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リファラル採用とは違う、多くの魅力的な企業との出会い|最先端の技術力がある環境で「コミュニケーションの再発明」に挑む

ギークリーの転職支援サービスを利用して転職された方へインタビューを実施し、転職活動の体験談をお届けする本企画。第2回はスタートアップ企業にてご友人とプロダクトを成長させた後、よりサーバーサイドの技術力を高めるために転職をした佐藤さんです。業務が忙しいなかでどのようにエージェントを活用したのかや、リファラルでの転職との違いといったお話に加え、転職活動における佐藤さんの選社軸や転職後のご様子を伺いました。

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佐藤さん

34歳 ソフトウェアエンジニア(2022年3月時点)

サーバーサイドの開発経験を積まれた後、前職では主にNode.jsやReactを用いたフロントエンドの開発を行っていらっしゃいました。他にもマネージャーとしての管理経験や、エンジニア講師としてのご経験もお持ちであり、転職後の現在は株式会社RevCommにてPythonのサーバーサイドエンジニアとして働いていらっしゃいます。

 

キャリアの軸をサーバーサイドへ戻すための転職活動

 

―まずは佐藤さんの前職について教えてください。

佐藤さん:前職ではVDI(ブラウザ上で利用できるクラウドデスクトップWEBブラウザを用いて、クラウド上に存在するPCをリモートデスクトップ接続して利用できるサービス)を提供する会社でエンジニアをしていました。フロントエンドをメインに担当していましたが、創業からも間もない小さな会社だったこともあって、カスタマーサクセスやセールスなども経験してきました。

 

―転職活動を始めた理由はなんだったのでしょうか。

会社のフェーズが変わり、セールスに割く時間が増えてしまったことがきっかけです。
前職ではプロダクトとしては良いものがあるのに、売り上げにはつながっていないという状況がありました。なので私自身も作ることより売ることに注力しなければならなかったんです。
元々はサーバーサイドの技術を磨きたいと思っていた中でフロントエンドを担当していたのに、そこからさらにセールス畑となると自分のキャリアがかなり変わってしまうので、転職を考えました。

 

 

―転職自体は何度かご経験されているなかで、今回エージェントを利用された理由を教えてください。

これまでの転職はリファラルが続いていました。
ただリファラルでの転職を続けていると、この先も仕事を見つけられるかはわからないという不安が付きまとってくるんです。
なので今回の転職では、よくある転職活動をして視野を広げてみたいと思っていました。
転職エージェントにも協力してもらおうと考えていたので、ずっと前に登録して以来、定期的にご連絡をくださっていたギークリーに相談してみることにしました。

 

転職活動をしたことで興味のあるプロダクトや技術が増えた

 

―実際にエージェントを利用してみて、リファラルとの違いはどんなところにあると思いますか。

やっぱり繋がりのない企業にアプローチできるかどうかは大きな違いだと思います。
リファラルの場合だと、もう働くことは前提になっていて、金銭や業務の調整といった話だけで転職が済むメリットがありますが、繋がりのない企業にはアプローチができません。
それがエージェントを利用して転職活動をすると選択肢がとても幅広くなります。ジョハリの窓の考え方に近くて、自分が認識できていない企業も紹介してもらえるイメージです。

 

―転職エージェントを利用して感じたメリットを教えてください。

知らない企業がたくさんある中でも、自分の関心に沿った企業を紹介してもらえることでしょうか。
私自身は働く人の役に立つサービスづくりに興味があるのですが、そういった「どんな社会問題に関心があるか」などの価値観を共有することで、応募先をリストにしてもらえるのはすごいことだと思います。
実際に、自分が働きたいと感じる企業は思っていたより世の中に多いことが分かりました。興味のあるプロダクトや技術も増えましたし、転職エージェントを利用してみてとても良かったと感じています。

 

―反対に大変だったことは何でしたか。

内定がほぼ決まっているリファラルと比べると、どうしても対応することや活動量は増えますね。
前職の業務が立て込んで1ヵ月近く転職活動から離れなきゃいけない時期があったのですが、それが現職のRevCommから2次面接の打診を受けたタイミングと被ってしまったんです。
その時は業務と並行して転職活動を進める大変さを感じました。

 

―働きながらの転職活動だと両立が大変な時はありますよね。そのとき担当とはどんなやり取りをしていたのでしょうか。

本当に忙しかったので、夜に電話して日程を調整してもらったり、翌日の面接のリスケジュールをお願いしたり、そもそも連絡が返せなかったりといった状況でした。
ただ担当の方には連絡すればスピード感をもって対応していただけていたので、その点は心強かったです。
選考を受けていた各社の面接の感想が送れていなかった時も、電話をくれて各社への印象をまとめて聞いてくれましたし、柔軟に対応していただいたのがすごく助かりましたね。

 

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コミュニケーションを再発明する会社への入社の決め手は、目の前で起きたコミュニケーション

 

―今回のご転職活動において、企業選びで重視していたポイントを教えてください。

バックエンドを担当させてもらえるかといった業務内容はもちろんですが、それ以上に社会貢献の「かたち」にはこだわりを持っていました。社会貢献の「かたち」というのは、その企業が社会のどんなことに課題を感じていて、そこにどうアプローチをしているかの分類というイメージです。
この社会貢献の「かたち」の部分で、いいなと思える企業に行きたいと思っていました。

 

―今回入社されたRevComm社も、社会貢献性の観点で魅力を感じられていたのでしょうか。

そうですね。社会に対してどう貢献したいかという考え方に魅力を感じていて、RevCommの「コミュニケーションを再発明し人が人を想う社会を創る」という、コミュニケーションの観点で社会に貢献する考え方が、すごく刺さりましたね。
また、RevCommのプロダクトは大企業にも導入されています。社会の在り方を変えようと考えたときに大企業にアプローチできるのは、手っ取り早く社会に影響を与えられるということなので、社会貢献の観点からそこも良いと思っています。
ただ、最終的な入社の決め手という観点だと少し別ですかね。

 

―入社の決め手についても教えてください。

転職理由も踏まえて、会社が切羽詰まったときに自分が望まない方向で業務をすることにならないかという点には慎重になっていて、その点がRevCommなら信頼できると感じたんです。
というのも、一次面接で全然タイプの違う二人の面接官が出てきまして。一人は物静かで考えることが好きで、丁寧にしゃべる方、もう一人は、実業家みたいに豪快で楽しそうにしゃべる方。
これだけ対照的なエンジニアがうまくやっていけている会社は、今までの社会人人生では見たことがなかったんですよね。その様子を見て社内のコミュニケーションも信頼できると感じ、それが最終的に決め手になりました。

 

技術を磨き、人と人を繋ぐエンジニアへ

 

―実際に入社してみて、予想と違った部分はありましたか。

予想以上に社内のコミュニケーションが取りやすいです。
フルリモートフルフレックスなので、海外に住んでるメンバーもいれば、昼夜逆転して夜中に働いているメンバーもいます。社員数も100人以上いるのに、それでもコミュニケーションがうまく回っているんです。
さすがコミュニケーションの再発明を謳っている会社だと思いましたね。
メンバーもプロフェッショナルで、尊敬できる人が毎日増えていっています。経験値がガンガン上がっていくのを感じられていますよ。

 

―現在の業務内容を教えてください。

サーバーサイドエンジニアです。開発言語はPythonで、GraphQLを使ったデータ処理基盤を作っています。たまにJavaScriptでフロントエンドに触れることもありますね。
以前までNode.jsで書かれていたデータ処理基盤をPythonで作り直しているのですが、PythonとGraphQLとWebScoketの組み合わせという先行事例が少ない技術を用いたプロジェクトに携われています。

 

佐藤様 インタビュー風景②

 

―サーバーサイドの技術力を磨いていきたいという希望がありましたが、社内の技術力はどうですか。

個人の技術力も高いですし、会社としても技術的にすごいことをやっている環境だと思います。
「PyCon JP Association」が主催するカンファレンスに毎回登壇するような方と、毎週喋りながら働いていますし、音声の認識や解析の技術、最先端の音声感情認識についても、京都大学や筑波大学と共同研究を行っていて、論文が学会で発表されたこともあります。
社内にはそういったとてもすごい方がいるので、そういった方々と働けているうちに自分も力をつけていこうと刺激を受けています。

 

―最後に今後の意気込みを教えてください。

お客さんに面白い体験を提供していきたいと思っています。
CTOとも「我々はコミュニケーションを再発明する会社なんだから、ハレーションや悪影響が出ない範囲で、尖った事やりたいよね」とよく話しているんです。
RevCommの尖った技術力を活かして、新しい体験の提供に挑戦していきたいですね。

 

―個人としての意気込みもぜひお願いします。

個人としてはマネジメントに進んでいければと思っています。
技術の面では、今はまだマネジメントをするために分かっていなければいけないことを学んでいる段階です。
ただ同時に、実はいま、社内のリモート飲み会の幹事なども担当していたりするんです(笑)
社内の人とコミュニケーションをとるなかで、この人は何が得意だとか、何が好きで嫌いだとかも見てきました。なので今後も人と人を繋ぐ役割を担っていきたいですね。

 

―インタビューは以上です。本日はお時間をいただきありがとうございました!

 

担当コンサルタントより

佐藤様の場合、エンジニアに専念できなくなったことでのご転職活動でしたが、元々前職ではご友人とプロダクトを立上げ、完成されています。そのため大手企業は合わないだろうと思い、事業が堅調で技術レベルも高いベンチャー企業をメインにご紹介させていただきました。
途中で前職の業務が忙しくなった時期がありましたが、事情をお伝えすれば採用企業も納得してお待ちいただける場合も多いです。その間を取り持つのが転職エージェントなので、少し時間が空いても転職活動を継続いただけたのは、お忙しくなった時点で佐藤様からご相談いただけたからこそです。
最終的には楽しく働いていただける企業様を見つけていただけて、とても嬉しく感じています。

 

 

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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