にYouTubeを活用していると回答しており、最も多い結果となりました。

業界研究でYouTubeを活用している背景として、実際にその業界で勤めている方の生の声からリアルな情報を得るために、YouTubeの個人チャンネルを閲覧して情報収集していると推測できます。

では、どのようなチャンネルが視聴されているのか、具体的なチャンネルについて見ていきましょう。

 

業界の特徴について情報収集できるチャンネルが活用されている傾向に

 

 

転職活動で活用しているYouTubeチャンネルの回答を見てみると、「転職のサラタメさん」と回答した方が最も多い結果になりました。

「転職のサラタメさん」は、運営者がご自身が、ブラック企業から倍率100倍のホワイト企業に転職成功したという実体験や、転職経験者にインタビューを実施して得たリアルな情報を発信しています。

当チャンネルでは、転職活動のノウハウをメインに発信していますが、中でも「転職したら危険な業界」や「ブラック業界4選」「転職すべきオススメ業界」など、転職においてリスクのある選択をしないためのノウハウも発信しています。

IT人材が「転職のサラタメさん」の動画を視聴している背景として、転職を失敗したくない、少しでもリスクを回避したいという意向があり、実体験に基づいたノウハウを発信している当チャンネルを視聴しているのではないかと推測できます。

IT人材の全年代、全職種ではこのような結果となりましたが、年代別で見るとどのような変化があるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

 

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年代別の結果

 

年代が上がるほど業界研究や企業研究でYouTubeを活用する傾向に

 

 

年代別で転職活動でYouTubeを活用するタイミングについて見てみると、どの年代も業界研究でYouTubeを活用しているという回答になりましたが、年代が上がるにつれて業界研究だけでなく、企業研究においてもYouTubeを活用する傾向になりました。

特に50代を見てみると、どの年代よりも、企業研究でYouTubeを活用している割合が高く、企業研究と同率で企業研究でも活用している結果になりました。

 

本アンケートの結果から40代~50代は、どの年代よりもビジネス系のチャンネルを視聴する傾向にあることが明らかになっており、普段からYouTubeでビジネス関連の情報に触れていることから、業界研究や企業研究にも活用していると考えられます。

 

年代が上がるほど転職の不安を煽るタイトルが多いチャンネルを視聴している?

 

 

年代別で転職活動で活用しているチャンネルを見てみると、全体的に「転職のサラタメさん」を視聴している割合が高くなりましたが、年代が上がるほど、転職の不安を煽るようなサムネイルタイトルのチャンネルを視聴している傾向にあると推測できます。

 

40代、50代のデータを見てみると、「転職のサラタメさん」、「すべらない転職エージェント」に次いで、「メガネ転職コンサル」のチャンネルを視聴している割合が高くなりました。

上記3つのチャンネルの共通点として、「ブラック業界〇選」や「転職したら危険な業界」など端的で不安を煽るようなサムネイルタイトルが目立ちます。

特に、「メガネ転職コンサル」チャンネルは、30代以上の転職について発信していることから、40代、50代で視聴している割合が高くなりました。

年代が上がるにつれ、転職することのリスクが高まるだろうという一般的な印象から、不安を煽るようなタイトルがユーザーに刺さり、転職活動において活用されていると考えられます。

 

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職種別の結果

 

どの職種も企業研究でYouTubeを活用している

 

 

職種別で転職活動でYouTubeを活用するタイミングについて見てみると、
全体結果、年代別結果同様に、どの職種も企業研究でYouTubeを活用する傾向にあることが明らかになりました。

 

職種ごとの差は大きく見られませんでしたが、営業職の方で「面接対策をするとき」と回答した比率が高くなっているのは、営業職の場合、面接で営業実績や功績を聞かれることが多いため、面接官に対しどのように伝えたらいいのか、自己アピールしたらよいのか調べている可能性も考えられます。

では、職種別ではどのようなチャンネルを視聴しているのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

 

どの職種も業界の特徴について多く発信しているチャンネルを視聴している

 

 

職種別で転職活動で活用しているチャンネルを見てみると、どの職種も「転職のサラタメさん」を視聴している比率が高い結果になり、特にクリエイターや営業の職種で比率が高い傾向にあります。

 

またゲーム職種を見てみると、「転職のサラタメさん」と同率で「俺たち天下のゆとりーマン」が視聴されていました。

「俺たち天下のゆとりーマン」のチャンネルは、社会人、学生向けに仕事(職種、業界)にまつわるミニドラマ(フィクション)を展開しており、フィクションでありながら、実際に業界の方を監修につけて動画を配信しているため、リアルなストーリ展開になっています。

チャンネルの中には、プロゲーマーとして有名な方が監修についている動画もあるため、その影響でゲーム職種の方が多く視聴している傾向にあると考えられます。

 

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業界にまつわる最新情報は「転職のプロ」が持っています。

 

 

今回のアンケート調査では、IT・Web・ゲーム業界で働く方々の「IT人材の転職活動においてのYouTube活用方法」について調査しました。

アンケート結果からは、IT人材は業界研究を目的にYouTubeを活用しており、ブラック企業〇選、ホワイト企業の特徴など、転職失敗のリスクを避けるために、実体験に基づいたリアルな情報を得られるYouTubeを活用していると推測できます。

YouTubeなどのSNSは個人の発信となり、生の声を得られるメリットもありますが、動画という短い尺でしか情報を得られないため、情報の深掘り、詳細を知ることが難しいでしょう。

業界の特徴を深く詳しく知りたい、希望する業界に転職するためのノウハウを知りたいという方は転職エージェントに相談してみることもおすすめします。

 

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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